2010.07.16

「わたくし率 イン歯ー、または世界」の文庫化とサイン会のお礼です

お昼間に雨が降って、夕方やんで、そんなだった昨日は六本木の青山ブックセンターで『夏の入り口、模様の出口』のサイン会を開催していただきました。たくさんの方々に来ていただいてうれしかったです。本当にいつもありがとう。これを書いている今はサイン会が終わって開けて真夜中の3時なのだけど、いただいた花は花瓶に入れて冷たい水のなかでひっそりと膨らむよう、楽器、チョコレートやお菓子もありがとう。CDも、手作りの小物も、ありがとう。帰りぎわにもどってきてくれて、まるいスイカをプレゼントしてくれた女の子(スイカ持たせてやろうと思ってくれたのだろうなあ)、色んな質問、思ってることなどを直接うかがえて、わたしはサイン会がとてもすきです。それから、手紙。なんといっても。わたしはうれしくて、大切に読みました。住所を書いてくれてる人、白紙の人、混ざっているけど、おひとりおひとりになかなか返事が書けないけれど、本当にうれしく思っています。みんなが色々なことを感じていて考えていて、それを思っているだけでなく伝えようとしてくれて、これはきっとわたしに伝わっているとわたしは思い、わたしのこの感謝の気持ちも手紙をくれたあなたや来てくださったあなたや、どこかで本を読んでくれたり歌をきいてくれている人に伝わってると思いたい、そんな真夜中の3時なのだった。本当にありがとうございました。また、小説やそのほか色々な作品などでお目にかかれるときまでどうかみなさまお元気でいてください。ありがとう。


「わたくし率 イン歯ー、または世界」そしてわたしにとってはじめての小説「わたくし率 イン歯ー、または世界」が早いもので文庫化されました。ありがとうございます。

この小説は2007年の4月に早稲田文学0号に掲載されました。もう3年、まだ3年かあというなんだか感慨深い気持ち、このあいだゲラチェックでひさしぶりにじっくりと読んだとき、色々とセンチメンタルな気持ちになりました(きっとみんなそうだよね)。処女作は全部がありったけでつまってるとはよく言われるものですがこの本も例によってきっとそうであって、わたしの作品のなかでもイン歯ーがいちばん好きといってくれる読者も(イン歯ーだけが好きって言ってくれる読者も!)いて、「またイン歯ーみたいなの書いてよ!」とか言われると、ありがとう、ってほんとに思います。ありがとう。

はじめての随筆集を出すとき、詩集を出すとき、それはまったく簡単なことではなくて、わたしは「ただ一冊の詩集を出せたら!」と念願していました。表現物や作品はなんでもそうかもしれないけれど、一冊の本やひとつの音楽を世に出すということがどんなに大変なことなのか、心底から痛感したながい時期がありました。そしてそもそもこんな作品を作っています、こんな作品をつくりたいと思っているんです、ということをまず他人に知ってもらうこと、それからそれを手にとってもらうことがどんなに大変なことなのかも。それが、いま、おなじ作品が二度べつのかたちになって読者に届けられようとしているなんて、夢みたいで、なんだかうまく信じられないな。これはいつも眠る前に思うことのひとつです。
これからは出したいときに自分が出したいものを人に読んでもらえるように、出せるように状況はどんどん変わってゆくのだろうけれど、そしてそれはある部分で本当に素晴らしいことだと思うけれど、今回の文庫化にあたっては、なんだか当時の気持ちを鮮明に思いだしたりして、何に向かってなのか誰に向かってなのかわからないけれど、ありがとうという気持ちでいます。ありがとう。そして何より、大切に読んでくれる人がいてくれるからこそ、また書いて見ようと、えいえい、そんなふうにがんばれます。これからも楽しんでもらえるといいな。がんばります。

ありがとう。

投稿:by 未映子 09:44 PM [未映子情報, ] | 固定リンク | トラックバック

2010.06.26

「夏の入り口、模様の出口」刊行記念サイン会のお知らせ&近況なぞ

しかしそれにしても、どういうわけか、梅雨なわけか、しかしだからといって順調に日々、蒸しますねえ。ああこんなに蒸されていてはチーズ蒸しパン思い出すけどしばらくまったく食べてない。

『夏の入り口、模様の出口』週刊新潮で連載しております「オモロマンティック・ボム!」が一冊にまとまり刊行されることになりました。やっほい。連載のタイトルは変わってないんだけど、本にするときにどーしても「夏」という字を入れたくなって、こういう按配になりました。がしかし、連載のちからというのはすごいねえ。生きていること以外のなにかを連綿と続けられるというのもわたしにとっては驚異的なのだけれど、知らない間に本になるくらいに原稿が溜まっているというのもこれまた驚異的なことでありまして、そのときどきのシーズンに何を書いていたのかをべらりんと順番を入れ替えずにそのまま収録しました。随筆めいた文章は本にするときは気に入らないのを外したり、世界クッキーのように分野にわけたりもするのだけれども、今回はそのまままるっと収録いたしました。表紙も、これまでにない感じ&なんとも儚げ&不思議な雰囲気がするもので絵は川口伊代さんに描いていただきました。

つきましては青山ブックセンター六本木店でサイン会をさせていただく運びとなりました。やっほい。最後のサイン会はあれはいつだったかしらん、そうだ世界クッキーの刊行のときだったから秋だったかしらんにおなじく六本木店で「川上未映子の本棚」をやらせていただいたのですが、あのときにご好評いただいたみたいで「もういっかいやろうぜ」と言ってくださり、あのラインナップに加えまして読売新聞書評でご紹介した本も書評とともに展開する次第でございます。この機会にみなさま、またもやのひとも初めての人もどうぞ。

『夏の入り口、模様の出口』(新潮社)刊行記念
川上未映子サイン会

日時:2010年7月12日(月)19:00~
会場:青山ブックセンター六本木店お問い合わせ電話:青山ブックセンター六本木店 03-3479-0479
受付時間:月~土・祝10:00~翌朝5:00
日10:00~22:00
(※時間は、お問い合わせ店舗の営業時間内となります。御注意ください。)
参加方法:2010年6月30日(水)朝10時より、青山ブックセンター六本木店の店頭にて『夏の入り口、模様の出口』(新潮社 1260円・税込)をお買い上げの方、先着100名様にサイン会整理券を配布いたします。
整理券配布開始日:2010年6月30日(水)10:00~

ということで詳しくはこちら

大阪の甥っこがおたふく風邪にかかり写真を送ってもらったらば、顔がぱんぱんにふくらんでおり、ほかは何も変わってないのだけれどもなぜなのか肌のきれいな二十代後半みたいに見えて驚いた。つまり二十歳は老けてみえたとこういうわけで、年齢というのはいったい顔のどの部分にこのように反映させるものなのだろうか。堂々とした感じがたんにそうだということなのだろうか……。

それでもって、なんだか唐突ではありますがかねてより連載の情報をまとめてくれというお願いというか苦情もあったので、この機会に載せておきますので、こちらもどうぞよろしくお願いします。

「オモロマンティック・ボム!」
 週刊新潮 イラスト・多田玲子さん 毎週木曜日発売です

「りぼんにお願い」
 Hanako イラスト・東ちなつさん 隔週で発売しています。巻末に掲載しています

「スノードーム前夜」
 ダ・ヴィンチ イラスト・渡辺ペコさん 毎月発売です

「おめかしの引力」
 朝日新聞 月に一度、ぐるぐるやってるので明確にいつといえないけれど、今はたしか月の初めのほうの日曜日だと思う

「発光地帯」
 読売新聞web 毎週月曜日に更新です(日記に近い内容です)

そして、町田康さんとのトークショウも満席御礼になったみたいで本当にありがとうございます。
うーむ気合いはいっちゃうぜどうしよう。気合いも大事だしそれはそれでいいんだけど、とにかく現実的に体もしっかりがんばろう。そんなわけで7月は2度、お目にかかる機会がございます。毎日何かを埋め立てるようにこりこりと小説を書いています。でも全然埋め立てられてくれなくてまったくもって終わりそうにありません。なぜヘヴンとおなじ轍を踏むのだろう。またもや千枚近く書いて半分削るコースに突入の予感しかないよ。まじかよあれとおなじことするのかよ、連続する毎日はボーヨーボーヨー中也の口癖、みなさまいいのかわるいのか夏までもう少しなので適度な具合にがんばろう。海とか山とか行くのかな?ハヴァナイス毎日、わたし、この仕事が終わったら、つぎの仕事あるんだ……じゃなくて、この仕事終わったらまじで生まれかわるんだ……。とまれ、みなさま、お会いできるのを楽しみにしていまーす!バヨナラ!

投稿:by 未映子 05:26 AM [未映子情報, ] | 固定リンク | トラックバック

2010.06.05

町田康×川上未映子「無垢にして攻撃的なー 野坂昭如単行本未収録小説集成刊行記念」

今日は公開対談のお知らせです。
みなさまふるってお越しくださいませおおおおおう興奮&うきうき愉しみ当日はどんな話になるのだろうか。

『20世紀断層 野坂昭如単行本未収録小説集成』(幻戯書房)
出版記念対談 町田康×川上未映子
7月20日 午後7時 紀伊国屋本店にて
※チケット完売いたしました!

詳細はここ
ニュースはここ

野坂昭如大好きっ子もそうでないっ子も是非ともこの機会に20世紀の断層をじかのまなこで目撃すべく、
お手にとってお読みください&なんていうかもうすごい

投稿:by 未映子 10:21 PM [文化・芸術, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2010.05.25

フニクリ・フニクラ、早稲田大学の講演について

雨のなか、早稲田大学の講演に来て下さったみなさま、ありがとうございました。
ものすごく並んで下さったのに、結局、ぎりぎりで入場規制になってしまって入れなかった方が100人以上もいらしたと後でうかがいました。
廊下や壇上にまでつめて座ってもらってなんとか全員に聴いてもらおうと関係者・設営のみなさんもがんばってくださいましたが、すみませんでした。関西や地方からせっかくいらしてくださった方もいらっしゃったと聞いて、申し訳ない気持ちと感謝の気持ちでいます。
ずっと某所に籠もっていて、久方ぶりに人と話し、さらぶたくさんの方々にお目にかかるということもあり、いつになく非常に緊張して少々ナーバスになっていたのですが、みなさんのつくってくださった雰囲気のおかげで色んな話をすることができてうれしかったです。
ありがとう、ありがとう。
どんなことを話したかの内容をここに再現することはできませんが、
だいたいこういう話をしました&この曲うたえばぜんぶがまるっと済むような!

あと、女の子ふたりの演奏でこれも……

みなさん、今日は本当にありがとうございました。とりいそぎ、お礼と、そしてお詫びまで、失礼します。

講演実況まとめ

投稿:by 未映子 02:31 AM [文化・芸術, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2010.05.11

5月薔薇の5月、早稲田大学で話す予定の5月

ヨリモと週刊新潮で毎週色々書いているので書いていない気がしないのだけれどブログは書いていなかったので書こうと思って書いています。がしかし、あなたがいつこれをお読みになるのかはさておき今日はとっても晴天で、でも空気、冷たいのどうなの冷たいの、模様ばっかりが見えている。
冷たくて寒かった4月、こんなめちゃくちゃな気分の4月はじめてだったよって言いながら、つぎの季節がきたら何もかもすっかり忘れてしまういつもの4月だ、Bungei1005「文藝」の表紙のアラーキー、色も笑顔もすてきだったね、アラーキーはとてもすごくチャーミングでわたしは対談に参加しました、トップランナーというNHKの番組にも出演して反響をいただきました・ありがとう、収録時には多和田葉子さんの「聖女伝説」を朗読したのでしたけど時間の限りに漏れたみたいでどうやら放送されなかったみたいですね、読売新聞に「星星狭」という掌編を書きスノードームを買い、すれちがう犬を撫で本を読み、それからたくさん眠っています、これがうわさの4月の四角さ。

そんなだから来る5月24日は早稲田大学で話をします。詳しくはこちらで、演題は「なぜわれわれの読書はこんなにも素晴らしいのか」といったものです、聞くところによると学生も、そうでない一般の人も入れるみたいです。どんな話になるのかわかりませんけれど、どうぞよろしくお願いします。どんな話ができるかわたしも愉しみにしています。

それにしても向日葵は夏の口、薔薇は4月の眼、5月はなんの耳だろう?
気持ちはあるけどところどころが痛いので仕事はいっこうにすすまぬ2010年の初夏であることを記す&記す。

投稿:by 未映子 12:55 AM [文化・芸術, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2010.03.24

対話集「六つの星星」刊行されました&近況なぞ

すっかり春で、ゆうべはどうなるのかというほどの風が吹いていて眠りながら驚いていた、街も木も生活用品も耐えてるの、それともそんなの関係ないの、などなど思いながら世界どうおときいてみても返事なしで、朝がくれば無風地帯でまるで海の静かな濃紺で、しかし薄暮のいまはまた風が立ち上がってきています。伝統的な春の強風世界、たまらなくコカコーラを飲みたくなるときがあって、でも飲まなくて、しかし飲むと胸がくるしいんだよねを思い出してグレープフルーツジュースなどを飲んでごまかしたりしてベッド、

先日は芸術選奨の授賞式へでかけ、さすがお役所すべてがオンタイムですすんでいくのが気持ちよく、この融通のつかないものさし感、きらいじゃなくてどちらかというとだいすきだ、いいねいいね、写真で受賞した津田直さんがなんとわたしの高校時代からの友人のいとこであって驚いてたのしいひとときを過ごしたのだった、Hosihosiそして刊行されるのは『六つの星星』(むっつのほしほし、と読んでください)という名の対話集、お相手は斎藤環さん(とは語りおろし)、福岡伸一さん松浦理英子さん多和田葉子さん穂村弘さん永井均さん。タイトルにかんしてはあとがきに書いていますので、よかったらぜひお手におとりくださいませ。しかしそれぞれの対談から数年経っていたりして自分の発言や考えかたは現在のそれと変わっているところも多くてまるで他人の物言いを読むようでそういうのは少しだけ面白い、洗面器にうかぶ泡のよう泡のよう白い意識のない垢のよう垢のよう、

最近は春のせいか人生のせいか、構造的にエネルギーがなくて困っちゃうからやられちゃう、犬の絵を描いてみたりして、日記とか書かなかったりして、アイロンのスチームでのびてゆく皺すごいなってじっと見る、風船のノートのかわいらしさ&24時間だったのかあ、秋には書き下ろしと詩集をい出す予定でいます、そいでもって随筆集2冊がでます予定でいます、しかし予定、されど予定、ときどきぞっとする&ぞっとしない

投稿:by 未映子 12:26 AM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2010.02.25

2月退場、さよなら毛布

冬がもうすぐに息絶えてしまうのでしっかりと目をあけて見つめていなければならぬなきっと、切れはしの、折りたたまれてゆくさまを、しかし気の毒といえば気の毒でどの季節も命は短くわれわれ呼吸をなぞってる、何も一切が変わらずにただ一切が流れてゆく日々、均等はもはやこんなところにしか落ちてない3月は、歩いて散らす気を散らす、熱いお茶など飲んでみる。

Cyuuya「中原中也詩集」「ドラえもん 5巻」の巻末に、エッセイを寄せました。それと、ただいま発売中の『新潮』3月号の「小説家52人の2009年日記リレー」に日記を寄せました。

「ドラえもん 5 (藤子・F・不二雄大全集) 」 藤子・F・不二雄わたしは基本的に小説の文庫本などについてる「解説」というのがなぜなのかあまり好きじゃなくて、芝居などによくあるトークセッションみたいなのもたぶんおなじ理由で好きじゃなく、以前、本編は最高に素晴らしかったのに、どうにもいただけない解説がついてあったことがあり、そこにその文章がくっついてあるというだけで気がおかしくなりそうだったのでホッチキスで留め、しかし綴じたあともその文章が合わさった隙間でうごめいている気がして気が気じゃなくなりそうだったのでカッターで切り離したことがあり、人にそんな思いをさせるかもしれないのも厭なことだから、解説は基本的には(とくに小説……)お受けしないのですが、担当者が解説ではなくエッセイですと熱心に仰り、そして中也とドラえもんはわたしにとってやはりとくべつな詩人で作品であったのでエッセイを寄せました。なので、巻末に寄せる文としては、「薔薇は生きてる」が最初で、ずいぶん先に刊行される予定の、ある哲学マンガ(約束しているので)を除けば、これで最後になりそうです。どうぞよろしくお願いします。

Sincyou201003この数週間にはたくさんでかけて人に会い、そのぶん色々なことがあったように思うけれど、どうだろう。どうだろって、どうだろう。一泊だけどひさしぶりに実家へかえって、祖母の顔をみてきました 。89歳とかなので、いつも、これで会うのはもう最後かもしれないなあと真剣に思いながらしゃべっています。これが最後かも知れない、つぎに見る顔は死に顔で、そのときはもう目を見れないのだ、覚悟しておかなきゃいけないのだとあまりに真剣に思ってしまうので、吐き気がしてしまうほどです。でも顔色もよく、どこも悪いとこもなく、すごく元気そうだから、あと10年くらいは生きていてくれそうな気もしますが、いくら元気でも健康でも、常識的に死が近い老人や病人と会って話をすると、いつも少しだけ混乱してしまいますね。もっととるべき態度や言葉があるような気がしてならなくなります。比較的まだ若く、健康な我々も、まだまだ膨らんでいる最中の子どもも、死とは隣合わせでいつだってこれが最後、という可能性はぬぐえないけれど、そうはいっても、やはりまったく違うものが、ありますね。ぜったいに死ぬ、という真実のなかの濃度勾配。

投稿:by 未映子 11:05 PM [未映子情報, ] | 固定リンク | トラックバック

2010.01.13

キネマ旬報新人女優賞受賞しました

まったくのびっくりであんまりぴんときてないところもありますがありがとうございました、冨永監督をはじめ、菊地成孔さんも映画『パンドラの匣』にかかわってこられたみなさんもみんなとても喜んでくれてそれがとてもうれしかったです。お祝いだなあ。キネマ旬報ベストテンというのはとても古い歴史のある賞なんだそうでなんだか気持ちもしゅっとするう。キネ旬2月5日発売号では各賞の受賞者のインタビュー&2009年の映画のそうまくり&さまざまが網羅されると聞いておりますので、ご興味あられましたらばぜひ。しかし生きてると色んなことがあるねえ(ふさふさ)。Kinejun20100205そういや今月、映画といや今月、わたしは1月16日からリバイバルされる『動くな、死ね、甦れ!』をみるのをとても愉しみにしているよ&それから肝心な『パンドラの匣』が三軒茶屋中央劇場で上映されますのでこちらは来月、2月27日からです。映画はそんなに観ないけどホームタウン、ちょっと好きな映画館なので見逃してる!の方はぜひに!どこかで書いたけどみなさんは知っているだろうか、この「!」も「?」も猫をお尻のほうから見たかたちだということを。そういう心境のときにきっと彼ら彼女らはこうなるねん。下の黒丸はお尻のあなでうえしっぽ。

投稿:by 未映子 11:20 PM [映画・テレビ, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2010.01.10

またもや本棚、Hanakoの再会、読書委員、そして寂聴さんに会いに行く

Hanako20100128そして今日はお知らせをいくつか、年末で休刊となったハナコウエストの連載をハナコさんで継続することになりました(もうはじまってる)、改めましてタイトルは「りぼんにお願い」略して「りぼ願」、世界クッキーでもお世話になった東ちなつさんのキュートで鮮やかな女の子の顔も毎回必見であります、なんと今回からは隔週なのでもろもろが迫りくるけどがんばります。
昨年からの連載は今年もすべていちおう継続の予定であります。おめかしの引力もまさかの3年目、色々なのが3年目、そして、今年から2年間、読売新聞の読書委員を務めることになりました。1月10日付の朝刊からです。噂にきくけっこうな激務、そんなの無理だよ……と思えることでもやってみればやるしかないのでどうぞよろしくお願いします。

青山ブックセンター六本木店で「川上未映子の本棚」がはじまっています。
近くにいらっしゃいましたらぜひお立ち寄りくださいませ&お手にとってくださいませ。青山ブックセンターのサイトに2枚写真が載っていますが、下の段になぜかわたしのセレクトとではない写真があっておそらく「こんな感じだよん」ということなのでありましょう、見たことない表紙が並んで見えたために一瞬、無意識なあれで知らぬ間にセレクトしたのかしらんと色めきましたがそういうことはなかったみたい、あれこれセレクトいたしまして全部にコメントをつけました、こちらもまたどうぞよろしくお願いします、好きな本が知らないまだ読んでない誰かに届くのはそれがなぜなのかは措いておいてもやはりたしかに興奮するなあ。でも品切れになってて、紹介できない本もいくつかあったのでそれもあわせてまたここでコメントとともに紹介できたらいいな。


Gunzou2010027日発売の「群像」瀬戸内寂聴さんとの対談が掲載されます。去年ヴォーグのウーマンオブザイヤーでご一緒したことがあったのだけれどこのたびヘヴンを読んでくださり、感想をいただいたことから改めてのうれしい出合いが実現いたしました、おそらく寂庵で話したことの半分が載っていない(載せられない)のだろうけれども、べらぼうに楽しいひとときを過ごさせていただきました。寂聴さんにとっての、あるいはその時代にとっての文学のありよう、翻ってわたしのとっての、あるいは現在にとってのそれ、そこには当然ながら大きな相違とおそらくは更新があり、同時に変わることができない質もあきらかになるのだけれど、ふだんは触れることのできないそれこそ「物語」に触れることができて総じて様々を考えさせられる貴重な体験でありました。そのほかにも「わたしが死んだらなにしゃべってもいいわよ」ということなので、しかし寂聴さんはご存じのとおりお元気というか、もうすぐで90歳とは到底思えないいほどつやつや&快活明晰、記憶力すさまじく淀みは皆無、驚きとともにわたしは部屋に入って話し始めたその最初から寂聴さんの歯が気になっていて「全部ご自分の歯でらっしゃいますか」と伺うと「そうよ!虫歯知らずなの!」とのことだったのでやはりイン歯ー、あらゆる根幹にとってやはり歯は大事なのだよね。ということで、どうぞよろしくお願いします。

投稿:by 未映子 07:07 PM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2009.12.26

年末のご挨拶なぞ-!

