川上未映子

2016.01.05

新年あけましておめでとうございます 2016

 

 

お正月もあっというまに過ぎちゃって、みなさまいかがお過ごしですか。

 

うちは息子がまさかのノロウイルスに罹患して怒濤の年末年始でした……とはいっても若いから(当然か)回復も早くてわりにけろっとしているんだけれど、あの吐きかたは、間近で見るとけっこうどきどきするものですね……。

 

この時期の小児科受診はすさまじいものがあり、待合室に充満している、母子&父子から発散される「お願いしますどうにかしてくれ」オーラが目に毛穴に1秒ごとに浸食してくるあの感じ……こんな時期までみんなの体を見てくださる医師や看護師のみなさまには、本当に頭が下がります。感謝感謝。恐怖におののいていた大人への感染も、吐き気まではいったんだけど、とりあえずは防げたみたいでほっと胸を撫でおろしております。よかった……。

 

そんなふうにわたしの2015年は去って行き、そして2016年がやってきた、はず……。

 

忙しすぎて昨年1年を振りかえることもできなかったから当然のことながら何かがリセットされた感覚もなく、多くのみなまさとおんなじように、すでに切れ目なく過ぎていく毎日です。

でも、ちょっとくらい何かが休息する感じ、何かがふわんと空白になる感じを味わってもいいのではないだろうか……と、最近なんだか思わなくもない。思えば産休育休もとらなかったし、そういう様々な心身の帳尻が合わなくなっているのか、なんか疑問めいたものを感じなくもないのです……って、いろいろがもう遅いね。

 

でも思うに、「物理的に多忙を極めている人でも適度に余裕をもって充実した人生を送っている感じを醸している人」ってやっぱりいて、逆に、「物理的に多忙を極めているのかもしれないけれど、でも自らのがちゃがちゃした認識によって追い打ちをかけて無駄すぎる混沌が増幅している人」というのもやっぱりいて、どうか前者になりたいものですね……。

 

で、症状も治まって普通に食事も採れるようになった息子を連れて、近所の神社へ行って新年の挨拶をした。

 

あれは19歳、大阪でお正月。何気なーくおみくじを引いたら凶が出て「!」となったわたしはそんなことしても意味ないけれどリベンジ的な雰囲気で二回目をひくことに。

そしたら2度目もまさかの凶で、いっそ清々しくなったものです。そのまえは大凶をひいたこともあるし、再婚するまえに、そういえば、なんでだったか占いの方に見てもらう機会があって、

 

「こ、これは……ちょっとあれすぎるんで、やり直します」

 

とか言って最初からやり直されたこともある。

こんなの極悪激烈最悪なの見たことない、みたいな結果だったらしく、ひとことで言ったら、

「これからのあんたの人生、破滅か地獄かその両方」

ってな感じで、おみくじ&占い的にはそんなんばっかしのわたしなんだけれど、そういえば2008年だけはまさかの大吉で、そして今年もひいてみたら大吉だった。

ただの紙切れに書かれた文字なんだけれど、大凶よりは気分いいのが不思議だね。文字だからだね。

 

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ノロ感染してたらこれ全部無駄になるよな……とうっすらと吐き気を感じつつふるえながら、いちおう用意してみたお正月料理。息子はおかゆ。昨年、とにかくラクしたい一心で某百貨店のおせちを気合い入れて注文してうきうき待っていたのだけれど、写真でみてたときのほうが3Dで、実物みたら2D、みたいな、まさかの残念極まりない結果になったので、それを教訓に今回はアラカルトにした。わたしが作ったのはお雑煮だけ。それと海老を茹でただけ。あとは全部、買ってきたものを盛っただけ。それでもしんどい。めっさ疲れた。

 

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 ここからは昨年の思い出……オニ(息子3歳)のウインタースクールがまさかのお弁当必須だったので、こんな小さいの作るのに数日間半泣きでしたわ。料理ともいえない料理だけど、台所にまつわることすべてが激烈苦手なわたしにとっては原稿30枚書くほうが心身ともにほんまにらくで、お料理にまつわるさまざまは、いったいいつまでつづくんだろう、わりに本気で涙が出てくる。

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これもいつだっけ、気に入ってる急須&湯飲み&おぼん……鯛焼きなど

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またまたいつだったか忘れたけれど、冬のある日、夜の遊園地にて。大好きなメリーゴーランド(わたしが)とオニ。

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みなさまにとって穏やかで、実りある1年になりますように。本年も、どうぞよろしくお願いします。