川上未映子

ファッション

2018.01.07

マームとジプシー&川上未映子「みえるわ」

2018年あけました、おめでとうございます!今年もみなさんはりきって。昨年からもうお知らせ怒涛のてんこ盛りなんだけれどもなかなか追いつかず追いつけず、今日も駆け足で参ります、が、いまはインスタグラムのほうでも写真などと情報をアップしていますので、そちらもチェックしていただければうれしゅう存じます。アカウントは kawakami_mieko でひとつよろしく!

 

 

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それで、舞台のお知らせです。テキストは川上未映子、演出は藤田貴大、そして青柳いづみの一人芝居、「みえるわ」が開催されます。それぞれの作品に衣装があります。わたしは東京と大阪でアフタートークに出演します。ヒグチユウコさんと名久井直子さんによるこのすんばらしいフライヤー…高まりますね、みなさんぜひふるって!……と書いておいて、なんと発売開始すぐに、東京WWWにおける、2月2日、3日の回のチケットが売り切れてしまいました、、、詳しくはマームの公式もろもろからご確認いただければと思います、どうぞよろしくう。チケットご予約はこちらから!

 

川上未映子×マームとジプシー

MUM&GYPSY 10th Anniversary Tour vol.2

「みえるわ」

 チケットご予約受付開始日|2018年1月7日(日)10:00〜

*ご予約は、マームとジプシーやMUM&GYPSY 10th anniversary year 特設サイトのチケットフォームより承ります。

 

[東京]1月31日(水)-2月3日(土)|WWW ・

1.31(wed) 19:30

2.1(thu) 19:30

2.2(fri)14:00/19:30

2.3(sat)14:00

2/2 19:30の回の終演後に川上未映子と藤田貴大によるアフタートークあります

ご予約 4,000円 当日券 4,500円(+ドリンク代500円)

[宮城/塩釜]2月6日(火)|塩竈市杉村惇美術館・大講堂

2.6(tue) 19:00

ご予約 3,500円 当日券 4,000円

[長野]2月10日(土)|まつもと市民芸術館・小ホール

2.10(sat) 14:00

ご予約 3,500円 当日券 4,000円

[福島/郡山]2月12日(月・祝)|LIVE STAGE PEAK ACTION

2.12(mon) 19:00

ご予約 3,500円 当日券 4,000円

[北海道/札幌]2月15日(木)-2月16日(金)|PROVO

2.15(thu) 19:30 2.16(fri) 19:30

ご予約 3,500円 当日券 4,000円(+ドリンク代500円)

[神奈川/横浜]2月20日(火)-2月21日(水)|横浜市開港記念会館・講堂

2.20(tue) 19:30 2.21(wed) 19:00

[山口]2月25日(日)|山口情報芸術センター・スタジオA

2.25(sun) 19:30

ご予約 3,500円 当日券 4,000円

[大阪]2月28日(水)-3月1日(木)|味園ユニバース

2.28(wed)19:30

3.1(thu)19:30

2/28 19:30の回の終演後に川上未映子と藤田貴大によるアフタートークあります

ご予約 4,000円 当日券 4,500円(+ドリンク代600円)

[熊本]3月4日(日)|早川倉庫

3.4(sun)14:00/19:00

ご予約 3,500円 当日券 4,000円 [沖縄]3月7日(水)|水円

3.7(wed)19:30

ご予約 3,500円 当日券 4,000円 [沖縄]3月10日(土)-3月11日(日)|アトリエ銘苅ベース

3.10(sat) 19:30 3.11(sun)14:00

ご予約 3,500円 当日券 4,000円

衣装担当

「先端で、さすわ さされるわ そらええわ」ヒグチユウコ

「少女はおしっこの不安を爆破、心はあせるわ」ANREALAGE

「戦争花嫁」suzuki takayuki

「治療、家の名はコスモス」overlace

「冬の扉」malamute

「水瓶」「夜の目硝子」l i r o t o

 

2015.03.02

おかっぱは美容室エルメで、ふたたび

 いつだったっけ、少しまえに髪型をどこでどうしてるのかの質問が多くて、ここですよってことをブログに書いたのだけれども、ご紹介した美容室エルメ。このあいだ「や、ミエコさんのブログを見てこられるかたがすごく多いんですよ……何ヶ月もたってるのに、未だに……」なんて伺って、とっても驚いた!

 美容室ってだいたいもうみんな行くところって決まってるし、新しいところに行くモチベーションってなかなか湧いてこないのに……。「そうか、美容院難民、あるいは過渡期の人が多かったのね……」とひとりうなずいていたのだけれど、先日もエルメに髪を切りにいったら、なんとわたしのブログをみて来院していたかたが偶然にお二人もいらっしゃって、どきどきしました。わたしの髪を切ってくれているのは武田くんというオーナーなのだけれど、「で、みなさんやっぱりおかっぱに?」と伺うと、「あ、そういうわけではありません」ということらしいのですが、長くても短くても、おかっぱでもパーマでも、うれしいのは一度いらっしゃったかたが続けて通うようになってくれてるってことで、それってやっぱりうれしいですよねえ(しみじみ)。

 そして何が素晴らしいって、エルメには「ママズデイ」という日が設けられていて、お母さんが髪を色々しているあいだ、近くに赤ちゃんや小さなお子さんが遊べるスペースがあって、もちろんスタッフのかたがちゃんと見ててくださいます。そう、育児中、小さなお子様も一緒に出かけられることって涙がでるほどありがたい……。保育園に預けているかたならまだ自由がきくときもあるけれど、ずっと一緒のお母さんは美容室になんてなかなか行けないわけで、ぜひ、ご予約してみてくださいね!