このようにしてあっという間に一年が終わるのだけれどしかし生きてる限りは油断はならないものだから、何てことない顔しつつ新たな年は明けるのでいったいなにがどうなるというのだろう、とくに相変わらずの毎日がつづくとそういうわけであるけれど、やあやあ明るい気持ちでがんばろう、わたしもがんばる、あなたもがんばる、なんとかなんとか、とても冬だね、冬だよ。

今年の前半は制作にかかりぱなしで、後半は作品についてあれこれお話をさせていただく機会をたくさんいただきました、本当にみなさんありがとう、「ヘヴン」も本当にたくさんの人に読んでもらえて感無量、「世界クッキー」も無事に出たし、「そらすこん」も初めましての文庫になってうれし、今年みなさんにいただいたエネルギーを引き継ぎあるいは小出しにあるいは思いだして来年もがんばるがんばれそう、感謝しております、深いところで深く深く。

Inpocket0912そして今年最後の告知になりますもただ今発売の「IN☆POCKET」に、10月に青山ブックセンターで行われた永井均さんとの対談が収録されています、ヘヴンについてのたっぷりとした語り合いがつまっています、永井均さんとならではの話がたくさんできたと思いますので、ご興味もたれましたらばぜひに、とかいいながら、年内にもう一回くらいは更新しそうではありますが、12月というのはいいね、みなさんお風邪などお召しになりませんように、あたたかいものを飲んで、少しだけでもうれしいことを重ねて、なにとぞ。

投稿:by 未映子 03:07 AM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2009.12.02

もはや冬だね、冬が見えます、なのでユリイカに詩「冬の扉」を寄稿しました

Eureka0912 私のホーム、マイホーム、愛しの青土社発行の「ユリイカ」特集はタタタタランティーノ。いいね。詩を発表するのはほぼ一年ぶりという事実にちょう驚き(ちょう、というのもどうかと思うが、ま、2009年いっぱいはいいでしょう……)、そんな時間が経っていたなんて、去年から今年にかけて小説を書いていたせいか到底信じられないけれど、たぶん、きっと、経ったのだ。早いとか遅いとかあっという間とかなんだとか、時間そのものがまるで30センチのものさしのごとく時計のような顔した客観事物としてあって、そこに個々の主観が合わせられてさらにそこに生まれる差異をどうのこうのとわたし、ずっと独り言めくめく言ってる感じがするけれど、ほんとに客観時間なんてあるのかねえ。あるってことにしたんだろうけどそのじつ、ほんとはないのかも。どうでしょう。というよなとりとめのない雑感はこのたびの詩とあまり関係ない──、と思ったらそうでもないよな、そうでもあるよな。小説も随筆もいいけど詩もよみたいぜとおっしゃってくれるうれしい読者もいるので、書けてよかった、よかったらぜひに「冬の扉」、お読みくださいませ。

 ほいでもって紀伊國屋書店全店員が選ぶ今年いちばん読んでほしい本、紀伊國屋ベスト「キノベス」第1位に「ヘヴン」が選ばれました。9月にもダ・ヴィンチさんでプラチナ本に選ばれたりと、ヘヴンは読んでくださったかたの情熱を受けて大きく育っています。そしてきたる2010年度も、書店で「ヘヴン」を見掛けられましたら「お、読まれてこいよ」と暖かく見守っていただけますよう、なにとぞお願い申し上げます。本当にありがとうございました。キノベスさんのサイトに寄稿しましたので、よかったらお読み下さいませ。
 初の文庫化「そらすこん」も最新エッセー「世界クッキー」も、大変に好評いただいてうれしい限りであります。みなさん本当にありがとう。サイン会で直接いただいたお手紙や、版元に届く手紙やメッセージ、大事に読んで大切に保管しています。わあと思うほどの量が届いてるので、せっかくだから時間ができたらその小山を写真にとって届いて&読んでますってとこ、みんなに見てもらいたいなと思っているのだけれども、怒濤の年末進行が真綿のごとく……。

 それからたまにはブログに日記を書いてヨ、というご意見をサインのときにちょうだいしたので「ヨリモで書いてるのですよ週に1回」と言うとヨリモの存在を知らない人がけっこういたので焦ったよ。わたしはこの春から現在、ヨリモで「発光地帯」というけっこう静かな日記を週に1回更新しています。こちらで読むには登録が必要で、一度にひとつ、しかもリアルタイム的にしか読めないので何かとご苦労もあると思われますが、もしよかったらばぜひよしなに。お願いします。
Kojin201001 それでもって12月5日から毎週土曜日、計4回、朝日新聞Beで「作家の口福」というコーナーに随筆を寄稿します。そしていま発売の「一個人」でインタビューの掲載です。

 というわけで12月。2009年という区切りを認めるのならばこの12月にも意味はある。というわけで熱を出したり関節などを痛めたりしないようにがんばろう。
 冬をエンジョイ、というと個人的にはもうこたつ以外に道具も情熱も見あたらないけれど、そういや世間的にはクリスマスとかあるらしいじゃん!告白とかがんばろう(告白はバレンタインだったね)。ショッピングとか楽しもう(ラッピングとかしてもらおう)。失敗だってどんどんしよう。冬のみならず、わたしなぞ1日に一度は失敗してるけど失敗が多いと何かひとつでもうまくいったとき、とてもうれしい気持ちになるよ。それではアデュー、よい12月をよい冬の真ん中を!日記はヨリモでやってます!そして携帯電話が破損して、もはやまっ黒、着信のみの道具となれはて、メールも受信できませんし、とにかく画面がまっ黒になっちゃって記憶していない電話番号はすべて失われました。そしてこのことじたいを誰にも連絡できないから、一縷の望みを託してここに書きます。関係者諸氏、ゆるされよ。しばらく応答できないです。 でも電話がないというのもまあこれはこれでいいものですねえ。

投稿:by 未映子 01:11 AM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2009.11.09

そらすこん&世界クッキー、登場

すっかり秋がおもくなり、瞬きしてるまに冬ですね。みなさんいかがお過ごしですか。

年末はまだ少し先ですが、仕事上は年末進行というのがそろそろ効いてくる時期で、
毎日毎日(当然ですが)仕事をしてる毎日で、なんかに似てるナアこれ、と思ったら学校でしたよ。
しっかり生きねば(励ましというか、あきらめというか)。


Sekaicookie12007年から2009年まで色々なところで発表したエッセイがきゅっとまとめあげられ、一冊の本になりました。
この二年間は尋常じゃない数のエッセイを寄稿してきた記憶がありますが、こうしてひとつになると「あ、ひさしぶり!」みたいな感じで、
でもいまのムードとも合わないものもあることはあるので、選りすぐって、チームに分けて、編集しました。
名前を「世界クッキー」といいます。11月13日発売です。
全般にわたって東ちなつさんのおきゃんな絵を拝借して(もともとあった絵だから知ってる方もいるのでは。わたしもはがきで拝見して一目惚れしました)、
中身にもとってもかわいらしいドローイングがちりばめられていてうきうきします。
そして装丁は「乳と卵」でもお世話になった大久保明子さんが担当してくれました。
「ヘヴン」が非常にクールなぱきっとした顔であるので好対照で、いいねいいね。
とても明るくかわいらしくてすこぶるに気に入っています。
そして「世界クッキー」のサイン会があります。もう整理券予約が始まってるみたい!いま知った!

11月19日(木曜日)
有隣堂 アトレ恵比寿店
18時30分より~

世界クッキーのサイン会は、この一回だけですので、
どうかふるってご参加くださいませ!


Sorasuconそれからもうひとつ。
2006年にこのブログをまとめた、「そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります」(略して<そらすこん>)という初めての単行本を刊行したのですがあれからなんと3年の月日が経とうとしていて、なんとこのたび文庫化される運びとなりました……。もちろんこれも初文庫。単行本とはまた違った感激があって、
なんというか、なんというか、初めて感じる感情だったです。ああ、はじめての、本だった。気持ちの色々を思いだしはるかな気持ちになりました。あとがきにそのあたりの心境などを書いています。どうかみなさん、お手にとってごらんくださいませ。装丁は世界クッキーとおなじ、大久保さんにお願いしました。
本家、というか単行本の表紙は野中ユリさんの絵を拝借したこちらもすてきなものなので、ひきつづきどうぞよろしくお願いします。


Ressentimentそしてさらにもうひとつ。
永井均さんの「道徳は復讐である~ニーチェのルサンチマンの哲学~」、これもすでに刊行されていた「ルサンチマンの哲学」の文庫ヴァージョンなのですが、こちらの巻末対談にお呼びいただき語りおろしをしています。題して「ニーチェと、ニーチェを超えた問い」。ご興味もたれましたらばぜひに。


以前テレビで、スズメバチのすごい怖い番組をみたのだけれど、
それってたかだか数ヶ月まえの出来事だと思ってたまたま日記を読んだら丸二年前の今頃の話だったということを知って、
ごく控えめにいってわなないたよ……。こんなんだったら、一生なんてすぐにおわってしまうよね。
33歳、じっさいにもうカウントダウンなのではないのかという気持ちで過ごしている2009年の秋の終わりであるのだった。

投稿:by 未映子 11:51 PM [未映子情報, ] | 固定リンク | トラックバック

2009.10.14

下関と、大阪で、秋は読書の秋なのだったか

うっかり&うっとりと秋ですねえ、ということでお招きいただきました。
梅光学院では主に創作について、関西大学では主に読書についてお話します!
どうぞふるってよろしくお願いいたします。どきどき。

○2009年度 アルス梅光公開セミナー○
10月31日(土) 梅光学院東駅キャンパス

下関、関西大学にゆくのはともに初めて。ふぐ、だね。ふぐは数える程度しか食べたことないけれど、
「とうとみ」という部位がとてもおいしくて、その後、たくさんの人に「とうとみ」について訊ねたけれど、
そんな部位はきいたことがない、ありません、と言われて、長いあいだ、とまどっています。
でも確かに聞いたんですよね。とてもおいしかったから。これは何ですか、と。そしたら確実に「とうとみ」ということだったんで、
それをちゃんと覚えているんですが、なかなか出合えず、それから食べたことないのです。とてもおいしいものだけれども。

○21世紀活字プロジェクト○
11月14日(土) 関西大学 読書教養講座 公開授業


まだ時間あるなあと思いきや、人生においてはもうそんなこともなく、
気がつけば当日、もっと気がつけばしゅっと終わっているのだから、
あるかないかの瞬間をしっかり生きたいなと思うだけは思っていいよね、そんな33回目の秋の最中なのだった。
どうぞよろしくお願いします。
あと、関係ないけれどどうにもパスポートが見つからない!どうしよう。

投稿:by 未映子 05:39 AM [未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2009.10.01

さよなら9月、やあ10月

というわけでサイン会も無事終わり、ヘヴンにかんしては、あとは永井均さんとの公開対談を残すのみとなりました。
取材や諸々はまだあるけれど、ヘヴン、いただくお手紙やじっさいに伝えてくらはった感想などから、読んでくれた人にとても届いてる感じがして、とてもうれしい9月だったです。お手紙にはヘヴンについての話や、ご自身の思いでなどがたくさん書かれてあり、ああ物語がいま別の物語に接続されているという実感、遠くから、近くから来てくださったみなさんありがとうございました。モスクワからの参加のかたもいらして、飛行機の都合で急遽ご友人に託されたあなたさま、無事に本が届きますように!

 あいかわらず随筆集のエッセイのゲラをやり(とはいってもじつは一日しかやってないのだけれども)、連載の文章やインタビューのチェックなど、とにかく色々書いています毎日です。
次いで10月8日は菊地成孔さんのラクジュアリイなトークイベントにお呼ばれいただき、色々とお話する予定でいます。菊地さんの音楽と朗読なぞもする予定です。
10月10日は映画「パンドラの匣」の初日・舞台挨拶です。特設サイトはこっちです。映画出演にかんしても、色んなところで色々とお話させていただき、またそれにまつわる随筆なども、ほうぼうで書かせていただいております(ぜんぶを告知できなくてごめんなさい。告知のページを作って、それを管理人さんに更新してもらいたいのだけれど、そんなこともうずっと言ってるけれど、なかなか実現しないのだったよ。だからたまに書く日記が告知だけになってしまって、なんとうか、いけないことだ。そしてそろそろブログも変えたいな。なんかもっと、元気がでるやつ)。
それから、10月14日は「スタジオパークからこんにちは」というNHK番組の番組で出演してヘヴンのお話もさせていただく予定でいます(ほらまた告知)。
覚えておられましたら&よかったら、ぜひ!

 部屋が限界、荷物が限界、いよいよひっこしのときが来るのだろうか。とはいってもひっこしは突然に起こることではないのだから、そこには意志というものが必要なのだった。そしてその意志はいったいどこからくるのだろう。なぞなぞ。

投稿:by 未映子 02:00 AM [未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2009.09.01

ヘヴン

Heaven 「ヘヴン」がでました!
 どんな仕事もそうだと思うけれど、途中で何度ももう駄目だろうなあと思ったり、当初考えていたよりも時間がかかったりしたこともあり、こうして一冊の本になってみなさんに届くかたちとして完成することができたこと、信じられない気持ちと、本当にうれしい気持ちでいっぱいです。そして今回はじめて長いものを書いてみて、いっぱい反省もあるけれど、長編のおもしろさとおそろしさの一端にふれることができ、今回は忘れられない仕事になりました。
 各インタビューでもお話させていただいたのだけれど、今回の小説は文体にはじまり、枚数、語りなど課題が山積していて、それから「これだけはやりたい!」と思ってあたためてきたこと……、様々な問題が同時多発的にあって何から手をつけてよいのかわからない状態からスタートしました。
 小説は読んだ人がそこに読んだものがぜんぶですから、書き手があれこれ言うことにあんまり意味はないのだけれど、過酷な状況に身を置く、14歳のひとりの男の子の目を通して立ちあがるこの物語に入ってるたくさんの問いや感情は、現実を生きる読者のみなさんの日常にもきっと深く関係していると思います。信仰、友情と同情、強者と弱者、正しさと誤り、善と悪……、どこからやってきたのかもわからない、この強大な「ルール」に組み込まれて生きているわたしたち個人はそれらに対してどう向かいあえばいいんだろうか。どう戦えばいいのだろうか。そもそもそんなことに意味はあるんだろうか。どうなんだろうか。簡単に答えはでそうもないけれど、書きながらうんうんと考え、そして書き終わった今も考えつづけている小説です。どうかこの物語と問いがそのまま読んでくださった人の物語と問いになりますように。どうか心に残る作品になりますように。祈ってやみません。なんだかうまくいえないけれど、すごく、そういう気持ちで、いま。

 今回、書籍化にあたって加筆修正をしました。目に見えてわかるようなそんなに大きな変更はないけれど、わかる人には「!」みたいな、一行で小説が変わってしまうような重要な作業だったと思います。あとは細かな調整などなど。しかし小説は手元にあるうちはほんとにまったくきりがないね。あれもこれもになっちゃうね。

 そして書店さんや群像を読んでくださったみなさんからサイン会をやりませんかというお誘いをたくさんいただき、版元さんがたくさん組んでくださいました。みなさんの反応やいただく感想が、なんというか「小説がひとりで動いていってる感」にみちみちていて、とてもうれしく、また、緊張する思いでいます。じかにみなさんにお会いできる機会、とてもうれしいです。さまざまな地域のみなさま、お近くにお寄りの際は、ぜひ、いらしてください。お待ちしております。
 新しい情報はこのエントリに追加していきますので閲覧くださいますようお願いします。

 
○『ヘヴン』(講談社)刊行記念サイン会

・2009年9月10日(木)18:30~ リブロ池袋本店
・2009年9月11日(金)18:30~ 三省堂書店有楽町店
・2009年9月12日(土)15:00~ 大垣書店烏丸三条店
・2009年9月13日(日)14:00~ ジュンク堂書店千日前店

 申し込みが必要みたいですので、各書店までお問い合わせくださいませ。
 仙台や福岡、北海道にも行く予定です。こちらは詳細が決まったらまたこちらでお知らせいたします。

 あと、インタビューにかんしてですが、詳細のわかっているのを申し上げますと近々に発売の「群像」に沼野充義さんによるロング・インタビュー、もうちょっとあと発売の「小説トリッパー」で阿部和重さんとロングな対談(だいすき和子!和子の部屋に出演です)、9月12日発売予定「週刊読書人」は栗原裕一郎さんによるロング・インタビュー、ほかにも新聞は全紙インタビューしていただいたのだけど、しかし新聞はどの面に、そしていつ掲載されるかわからず五月雨式になってしまうし、雑誌も追いつかないのでじゅうぶんな告知ができないと思いますが、どこかでお読みくださったら、どうぞよろしくお願いします。あとテレビも、放送日をわたしはいまいち把握していないのだけれどいくつか出演させていただいて「ヘヴン」のお話をさせていただく予定でいます。あと「文學界」に随筆、「恍惚と不安のふたっつ、我にありあり」(映画特集)を寄稿しました。そいでもってリブロ渋谷店で「著名人の本棚」担当しました。だいすき&ナイスな本、コメントもいっぱい書かせてもらいました。こちらもぜひにー。
 ああ、ヘヴンはほんとにでたのだなあ(しみじみ)。


※追加情報

『ヘヴン』刊行記念 川上未映子×永井均 哲学対話
2009年10月5日(月)19:00~20:30(開場:18:30~) 
青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山
定員:140名様
2009年9月2日(水)10:00より、青山ブックセンター本店および六本木店にて『ヘヴン』ご購入のお客様に、イベント参加整理券をお渡しいたします。 


サイン会
・9月25日(金) 18:30~ 三省堂書店 札幌店
・9月26日(土) 16:00~ 丸善 仙台アエル店
・9月27日(日) 16:00~ 紀伊國屋書店 福岡本店


『ヘヴン』インタビュー掲載誌
「ダ・ヴィンチ」 2009年10月号
「SWITCH 2009 SPECIAL ISSUE「NEW FRONTIER 開拓者たち」
ジェイヌード 78号・2009年9月3日号
THE BIG ISSUE JAPAN126号
「Numero TOKYO」 2009年11月号

投稿:by 未映子 12:45 AM [未映子情報, ] | 固定リンク | トラックバック

2009.08.26

amazon、bk1などでの予約はじまった模様です

Heaven9月1日発売に先駆けてネットで予約できるようになったそうですので、お知らせしまうす。
パソコンでみると書影がちょっとくらいグレーに見えるけれど、じっさいはなんともいえぬ色あいで、ヘヴンの文字も美しく、きりきりしゃんとしています。好きだなあタイポグラフィーなの。ぜひお手にとってごらんください。装丁は鈴木成一さんです。

最近は家で仕事をするほかは版元さんへでかけていって色々と取材を受けたりしている日々です。一日に多いときで5件も受けたりする=7時間くらい作品についてしゃべるので、チョコレートが不可欠です……。でもうれしいね。新聞などはいつ掲載されるかわからないし、雑誌やテレビもぜんぶ告知できないかも知れませんが、出合い頭的に出合ってくださったときには、どうぞよろしくお願いします。サイン会の告知なども、決定しだい告知しますので、そちらもどうぞよろしくです。せっかくだから色々なところへ行きたいね、と版元さんと話しています。

というか、今日いちにちですっかり秋になりましたね。この夏の巻き上がって去ってゆく感、ついこないだ体験したような気がするのだけれども……。こうして一年が冗談のごとくしかしこれ以上はない真剣さでもって巡りゆくのだからなあ……。

投稿:by 未映子 12:08 AM [未映子情報, ] | 固定リンク | トラックバック

2009.08.19

ドラちゃん!ドラちゃん!9月5日、トークについてのお知らせ

ご依頼があったのがはるか去年の話であって、
そんな9月なんてほんとに来るのかなあ! なんて思っていたら、じっさい来たので来るのだなあ。
新刊が出た直後、ということになりますが、お引き受けしたときはヘヴンのへの字もなかったわけで、
そういう意味でも時の流れ、またぎ感をひしひしと感じ、ひっそりと感慨深い気持ちでいます。
噂には知っていたけれど、終わらない仕事って、ないんだね。

というわけで、「ドラちゃん」というキーワードでくらっとなってお受けしたこの催しなのですが、色々とイベントもあるみたいですね!
行ったことないのでわからないけれど、どうもドラえもんの自転車があったり町がドラ一色みたいな話で、
それだけでなんだかうれしい予感。今年は小学館から藤子F先生の全集も刊行されていているのでドラづいていてこれもうれしい。
しかもこの全集を予約すると特製ノートのプレゼントがあるみたいでわたしは一も二もなく予約して現在2冊が届いたところ!

しかし去年のわたしの予定では、この時期(2009年9月)には、すでにヘヴンも出版して一段落、落着いているはずでだから高岡でのんびりドラえもん、
という気持ちだったのだけれど、わからないものですね、重なってしまいました。
トークについての詳細はこちら!
東京から行くわたしは飛行機です。こういう催しって地元の方がいらっしゃるのかな?行ったことない町というのはまったく想像が働かないので、
そのぶん楽しみでもあったりします。(ポスターがドラえもんカラーでかわいい)

それで、主催者のかたがぜひヘヴンを持ってきてと言ってくださったので、持っていきます!ちょっとしたサイン会なども……!
公式サイトではサイン先着50名ということになっていますが、わたしは希望してくれるなら全員にサインしたいのだけれど、
トークのあとけっこうすぐに飛行機の時間が迫っていて、なので一応人数は少なめに想定していないと難しいよね、ということで50名になりました。
でも(希望者がいればだけど!笑)、できるだけがんばりたいので、そのあたりは臨機応変に、ご迷惑おかけするかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします。

そしてトークでは、ドラえもんとの色々をドラ好きなみなさんと楽しく話できたらと思います。っていうかドラえもんの格好で行きたいくらいだよ!
そして当日はできれば色々持っていくつもり!使ったことないパワーポイント(っていうんですか?)などで漫画を写して話したいな、なんてドラ全集読みながら夢想したけど、難しいそうなのでアナログな感じでがんばります(アナログの意味がいまいちわかってないのだけれど)。

夏休みは終わってるけど、気持ちはうかうかぶらりんと夏休みの明るさで行けたらいいな。
お近くにお住まいのかた、そうでないかたも、どうぞいらしてくださいませ。

ああまたお知らせだけで近況を書けておりません。なむー。こんな風に生きてるうちに紀信さんの写真展も終わってしまった……。
でも家から外にはけっこう出ていて、連日、ヘヴンの取材を受けております!はやくみんなに読んでほしいな。
刊行後も都内や関西などで色々と考えておりますので、どうぞよろしくお願いします。




  

投稿:by 未映子 12:32 AM [アニメ・コミック, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2009.07.14

夏のさきっちょ、お知らせなど

暑い毎日ですね。わたしは帰阪しておりました。風が吹かない土地であったことを思い知りました。子どもは元気だということも思い知りました。それからたくさんのかたが情熱大陸を見てくださったみたいで(わたしは大阪の家族と見ました)、「ヘヴン」を寄稿した「群像」が手に入らないみたいですみません。なんだか売れ切れ状態といううれしい状況でありまして、本当にありがとうございます。またヨリモに書きとうございます。

そして「ヘヴン」の単行本は9月1日に発売が決定しましたので、どうかよろしくお願いします。
好きな9月です。しかも1日、奇数でいいね。

それで、以前このブログからメールアドレスをなくしてしまったので、今はもう在籍していないビクターさんや「乳と卵」を出してもらった文春さんや、そのほかのところにご依頼や問い合わせがあるみたいなのですが、基本的に問い合わせはそのときどき該当する本を出版する版元さんが仕切ってやってくださるのが通例でありますようで、こちらをお読みくださりなおかつ問い合わせを希望されるかたは、講談社さんにご連絡いただければと思います。どうぞよろしくお願いします。

みなさんよい夏を!

投稿:by 未映子 10:56 PM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2009.07.05

長編小説「ヘヴン」を発表しました&情熱大陸&写真や服飾その他など

雨がまだ残っていますがもうすっかりと夏ですね。
7月はいい響きだけれども文字通り期限つき、予定通りにことがすすめば来月は迫り来る8月だ。この偶数の鈍!
日曜日はよく歩き、なったこともないのに足が棒になるという言葉によってほんとにいっしゅん棒になる。
7月は大阪に帰って甥っ子とプールに出かけよう、泳げないところを見せてやろう、近くにプールなんてあったのかな、なければ遠くに出かけよう、でもそのまえにプール開きに間に合わないような気がいまとてもした。


Gunzou200908「群像」8月号に長編小説「ヘヴン」を発表しました!>
すごく長かったけれど、どうなることかと思ったけれど、やっと発表できました。よかった。まじよかった。
どうか読んでやってくださいまし。

「装苑」8月号「装苑」8月号に大森仔佑子×川上未映子>
詩集「先端で~」を、いつまでも夢を見させてくれる素晴らしい服飾家の大森さんと装苑のみなさんが素敵なビジュアルに再現してくださいました。うっとりして悲しくなってもやはりきらきらしてるのだった。大森さんの服、着なくても見てるだけですきだなあ。

Frau200908「FRaU」8月号に篠山紀信×川上未映子>
紀信さんの展覧会のために写真を撮りました。半年間、端から見てもわたしがあまりに現実逃避に過ぎていたらしくテーマは「遁走」らしいです。展覧会では別の写真を展示して、掲載のぶんはたぶん使われない写真だろうと思われます。そういえばこの日は雨つづきのなかにもつかの間晴れて気持ちのよい午後だったナ。紀信さんは写真がうまいネ!と会ったときいつも言ってしまう。


<「情熱大陸」7月12日23:00放送>
ディレクターは大島新さん。長編執筆期間を追っていただきましたが、誰もが2、3ヶ月で終わると思ったけれどそんなことなかったね!年内からけっきょくまさかの半年越え、7ヶ月かかってしまいました。私もそんなにかかると思っていなかったからみんなはきっともっとそうで、ごめんだった。しかしやっぱり執筆という作業じたいはどうやっても映らないから、撮影するされる双方にとって色々と難しい面が多く、心配とご迷惑をおかけしました。さてこの7ヶ月のいったい何が映っているのでしょうか。わたしにもさっぱりわかりませんが、言葉とそれ以外のものの行き来、映画からひきつづき、とても勉強になりました。やってみないとわからないことばっかりだね。このあたりの詳しい感想とかはまた機会があればヨリモで書きたいナ、と思っています。金沢21世紀美術館のことも少しヨリモに書きました。

2009年のだいたい折りめでだいたいまんなかの7月の中央あたりでみなさん夏をぜひに謳歌してくださいな。わたしはとりあえず部屋をかたづけようと思います。シーユー!命あらばまた他日。

投稿:by 未映子 11:57 PM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2009.06.01

新潮7月号に「すばらしい骨格の持ち主は」を寄稿しました

Sincyou200907太宰治イヤーということで、新潮さんで特集です。ということで、わたしの人間失格、といったいわゆるトリビュート的なご依頼で短編を書きました。
でも実は太宰治は関係なくても、ちょっとまえから書きたいと思ってた内容だったので、偶然ぴったしで、よかったです。
いずれにせよひさしぶりの短編だったので頭の中身も変化して、とても愉しかったです。50枚弱くらいです。どうぞお読みくださいませ。

しかし太宰治、毎年なんか、ありますよね。そんなことないでしょうか。どうなんでしょうか。
東奥日報さんにも、太宰治についての随筆を2回連載します。六月上旬、桜桃忌あたりの発行の予定です。

一週間前、色々なことにあまりにくじけてしまいそうだったので、なにか見目に愉しいことを追加しようとこのあいだなんとネイルサロンに行ってきました。
写真はわかりにくいけれど、りぼんとハートをつけてもらいました。キーボードに邪魔にならないように短い爪のまま、カルジェルというのをしてもらった。うおー。
ネイルサロンに行くなんて、みんな身だしなみとして常識かもしれないけれど、わたしはそんなことなくてどきどきしてうれしかったよ。
(隣の人がすごく慣れた感じで専門用語でつんつんあれこれと注文していて鮮やかだった。思わずドラちゃんみたいに『あざやか!』と言ってしまいそうになったよ)

爪、けっこう持つみたいなんだけれど、せっかくなので友だちにこんなふうにしてもらったと見せたいなと思ったけれど、
近所に住んでるヘアメイクのミガンも忙しいしわたしも家から出る予定がありません。
けっきょく誰にも会わずに終わりそう。なので記念に撮ってみたよ。


Nail

投稿:by 未映子 09:22 PM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2009.05.20

金沢21世紀美術館でパフォーマンス

まだちょっと先だけれども、金沢21世紀美術館の「愛についての100の物語」という展覧会の一環で
チェロの坂本さんと、ピアノの清水さんと3人で、言葉と音楽のパフォーマンスをします。
まだ少し先だけれど、
あっという間に時間は過ぎるので、告知しておきます。
金沢はけっこう遠いですが(マシュー・バーニー『拘束のドローイング』、友人と車で行ったけれどまじで遠かった。運転もできなかったので、まさにお荷物)
もしよかったら、お立ち寄りくださいませ。よろしくお願いいたします。作品展示も、あるみたいです。

今回の展覧会は、実に色々なアーティストが参加しています。空間、音楽、造形、たくさんのかたちに触れることができる模様。言葉では、5月頭に谷川俊太郎さんの朗読があった模様ですね。サイトでいろいろ、見てみてください。舞台ではチェルフィッチュも。主宰の岡田さんとお会いしたとき、一緒の時期だったらいいのにねえ!と言ってたのだけれど、違ってしまいました。その時のお話では新しいのをおやりになるということだったし、これは残念。そして金沢 21世紀美術館はとてもすてきな場所なので、食べ物もおいしいし、ふらりと旅行なんて、いいね。そういうの、出張、とかじゃなくてできれば、これは素敵なことだろうね。

この日記、著しく日記性が失われていますが、毎週一回、ヨリモで日記らしい日記は継続されているような感じになっていますので、もしよかったら、そちらも合わせてお読みください。

相変わらず、眠い毎日。何をしていても眠いので、困ってしまう。
とはいっても人はみんないつでも眠たいもので「人はコーヒーで起きている」説があるようで、
コーヒーが飲めないというのは、ちょっとした難儀ですね。


6月28日(日)19:30~20:30 ゾーン2
川上未映子+坂本弘道+清水一登-言葉とピアノとチェロのパフォーマンス
★整理券が必要です。整理券はレクチャーホール前で開催当日午前10:00から配布します。
※いずれも参加費は無料です。ただし、本展観覧券が必要です。
※共通観覧券(ゾーン1+ゾーン2)<当日>一般=1,700円
※ゾーン1<当日>一般=1,000円
※ゾーン2<当日>一般=1,000円

投稿:by 未映子 10:45 PM [文化・芸術, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2009.04.28

週刊新潮の連載がはじまっちゃった

週刊新潮週刊新潮で随筆の連載「オモロマンティック・ボム!」がはじまりました(まだ見てないんだけど)
イラストは多田玲子さんです

タイトルは色々悩んだんですけれどぐっとくるのを思いつかず、最後には「黄金のまっこうくじら」とか「雲母だいすき」とか「メルヘン山脈」とか、そういうのしか出でこなくなり、それでもくすくすごろごろと笑うような体たらく、でもだんだん「メルヘン山脈」いんじゃないの?とか思いはじめて「オモロマンティック・ボム!」のどっちにしようかと編集者に相談したら、無言で後者に決まったとそういうわけです

メルヘンが山脈のようにつらなって……ってけっこうメルヘンだと思うんだけれどな
こうなったら長編が終わったら短編書くよメルヘン山脈、ああ

決まったあとに悪ノリして
「あ、ちょっと待って、やっぱちょっと変えてですね、『オモロマンティックが止まらない』とかどうですかね?」とか言っちゃって黙殺されたよ

すべて含めてもろもろがもう何がどうなるのかわたしにもまったく見当もつきませんが略してオモロマ、どうぞよろしく
今後ともお願いいたします

そしてネットの一部では、なぜかゲラにもなっていない対談集発売の情報が出ているらしいのですが、
これは何かの手違いでありまして、すみませんが、まだ全然出ません
すでに予約をしてくださったみなさまにおかれましてはお詫び申し上げます
でも年内には、がんばります 
いろいろ後がつかえてきました だうなるのだらうなあ

しかし週刊というのはすごいスピード
何週分かを溜めなくちゃならないのでもうすぐ山口県、中原中也賞の受賞式に行くんだよ
仕事はやってもやっても終わらない、歯医者にも行きたい、昨日は風がすごかったね、強風世界だったのだ、お風呂に入りたいよ、神様わたしにお手紙以外の手書きの能力をくださいな、キーボードにすっごく慣れちゃった春も五時

投稿:by 未映子 12:35 AM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2009.04.17

ハローハッロー、世界の四月末の細部

YORIMO連載、なんだかすんごく読んでもらえてるみたいで担当編集者からご連絡いただきうれしお。サイトにも大反響との文字があってうれしお。ありがとうございます。

「そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります」の文体および内容およびがむしゃら感を気に入ってくれてる人には、もしかしたらさらりーとしすぎなのかもしれませんが、そういうのも、いいですよね。違うのもきっとまあいいお年頃だよね。
んで色々な仕事の兼ね合いもあり当初は期間限定でお願いしていたのだけれど、いくつか書いてみて、こういう感じ、これなら続けてやれそうだにゃーということで連載期間も延ばすことになりました。
毎週月曜日更新ですので、ぜひともお見逃しなきようお願いいたします。しわっとしみ込む、明るさのない生活の部分をば。そしてお便りも転送いただいて拝読しています。ありがとう。

というわけでこちらはますますもってなんというか告知メインになってしまいそうな予感ですけれど、相互でどうかよろしくお願いいたしますひとつ。

思いつくのを挙げてゆけば太宰治の生誕あれこれで新聞やムックに色々な随筆を書きました。これからもいくつか書く予定です。そのほかも毎日何かしらを書いていてインタビューも随時いろいろやってもらっているのだけれど、自分で掲載日が把握できておらず五月雨式に掲載紙が届いたのちに知る、というぐあいなので前もっての告知ができない状態です。すみません。どこかで出合い頭的に出合ってくださったら本望(?)です。だうぞよろしくお願いします。しかも新聞は掲載されるまで掲載されるかどうかわからないから、告知って難しいのだよね。
(ああ、しかしこれ、いよいよをもって告知の欄を作ってほしいよ>管理人さん。あと、そろそろ心機一転、このブログのデザインもクールに変えたいところだの。なんかクールなサイトにしたいす(現実逃避でしょうか…でも自分でつくるわけじゃないんだよ))

というわけで桃色の世界が散り緑がやってきた4。これはもう夏。「夏」といえば「以」とおなじくらいに好きな字だった。いつか子どもが生まれたら(女子にかぎり)夏日子だ。なつひこ。これはこれで決定だ。あとは季節に合わせて冬日子、春日子、秋日子だ。かぶっても、無理矢理あててゆく。ああそして夏といえば候補としては入夏もありだ少しだけ。むろんこれはいるかホテルリスペクト。

投稿:by 未映子 10:45 PM [未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2009.03.27

ユリイカで中也賞の諸々が読めます

Eureka0904ユリイカ今月号はRPGゲームの特集ですが、中原中也賞の発表号でもあります。各選考委員の選評と、凱旋!掲載になる「先端で、さすわさされるわそらええわ」と、受賞のことばもお読みいただけますので、ぜひお手にとってくださいませ。よろしくお願いいたします。

「先端で~」は2007年の暮れに刊行したのですが、そのすぐ後の芥川賞でなんやもうもうと忙しくなり、そうこうして一年を経過した今、この受賞を機にまた色々なところで取り上げていただいているみたいで、ありがとうございます。詩集がひとまわり太って帰ってきたような感もあります。ふだん詩集や現代詩に先入観や、いや、先入観などもつまでもなくお手にとらないみなさんにも、知ってもらえるということは、まずはきっとうれしいことだと思いますので、これはたぶんにうれしいことだと思います。
そして「先端で~、」はどうやらまだまだ伸びる余地をもち、とてもおもしろがってくれる方々からのジャンルを問わないお誘いなんかも色々あって、夏ぐらいからまた新しい展開を見せるようでもあります……。写真、服飾、はたまた映像……、まだまったくわからないのですけれど駆ける駆けるを愉しみにしていてください。

取材も色々。掲載日を見逃すこと多々あって告知できないことばっかりだけれど、朝日新聞さんのはネットで読めます。ココ

ああ春だ、やれ春だっていうんだけれど体がこれには馴染まないし慣れるどころか年を重ねるごとにひどくなってゆくので困る困る、陰鬱これは春の陰鬱で、憂鬱じゃ、もはやないところがあれなのか、みなさん春はどんな具合? しかし今日は寒かったね、家から一歩も出ないでもわかるのな。建物が冷え、窓が冷え、本が冷え、それから耳のいちばんはしっこが冷えるのな。

ヨリモもしんしんと月曜日に更新されていますので、どうぞお読みいただければうれしいです。発光地帯。なんというか発光とはいえ編まれたときに、明るい明るさのない随筆にしたいなあ、とぼんやりと思っているのです。

投稿:by 未映子 11:54 PM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2009.03.22

四月だいすきな四月だった四月

春は身体が浮かされてああこれよく知ってるなあ、という具合ですけどみなさまお元気でらっしゃいますか



4月18日に新宿バー「風花」で、恒例の朗読会が行なわれます。
こちらは古井由吉さんが主催の朗読会で、もうずいぶん長いあいだ開催されていて、
これまでたくさんの作家が参加し、わたしはほぼ1年ぶり、2回目の参加になります。

今回は批評家の東浩紀さんともご一緒します。
「つぎ風花で朗読会するときは、ちゃんと告知してほしいわ、あとで知ってしまったので無念だった、機会はなるべく、平等にな」という読者の方からご意見あったのをさっきハッと思いだして、告知です。

場所がバーなので、数十名しか入れません。しかもぎゅうぎゅうで身を寄せ合うといった感じになります。まじでそうです。きっとすぐにいっぱいになるかも知れないけれどだめだったらごめんなさい。どうぞよろしくお願いします。

何を読もうか考え中ですが、中也賞をいただいた記念に(授賞式はまだ先だけども)、まだちゃんと朗読をしたことない「先端で~」から選ぼうかなとか思ったりしていますが、新しいのもいいなあ、なはんて考えています。でもこれってどれも長いから疲れるし・しかし・抜粋もあんまりなあという感じです。古井さんは何を読まれるのかしら。やはり新しいのを読みはるのかしら。東浩紀さんもどんな朗読をされるのか愉ししみです。素敵な春の会になりますようになあ。でも朗読って、なんというか根本的に、なぞなのだよな。やるほうもきくほうも、むずかしいよね。

朗読会  「風花」 
4月18日(土)午後七時より

古井由吉 東浩紀 川上未映子

3000円 ワンドリンクつき
新宿区新宿5-11-23 
03-3354-7972
ご予約はお電話でお願いします。受付は8時以降です。(日・祝をのぞく)


yorimoの連載はじまりましたけれども、
閲覧のしかたとか、それにまつわるリクエスト多数寄せられたのですが、こちらはぜひともヨリモさんのほうへご連絡いただけたらと思います!


ということでみなさまつかのまごきげんよう。
それぞれの持ち場で、また会う日までさらばさらば。

満員になりました。ありがとうございます。
では来月!それまでさらばー

投稿:by 未映子 02:48 PM [未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2009.03.03

春の前身

というかやっぱりこのブログに告知の欄がないのがあかんことで、なので日記が自動的に告知になってしまう、というか告知がなければ締め切りもないのでもはやここに書く日常もないようなていたらくではあるのですが、このたび締め切りつきで日記を書きはらんか、というご要望があったので、そんなこんなで日記の連載を始めることになりました。なんと毎週月曜日の更新です。お読みになるかたは「発光地帯」でどうぞお読みになってくださいましな。

「先端で~」中原中也賞を受賞しました。ありがとうございました。これについても書きたいことがあるのだけれど、確か今月末に出るユリイカに中也賞の発表があるので、そこに寄稿できると思いますのでどうぞよろしくお願いします。

この日記もいつアップされるのかわかりませんが、今は寒い夜中ですがもうすぐ目に見えて春がやって来るのでそこかしこ、なんだかおそろしい気持ちでいます。

投稿:by 未映子 11:43 PM [未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2009.01.11

尾崎翠シンポジウム、受付開始です!

2日間に渡ってのこのシンポジウム。わたしにとってきらきらしい謎でしかない大切なこの作家について何を語ることが結果、何を語ることになるのかを、この機会になんとか発見できればと思っています。
シンポジウムの詳しい内容については後日に!まずは受付開始のお知らせです。みなさま、ふるってご参加ください!


シンポジウム
「尾崎翠の新世紀 ―第七官界への招待―」

日時:平成21(2009)年3月27日(金)、28日(土)
会場:日本近代文学館・講堂

* 3月27日(金)
12:00開場
o 13:00 開会挨拶
o 13:15- 【講演】川上未映子(作家)
o 15:00- 【朗読】澤登翠氏(活動弁士)
「朗読 『アップルパイの午後』」
ギター伴奏:湯浅ジョウイチ氏

* 3月28日(土)
9:30開場
o 10:00- 【上映】映画「こほろぎ嬢」
(原作:尾崎翠「歩行」「地下室アントンの一夜」「こほろぎ嬢」)
浜野佐知監督トーク
o 13:00- 【講演】池内紀氏(ドイツ文学者・エッセイスト)
o 14:45- 【パネルディスカッション】
「尾崎翠文学によせて―〈少女〉と〈幻想〉の交差」
司会:菅聡子氏(お茶の水女子大学教授)
パネリスト:
吉野朔実氏(漫画家)
高原英理氏(作家・評論家)
木村紅美氏(作家)

入場料:1日500円
*28日の映画は入場料別途1000円(映画パンフレット付き)

投稿:by 未映子 09:38 PM [文化・芸術, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2009.01.07

一月がゴーンでがーん

震えております。
毎日思うけれども、
午前中に起きてメールの返事書いて仕事して資料読んでご飯たべてお風呂はいったらもう夜のしっぽがつかめない!うひー!
毎日思うけれども(2回目!)こんなことではあっという間に人生が終わってしまうよ!

太宰治の鼎談がアップされています。
すごくたくさんお話して、掲載されたのはほんの一部だったけれども、
対談とか鼎談が圧縮されてさらに文字になったのを読むときに、当たり前だけれどぜったい自分は編集者の仕事はできないぜ……と小説のやりとりをしていても思うけれど、このときにもまた、思ってしまう。去年はたくさん対談をさせていただいたけれど、同じこと喋ってるのに語尾や運びのふるまいで文芸誌によっては(編集者によっては)人格まで変わっちゃうようなのもあって、それが面白かったりするのだな。創作も含めた再現能力にいつもわあ!と思ってしまう。とても感謝。

Gendaisit0901現代詩手帖「旅行熱」を発表しました。詩の角度、詩のエンジン、詩のうるう年、詩のいっぱいが詰めこまってます。
「旅行熱」は短いものですが、じつは「旅行熱、手紙熱、おしり熱」という、このあいだ書いてまだ発表していない長い詩、あるいは短編のなかの一部でもあるのだけど、
いつか併せてずらりと読んでいただけるように、がんばります。たくさんの熱の話、今回は、旅におけるの。

これも予定ですが、1月10日読売新聞夕刊にコラムを書きましたので、
予定では載る予定です。朝日新聞のおめかしの引力も、がんばっております…(もう一年かあ)。


そして、たーくさんの明けましておめでとうのメッセージを、心から、ありがとうございました。
うれしかったっす。年賀状も、ありがとう。返事が追いつかないけれど、
今年もなにとぞ、おつきあいくださいませ。よろしくお願い申し上げます。


1月5日 太宰治生誕100年:新春座談会/上
1月6日 太宰治生誕100年:新春座談会/下

投稿:by 未映子 11:17 PM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2008.12.26

わあ!2008→2009 

現在発売中の週刊文春の復刊特集で、わたしは「薔薇は生きてる」を紹介しています。
ぜひぜひお手にとってお読みくださいませ。ちょっと後ろのほうの特集やよ!