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 これは髪を切った直後です。形は基本は前下がりで、後ろは刈り上げにならないていど、横は耳にかけるとショートになるっていう感じです。前髪は眉下ぎりぎりで毛先をちょっとばらしてもらってます。うねるくせ毛なので、ちょうどいい具合にストレートパーマをかけてもらって、色は何色っていうのかわからないけど、赤みを抑えたブラウンで、暗くも明るくもないって感じ。前髪と横髪のつなぎめのぐるりんってやつが武田くんがすごく上手で(上手ってそれはま当然か……><)、ここの形が違うと、まったく感じが変わってしまうのです!超絶・絶壁&しゃもじ&書籍みたいな頭のかたちのわたしにいつも全体的な、立体的な、まるみを与えてくれてありがとう!!

 

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 それで最近の色ものヒット! アイラインとかマスカラの色ものってぼやーっとしてあんまりはっきりしないんだけれど、今回のRMKはすっごくいいですよん。下まつげはもちろん、上につけてもほんとにばさばさ色がつきます。今回は上下の二色展開で、わたしは黒×ピンク、茶色×オレンジ、のふたつを購入しました。雑誌でもめさめさ推されてるのでどうしよっかなと思われてる人、こればっかりは買いですよ。まぶたにシャネルの228テティセカンボンのピンクを全体に指で塗って、RMKのピンクのマスカラを上下に塗ってます。今回はファンデを塗ってない状態で写真で撮ってもこの発色、きちんとフルメイクにすればさらにかなりパッキリするのではないかしら。

マスカラもアイシャドウもなし、カラーのラインだけ引くのもきれいだな、ポップだな、と思って探しているのだけれど、いい感じのアイラインがなかなかないので、リップペンシルで代用してもいいかもですね。家で仕事してるだけでべつに外出もしないのに、モチベーションをあげるためだけにやりました。原稿は進みました。

 

 そして、年が明けて『きみは赤ちゃん』はただいま9刷、『すべて真夜中の恋人たち』は6刷、ありがとうございます。『きみは赤ちゃん』は図書館でも予約してくださるかたが多く、数ヶ月〜1年近く待ちとかのところもあるのだそうで、まわってくるころには生まれた赤ちゃんも一歳になっちゃうね!でも、あっというまだよ。うれしく思っています。ありがとう。色々、告知しなきゃいけないこともたまってきているので、またちかぢかまとめてアップしまーす。

 

 

2014.06.05

ココ・シャネル、ダラスに帰る

 

そして今日はシャネルのショーに行ってきた。
「シャネル 2013-14 パリ-ダラス メティエダールコレクション」。
ダラスということで会場に入るとアメリカ西部的な空間に。大掛かりで、徹底的で、さすがの完成度。

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ショーは迫力のひとことで、音楽も照明もブラウスもシフォンドレスも何もかも鳥肌がたつほど素晴らしかったけれど、とくに印象的だったのはセーター……。

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れもんらいふの千原さんと。

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「ココ・シャネル、ダラスに帰る」

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ココ・シャネルがブランクを経て再始動を決意するのが71歳のとき。代表作であるウールやツイードのスーツやジャケットを発表したのが70代半ばで、このときにはじめてバッグとシューズを制作したのだから、ため息がでる。小説でも美術でも詩でもファッションでも何でも、仕事をつづけることがとにもかくにも大事で、それがすべてではあるのだけれど、しかしその人生の最後のほうの仕事に大きな実りがあるということは、やっぱり有り難く、大変なことだよなあと思いながら家に帰り、妙にしんみりした気持ちで、まったく終わりそうにない仕事のつづきをした。ちなみに今回のテーマでもあるダラスは、完全復活を果たしたココ・シャネルがニーマン・マーカス賞を贈られた場所。フランスでこてんぱんに批判されたあとだったということもあり、嬉しさ&複雑さもひとしおだったのではなかろうか(そしてカール様による、今季のムービー『The Return』はこちら)。

しかし、70代後半まで生きるとしてあと40年かあ。10年を4回。それより早く死ぬことだってじゅうぶんに考えられるわけなので、働ける最大としてのこの猶予。いずれにしても、あっとういうまなんだろうなあ。まじで。ああ、いい仕事、しっかりと、たくさんしたいな。こんな気持ちになるときにいつも思いだすのは、『タイタンの妖女』のビアトリス・ラムファード。

 

 


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