しかし数日前はまるで春の夜のようなぬくさと不穏に体がうかされたもので、
しかし今日はまた少し寒いのであってこんなんことではまるで何もかもが生きているようではありませんか。
このあいだトイレのカレンダーをじっと見てたら、えー。なんでここんとこの1日が赤くなって…、
なんの休日であるかを一瞬喪失…、しかしそれはきたる2009年の元旦なのであってはっとして最近はどうもね。
しかし正月は言われてみるとしゅっとしていていいじゃない。食べたいものって何もない。行きたいとこってどこもない。
このようにして生きて、かつこのような運動の渦中にあればなおさら社会にも個人にも色々なことが起きますが、
あまり気落ちせぬよう、やれやれみなぎってやり過ごして行きましょう。
しかし奇数が目につくのはうれしいなあ。2008より目が喜ぶのは2009。

告知が間に合うかわからない&大きな事件があれば掲載は見合わせがあるかもしれないけれど、
1月4日、5日(やと思うのやけど…)の毎日新聞の太宰治鼎談に参加しました。
掲載後はネットでも読めるようになると思うのだけど、リアルタイムでもしよかったら。

とまれ、
みなさま素敵なお年をおむかえくださいな-。
2009年もどうぞよろしくお願いいたします。


1月5日 太宰治生誕100年:新春座談会/上
1月6日 太宰治生誕100年:新春座談会/下

投稿:by 未映子 11:18 PM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2008.12.18

これが12月

Wasebun2早稲田文学2号が発売されました。
今回も何というか盛りだくさんで読みどころすぎな一冊です。
そしてdvdが付録でついておりまして、
「朗読 戦争花嫁」が収録されております。
これは去る7月の早稲田大学で行われた表象文化学会のものです。
演奏は坂本弘道(チェロ)、清水一登(ピアノ)、山本達久(ドラム)によります。
今号はビュトール特集っつうぐらいのもんで、グラビアも素敵すぎで内容も特濃。
ビュトール・記録映画もdvdに入っていますので、併せてお楽しみくださいませなー。

12月の終わりで一年をしめくくるつもりはないけれど、
しめくくりでもしないことにはなんというか、やれんものでありますね。
存在しない「終わり」や「区切り」を捏造することによって、
あくまで恣意の産物でしかないこのような人生に
「これから」や「将来」とかいうさらなる捏造を上塗りして、なんとかやり過ごすことが可能になるのだろうだった。
がんばれいつか死ぬ、というのが十代の終わりから二十代、自らへの励ましであったが最近はまた違う趣をもって響くなり。

明日は新聞の新春の鼎談に出かけて、この一年さわらなかったものは全部捨て、
残った部屋の部分の掃除などをしなければならないなあーの真冬。

投稿:by 未映子 11:30 PM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2008.12.07

帰京、冬の最中、12月

現在、発売されている「現代詩手帖」、今年の詩の総まくりあれやこれやにて「先端で、さすわさされるわそらええわ」が、巻頭の鼎談で取り上げられて、なおかつ詩の抜粋も紹介されております。
今年はユリイカに寄稿させてもらってた詩を一冊にまとめることのできた、大変にうれしい出来事から始まったことを思い出す思い出す。どうぞお手にとって、現代詩の現在のようなものを体感いただけるとさいわいです。
モンキービジネス「バナナフィッシュにうってつけだった日」ユリイカ「いざ最低の方へ」のご感想も、本当にありがとうございます。

地方での仕事はパビリオン山椒魚冨永監督の「パンドラの匣」(太宰作品の中でもこれを選択しはったのはナイス…ナイス…。普通なら映像化するなら長編とか、皮膚と心とか、ヴィヨンとかをどうしてもやりたくなってしまうのではないだろうか。うーむ。太宰の履歴や作品と今回の映画化について、思うところ様々あるけれども、それはまたの機会にしたいと思う)の撮影でありましたが、びゃあっと撮影はもうすっかり終わってしまいました。長かったけれど早かった。
数年前に自分で書いたゴッホのふたり芝居や、舞台に呼んでもらったジュネの「女中たち」とは、なんというか形式が違うので当然なのだが勝手がまったく違うもので、全方位における違和感の収穫でありました2008年の暮れイン仙台。
ふだん文章を書いてると、どうしても自分は単語にはなれないので、価値基準、価値判断が完全に監督にある(にしかない)映画の現場というものは、まるで無力なのだが原動力はそこにしかないというような呼吸する「単語」になったかのような錯覚があって、よい体験であったと思う。
舞台やライブなどは始まってしまえばやっぱり役者や演者や観客のものであるところが多いのだけれど、そういう意味で映画はただそこに指示とおりいるだけなので、撮ってゆく順序になんら文脈はないし、何も始まらないまま、そっと終わってゆくのだった。見知らぬ紙のうえに配列し、自身をふりかえらぬ物語のちいさな要素としてある単語のふるまいそのものなのだった。しっかりした体を動かしながらも、心は言葉によりいっそう寄り添うゆりかえしは、まさに恍惚と不安の同居であった。
ふだんなにげに単語をつなげてゆく作業を思えばふりかえって。朗読にしても演技にしても、それぞれ違うのだけれども、基本的に言葉と体を行き来する運動というものは自分にとって実りの多いものであるという再確認。
加えて撮影の現場でのさまざまな違和感は小学生の頃以来のもので、うきうきするような未視感とあきらめのわるい既視感の入り交じりをそのまま追体験しながら思い出しを愉しみました。
音楽は菊地成孔さん、ギターと歌の練習を一緒にしていただいた。このあとの録音でもひきつづきお世話になる。
爽快な方でどのような音楽がつくのか非常に愉しみ。

長編もおおづめ。
待ってくだっている読者のみなさま、全方位とてもよいものをお届けできると確信するに至りました。
ナイス、ナイス、ヴェリ・ナイス。

投稿:by 未映子 11:15 AM [映画・テレビ, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2008.11.09

「天のゆりかご」、その他もろもろのご案内

考えてみれば、あれは6月だったのでありました。
4日かけて飛行機に3度乗り、シルクロードをひたすらにゆき、
パミール高原に辿りついて、色々なことがあったのは……。

色々なことはもう忘れてしまったけれども、それとおなじぶんだけ覚えているのでもあったのだった。
しかしこういうのがあると、色々しっかり思い出すことができますねえ!
写真で固定、映像で固定の事実です。
しかも自分の目で見るよりも、映像で見たきれいさよ。ああこんな場所にいたのですか、と思ってしまった。
くわしくは、ぜひ、よかったら見てください!
放送日は11月16日。全国放送。
特設サイトもできた模様です。
うきうき的なサイトで凝ってあります。写真がいっぱいあります。
でもこうして改めて見てみると、景色がすごいのだったなあ…。
どのチャプターの写真もいいので、ぜひ見てみてください。特に大移動のところなど……。
大きな山でおなかを押さえてるように見えるのは、
景色は書き割りみたいすぎて、笑いが止まらなくなってしまった状態です。

番組の宣伝関連で色々なところでお話しています。
テレビで書店で(11月14日にはニュースアンカーに生出演します…関西のかたはぜひ…)、
出会い頭的に見つけていただいたらばぜひ……。

Monkeybusiness2008fallEureka0812今月発売のモンキービジネス「バナナフィッシュにうってつけだった日」
ユリイカ「いざ最低の方へ」を寄稿(入稿)しました……。
それぞれ短編か詩かそれに非常に類するものです。詩がこんなにも愉しいものであったとは。
知っていたけど、なんだかけっこう久しぶり。
発売日にはここにこうして書けませんので、先取してお知らせしておきます。
長編は、書いても書いても終わらない。そのすきまを次に来る短編小説がいつも埋めてゆくのでありました。


すみませんが業務連絡……

そして、来週から11月17日から12月5日まで仕事で東京からいなくなります。
のでパソコンのメールがぜんぶ見れなくなります。なので、何かしら緊急の場合だけに、電話をくださると助かりますので、
どうぞよろしくお願いします。

投稿:by 未映子 02:44 AM [映画・テレビ, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2008.10.23

どうせすぐ終わってしまう秋のまじ到来&告知のいろいろ

や、みなさまお元気ですか。秋はどこか、行かはりましたか。どうですか。
わたしは仕事をし、ごはんを食べ、お風呂に入り、そして眠るというそのような積み重ねであります。組み立てであります。髪の毛がとても伸びてしまいました。眉毛も生えっぱなしです。そんななかで「乳と卵」が中国・台湾・韓国で出版されることになり、そのほかにもヨーロッパでの翻訳もお話が進んでいたりして嬉しい限りであります。その関連で熱心な取材もしていただきあれこれと忙しく過ぎてゆく日々であります。
来年はそれ以外にもいま用意&準備してるだけでもたくさん本が出る予定ですので「本まだやのかー」という熱心なおメール日々送って下さるみなさま、ちょっちお待ち下さいませ。すべてを鋭意制作中です。年明けには長編だ。ところで中国語に翻訳されるとむろん紙面は漢字だけやので極端に薄い本になるのらしい。ふうむ。

ほいでもってずっと前から決まっていた講演というかいわゆる講演というのでしょうかの日程が迫ってくると、時間のはやさにいつもながらにびびってしまうけれども、しかし事実、迫ってきましたので、お知らせいたします!
劇的3時間ショウは、学生さんやクリエイター志望のみなさまに「プロフェッショナル」をキーワードにお話をするというものでしたが、今回はポスターや告知に反映されておりませんが、内容はいまわたしが考えていること、周辺の問題、母子問題や人生、創作あれこれ総まくりなことになりそうです。そんな話にくわえて質疑応答を交えて色々をやりたいと思っておりますので、どうぞいらしゃってください。この頃には小説もすべて終わっていることを信じて、明るい気持ちでみなさまとお会いしたいと念願につぐ念願。日大に少し関係あるけれど、わたしが東京で一番好きな場所は、あまりに好きすぎて年に一度も行かない・行けないけれど、中央線が聖橋にむかい、お茶の水に到着する寸前の、濡れるようなあの深い緑のなか。

東京では、年内はもちろん、この先もしばらくこういう形で「講演」をする予定はもうなく、ゲストで参加したりはあるかもしれませんがたぶんおそらくおおむねよほどのことがない限りにおいてこれが最後になると思いますので、ぜひお立ち寄りくださいませ。


日 時  2008年11月15日(土) 14時~15時30分
場 所  日本大学法学部 本館3階大講堂  詳細はこちら!!!


そのほかの近況としてはこのあいだは10時間早稲田シンポジウムを聴きに行きました。10時間はあっというまでこれではまるで足りんというのがまず感想。ほいでいわゆるエビデンスにまつわる様々や実作と批評の周辺に関して色々と思うことありましたが、ここで皆さまの発言のうろ覚えを引用しても始まりませんので、シンポジウムの内容は晩秋に刊行される「早稲田文学2号」に収録される模様なのでそれを読み、そのときにまた何か書ければとか思っております。
そしてクヌートを育てた動物園の担当の方がお亡くなりになったそうで…。少し前のことだったらしいのですが、つい最近知りました。
生きていると色々なことがありますしどうせすぐまた終わってしまう秋ではありますが、みなさま出来ればおいしいものなどをお召し上がりになりつつ、ぬくいふうをし、愉しくお過ごしくださいませ!

投稿:by 未映子 09:12 AM [文化・芸術, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2008.09.07

九月、登場

っていってももうだいぶ過ぎてますが、いかがお過ごしでしょうか。わたしは何とかやってます。いえ、何とも出来ていませんが、生活しております。どうも最近個人的に防備録的な日記をつけてるせいか、なかなかブログに書けないのですが、たまに書いても告知になってなんだかなあ。それでも毎日毎日読み来てくれる読者のみなさま、ありがたいことです。

最近は書けない&ぼんやり、な毎日で先日は生まれて初めて洗顔フォームで歯を磨いてしまったい。電動歯ブラシを買って三日で飽き、こんなことではあかんよなと思って使ってみたらば口の中からきめ細やか、かつ変な味すぎる泡が蟹のように溢れだしてびびったい。しかし苦くはなかったよ。しかも32才になりました!

八月に原稿を終わらせる予定が未定に終わり、しかし九月はまた別の仕事が迫りつつあり秋もいったいどうなることやらか。イン歯ーを書いてたときとよく似た状況になりつつあり、書けないのならば起きてるだけではこれ意味がなく、目に入るものすべてがしんどくしかし自力じゃ眠れないので睡眠薬で騙し騙してこの覚醒世界とおさらばするも、起き抜けのあの最低加減ってないよな。地獄を毛布ようにかぶったまま目覚めるようなそんな具合で悪循環、おまけになかなか脱げんのやも。

まあ文章は好きでやってることでもあるから仕方ないのだけれども、しかしやっぱりこれはどの業種にも共通するとは思うけど、仕事というものは好き嫌いとは関係がないな。やらなあかんからやるだけだ。まあ好きだったらそれはある面でラッキーだけれど、いくら好きだからと言ってそれは苦しさとは関係ないのだから、仕事というのはたいへんなものだ。そして体もたいへんなものだ。

早川文庫、カート・ヴォネガットの「ホーカス・ポーカス」「スラップスティック」「母なる夜」に帯を書きました。もう書店に並んでると思われますので、ぜひお手にとってくださいませ。タイタンから、クロノのあの名台詞を引用しました。

今書いてる小説はなまら平たくあることが要請される種類のもので、そのせいで、文章を書いていないときは目に映るものすべてに描写の言葉が炸裂する。物の形状が文字に見えるのではなくて、物から少し遅れて言葉がどっと咲いてんでからすぐに散ってゆく。隙間という隙間に言葉がみなぎってある。あそこにも、ここにも何もかもに言葉が咲くきらめく、言葉が衝突して発光している、わたしはそれを見ているすばらしい、すばらしい、目だけではもったいないので思い切り息を何度も何度も吸いこんだらばいつかの春の夕暮れのごとくそれらが静脈管を前進するのをわたしは完全に完全に理解する。ああこのようにして絶えず駆り出される前進のあれも言葉だこれも言葉、言葉が消沈する鉢にあふれ洗濯ばさみの皺に揺れ光の輪郭から漏れて手すりから滴ってさらなる模様を編む最中をわたしは残らず理解する。夕方・べランダ・薄暮の終わり、目をこらせば空に無数にひしめく言葉のそのどれもをどんな風にでも組み合わすことが出来るのだと思えばこの恍惚とかっと目を見開いたまま消えてしまいたくなるのは何か。

投稿:by 未映子 07:32 AM [未映子情報, ] | 固定リンク | トラックバック

2008.08.18

パピコ、勘違い、その他

パピコがさ、カルピス味がおいしいからさ、一日3セット食べてるよ。べたべたしないし甘くなくて、いいよ…。
昨日は真夜中にデラウェア食べちった。おいしいねえ。いっこいっこ食べるのに難儀を感じたので思い切って房にかぶりついてみた。
そしたら、わーお!この食べ方気に入る。

色々告知あるんですが、思い出せるのだけ少しだけ。


1)今年の劇的3時間SHOWに出演しまーす。
2008年10月6日(月)~10月15日(水) の10日間。
場所は青山スパイラルホールです。
しかも入場は無料なのだった。
出演者は見城徹さんや、リリーフランキーさん、大宮エリーさんや、佐藤可士和さん、堤幸彦さん、エトセトラエトセトラ。
申し込みの詳細はこちらでお願いします。コメントもじきアップされると思います。

ラブコト 2008年 9月号2)現在発売中の坂本龍一さんが編集長を務める「ラブコト」リリーフランキーさんと対談しております。
でもね、わたしたち全然エコが関係ないよリリーさん……。リリーさんによる写真もつき。

3)産経新聞のウェブで三日連続で掲載されたのの新聞記事が読めますが、この大阪弁……。なんというか、きみだいじょうぶかというようなリラックスしつぎで何の役にもたたぬこと喋っていてすみません。気心しれた記者さんとの雰囲気も相まって写真もつき。撮影はWBでお世話になった松陰浩之さんだ。しかし文字にすると確かにわたしが喋ったまんまだ。難しいす大阪弁。上中下の全部で三回だよ。

Vogue2008104)もうじき発売される「Vogue NIPPON」に掌編「1の恍惚、4の素敵」を寄稿しました。おまけにオートクチュールを着ての登場。うしし。ギャルソンまじかっこええ。わたしはお洋服がすきだなあ。髪の毛もすきだ。着物もすきだ。布がすきだ。おくるみ感がすきだ。でも一番好きなのは、りぼんだ。りぼんが好きすぎて集めてるりぼんの写真ばっかり見てる。あとパフスリーブも集めてるから見てる。パフスリーブもすきだ。どうしたってすきだ。夜中に(つーか、子どもの名前に、り、りぼんって、よくね?!)ってどきどきして一日たったらまったく全然そうでもなくていやんなる。小説もそうだよ。起きたら全部勘違いなんですよ。こわいんですよ。いつまでこれ繰り返すんすか。月末ですよ。はあ。

CREA 2008年 9月号5)「CREA」で本を買う企画に出ました。購入はご存知「コンコルド」。うっひーこりゃあ最高だよ。そのほかにしかし今いちばんのお気に入りは「MACHINA」MARTEN・LANGE。これにね、蛍光灯のものすんごい真っ白い光を当てて何時間でも見りゃれる。興奮してたまらぬ。自分の鼻息の大きさに気がつく。機械の内部好きの人はぜったいに見てください。最高だよ。こういう印象がすべてになる詩をわたしもぱきっと書きたいものだ。まじで精進精進。

6)Hanako WESTで連載してます!あとダ・ヴィンチでもやってます!もうかれこれそれぞれ5回目とか…。
ハナコのほうでカラーの絵を描いてくれてる多田玲子さんの絵にはわたしのかわいいもののすべてが詰まっています。
多田さんは、なので、いつも思うけど、すみやかに画集を出してください。もうずっと前になっちゃったけれども「アイスクリーム百物語」っていう多田さんの個展があって、終わったあと一番気に入った絵をもらった。書斎の絵は野中ユリのと多田玲子のだ。

PLANTED(プランテッド)#87)いとうせいこう編集長率いる緑の雑誌「PLANTED」で、東信さんと泊昭雄さんとコラボレイトしております。わたしは詩で参加。とにかく最近たくさんの雑誌で見れるけれども東さんの花すごす。でもこの雑誌よむたびに、わたしはサボコを思い出す。サボコ。

「広告」 2008年 9月号 特集 ことばエネルギー28)今発売中の「広告」にインタビューで登場です。言葉についてもろもろをお話させていただいた。

文藝春秋 2008年 9月号9)今発売中の「文藝春秋~日本の師弟89人~」で、わたしは永井均先生について。しかし永井先生については師弟といわれることにじゃっかんの違和感が…。師弟というのは我々は師弟だよな、っつう相互でおなじくする体験と了解がほんの少しくらいは必要だと思うのですが、や、師弟って何なのかちょっとわからないのだけれども、永井先生の弟子といえるほど間違いなく何も考えられていません。ゼミに参加しているとはいえわたしはあくまでどこまでも<哲学の素人・以下>の自覚が痛いほどあるからして単に一方通行の尊敬と信頼があるのみで、なんというか一読者なのであった。……でも! …以下、いつかつづく。

あと色々あったと思うんですが、明るい気持ちで書いてみた。
失念につぐ失念ですまないことです。もうすぐ秋だ。すごいね。

投稿:by 未映子 11:28 PM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2008.07.12

「7月18日ライブ」と「近況、状況」

Sengawaお暑うございます!お暑うございます!みなさまいかがお過ごしですかん。
や、18日のJAZZ ART せんがわ2008ライブのチケットの入手方法がじゃっかんわかりにくいみたいで、お便りいただきますので、ここでもう一度整理おば。

チケットは3種類あって、

1)3daysチケット 10000円
2)1dayチケット(3バンドでます) 3000円
3)1liveチケット 1500円

で、予約、お取置きできるのは「3daysチケット」と「1dayチケット」で、「お目当てのバンドひとつ見たい!」っていう「1liveチケット」は、当日ではないと購入できませーん。なので、その1liveチケットも余った分発行するということなので、漏れないために完璧なのは、やっぱり 1dayチケットをご予約いただく方法なので、どうぞよろしくお願いします。
チケットの申し込みがちょっとしにくい、という方がおられますので、今回は 3daysと1daysのチケットを mieko●mieko.jp でもお取置きさせていただくことにしました。お名前、枚数、明記の上、●のところをお手数ですが@に書き換えて送信してください。
1liveチケットに関しては当日、もしあれば、という形になっちゃいますので、どうぞよろぴくん。

あああ先日の早稲田表象学会でのライブと楽隊は同じ、わたしは歌唱、朗読、をやる予定でいます。
チェロ、ピアノ、ドラム、まさに音の幻想とはこのことで、必ずやここでしか味わえぬ時間と空間の切り取りを、そっと大胆に差し出したい所存であります。っていうかこれが終わって名古屋終わったらば、しばらくライブの予定がありませんので、この機会にぜひ聴きにいらしてくださいな。
しっかし学会でライブなぞしたのはわたしはもちろん楽隊も初めてやったけど、なかなか病みつきになりそうな攻防、均衡、緊張があって、とってもああいうの、気に入ってしまいました。たくさんの感想メールも頂き、まことに感謝しております。ヒカシューとおんなじ日なので、この機会にもろもろを前のめりでぜひ!

缶詰、というよりも個人合宿、というような地獄のサマーが今月から始まるので、
それを思うとサマーなのに体が震えてこまります。う、うひっ。うひー!とか書けてるうちは、なんだかポップな気持ちがあるのだけど、
まじで全身が内部から痛くなってきて常に鈍器で後頭部を打ち続けられてるような不快感というか恐怖があります。なむなむ。

あ!そうだ、色々な告知も!

文學界 2008年8月号文學界8月号
ご存知「生物と無生物のあいだ」をお書きになった福岡伸一さんと対談をしております。
原始、人は単なるムラだった、対談……です。ぜひ!


新潮 2008年8月号新潮8月号
たたたた多和田葉子さんをドイツに訪問するというしあわせを頂き、対談しました。
言葉について、あれこれの角度から多和田葉子がいまいる場所についてのなんやかや。ぜひ!


このふたつ、繋がってるところもたぶんにあり、合わせてお読みいただくと広がりと濃度もさらに倍、になるやもしれん。
ということでなにとぞよろしくお願いします。あと、色々雑誌とかインタビューとかあったはずだが今この瞬間に思い出せず。失念。
ごめりんこ。どこかで見かけたら、どうぞよろしくお願いします。


投稿:by 未映子 10:14 PM [未映子情報, 音楽] | 固定リンク | トラックバック

2008.06.26

帰国、それからもろもろんの夏

色々ありましたが天竺から無事に帰ってくることができました。
くわしくはもう、色々書きたいこと山のようにありますが、いつ書こう。どう書こう。目的地まで4日間かかる旅なんて「旅ド初心者」にとって、これって一体どうなのだったのだろうか。っていうか、真夜中に雹が激しいの極みで降り打ち続け、朝には雪がふわりと積もり、お昼間は燃えるような炎天下。足腰の弱いニッポンのわたし、そこで一体どうすればいいの。とか言いながらも31才でハイジのようなふるまいは出来ぬと知ってはいても、なんせほんとにほんとに山なのだもの。どこまでも、羊と山羊がめぐるのだもの。そんなハイとローが入り混じり発狂寸前の富士山頂よりもまだ高いところでのテント生活ではここに書いてももはや仕方ないような、ありとあらゆる体調不良に見舞われ、死ぬかとおもたイン天竺。彼岸が見えたイン天竺。髪の毛は10日間も洗えず、ひとりでに毛がくるくるとまるまって固まっていくさまはなんか頼もしい感すらありました。普段のお水や電気、明るさ、便利、スイッチ、椅子、快適、そして丈夫な体の機能のありがたさがいやんなるほどきらきらし、そうでなくても初めての中国体験だぜ。なんとも大きな国、これは大きな力、思うこと・出来事・まあいろいろなこと・がありました。うーむ。今後に書くことが変わってしまう勢いだぜ。まじまじ。そしてこれは総体的に大変に有意義な旅であったこと。あー。しかしながらまだ体力の恢復に関しましては八分くらいのもので、つなぎめがきしむので、あー。しかし日本に戻ってきたらば笑えるほど何も、何ら変わっていないわけで、仕事も生活も人間関係も持続の最中にあるのだから、快哉さけびつつ飛び込むしかないのです。

7月はライブがみっつあります。うひー、ではあきたらずもうなんというか、くっひー。
練習だ!制作だ!締め切りだ!約束だ!追い込みだ!編集者だ!もろもろだ!……こ、この夏はいったいどうなることやらか。


1)7月5日(土)早稲田大学・小野梓記念講堂(早稲田キャンパス・27号館)にて

早稲田大学表象文化論学会で、坂本弘道、清水一登と演奏、朗読、などなどをやります。われわれは二部での登場でありますが、一部は東浩紀氏堀江敏幸氏古井由吉氏が登壇してのシンポジウム「文学と表象のクリティカル・ポイント」があります。どうやったら参加できるのか、実はわたしもあんまりわかってませんので、よかったら詳しくをこちらでどうぞよろしくお願いします。


2)7月18日(金)JAZZ ART せんがわ2008

巻上公一氏がオーガナイザーということで、面白そうなイベントに誘っていただきました。わたしは坂本弘道氏と清水一登氏と山本達久氏と色々をやる予定で参加します。演奏は18:30~19:30を予定しておりますので、詳細はこちらでお願いします。


3)7月21日(月・祝)名古屋マタハリ

坂本弘道+川上未映子
1 開場午後3時 開演午後4時
2 開場午後6時 開演午後7時
(入替制・各回とも30名様限定)
チャージ 3000円(1ドリンク付き)
お問い合わせは 052-451-8533までお願いします。
名古屋でライブはとんでもなくひさしぶりだなあ。名古屋のみなさま、なにとぞどうぞよろしくお願いいたします。


というわけで、体重ががくりと4キロ!!減って、よう!あばら骨&骨盤ひさしぶり!みたいな感じでうれしいんだかとほほなのか微妙な線ではありますが、山から降りたときが諸々注意なのだから、わたしはヨガに行くのだった。かろうじてなんというかはりきっちゃん。

投稿:by 未映子 12:38 PM [未映子情報, 音楽] | 固定リンク | トラックバック

2008.06.15

アセンブリーアワー講演会 対談 川上未映子 × 千野帽子

夏が来ても春のワークショップの熱さめやらぬわたしではありますが、おなじく京都で公開対談だッ!お相手は文藝ガーリッシュ文學少女の友、の千野帽子さんだッ!

対談内容は、<文体と「私」>であります。
千野さんは俳句もやってらしたので、個人的には定型の内部にもざくざく入っていきたいところ!あれもこれも話したいことが色々だ。7月とゆやがりがり君どまんなか。体が冷えるよ!気持ちは熱いよ!どうぞみなさまふるってご参加くださいませ!

日時:7月3日(木)16:20~17:50
会場:京都精華大学 黎明館201教室 
費用:無料 申込:不要(先着順)

問い合わせ先

京都精華大学文化情報課
〒606-8588 京都市左京区岩倉木野町137
Tel:075-702-5343
Fax:075-705-4076
E-mail:bjoho@kyoto-seika.ac.jp

投稿:by 未映子 11:27 PM [未映子情報, ] | 固定リンク | トラックバック

2008.06.09

<ROCKS>創刊、書店もクール。「治療、家の名はコスモス」を寄稿。

Rocks1というわけで、渋谷にありますこちらの書店にいけば、欲しいものが欲しいだけ、素晴らしくかたまってあります、年代別に素敵な棚に。あーこれはツボにもほどがありますわねえ的なコンセプト&品揃えですから、行けば浮き足立つこと間違いありませんよ。散財覚悟でぜひぜひ遊びにでかけてらしてね。

そしてそんなクールな書店なので、雑誌の出版までやっちまおうということで、<ROCKS>が創刊されました。
第1回の特集は「気骨の活字」だっ!

意気込み、内容、くわしくのすべてはこちらで。

わたしは「治療、家の名はコスモス」を寄稿しました。写真でも参加。治療というからには、どこの治療だと思います?うしし。しつこいといわれようが、好きなものを好きなだけ。

そしてまだ手にとってないゆえに読めてないけれど、谷川俊太郎さんの作品も載ってるみたいでえらいことだなあこれは(谷川さんの「私」、すごかった。これは力だ。夜中に台所で~は何冊あっても本屋で見かけるたびに買ってしまう)。

あと昨日本屋で見たのだけれど、ブルータス・CASAにグッドデザインカンパニーの水野さんと対談してるのが載ってありました。これもずいぶんまえだなあ。髪の毛の形も色ももう違うよ!今のわたしは夏仕様だ!チェルフィッチュの「三月の5日間」のフライヤーが好きでくるくるんなっても、ずっと鏡のとこに貼ってたのだったけど、これもグッドデザインカンパニーの制作だった。
うーんデザイン。

投稿:by 未映子 10:35 AM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2008.06.07

ひとっ飛びでありましょうが

今日は一日爽快なお天気で、天気が気分を支配しだすのは常、雨降りの日とて濡れるのを厭わない習性をもつ生き物だったらば、なんだかてぶらでいいのになあ。
同じように同じものを同じ時間に食べても、あきらかに体の重さに変化あり。これが代謝の衰えというもので、またヨガを始めなならん。なんだかんだと言ったってやっぱ調子よかったものなあ。


でもって告知がいっこあります。

大阪で講演会です。詳しくはぜんぶこちらでお願いします!
八月といえば真夏だなあ。きっと例外なくそこまで一跨ぎ、ひとっ飛びでありましょう。
お目にかかれるのをものすんごく楽しみにしております!!


日記というからには一日に起こったことを書かねばなるまい。のだが、
けれども書くようなドラマーな出来事は皆無で、毎日毎日、家の中で同じ姿勢で座り続けている、もしくはお仕事で外出するだけなので、さっぱわや。とかいいつつふんふん曲を作ったりなぞもして、気がつけばドイツの時差ぼけがなくなっていてうれしい。眠れるようになったのでした。

もろもろが抜けるまで2週間くらいかかったわけで、ドイツは当たり前のことながら今の時期は夜の10時ころまで明るいわけで、しかしわたしはそれを知らなかったのだ。夜の8時になってもなんだか夕方の4時くらいの陽気さで、人は盛り盛り笑いっぱなし、わたしはなんというか拡大されたお昼間が心底心底おそろしかった。文字とおりわたしにとっての夜の10時の解体であった。場所って。こういう恐怖も移動の醍醐味、しかし日本の四季のなんという気遣い。ああ。

投稿:by 未映子 09:46 PM [未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2008.05.24

東海大でシンポジウム「大学生が読む50冊」にゲストで参加します

古今東西の名著をめぐってスリリングな議論が繰り広げられそうだ、ということで日程は5月31日です。
シンポジウムの内容とか、場所、もろもろの
詳しくはこちらでお願いします。

登壇予定の皆さまは、辻原登氏(作家)、長谷川櫂氏(俳人)、堀啓子氏(比較文学)、室井光広氏(作家)、山城むつみ氏(文芸評論家)、そしてわたしはゲストで参加します。

入場無料、一般公開ですが、前もって電話予約かネット予約かがさくっと必要とのことですので、
26日の正午までに、
電話予約→ 03-3212-2272 (毎日企画サービス)によろしくお願いします。
ネット予約→こちらです。


みなさまぜひいらしてくださいませ。

投稿:by 未映子 02:29 PM [未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2008.04.28

ものすごく週末、感謝と色々のご報告

大阪・京都から戻ってきました。
というか、放送楽しみにしてた、竹熊健太郎さん、しょこたんさんと共演させていただいた「僕らの時代」を、仕事でリアルに見れず。
しっかし録画を頼んであるので、落ち着いてからのお楽しみ。
竹熊さんの「箆棒な人々」も増刷が決定し、(祝!!)、初めてお会いしたしょこたんさんはものすごく可愛く、礼儀正しく、素敵な時間を過ごさせていただきました。感謝。

この週末は三日間の遠征というか出張というかなんというか、講演とトークショウとワークショップが無事終わり、よかった。もうちょっとして落ち着いたら言及した本についてアップしよかなあと思います。

やーどうなるかしらんと思っていましたが、講演も、後輩のみなさんが暖かく迎えてくださり、まったく何にもかわらない関係でいれる先生がたとの再会は、懐かしいどころかあまりにも何も変わらないので、自分が31才であることをあつかましくも心底から忘れる始末でありました。いきなり仲良かった先生の、中庭の木に生徒とよじ登ってる姿に遭遇し、なんも変わってないのは私だけではないと思った。

京都shin-biでのワークショップは、いわゆる講義めいたのや講評で進んでゆく内容ではなく、「言文一致、話すように書く」、っていうかそれってどうなのか、というテーマを皮切りに、さらなる問題を対話のなかで発生させて、その動きを参加者全員で追うのだぜ、という目論見が、うまくいったような気持ちでいるのですが、どうでしたでしょうか。それにしてもやっぱ時間が足りないよ!参加してくれたみなさんもそれに近い気持ちでいれてくれたなら、うれしいなあ。

2日目は実作とその周辺だったです。ある「引用文をいわゆる自分語に翻訳する」という課題の例文を作家の海猫沢めろん氏に作成してもらったり(蝶ネクタイ含めわたしのセンス全般には常にヒキ気味ではあるのですが)、shin-biのディレクターの田村さん(shin-biは本屋さん兼、雑貨屋さんを併設、おどろきナイスな品揃え、ポストカードようけ購入)、トークショウから引き続き出席してくれはった市川真人氏(前田塁名義でも活躍、なおかつ早稲田文学編集者)、ワークショップの段取りについて話をきかせてくれた小澤英実氏(大学の先生でもあり評論・翻訳もしはる)、当日取材にきてくれはった皆さま、色々な方にお世話になりました。ものすごく貴重な体験でありました。みなさんありがとうございました。京都、朝の散歩も気持ちがよかった。

でも用意していった話、まだ残り5分の3くらいあって難儀だ・くやみ。また機会があることを切に望みます、っていうか、7月3日にも京都精華大学で、アセンブリーアワー講演会があります。こちらは対談。ぜひ!お相手は千野帽子さんだ!

でもって、告知、今発売の「装苑」で蜷川実花さんに撮っていただきました。蜷川さんの雑誌、Mgirlで、対談&蜷川さんの写真に詩を書いたことがきっかけでお会いしてまたお会いするのがほんまに楽しみ。ならびに今発売の「スタジオボイス」にも、写真家の沢渡朔さんに撮っていただいた写真が掲載されています。もう三ヶ月前にもなるのだけれど、撮ってもらってるとき、なんかほわんとしたの覚えてる。なんかやばす。でもってなんと!二ヶ月ほどまえ、わたし雑誌を良く知らずにインタビューに出かけていったらね、けっこうセクシーな雑誌の「サブラ」さんであって、(かわいい女の子ばかりが載ってる…しかも若い)家に掲載号が届いていたのだけれど、タイトルが「乳と尻」になっててこんな誤植すごすぎる、とびっくりしたのだけど、インタビューの内容に編集さんがつけたタイトルだった。確かに小説の話で豊胸と、それからお尻の話したよ。なるー。インタビューのときに激軽いスナップ撮ります、と言われてたからティーシャツの普段着、自分メイクで行ったらばなんと野村誠一さんがいらしって、わあ!とびっくりした。ほんでなぜか撮影は白熱し結局たくさん撮っていただいた。あがってきたのを数十枚、ぜんぶを拝見したらどれもなぜか申し訳ないくらいの野村誠一マジック。文春さんの担当編集者も「こ、これは…。こんなふうに撮られたら、もう…」と驚愕、わたしをちらりと見て、はっと目を逸らし、なんというか、うれしいけど残念、うれ念、みたいな。

京都は去年の夏に集中講義で行った新潟をとても思い出す。道の太さ加減、まっすぐ加減、バスのならび加減とか。

投稿:by 未映子 11:01 PM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2008.04.24

大阪ブックファースト梅田店で「川上未映子の本棚」開催中

4月13日から5月14日まで、なんと1ヶ月間も本棚を設置してくれてはるのです。ありがとうございます。
色々挙げたなかから20タイトル、揃ってます!一部はこれ!

Book1st「おともだち」 高野 文子
「壁」 安部 公房
「空中の茱萸」 荒川 洋治
「ことばの食卓」 武田 百合子 野中 ユリ
「死霊」 埴谷 雄高
「新ハムレット」 太宰 治
「葬儀の日」 松浦 理英子
「ドグラ・マグラ」 夢野 久作
「私たちがやったこと」 レベッカ ブラウン
「わがままなやつら」 エイミー・ベンダー
「容疑者の夜行列車」 多和田 葉子
「論理哲学論考」 ウィトゲンシュタイン

ほいでもって、私物である野中ユリ、稲垣足穂、種村季弘、 三人で作った「コリントン卿登場」も、展示中!
中も見れたらいいのになあ。
お近くにお寄りの際はぶらりとお立ち寄りくださいませ!
なにとぞよろしくお願いします。

投稿:by 未映子 12:45 PM [未映子情報, ] | 固定リンク | トラックバック

2008.04.17

市川真人(+前田塁)+川上未映子+トークショウ & サイン会の詳細です

第十次『早稲田文学』復刊および『小説の設計図(メカニクス)』刊行記念

※ご予約いっぱいになりました。ありがとうございました。

■2008年4月29日(火・祝)18:00開演(開場17:30~)
■会場:青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山
■定員:130名様
■入場料500円(税込) 電話予約の上、当日ご精算
■電話予約&お問い合わせ電話:青山ブックセンター本店 03-5485-5511

■受付開始日:2008年4月17日(木) 10:00~

お申し込みはこちら!
みなさん、ふるってご参加くださいますよう、よろしくお願いします。

トークショウ終了後、出演者によるサイン会を行います。
対象書籍:
『小説の設計図(メカニクス)』

『早稲田文学』

『先端で、さすわさされるわ そらええわ』

投稿:by 未映子 09:00 PM [未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2008.04.07

お知らせと日記のような

 GWの柴田元幸さんとの『モンキービジネス』発刊記念トークショウ、一日で完売してしまいました。うひー。ありがとう&ごめんね&ありがとう。何お話しようかしら。打ち合わせ楽しみ。まだ詳細決まってないけれど、早稲田文学のイベントを今月中にしようねという話もありますので、どうぞお楽しみにしてください。どうぞよろしくお願いします。早稲田文学もなにとぞよろしくお願いします。内容は、一読、つまりにつまってすばらしいと思う。

 土曜日は新宿の「風花」で、古井由吉さん佐伯一麦さんと朗読の夜でした。
古井さん。手を合わせたくなる。わたしは「そらすこん」から数編と、それから早稲田文学の今号に掲載されています「戦争花嫁」を朗読しました。いまいち掴みきれない、耳と目の関係。朗読は、ものすごくよくわからない。わからなさが、心地よいそれかというと、それまでもがわからない。でも聴いてくれた人はまたちがった感想が当然ながらあって一晩あけても自身には見えぬ着地点。結局夜中の四時くらいまで、みんなで文章のこと、色々を話す。足を運んでくださったみなさまありがとうございました。

Aera080414 AERAの表紙ができました。撮影はもちろん坂田栄一郎さんだ!撮影したのはもう2ヶ月半前のこと。ご依頼いただいたいのは年末のことだから、もうなんていうかずいぶんまえの時間ってはやすぎる。ものすごくチャーミングな坂田さんだった。イタリアの少年のようだった。(マジで。しかしイタリアには行ったことないけれど)また会いたい。貴重な写真集を2冊もいただいた。

 さてこれから徹夜で仕事だ。わあ。はあ。

 告知をいくつか!

Bungei0805 「文藝」夏号 
 <作家ファイル1998~2008・古川日出男から川上未映子まで>中原昌也さんと巻頭対談。撮影ではふたりで原宿ラフォーレのくるりとした部分の横に立ちました。風がすごく強い日でふたりはまじでびびっていた。撮影はトニーさん。すてきどす。

Bungakukai0805 「文學界」5月号
 松浦理英子さんと対談。どきどきした。対談タイトルは「性の呪縛を越えて」。どきどきした。三時間、お話しました。ああ。松浦理英子。松浦理英子。

Aera080414 「ユリイカ」4月号
 松浦寿輝さん蜂飼耳さんと鼎談。詩と小説とそのあわいの諸々を。そのあと松浦さんちのでっかい犬の「民ー」(たみー)に会う。まるまったらわたしより大きい。めさんこかわいかった。

 忙しいなあとかいいながら、桜はなかなか見れなかったけれど、しかし春は楽しめてるような気がします。天気いいしなあ。先週散歩してたら、垣根のなかに茶色い猫が丸まってるのを発見した。死んでるのかと息をひそめて見ていたら、お腹が上下してるので、眠っているのか。しかし苦しそうでもあって。わからない。五分くらい見て、何もできないのでふたたび歩く。神保町、歩けどめあての本には出合えず。

 髪の毛がやっと伸びてきて、落ち着き、もうかつらをかぶらなくてもすみそうなものだ。ちょっとうれしい。取材とか撮影のときなんかにお化粧とか髪の毛とかしてもらうのって、時間かかってけっこうしんどいものなので、かつらだとすこんでしょ、だから時間短縮、けっこう楽ちんだったのだけれど、もう暑くなってくるし、これからは地毛だ。ふわふわしてきた地毛だよ。ありがとうかつら。坪内逍遥賞のときに何気に買ったきみを、ここまで酷使、というかヘビーに使うなんて思ってなかったよ。眠たいよ。寝たいよ。無理だよ。

投稿:by 未映子 10:23 AM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2008.04.03

柴田元幸×川上未映子・トークショウ・サイン会の決定!!

Monkeybusinessvol1新しい文芸誌ができます!責任編集は柴田元幸さん
この機会にみなさまぜひふるって!おいでくださいませ!楽しみにしております。


4月19日創刊の新文芸誌『モンキービジネス』の責任編集をつとめる柴田元幸さんと、
川上未映子の二人による、文学をめぐるトーク・セッション

★トークショー終了後『モンキービジネス』へのサイン会を行います。
※予約は満杯になりました!ありがとうございます。

■5月3日(土)17:30開演(開場17:00~)
■会場:ABC本店内・カルチャーサロン青山
■定員:130名様
■入場料500円(税込)電話予約の上、当日ご精算 
■電話予約: ABC本店・03-5485-5511
■受付時間: 10:00~22:00
■受付開始日:4月3日(木)10:00~ 

『モンキー・ビジネス2008 Spring vol.1 野球号』 (書籍扱い)
責任編集:柴田元幸 / アートディレクター:鈴木成一
4月19日発売(年4回発売) vol.1発売記念価格:880円+税

投稿:by 未映子 03:39 AM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2008.04.01

早稲田文学1号に「戦争花嫁」を寄稿しました&表紙で&ライブ心からありがとう

Wasedab1 4月1日に早稲田文学1号が発売されます。小説「戦争花嫁」を寄稿しました。表紙と中に写真で登場してます、撮影は篠山紀信さん。紀信さんの撮影はうわさどうり物寸語彙(←ものすんごい、を変換したらこうなった)はやく、チャーミングかつあっちゅうまに終わったです。かつらが風で、飛ぶか、思うた。(←車谷さんふう)

Wb012 そしてフリーペーパーのWB Vol.12も配布中!!こちらは坂本弘道と対談してます。

 早稲田文学1号、まだ全部読めておりませんが、ロブ=グリエ追悼をはじめ、早稲田文学新人賞の「牢獄詩人」by間宮緑さん、が載っていたり、充実の渾身のぐるぐる巻き。しかも中原昌也のインタビュー面白かった…。っていうかいつもこれくらいちゃんと話してよね。書ききれないくらいの内容と量であります。そのときにしか読めないものが雑誌にはつまっております。みなさまぜひ、お見逃しなきよう、お手にとって読んでください。(早稲田文学1号の作られる過程はここで読めます!)

そしてライブに来てくださったみなさん本当にどうもありがとう。春の夜でしたね。坂本弘道だったね。
ライブに関しては、また別の日に。色々がそこかしこでいっぱいだ。

 最近、いそがしくて、日記の更新ができない。というかこの日記という体裁のこの読み物はいったい誰のためにやっていることなのかが、
はじめからそうといえばそうなのだけど、わからんことになってきた。とみに。

 初めはアルバムの存在を知ってもらおうと始めたブログでしたが、なんだかもう潮時のような気もしなくもない。
なんていうか、もともと今日何があったとか、こんなことした、といういわゆる日記という内容でもなく、色々を試しつつ色々で書いてみるという自分にしかわからない修練場であったのだけれども、ここへきて書けること書けないことが色々と増えたりして、しんどいのも事実。
 最近はエッセイやコラムを発表する場が増えたので、これまでブログでやってきたことはむしろそっちで書く方が文章の性に合っているのも事実で、ならばこのブログでは何を書いたらええのかというと、なんか創作の域に持っていけない思い切り個人的なことになりそうな気もしてそんなのは読み物として書く意味がないし、そういうわけで今んとこ告知が多くなってしまうという循環。なんか、コレ!っつう手触り見つけないとなあ。でも枚数の制限がない、というのはここだけなので、ブログならではというスイッチの入り方もあって。2006年以降の溜まってるぶんとか、雑誌に書いた随筆とかまとめて本にする予定もあるので、うーむ。もう色々がわからんよ。この分量の制限のないところ、すごく好きではあるのですが、なかなかなあ。色々あるよな。つーかほんまに色々あったんや!この2ヶ月!まじで!楽しいこともあったけど!うれしいこともあったけど!信じられない目にも遭ったのだ!おまえ!わたしだって生きてるのや!と当たり前のことを叫ぶ、のでは追いつかずもう無言で殴る、でも追いつかず、目の前が真っ白になり震える夜もあったのだ!そんなこの2ヵ月にあったことの色々を全部おもしろおかしく書いて笑いにしてぶちまき書きたい気持ちもないではないが、いかんせんいまその時間とパワーがない!うひー。

投稿:by 未映子 09:03 AM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2008.03.21

乙女の祈りと迫力主義者

 日々があっという間に過ぎてゆき、何が何に対して過ぎているのがいったい何だというのだろうか。この経過感。時間というやつはいつまで経っても慣れません。

 というわけで、またもや失態!ごめん!3月23日に吉祥寺ONGOING画廊で行われる、わたしの大・大好きな多田玲子さん、とのパフォーマンスのお知らせが遅れてしまい、もはや完売と相成りましてすみません……。わたしが朗読をして、多田さんが絵を描く、という仕組みです!この日の会はもう無理なのだけれども、みなさん!ぜひ多田さんの描く絵を見に行ってください!そして多田さんのkiiiiiiiのDVDも見てみて!多田さんの絵はなんともいえず好き、もうなんていうか愛しているのだけれども、見てると5歳のころ、目の手術の前日に、おばあちゃんが持ってきてくれた水色の、「乙女の祈り」のオルゴール、その形、色、重さ、パジャマのすそ、その他もろもろを思い出してかなわんよ。やさしかったおばあちゃん。まだ生きてます。

 29日の木場での坂本弘道ライブもチケットが売り切れた模様ですが、こちらもまたどうぞよろしくお願いします。楽しみだなあ。天気いいといいなあ。それからレーシックを受けてみようかという気持ちがもこもことしております。でも目がよくなって、近眼特有の、あのコンタクトを外したときの近距離ズームアップ感が永遠に損なわれるのだとしたら……。毛穴がもう見れない。毛だって。失われるであろう迫力の総体。色々計りながら考え中。

投稿:by 未映子 09:16 PM [未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2008.03.20

ニューヨークタイムズ!世界に発信!そしてNikon×川上未映子!

 みなさん、今日はもう3月20日。もろもろがやわらかくおそろしい。春の猫の腰、抱く機会はそうそうないけれど、手のうえの仮定と皮膚全部で了解する感受のこの一致は毛並みになり匂いになり、息を吸えばこれ知ってる、そのまま春。

 左バーから行ってください!ニコンさんでフォトエッセイを公開中です!写真はまったくむずかしく、耳かき一杯分もままならぬからやりがいがあります。シャッター切るのって気持ちいいよなあ。いいよなあ。すごく楽しい。切り取りがいがるといいますか。みなさん是非お読みください、プレゼントもありますので、ふるってふるって。
 
 それからAP通信で取り上げられています。世界中の新聞や雑誌などなど向けて五月雨式に随時発信されていく模様ですので、どこぞで見かけたら是非。インタビューのときなんだか面白かった。英語の発音まじりで日本語を話される方だったので、わたしも最後のほうは移ってしまい、「ドラえもん」が「でゅらえもん」になる始末。や、ドラちゃんの話はしてないけれど。

 ここが英語のとこ。翻訳はこっち。んでアメリカのヤフーにも登場してます。そしてさっそくニューヨークタイムズにも!
 AP通信は「新しい文学スター」なんていうフレーズを入れてくれつつも、なぜか各サイトでは、ジャパン・ブログスターという感じであってテクノロジーニュースになってますが、ブログ本が処女作ということもあるんでしょうがブログスターではないでしょうよ、どう見ても。


というわけでひとつよろしくお願いします。

投稿:by 未映子 02:37 PM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2008.03.02

3月3日、お雛さまはオールナイトニッポンだ!&京都でワークショップ満員

3月3日、お雛さまはオールナイトニッポンだ!ってことで一部に出演でーす。二時間たっぷりよろしくお願いします。
スポーツ新聞などではお悩み相談をメイン風にかいてありましたが、これはやっぱ京都のアルファを思いだすなあ。お悩み相談というのは解答というものはないもので、違う人にいったん問題を移動させて、それから違う出所の感覚を言葉で知るだけのことなのだ。ゆえに、悩みでなくてもなんでもオウケー。そのつどのムードを大事に、っつうか人生はほとんど気分の要請なのだから、お気軽&気ままにお便りくださいませ!どしどし。一回っていうのが、またすこぶるいい気分。この番組へのお便りはこちらまで!mieko@allnightnippon.com

ひっさしぶりのラジオ、しかし埼玉・仙台・大阪・京都とこの5年以上、ラジオのいわゆるDJにはご縁ありありだったので、楽しみだなあ。(ポットキャストはあかんかったが、すみません…)
京都アルファステーションのときに聴いてくれてたみなさんからいまだにメールもらってるの、とってもうれしいのだぜ。
西のどこか、一日限りの放送を、うまく聴いてくれはることを願ってやまないのです…。
ということで、明日は深夜からどうぞよろしくお願いします。うしし。

そして、京都shinbiでワークショップやります。がしかし!すでに定員オーヴァーとなってしましました。すみません。詳細はココ
キャンセル待ち、ということになっておりますが、そのあたりもぜひチェックしてみてくださいませ。
ワークショップといっても色々ございますから、話し言葉・書き言葉の色々を丁々発止で和気あいあい、をモットーにできたらと思っております。言葉に興味ある人もない人も、当日はどうぞよろしくお願いします。


日記が下がって見えなくなったらあれですので、年には念を、告知を再度。
3月29日のライブの詳細&お申し込みはこちらで!

投稿:by 未映子 11:54 PM [文化・芸術, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2008.03.01

3月29日「蝶と骨と虹と、」に出演します&祝「薔薇は生きてる」復刊!!!

1、ライブ「蝶と骨と虹と、」
ひさしぶりのだ。お会いできるの楽しみにしています!
坂本弘道さんの独演をはじめ、遠藤ミチロウさん、白崎映美さんなどなど出演者多数、舞台風味、映像交じり、舞踏もありで、どうなるのか楽しみ。なんせ坂本弘道だ、わたしは共演者としてはもちろんですけど、坂本さんの演奏を聴けることがほんとうに楽しみなのだった。耳も体もうれしいなあ。素晴らしい夜にならんことを願ってやまぬにもほどがあり、どんな美しい夜になるのかぜひなんともご一緒に。

当日の色々・チケットのくわしくはこちらでどうぞよろしくお願いします。わたしは朗読や歌唱などで登場します。


2、そして「薔薇は生きてる」の復刊おめ!
Barawaikiteruいわずと知れた名著でありますが、これでがんがん手に入るようになって嬉しいっす。帯は緒川たまきさん、解説に穂村弘、千野帽子、わたし。いいぜ、この本いいぜ。何年か前に、ダ・ヴィンチで薔薇は生きてるについてインタビューしてもらったの、うひー、なつかしいなあ、と思ってみてもまだ二年前のことなのかー。気になってたけれど手にはいらなかったみなさまぜひ!




3、独り言、ゆるしを乞いたい
連絡などがもつれ、不義理まではいかなくてもすみませんと思うことがやはり多く、夜中はっと目覚めるがしかし、色々なことがもうわからなくなっているので、でもそんなことは理由にならず、おそろしいのだが朝がくっきりやってくるということは締め切りもやってくるので、業務連絡などなど順次巻き返していきたい、いける、どうなのか。すみません、メールは全部キャッチしてます、してるはず、が、連絡や返信、そっけなく、あるいは遅くなってるのまじですみません。この3月さえ乗り切れば、なんや本を読む時間もできるし、髪の毛を切りに行ったりもできるしたぶん掃除も。頭のすみっこでパスポート行方不明が不安。来週末はサイン会でみなさまお目にかかります。ヤフオクで整理券&代行業務ってどうよ。いろんな仕事があるなあっていうか仕事っていうかそれ。ともあれみなさん風邪には注意あれ、冷たさゆるんだと思いきやそうでもないよ。乳と卵、読んでくださってありがとう!先端も、感想をいつもありがとう。確定申告。願書受付。歯の治療。ヨガしたい。気になる返事。撮影。洋服の赤の発色。でっかい骨格の持ち主。渋谷を歩いてたらペンを握らされてサインを強要されてびっくり&こわかった。こんなことってあるのかよ。しかも2回目。うわーん。心温まるポップな話題がいっこもないよ。しかしそうは言いつつも3日は池田晶子賞の授賞式。春が不思議のしっぽをつかむ、感慨深し。

投稿:by 未映子 11:56 PM [未映子情報, 音楽] | 固定リンク | トラックバック

2008.02.25

池田晶子記念 「わたくし、つまりNOBODY賞」

受賞のご連絡をいただきまじでびっくりしてしまいました。
賞についてのくわしくは、こちらをごらんください。
思うこと爆発。色々が。風がものすごく強いなあ。あれから一年。

投稿:by 未映子 11:00 AM [未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2008.02.24

「乳と卵」サイン会のお知らせ!!

授賞式も無事終わり、なんかひと段落したようなしていないような。
選考会から約一ヶ月、本当にたくさんのみなさんからメールやお手紙、お祝いも本当にありがとうございました。

受賞もろもろについてはそのときどき、たくさんの新聞で随筆を寄稿させていただいので、読んでくださった方もいるかもですが、
そんなだからこれまでやってきたブログとはちょっと変わって告知がメインになりつつ、とはいっても追いつかず、すまんことです。
一日に数件の勢いで、「乳と卵」についての取材などなどしていただいたので、どこかでぱらりとお目にかかることありましたら、どうぞよろしくお願いいたします。

授賞式は楽しみで、ミュウミュウのイカス・ドレス&コートを着ていって、なぜかペチコートというものはこう、テンションあがるんよなー。んで二次会でだるだるのパーカーに着替えて三次会は朝の5時までだった。しかしまったく飲まず、水の飲んでのたたずまい。もうわたしは金輪際酔っ払うことはないんではないかと思うくらいお酒飲んでないので(酔うほど飲んでないの意)、コーヒーも飲めず、グルメでもなく、ほんならおまえの楽しみっていったいなに?みたいなこと感じてます。ほんらいパーティのほんわか&うきうきした様子はひそまって、最後は作家、編集者交えてのかなり真剣な文学談義になってしまって、や文学っつうか、書き物談義っつうか、今がなにかお祝い会の三次会であることをすっかり忘れてて白熱、笑った。帰り道々思うこと、いっぱいあるよな。んでそれそうした書くの、むずかしいよな。


で!サイン会のお知らせです!


3月7日 東京 三省堂書店 神保町本店 (整理券配布終了!)
3月8日 名古屋 星野書店 近鉄パッセ店
3月8日 大阪 田村書店 千里中央店  ※整理券配布終了!
3月9日 大阪 ジュンク堂書店 大阪本店 ※整理券配布終了!
3月9日 福岡 紀伊國屋書店 福岡本店

以上の日程で行いますので、どうぞよろしくお願いします。で、東京三省堂さんは、わたしが告知するまえになくなってしまいました…。まことにすみません!あとの場所はどうかしら!詳しくはそれぞれのサイトでご覧くださいませ。
いろいろ書きたいことあるのやけれども、時間がおへん。なむー。唇が乾燥して乾いたお鮨のマグロのような具合になって痛い。
今日は一日家にいて予定の整理とゲラチェックだけで一日がまんべんなく終わってゆく。部屋が片付かず、本も読めず、保湿しているのに空気も乾燥して強風世界、5月はドイツに、6月は辺境の土地へ行く予定。こんなこと初めてだ。

投稿:by 未映子 11:38 PM [未映子情報, ] | 固定リンク | トラックバック

2008.02.22

単行本「乳と卵」できました&もろもろ

Cicitoranなはんていうと、なんか朝食みたいですけど、出来上がりました!「乳と卵」。文學界3月号に寄稿しました受賞第一作・短編「あなたたちの恋愛は瀕死」もお読みいただけます!文學界3月号は売り切れだそうで、読めない!というメールもいただいておりました。どうぞよろしくお願いします。

4冊目の本になるのですが、やっぱり毎回感無量です。嬉しいです。装丁は大久保明子さん。装画は吉崎恵理さんです。クラシックな感じで、ずっしりと重みがあり、うーむ、絶妙とはこういうことをいうんでは。と手にとって感動してしまった。つくづく物をデザインする人っていうのはすごいなあと思うのでありました。わたしは単なる迫力主義者なところがあるので(しかもバラエティの少ない迫力主義者…)何でも「がーんときてどばって感じで、だーん!っつ感じでひとつお願いします!」的なところしかないので、こういうお仕事に触れると手を合わせたくなります。ありがとうございました。


そしてこの本に集まった言葉が、物語が、読んでくれはった人の、なんらかの、どっか部の、スペシャルになりますように!心から願ってやみません!


最近は永井均先生入不二基義先生の対談にでかけたり、仕事もして、花瓶の水を入れ替え、加湿器の調子はよく、部屋はきたない。時間の都合で本も読めず、もろもろの成り行きに歯がゆい感。3月も半ばになればもろもろがひと段落するだろうとそこを目指してがんばろうと毎晩眠るまえに思っていたりするとすぐに朝で、なんか眠り泥棒にあった気分。毎日。

そしてこれはけっこう大事なお知らせです!
なんだかお問い合わせの方法が少しだけ混乱しているみたいです!すみませんややこしくて!

受賞時にメールサーバーがちょっとふくらみすぎてメール受け取れなかったり、そこからもこの一ヶ月は受信量がすさまじかったので、大事なお仕事のメールを読み損ねたりすることがないように、基本的に新しい問い合わせに関しましては(これまでお仕事させていただいた方はすでにわたしの連絡先を知っているので)、「乳と卵」の版元である文藝春秋の担当編集者さんに暫定的に窓口になっていただいていましたが、それも、「乳と卵」に関するテレビ出演や、インタビューのご依頼のみであり、原稿や執筆に関しましてはもちろん、従来どおり、わたしに直接連絡いただきたく思います!

どうもややこしくてすみませんです。なにとぞよろしくお願いします。しかしながら今もってたくさんのメールを頂戴しておりまして(返事はなかなか書けませんが、拝読しています!)、もしかして見落としているかも知れないおそれのなか、なんとかやっております。どうぞよろしくお願いいたします。

そんなわけで二月。わたしは今頃ひそかにジュセリーノの予言のことを知って、ああ…。これはなんとなく懐かしい…。12歳のころ「ノストラダムス新聞」を作ったりしたことを思い出す。

投稿:by 未映子 12:04 AM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2008.02.16

サイン会のお礼と告知もろもろん

横浜、六本木と、サイン会にはたくさんの人に来ていただきマジ感激しました。イン歯ーにいたってはマジ去年の夏の本であるにもかかわらずマジたくさんのみなさん手にとっていただき、マジありがとうございます。マジマジ。
乳と卵に関しましては大阪、福岡でもサイン会をさせていただく予定でいます。詳しくはまた!
どうぞよろしくお願いします。

色々な取材を毎日受けさせてもらっていますが、
それがどこでどうなっていつお目見え、ということの把握がもうできなくなっておりますので、漏れ漏れもご容赦いただきたくすみません。わかってるのは、日曜日の朝8時にNHK-BS2の週刊ブックレビューに出演いたしますこと。わたしは竹熊健太郎さん35才のときの驚異的な大仕事、ものすごく名著「篦棒な人々」をレビューさせていただきました。

Berabou時間の制限があって全魅力に全迫りすることはかなわなかったけれど、共演した今村楯夫さんも南伸坊さんも本当に面白かったんだ!!と仰って「教えてくれて、ありがとね」と収録後も箆棒話で大盛り上がりで、とてもよかったです。ダダカン師匠をめぐって浮き彫りになる「表現」というもののこと、ひいてはこの驚くべき完成度でなされたインタビュー、それを貫き見えてくる竹熊さんの姿勢とか、本書は読めば読むほど読むところ考えることがざくざく。(あと、はじめての人に手紙を書く、とてもよい
お手本としても重宝したり…。それにしても竹熊さん文章がうますぎ…)箆棒な人々、そしてこの本における竹熊さんのお仕事については書きたいことがたくさんあります。時期をみて書けたらと思っています。ぜったいに、読んでみてほしい。
(個人的には、この本で取り上げてはる庚さんを、ときどき目撃したりしてお話したこともあったけれど、いまいちどういう人なのか、その見た目のインパクトで満足してしまう節もあり、誰に聞いても「うん、なんていうか、すごい色々なことしてる、すごい人」という説明しかしてもらえなかったのですが、このたび竹熊さんのおかげで明るみになりました)。

あと、23日の朝22日(金曜日)の朝の放送の間違いでした!NHK「生活ほっとモーニング」で舞踏家の森山開次さんとチェロの坂本弘道さんとわたしとでセッションします。色々。
んで同じ23日の「王様のブランチ」にもVTR出演します。初めて樋口一葉記念館にいってきましたえ。

投稿:by 未映子 05:45 PM [未映子情報, ] | 固定リンク | トラックバック

2008.02.09

サイン会のお知らせと諸々です

ということで、サイン会です!詳しくはココでお願いします!
青山ブックセンターでは色んなことありがとう記念「イン歯-」です!六本木地域にお住まいのみなさま、ご通勤されている皆さま、はたまたまったく関係ない地域にお住まいのみなさま、ぶらりとお立ち寄りくださいませ!楽しみにしております。しっかし六本木って色々あるよね。

近況色々、いっぱい話したいことあるのに(京都・名古屋・大阪と書店さんめぐりをしたこととか、名古屋ではすごく行きたかったロジウラのマタハリに遊びに行けたこととかさー)、ちょっと時間がなくてやきもきする。いただてるメールも拝読してます。返事がおっつかなくてごめんなさい。告知も色々が追いつかないので、困っています。ほんまに考えやなならん。漏れること多々ありますが、どうか出会いがしら的にお願いします。
急遽きまった「僕らの音楽」の収録は昨日無事終わり、1時間30分はゆうに対談したけれども放送されるのは10分ぐらいということで、どこかどうなって果たしてどうなるのかということはさっぱりわかりませんが、それもまた楽しみ。番組のきくちPが印象的な色のかばんを持ってはったのが印象的。所作も。宮本さんは何もかもがあのままでした。そのあとも引き続き、今度は雑誌の対談でご一緒したのですが、初見のテレビを経てのこと、リラックスしてゆっくりと色々な話ができてこれも活字になるの楽しみです。

エレファントカシマシ最新アルバム「STARTING OVER」をすごく聴く。きらきらして怒涛で、まっすぐ。中盤のユーミンのカヴァー曲「翳りゆく部屋」、すばらしい。丁寧に歌って。この声。あの音。エレファントカシマシの音楽への色々は、雑誌の対談でいろいろお話できたけれど、感動は分析するごとにはがゆく、しかし、しんどいときにいつも聴いてきた、とてつもなくでっかいでっかいありがとうだ。アルバムを聴けば気持ちは支離滅裂。でも感動とはそういうものだろう、ジョンが80年代の始まりに同世代に向かって言ったあの言葉、わかるけれど、わたしはそのときまだ4才で知らなかったけれど、今おんなじように、なにもかもを引きずって何度でも生まれ変わるエレファントカシマシが叫ぶ、それをしっかり受け止めることができる、聴ける、体のまんなかが震える。震えがすぎて、やっぱり涙がでるのだ。

投稿:by 未映子 08:29 AM [未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2008.02.05

NEWS

「そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります」(ヒヨコ舎) 
大幅に増刷いたしました!今まで手に入りにくかったかと思われますがこれで一安心!引き続きどうぞよろしくです!


「週刊文春」 2月7日号 原色美女図鑑に登場。
撮影は沢渡朔!ものすんごい暮らしにくいであろう素敵な洋館で。


「週刊・読書人」 2月1日号 インタビューで登場。
インタビュアーは早稲田文学編集長の市川真人氏。言葉と創作について色々話しました。
市川さんはイン歯ーの担当編集者でもありつつ。よみがえる歯磨きもできなかった春。


Bungakukai0803「文學界」 3月号 芥川賞受賞第一作「あなたたちの恋愛は瀕死」発表。        
受賞記念対談 永井均×川上未映子。
永井均先生ともろもろ。それにしてもインサイトは難しく何度読んでも発見ばかり。汲めども尽きぬ泉が文字で。
渡部直己さん、いとうせいこうさんによる川上未映子論も読めます!どきどき!


Bungeisyunjyu0803「文藝春秋」 3月号 芥川賞受賞作「乳と卵」全文掲載。      
受賞記念インタビューも掲載。
受賞のことば、も掲載。
選評も掲載。掲載ばっかし。なんだかうひー。


Subaru0803「すばる」 3月号 巻頭に直筆エッセイが掲載。
書きにくいペンと、そうでないペンが、あるよね。     


Waraivow別冊宝島1500号記念「ニッポンの笑い VOW!!」 2月7日号
マイ・フェーバリットバウ!に「おちんこでる」のは一向に構いませんけど、「らしい」ってのは予告なのか予想なのか。を寄稿しました!


「週刊プレイボーイ」 2月18日号 インタビューと写真で登場。神保町でぶらり。
なんていうか、ものすんごいプレイボーイ風味でし。


「週刊現代」 2月16日売り号 インタビューで登場。
一日ドキュメント的ないろいろであっちいったりこっちいったりで。


「僕らの音楽」 フジテレビ系 2月15日放送 エレファントカシマシ×川上未映子
Elekashi新しいエレカシのアルバム発売記念だッ!
宮本さんと音楽とその周辺についていろいろ対談します。
しかし2005年の野音は今でもくっきり思い出すほど素晴らしかったなー。

投稿:by 未映子 11:25 PM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2008.01.29

<先端で、>サイン会いたします!みなさまふるって!!

ということで、

2月10日(日)
「先端で、さすわ さされるわ そらええわ」
前回はトークショウでお目にかかりましたが、今回はサイン会というとてもなんていうか、そういう感じでよろしくお願いいたします。
お買い上げくださった先着100名さまにご参加いただけます。詳しくはお店のほうにお問い合わせくださいませ!
なにとぞ、よろしくお願いいたします。お会いできるの、楽しみにしております。

ACADEMIA 港北店
045-914-3320

横浜市都筑区中川中央一丁目25-1
ノースポートモール3F
横浜市営地下鉄・センター北駅 徒歩1分


仕事では初・神奈川だッてことで、すごく楽しみにしております!
頂戴していますメールも拝読してます。ありがとうございます。

投稿:by 未映子 01:29 AM [未映子情報, ] | 固定リンク | トラックバック

2008.01.23

告知もろもろ&近況、そしてニュースアンカーのこと

 昨日は日帰りで大阪に行ってスーパーニュースアンカーに生出演した!コメンテーターのみなさんも本当に暖かく迎えてくれはって、とても楽しくリラックスして話すことができました。関西テレビさんは、一回目の候補のあと、夏の終わりごろから密着取材をしてくれてました。母校へ行き、電車にのり、先生と対面させてくれ、姉の家にも来てくれ、相談にのってくれ、励ましてくれ、短い時間だったけれど、出来上がったVTRを生で初めてみたときにものすごく感動したのです。丁寧なナレーション、リズム感、きっと時間がないなかでものすごく大変な作業だったんだろうなと思った。そして嬉しかったのは、大阪で見てた家族がほんまにほんまに喜んでくれたこと。すっかり仲良くなったスタッフに、ありがとうというなんか照れくさい気持ちと、全部が終わって、じゃあお世話になりました、またね、というときに込みあげるさみしさで、帰りの車中はおセンチになってしまった。またいつか一緒になにか出来たらと心の底から思いました。関西テレビのみなさま、出演してくれはったみなさん、そしてみてくれはったみなさま、ありがとうございました。
 
 忙しいでしょう、忙しいでしょうと気を遣ってもらうのだが正味、変化したのは朝から起きる、そして早寝する、ということだけで、それがただひたすらに嬉しい。あと、留守番電話が積み重なってまだ全部聞けていないのが申し訳ない&おそろしい。どうすればいいのかすら。ミクシーもやってるのですが、マイミク申請とかメールとかもえらい数になっていて、全然読めてません!すみません!どうにも仕方がない、友達の日記とかすごーく楽しみだったのですが、しかたなく近日中に退会する予定でいます!ごめんね&よろしく。ほいで色々と告知が滞ってますが、テレビとかの放送はわからないので出会いがしら的によろしくお願いします。新聞には随時、五月雨式に受賞エッセイが載ってます&載ることになると思います。どこかで見かけたらぜひ!

今日はFM東京、坂上みきさんの番組ENTERMAX【エンタマックス】に生出演します。4時から5時のあいだで!

Hondana「本棚」
色々な作家さんの本棚が登場する単行本が発売されました。インタビューもあり。わたしも登場。桜庭一樹さんも登場。そのほか豪華面子!豪華面子!

アスペクト PR誌 2008.1月号
こちらは連載、「アルバイテン階級の休日」を発表!あいもかわらず表紙がかわゆす。たまらないねえ。まじで。

あと昨年の秋の演奏の写真&舞台写真もこちらから見れます!ロヲ=タァル=ヴォガ公式サイト

どうぞよろしくお願いします。


 今回の受賞でアルバムも売れて大変ですねーいいねーとか声をかけてもらえるが、何がショックって、テレビつけたら売り上げが過去5倍!!!とか景気のよい話のあとに、もともとの枚数まで公表されていて絶句!!テレビで初めて知ったよ!売れてないとは知ってたがまさかここまでだったとは!誰か教えてくれよ!それだけしか刷ってないのに広がる道理がねえよ!!なので5倍とかいってもあんまりそんなたいしたこともないので、むしろごめん。なんつってまあ驚き&くすり、と笑ってしまいました。

 色々な実感もないのでぐっとくることあんまりなかったが、中学校のときの恩師に報告したときに、なぜか不意に涙がぼっろぼろでた。こんなことあってな、あんなことあってな、みんなこうでこうしてな、んでこんなふうになってんで、などと話してたら、もう70歳近い恩師がうんうんと聞いてくれ、なんかがゆるんで吐くほど泣いてしまった。
「みえこえらい大人になって、はじめわからんかったけど、ほいでな、来月な、東京の授賞式にな、突然行っておどかしたろかと思っててな」「うん、うん、先生、絶対来て、」「うん、そやけどな、ごめんなあ、グアム旅行当たったから、無理なってん」。

 高校には祝!!の横断幕が登場し、実家のトシエは「ありがとうございます」を言い過ぎてもともとのハスキーボイスがもう音声を聞き取るのがやっとのボイスになってしまった。

 本当にみなさま、このたびは色々なお祝いをありがとうございました。この場をお借りして、もう一度、お礼申し上げます。ありがとうございます。

投稿:by 未映子 09:52 AM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2008.01.17

みなさまありがとうございました

メール、お花、電報、携帯メールへのメッセージ、留守番電話、お祝いの言葉をほんとうにありがとうございました。全部読ませていただきます、ほんとうにありがとう!
それからおひとりおひとりに返信したいのだけれど、どうにも返信できる量じゃないので、この場を借りて、御礼を申し上げます。ありがとうございました!!

一緒にどきどきしてくれはったみなさん、読んでくれはったみなさん、ほんとうにありがとう。
ちょっとばたばたしており、諸々のご連絡とどこおりますが、ほんとうにメッセージありがとうございました。
取り急ぎ、御礼まで!!!!!!!!!!


お仕事関係のお話はすべて文藝春秋社にご連絡くださいますよう、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

投稿:by 未映子 10:39 AM [未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2008.01.14

感謝・トークショウ満員御礼&毎日新聞でエッセイの連載の開始!

Talkshow 先日は雨のなか、そして寒いなかたくさんの方々にお集まりいただき、本当にありがとうございました。穂村弘さんと言葉の話、詩の話、となって丁々発止・どきどき・しかし色々が面白い、でしたが、楽しんでいただけたら本当にうれしいです。なんというか、ユリイカさんにはじめて書いた作品を表題にして、そして形にすることができて、それを読んでもらうことができること、帰り道、改めてうれしいけれども、同時に言葉の大海原がぐんぐんと広がって足のすくむ思い、ますますがんばらねばという思いがみなぎり、感慨深く、決心もあらた、みなさま、本当にありがとうございました。今発売中の日経エンターテインメントにも、2008年予想っぽい特集の中で「先端で、さすわ さされるわ そらええわ」が関西の作家の色々ということで登場しています。

 そして毎日新聞・全国版の夕刊のダブル・クリックというコーナーで連載が始まります。毎週火曜日、3ヶ月間の予定です。ほかにも秋ぐらいからお話をいただき練りつつ、今春から連載がいくつか始まるので、そういうことも含めてブログにはなんだか最近は告知ばかりが続き、それと平行して書くことの出来る日常はどんどん無味無感想な具合になってるような、ないような。〆切が苦しい話なんか書いてもなぁ。でも最近起きてる出来事といえば主にこれなのだからさみしい話だ。そういうこと書いてもそもそも面白くないし、しゃあないし、とか、うーむ。なんだかなぁと思いつつ、ブログの感じ、どうしようかしか考え中。告知だけになるのやったらあんまり意味がないし、でも告知もきっかけになるのやからこれもとても大事やし、うーむ。色々と考えるところではあります。なんかいい方法はないものかとあぐね。むずいす。告知だけページを作るとかなー。何にしても自分じゃ出来ないのでこれもまた時間かかるであろうしなぁ。

 昨日一日家をでずに今日出てなにか気分のよくなるお昼ごはんをば、と歩いてみたらしばらくして耳がちぎれるほど寒く、しかし道行く人の誰も耳につまづいている様子はない。え、え、なんでこれ、とかびびりながら、しかし耳の外廓がじんじんがんがん痛いので、やんぬるかな引き返す。

投稿:by 未映子 10:43 PM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2008.01.07

「乳と卵」(チチトラン)が第138回芥川賞候補にノミネートされました。

Bungakukai0712 というわけで選考会は16日だそうです、うひー。
 タイトルは同時に二大アレルギー要素。乳も卵も食べられないと、それは困るであろう。
 「乳と卵」は文學界12月号に載っていますので、どうぞ読んでみてください、新刊の爆誕詩集「先端で、さすわ さされるわ そらええわ」ともどもよろしくお願いいたします。

 そして6日の読売新聞朝刊で、<空想書店>というコーナーで色紙&空想&色々書かせてもらいました。わたしがもしも書店主だったらばどうするのか、ということで。
 わたしの空想書店のテーマは「素敵な文章に素敵な絵がついてある本」です。
なので武田百合子「ことばの食卓」(絵は野中ユリのコラージュ!素敵死する)、をメインに、山岸涼子「日出処の天子」(←1日に一回はページを開いてる)、アーシュラ・K. ル=グウィン「いちばん美しいクモの巣」(絵はジェイムズ・ブランズマン)、多和田葉子「溶ける街 透ける路」(挿画は溝上幾久子)、高野文子「おともだち」、そして拙著「先端で、さすわ さされるわ そらええわ」の装画でもお世話になりました美術家・鴻池朋子さんの「みみお」を、空想の棚にばっちり面出ししましたえ。しかし空想とはいえ、東京・丸善さんではこの空想書店がまるまるコーナーとして再現されるみたいなので、よかったらチラ見などして、お手にとってみたりしてください。色紙も飾ってくれてはるそう。

 先日めずらしくどこかの喫茶店に入ったときに、入ったがいいけどカフェインがあかんわたしは飲むものがない。さらに先日、「では、これこのハーブティーで」などとさらりと注文したのはいいが、いざ飲んでみるとわたしにとってはまるでヤギのおしっこのような具合であったから、もう無理なのであった。だから「蜂蜜ミルク」という、材料の両方に一応の気心は知れてある飲み物、それを頼んで飲んだら飛びあがるほどおいしく、おいしいおいしいと云いながら飲んだ。この温かみ、冷たい体をほっと抱かれた感、を再現したくて家に帰ってさっそく乳は乳でも豆乳でやってみたら口がむにゃむにゃと波打つほどにまずく、流しの枠に手をつき「まずい」と声にして感想を述べてしまった。しかしあの飛びあがるほどのおいしさ&安堵はあきらめきれないので即座に牛乳を買いに走り、蜂蜜をでゅるんでゅるんに思い切り垂らして、一日で気がつけば2リットル飲んでいた。

投稿:by 未映子 03:20 PM [未映子情報, ] | 固定リンク | トラックバック

2008.01.04

「ダ・ヴィンチ」2008年2月号「この小説の書き方がすごい!」座談会に登場

Davulinnti0802「ダ・ヴィンチ」2008年2月号で、ゼロ年代の今、だからこそすごい古典に学べ!的な座談会に参加いたしました。座談会のメムバーは若手評論家のみなさんで、宇野常寛さん、吉田大助さん、江南亜美子さんです。古典というか、文章についてあれやこれやと4時間ぐらい喋った内容が文字となり、このようにしておよそ5ページに収まるのだからすごいことです。
座談の中で名前のあがった本の詳細も脚注にありますので、楽しんでもらえたら嬉しいです!

今日は年賀状が10枚。今年は全部で25枚。小学生の頃の記録を更新した。
写真について考える。顔がぜんぶ違いますねえ、とよく云われるのですが、自分でみても違うと思う。家に何枚かある鏡でちらっと見ても、そのたびに顔を違うと思う。顔というのは不思議なものだ。鏡がなければ日常の面倒の4分の1は消えると思う。

写真といえば年末に篠山紀信先生宅へお呼ばれして歓談。色々な作品のなか歴代の作家をずらりと撮らはった特太の写真集を拝見して、その中でも宇野千代さんの笑顔がすさまじくチャーミング&おきゃんでわあ!と声が出た。

その日は青い壺に入った水のような日本酒が登場し、水みたいなのだからどんどん飲めてすなわち知らぬ間に酔っており、ふだんビールしか飲めないのに飲めるのだから不思議だなあと思いながら帰った。そして歩きながら不特定多数の異性と性交ができる人と、出来ない人の違いについてかなり真剣に考える。というか、去年はこのことをけっこう長い時間考えてたような気がする。わたしにとってここにある問題はかなり切実な問題なのです。

その帰り道、しかし町は色々とゆるやかで人の動きも吐息もゆっくりな感じがして、あ、とか思ってわたしもちょっとだけ動きをスローにしてみたら後ろの人にふつうに迷惑だったので駆け足に戻す。

あのゆっくりに見えたのはなんだったのであろうか。今日タクシーを待っているときに西の空をみていたら白く、淡く、おおきく生き物のように煙っていて、今は冬だから冬なのだとわかるけれども春にもおなじような空を見たような気がして見入ってしまった。空が色を与えられ浮かんでいて、去年は色々なことが駆け抜け、停滞し、大切な人が死に、生きてる人はそれぞれ笑ったり泣いたり喜んだりをして交差し、ではね、またね、こんにちは、と退場と登場が息継ぎのように繰り返される。繰り返された。

面白いのはじゃあこの舞台、いったい誰がなんのために用意したのだろうか、みなが使ってる言葉はどこから、こんなに厄介で美しくてしんどくて、手が出たり出なかったりのことばかり、って笑ってみても、黙ったりおしゃべりしたり叫んだりしながら、何かが動くうちは言葉でも体でも動かしてみようと覚悟しつつ、こうしてバイク便を待つあいだ日清のカップヌードルを食べようかどうかも同時に迷ったりしている、お正月の日のおしまい。そして今年はヨガの再開。ヨガをやるとやはり調子がいいのです。

投稿:by 未映子 11:43 PM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2008.01.03

「先端で、さすわ さされるわ そらええわ」について!

Sentan「先端で、さすわ さされるわ そらええわ」の発売から10日ほどが過ぎました。色々な本屋さんで平積みになってるのを見ると、わあ、本になったのや、と感激します。四角くて。ご感想など色々なお便りをありがとうございます。初めてユリイカに寄稿した作品をタイトルにして、それからユリイカに発表したのと、書き下ろしが3作品、この本には全部で7つの物語が入っております。

表題作、ユリイカに発表したときは、小説でもなし、短編でもなし、まあ大きくゆやこれはむろん散文であるやろうけど、しかしこれは自分でも枠組みがはっきりせぬままに書いてお渡ししたので苦し紛れに絶叫詩なんて言ってましたが、その後、ユリイカに発表したものはどんどんとさらによく自分でもわからなくなって、まあ書いたものが何とカテゴライズされるのかはカテゴライズが必要な人やカテゴライズする人が決めてくれるのが一番いいしねえ、とか思いつつ、で、結局、こうして一冊にまとまったときに例えばこの本はなんと呼べばいいのかさらにわからなくなって、別に何と呼ばなくてもいいのだけど、作品集とか爆誕詩集とか言ってますが、これというのが、ないのです。詩は小説のなかに飄々と現れるし、小説も詩のなかに時折顔を出すもので、なにもかも、読んでくれはった感じがあらゆるすべてであります。どうぞよろしくお願いいたします。語り手の少女、あるいは女性が、銭湯、部屋、図書館、教室、電話、渋谷、といったそれぞれの場所から物語を思弁を、言葉と言葉にならぬものを渾身で発信します。わたしにとっても大切な一冊になりました。読んでくれはった方にとっても、なんというか、いい一冊になってくれれば本当にこれ以上に嬉しいことはありません。念願です。

そして、この本の刊行記念・穂村弘さんとのトークショウもそろそろと定員に近づいてる様子ですので、興味あられましたら!なにとぞお早めによろしくお願いいたします。

それから年末のある日にサインをさせてもらいに都内の本屋さんへお邪魔しました!ポップも書かせてもらいましたえー。
紀伊国屋新宿本店さん・紀伊国屋新宿南店さん・渋谷ブックファーストさん・ジュンク堂新宿店さん・青山ブックセンターさん・LIBROパルコさん・有隣堂恵比寿アトレさんです!見かけましたら、よお、みたいな感じでひとつごひいきに!


「先端で、さすわ さされるわ そらええわ」収録作品

○ 先端で、さすわ さされるわ そらええわ    (ユリイカ05年11月号)
○ 少女はおしっこの不安を爆破、心はあせるわ (ユリイカ06年9月号)
○ ちょっきん、なー                  (書き下ろし)
○ 彼女は四時の性交にうっとり、うっとりよ    (ユリイカ07年7月号)
○ 象の目を焼いても焼いても            (ユリイカ06年2月号)
○ 告白室の保存                   (書き下ろし)
○ 夜の目硝子                     (書き下ろし)

投稿:by 未映子 10:52 PM [未映子情報, ] | 固定リンク | トラックバック

2007.12.30

「広告批評」「papyrus」「早稲田文学WB」に登場

年末は自分がばたばたとしていなくても勝手に寝転んでる部屋の畳がせりあがってくるというか無理くりに狭く狭く何もかもがお終いにされる感。かんにん。でも一晩あけたら普通なのだから、この一年を区切るという案はいつまで続くのかしら。


Koukokuhi0801「広告批評」No.322
表現者たち、という広告批評さんが何年か前から組んではる特集に、インタビュー&撮りおろしで登場です。けっこう長くお話させていただきました。担当の方が隣の小学校、隣の中学出身でまあ世間のせまいことよいまさらながら。

「papyrus」16号
こちらも巻頭にインタビュー&撮りおろしで登場です。バースプレイスっていう東京に思い入れのある場所での撮影だったのですがわたしなんでか墓地で。バ、バースプレイスつってんじゃん、って感じですが東京でなんでかはじめて行った場所ということで、色々作品についてのお話させてもらいました。しかし10年ぶりに行った禅林寺はなんかリニューアルされてる部があってなんだかなあ。太宰治の墓と森林太郎の墓がちょうどはす向かいにあるのだが、太宰ファンで桜桃忌にきはった若人たちが盛りさがってる?外の墓をチラッとみて、「で、この、しんりんたろうって、誰」とか言ったとか言わないとか。

Wb011「早稲田文学WB」
連載対談の二回目は、「ムーたち」の榎本俊二さんがお相手です!けっこうなヴォリューム。こちらも榎本さんと一緒の撮りおろしの写真つき。みんなお正月はお餅もいいけどゲームもいいけどムーたちを読もうよね!


というような具合でした。明日から3日間大阪で仕事だ。そして大晦日に帰ってくる。風邪もゆるやかに去ってゆき、昨日ひょんなことからお招き戴いた映画「眠り姫」(監督・七里圭、原作・山本直樹)がすばらしくて帰り地面がゆれてしまう。音楽が体のなかだけでなく、世界中にあるやわらかいものにめり込んでゆくのが見えたかのよう。窓から見える感情、感情からみえる静物の設計図。終演後に監督にごあいさつ。わたしはとてもおしゃべりはなずなのにたったいま映画から体を抜いてきたような錯覚のため、ぼーとして言葉がつながらず。下北沢で今日の8時半最終なんで見に行ってみて。

投稿:by 未映子 09:20 PM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク

2007.12.22

「planted」#6 に散文詩を寄稿しました

風邪をひいても肝心の熱は出ないのでラクチンなものだが、なんだかだるい。今年は思えば体調を崩すことの無かった一年でありました。んでこれよ。年末に。もー。口のはしっこに熱の花ができてじっとみると顔みたいなかさぶたに発達。はあ。口を大きく開けられず。体調の不良で先週の予定がずずずと崩れ、そしてずれ込み、この年末に頼むでわたしの体。関西のニュース番組の密着取材が夏の終わりごろから入ってて、その予定もずずずと後ろへ。打ち合わせ。取材。ひとつのことについて取材を重ねてゆくと、ひとつのことについて話し続けるので、話してみると思ったより考えてること、問題点、など整理されて納得できる形となって戻ってくるのだ。んで家に帰っても単純にそれについて考える時間が増えるので、回答も回数を追うごとになにげに自分的には進展するからうっかりそこから始めてしまう、のだが、インタビュアーにしたら初めてなので、わたしがいきなりテンション高く喋りだすフライング気味な内容に、…え、この人なんか、覚醒してない?ヤバない? みたいな、引きの顔をされてしまって反省する。年末はお仕事で図らずも帰阪。

Planted06ってな大変不調かつ乱調かつきりきりまいチックな暮れではありますが、いとうせいこうさんが編集長をつとめる心意気・真心・愛・てんこ盛りすぎる雑誌、「planted」#6 は<ラブ&ロマンス>。充実してるサイトのほうも見てみて!この中の「LOVE&GARDEN」で、散文詩を寄せました。いくつかの団地の写真に寄り添っております。
この写真をひとめで気に入ってしまって、コピーをもらった段階で壁にはってました。planted、すんばらしい雑誌ですえ。何回もページをくるくる。いいなあ。植物なあ。イラストはかわいいし、誰が描いてるのんかなあ。写真は目に言葉も口に楽しい。かくいうわたしもサボテンのサボコにたいへんに心を配っていた日々があったのやなあと、その色々を思いだす。サボコ。サボコ。そして星野智幸さんの連載の文章がこれまたすてきだ。花々の写真とあいまって幻想はもえたつ艶とまみれ美しすぎる。

投稿:by 未映子 11:43 PM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2007.12.14

1月12日 「先端で、さすわ さされるわ そらええわ」刊行記念トークショウ、穂村弘×川上未映子!!

Sentan「ユリイカ」にこれまでに発表した散文・詩・作品に、書き下ろしを加えての刊行と相成りました!装画は、美術家の鴻池朋子さんのべらぼうにかっちょいい絵です。なんつうか、まさに先端。

12月22日ごろから発売されます作品集「先端で、さすわ さされるわ そらええわ」(青土社刊)の刊行記念的に歌人の穂村弘さんとトークショウをします!みなさんのふるってのご参加、心より念願いたします。
参加方法は、三省堂神保町本店で、購入いただいた方、先着100名様に整理券を配布いたします、ということで、トークショウに参加してくれはる皆様は、三省堂さんでぜひ!電話で予約しつつ、当日購入でも整理券確保は可能かどうか、というようなことは、三省堂さんに電話をして、詳細をお聞きくださいませ!三省堂さんの公式サイトにはまだ情報が出ていませんが、きっと、じきに。どうぞよろしくお願いいたします。
言葉について、もろもろについて、穂村さんとここでしか出来ないようなトーク(べらつき)を、ゆるやかーに炸裂させたいと思います。みなさま、ぜひ、この機会に遊びに来てくださいませ。2008年の初めは力みなぎる、はりきっちゃん。 ※三省堂さんの方で、電話でもう予約ができるみたいです。

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2007.12.12

十二月っつうぐらいのもんで

 風邪ひいた!あれだけ注意してうがい手洗いなどをやっていても、こんな始末なのだから、やるせない。耳の奥も痛く、喉もしくしくと、何もかもが痛い。〆切も痛い。すみません。衝動買いゆえ、財布も痛い。擦り切れそうなビザカード。何もかもが叫んでる。ひさびさに「ええんちゃうのん」と思ったヘアスタイルも錯覚で、数日たてば水死体のようで、違いといえば乾いてるということだけ。はらま、そんな冬ですが、それでもマフラーなど巻いて、ダッフルコートなどを着込み、冬のベンチなどに座ってチークの仕業ではなく天然に頬を赤らめるようなデートなぞしたいものよ。ココアとか。ロングスカート。その場合は三つ編みの付け毛をつけてゆく。
 SIGHTという雑誌で、ベストオブザイヤー、2007、ブック、?? カタカナを並べる順番の正しさがわかりませんが、2007年の本について語りましょうというそんな素敵な特集で斎藤美奈子さんと高橋源一郎さんが対談してはります。その中で斎藤美奈子さんがイン歯ーを今年のベスト5冊の中に選んでくれはり、イン歯ーについてお話してくれてはる模様!うれしす。家から出てないのでまだ読んでない&いつ読めるか謎、なのですが、書店などで見かけられましたら是非!

投稿:by 未映子 07:00 PM [未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2007.12.08

秋を踏む

Tenohirakaidan2 ただ今発売中の「ダカーポ」最終号に、日本人のための日本語入門ってな具合でインタビューでお邪魔しました。んで「手のひら怪談2」(ポプラ社刊)で帯を書かせてもらったのと、同じくポプラ社のPR誌、「asta」で、「手のひら怪談2」の書評が掲載されてます。どうぞよかったらお願いします。あと毎日新聞さんで松浦寿輝さんが今年の10冊でイン歯ーを選んでくれはった模様です。わあ。川村湊さんと松浦寿輝さんの対談はこちらです。今朝の朝日新聞さんでも沼野充義さんが2007年文芸回顧で今年の3冊に取り上げてはる模様。Dacapo

 思えば「そらすこん」を刊行してちょうど1年。毎年思うことであるが色々なことが一年には起こるなあ。まあ一年という区切りで考える必要もないけれども。あと、地方紙に載った「乳と卵」の時評や、感想、色々を送ってくださって、ほんとにありがとうです。読んでくださって、うれしいす。

 昨日は撮影で新宿御苑に出かけましたが黄色の美しいこと。なんでか南野陽子の「秋からもそばにいて」を思い出してしまう。といっても何も思い出せないが、なんか夜ヒット(でしたっけ?)のセットを思い出してしまう、というか想像してしまう。あまりに黄色。まぎれもない秋。さくさくと何年ぶりかに秋を踏んだ。

 夜は待望の坂本弘道ソロコンサートへ。これについては写真とともに後日アップします。僥倖と邂逅のあまりに美しすぎる結構。

 ブログでは写真がアップできるのだから、せっかくやし写真を色々アップしてこ、とか気まぐれる12月ももうじきに真ん中。うがい手洗い忘れずにね。インフルエンザにくれぐれも注意。

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2007.11.23

共同通信でエッセイの連載です

 というわけで、先週の水曜日と、昨日の水曜日にすでに配信されたらしいのですが、この共同通信さんが配信する記事がいつ、どのように、どこで活字となって現れるのかが、わたしにはさっぱりわからないので、もし、どこぞで見かけたら、よろしくお願いいたします。ぜんぶで5回の連載です。第1回は「鏡を磨きたい冬」、第2回は「坪内逍遥賞のこと」です。来週が、きっと3回目になるのですね。これから書きます。
 さっき食事の材料を買いに外へ出たら、空気がしゃきっとしていて驚きました。硝子の中に入ったことはないけれど、夏とも秋とも違った光の照り方、届き方。冬はなんか、張り詰め系。やおらクリスタルな感じで、最近は物を見てるとそれだけで目が重くてしんどくて、こめかみも額も目の奥もどんどん腫れてくるようでずっと目をつむって眠っていたいなあ、とか思う毎日でしたが、さっきはすべてがきらきらしていて、恥かしいくらいでありました。あまりのすがすがしさに立ち止まり、うーん、とかゆって腕を広げて漫画の主人公のように思い切り息を吸い込んだら吸い込みすぎて気管が咳き込み、3分間ほどしゃがみこんで動けぬ始末。死ぬかと思った。

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2007.11.17

TOKION(トキオン)2008年1月号 11/16発売に登場っす 

Tokion0801 特集 CREATOR FILE 2007>2008、では、東京は次にどうなる?次の世代を担う若き才能から、活躍めざましいあの人まで、「Tokion」が見つめつづけたシーンを総括する特別編。ってことらしく、っつうことで、登場です。よかったらお目ください。

 やー先日は急に大阪の父が泡を吹いて倒れ、朝一番で帰阪してまた朝一番で戻ってきてそんなこんなで色々が密集しておった。入稿が終わってた朝でまじよかった。色々を落ち着かせて気戻って来てそれからそのままダ・ヴィンチの座談会へ出かけるための山の上ホテルへの道をぐだぐだ迷う。高級なゆんをばちっとキメて(ユンケル)、ソフトドリンクを飲みながら小説について色々なお話が飛び交う。ウェイトレスさんというのか、の、かっこうがでらかわゆい。えーとか思ったよ。そしてゆん、けっこう効くなぁ。ああ一日のどったんばったん。これについてはもう、なんというか、大変に疲れ、大変に疲れた。あと足すことの30時間は眠りたい。そしてオシムが倒れてしまった。サッカーにまったく通じぬわたしもとても心配。

 それから!チチトランの感想、ありがとうありがとう。っていうかまず読んでくれはってありがとう。単なる活字の組み合わせを。や、感謝。ありがとうございます。お手紙、メール、全部大事に読んでます。

投稿:by 未映子 09:42 PM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2007.11.15

anan 幸運力特集に登場で、インタビューっす

Anan071114ってなことでインタビューが掲載されております。や、すっかり冬の空気でいいね、いいねっつうんで、なんか足も巻き上がってゆくよね、みなさんはいかがお過ごしですかん。わたしは少し風邪気味で病院に行く時間がとれぬから市販薬で誤魔化してるが、うがい手洗い、しましょうね。回避できるぜ。うがい手洗いというと笑い飯なのですが、あれも面白かったけれどやっぱしマリリンモンローやな。あっというまに今年も終わりますが、忘年会や新年会、ですわよね、や、先日の野間新人賞は落選したのですが、も、ひさびさにお酒をみんなで飲んで、久しぶりの前後不覚へ陥り、31でこれはあかんぜ。記憶がないのだも。待ち会は午後四時からでそこから飲み始め、ぐだぐだになり、記憶が白くなりました。二日酔ならぬ四日酔いくらいまでいって、完全にお酒が抜けたころ道を歩けばまっすぐ歩ける!ああお酒の入ってない体のなんたる素晴らしいことかを身をもって知りました。百回目くらいですが。家には野間新落選!おめ!という名目でお花やプレゼントをいただき、ありがとうというか恐縮ですというかありがとうございます。うーむ。作品集の制作も佳境。編集さんからはもはや切ってある携帯にはかかってこず、家に直電、テンションがまるでなまはげですやん、「わるいこはいねがー」ってな風味で震えてR。大阪に久しぶりに帰りたいな。

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2007.11.07

文學界12月号に小説「乳と卵」を発表しました

Bungakukai0712「文學界12月号」に小説「乳と卵」を発表しました。これは、チチトラン、と読みます、ので、出来れば音的にはトリアノン、みたいな感じで一直線にまったいらに、明るく横に倒した棒状に、読んでもらえるとうれしいです。間違ってもチチとタマゴではありませぬゾ!なんか猫の種類のような、あるいは、父、採らんのような、そういう具合でひとつよろしくお願いします。夏の三日間、豊胸手術と初潮対決だッ!うそ、別に何の対決もありません。どうぞよろしゅうお願いします。
 ところで右と左を混同する人がいるわけで、金と銀もぱっとどちらがどちらの名指しかを判断つきかねる、という人もいるわけで、わたしは英語の、仕事、WORK を、一瞬、ワーク、かウォークか、一瞬ぴりっと躊躇るんであって、それに加えて最近に密室で留学経験のある某友人と戦争はウォーと発音すれば、ぷ。戦争は、ワーやって。と突っ込まれて、ええええ!とわたしはひっくり返る思い。だってスターウォーズ、っていうやないの。や、でもジョンレノンは、ワーイズオーバーとゆってるし。とかなんとかあって、云ってたが、結局、後日電話があり、ごめん、ウォーでした、でもほんまは、中間、とだけ言い捨てられぷつっと切られ、もうあんまり興味もないがいっそ大学で英語を教えてる友人に電話しよかと思ったけれど、おまえ、そんなゴミみたいなこと、なめんな!といわれるのがこわくて、このふくらみはそっとしておこうと思った。ウォーだよそんなもん。ワーイズオーヴァーなジョンレノンの舌は英国仕込みなのだよか。

投稿:by 未映子 04:40 PM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2007.11.01

セオリー vol.12に「人生に池田晶子の角度を」を寄稿しました

Theoryvol12やあやあ。ということで、セオリーという雑誌の中での贅沢な人生、という取り組みの中で、池田晶子さんの特集が組まれております。届けられた雑誌はわたしにはなかなか縁のない世界のどてんこもりでしたが、まあまあ。表紙の質感も高級な様子。そして池田晶子さんの紹介というか、なんというか、池田さんの仕事の紹介とかって、難しいんですけれども、そのようなものを、を、寄せましたので機会あられましたらぜひお読みくださいませ。や、じっさい難しい。
 みなさんは何をしているときが、しあわせですか。一昨日は雨で、一日晴れて、今日は曇り。なぜ、犬はかわいいのだと思いますか。顔に毛が密集してあることがとてもぬいぐるみ的であり、幼少の頃より我々はまずぬいぐるみを与えられこれに慣らされておるわけで、本来はぬいぐるみは動物を模したものなのだけれども、我々は動物に出合うよりも先にぬいぐるみに出合ってしまうわけで、本末転倒、動物とはその意味で、動くぬいぐるみとでも申しましょうか、かわいくないわけがないですね。
 昨日は撮影とインタビュー。ヘアメイクをミガンにやってもらった。乗った個人タクシーが外車ですんごい凝ったつくりで、なんか浮きながら走ってるみたいで深夜。いいでしょいいでしょ、やっぱわかるでしょ、しょしょ、とキャラの濃い運転手さんにつかまって結局30分を喋ることに。わたしの唯一の技術ともいえる「相槌」の、ほんの50個ほどを発動してやりすごす。

投稿:by 未映子 11:55 PM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2007.10.28

Hanako West 12月号 著者インタビュー掲載

Anakowest0712見てよこの台風一過。これが夕方だったらば肺がぺたこんゆうてつぶれるくらいのえんらい空になってさ、マーブルのだんだらのすんごいのにさ、夜やなんてもったいないな、台風の良い面に期待することはなんとか夕方に去ってくれろということばかり、まじで竜、まじで逢魔が時るわけで、以前住んでたマンションの屋上に上って360度ぐるぐるで見たことは忘れられない。美しいことよね。
新作書きあがり、11月も新作を書きますえ。12月にはがんばって作品集を出します。つうか明けて起きてみれば一日にこんなに時間があったなんて驚きだぜ。午前中に起きた日にはすっぽり魔法にかかってるみたいになんでもが出来る気になってしまう。今日は髪の毛を切りにいって、それから、と思うけれども、まあ、ほかにも何かあるやろう。
ハナコウエスト、関西にお住まいの方はぜひよろしかったからお願いします。

投稿:by 未映子 10:17 AM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2007.10.27

ELLE JAPON エル・ジャポン<カルチャー最新トレンド50>に登場

Ellejapon0712たまーにファッション誌を読むとテンションがだだあがってって困るぜうーむ。というわけで、エルジャポーン12月号。映画・音楽・本・エトセトラ、様々なカルチャーシーンで今知っておくキーワードを大捜索・HOT50っていうとこで「言葉のファンタジスタ」っつって紹介してもらっております。ファンタジスタっていうとサッカーボールよな。分厚くおしゃれすぎて目に火がつけば買い物に走ってしまうこと請け合いの雑誌ですが、見かけたらどうぞよろしくどすえ。散歩にでよかと思ったら風圧でドアが開かず台風を知る。なむー。

投稿:by 未映子 10:49 PM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2007.10.26

今日発売の「週刊・読書人」に埴谷雄高展について寄稿

よかったらお読みください。わたしは予定しながらも残念行けなかったのですが、埴谷雄高展での島田雅彦さんの講演も一部採録されてて面白いです。今日は雨ですか。歯が一本一本意思を持ってそれぞれ暴れだしてしまいそうなこの感じ。口の中が、ごぼごぼごぼってうわあってなる。こういうの一年に一回は確実に。今日でここんところのすべてがとりあえず終わるのだ。

投稿:by 未映子 04:46 PM [未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2007.10.20

Real Design 12月号にインタビューが掲載です

Realdesign0712Real Design 12月号にインタビューが掲載です。というわけで、本屋さんで見かけたらよろしくです。写真も撮ってもらったよ。このご時勢にフィルムでありました。なんだかおしゃれな雑誌ですがへーほーと云いながら読みました。どうぞどうぞ。
睡眠時間を今まで12時間とっていたためにそれが3分の1以下に減ったのこの最近、常に頭が熱くてどうも。は。眠眠打破ってのをがんがん飲んでるのでなんかもう効かなくなってきた。それでも仕事とはいえ目が開かないまま横浜まで埴谷雄高展に行ったり(や、感動したぜ)して、渋谷についたとたんに人々が好き好きにたくさんの人が一斉に動いてるのにぶちあたって足が動かなくなってマジでびびった。人が動いてるのを見るのが久しぶりすぎてどうも。今度作家の本棚はどんな具合ですかて企画で家に取材にいらっしゃるらしいのですが今現在三軒茶屋できっと最低の部屋であること看板に偽りなし。ダスキンの方にお電話しようか動かぬ頭で考える。そんな中、母親のように育ててくれた光子という祖母が転んで腰と足んとこを骨折したらしくて手術もして三ヶ月も入院するらしく憂鬱。むろん老人甚だしいので生きて帰ってこれるのかしらと心配。たとえこれが事なきを得てもお別れはそろそろ時間の問題ゆえに心の準備も必要だ。仕事が段落したら大阪に戻って病院に泊まる。光子。
椅子に座りっぱなし指で打ちまくりの地味で空気の流れもなく人にも仕事以外では会わずおしゃべりもないああでもないこうでもない様々が交錯して定まらぬ執筆の激務の中、いま一番したいことは何かと半死にで考えるに、なんていうかもうお酒をがんがんに飲んで踊りまくって駆けずりまくって本を読み落ち着き何と言うかもう眠り続けるというか破滅というか泳ぐというか退廃、そう退廃しながら元気良く気を失ってしまうかあるいはもう何もしたくない。そしてまた次の日にしゃきっとして仕事が出来るならしたい。でも具体的にしたいことがひとつもない。食べたいものもない。何もない。

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2007.10.12

ウェブ新連載「純粋を設計する人々」開始ー。

 つうわけで始まりました。こちらからどーぞ!絵はKiiiiiiのレイキンこと、多田玲子!毎回、なんかわたしの好きな作品に寄せて創作をぶつけてゆく、というような具合でどうかひとつ!よろしくお願いします。第一回目は横光利一の<春は馬車に乗って>です。時期がくればこれは絵本とゆーかなんとゆーかになる予定です。多田玲子の絵が好きだ。
 窓を開けてなくても家の中が金木犀の匂いだらけでどうなってるの!苦しいぜ!頭がきゅんきゅんするぜ!もー!15分として同じ場所に座ってられん、15分を繋ぎ合わせてなんとか一日を作成、それでも殴られるようにごちんと眠りがやってくる、どれだけ眠っても眠ってもマジで口に綿をつっこまれるように眠りを突っ込まれ気がつけば意識が遠のいて眠ってしまっている、寝逃げ、というなんか軽やかさの微塵もない、麺、麺ばかりを食べ、結果、首が寝違えてこれもまたきんきんして、気がつけば夜、気がつけば電気、も、差し違えで。

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2007.10.09

『編集会議』11月号の「特集 書店で目立つ!」で

0711『編集会議』11月号の「特集 書店で目立つ! 表紙フォント使いの極意」で《イン歯ー》が、装丁をやってくれはったグラフィックデザイナー・奥定泰之氏さんの近年手がけた作品とともに登場でーす。あと今日の読売新聞の朝刊の、埴谷雄高展について、少しだけインタビューが載ってます。
朝から内装工事の音でうるさすぎ。きけばふたつうえの部屋の工事というけど、ここでもこんなに響くのにすぐ下だったらばどんな。ただ生きてるだけやのに、どんどん部屋が汚れていく。

投稿:by 未映子 02:46 PM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2007.10.08

≪すばる≫11月号に随筆「揉まれることに集中すれば」を寄稿しました。

Subaru0711≪すばる≫11号に随筆「揉まれることに集中すれば」を寄稿しました。というわけで、よかったらお読みくださいませ。

さっきウインナーを炒めて春雨のスープを食べてたら、むかし、といっても数年まえのむかしであるけれど、一緒に働いてた標準語のすっごい可愛い女の子のこと。顔が小さくて胸とお尻が大きくて、も、砂時計ばり。ぴかぴかして豹のような女の子だった。こんな体型が、実際に、あるのだなあ、というくらいの、なんというかすんごい体。そんな彼女がある日突然、お客さんに向かってにこにこしながら「貴様」と呼びかけ、その突然のことに、その場にいたわたしもみんなもマジびっくり、相手はいわゆる政治家の先生……、マネージャーも駆けつけ、「た、大変な失礼が、……申し訳ありません」つって、しかしそんな冷や汗を尻目に彼女は自信たっぷりに大きい目をくりくりさせて、「え!知らないのですか。やだっ。貴様っていう言葉はほんらい非常にイイ言葉なんですよ。たっとぶ言葉なの。貴様はとてもいい言葉なんですよ、調べてわかったんです」と弁明というかを繰り返し、その後も数回にわたって笑顔で「貴様、」にこにこ「貴様、」を連呼し、しかしそのまま奥に連れて行かれて、その日は出てこなかった、ということをなんとなく思い出したり。「絶対、ここで、これは、ゆうたらあかん」というようなこと、思えば思うほどふっと口から滑ることもあるけれども、彼女の中の「貴様」はそれとも違う、なんというか、その使用に対しての彼女なりの正しさの矜持があるのだから、ま、悔しかったやろうなあ。ま、びっくりしたけど。曇り部の重たい午後は、そろいもそろって。

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2007.10.05

《イン歯ー》が第29回野間文芸新人賞候補にノミネート。

《イン歯ー》が第29回野間文芸新人賞候補にノミネート。野間文芸新人賞てなに、と云う方はこちらでん。わたしもさっきぶるりとお電話いただいて、検索してみました。そうか、この時期だったのな。ふむふむ。選考会は11月初旬らしいです。

んでんでここで紹介する意図も意味もないけれどもいま世界で一番見られているらしい動画なり。

これがけっこう気持ちよくて何回も見てしまう。
人によっては映像でも画像でも「オリジナルの黄金比率」があったり、修正できぬところはなく、それはそれでいいと思うが、見るだけでしんどくなるような修正のあからさまなのは、こう、見てて肩が凝るよな。でもな。どうせ印刷されたり配信されるのは拡大されたり切り取られたイメージであってそもそも実物とは関係がないとも云えるのやから、そうあればさらにそこにフィクションをふりかけ、フィクションを塗りこみ、フィクションを徹底するのもその延長、といえば素直な延長やしな。肌は平ら、色は白く、黒い部はくっきりと、どこまでも。という気持ちはわかるしな。難しいとこ。まあ何でもやりすぎには注意しようぜ、お互いに。といった感じかしらん。そういや画像修正・リタッチのド・エキスパートは「黒人を白人に変えることもできるぜ。逆も可。年齢も自在で」なのらしい。自分の目で見たことしか信じません!という物言いがあまり好きではないというかそれとて信用できるものか?という姿勢なのやけど、まあ、そういうこと考えると認識の真贋なんて今に始まったことじゃないのだし。ああ眠い。眠くて眠いが連れ添ってえんえんと眠いわ。単に。10月?

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2007.10.01

「川上未映子の、対談だぜ!」イン<WB>vol.10 の開始。

_vol010
またまた連投ですが、早稲田文学のフリーペーパーWB vol.10 が配布されておりましたー。どこぞで入手してお読みくださいませ、どうぞよろしくお願いいたします。第二期らしいですぞ。新連載もぎょうさん。表紙の海の写真いいな。
っつうかんじで、今回から4回にわたってお送りする「川上未映子の、対談だぜ!」が始まりました。第一回目のゲストは乱視読者ナボコフで一読者としてとてもお世話になった、若島正さんです。リラーックスして、ゆるゆるとお話させていただきました。将棋の問題もあったりして、どうかどうぞどうぞ。

投稿:by 未映子 11:38 PM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

en-taxi vol.19 随筆「皺のばして皺」を寄稿しました。

Entaxi_ph19なんだか連投してますが、昨日発売の、<en-taxi>(扶桑社)に随筆「皺のばして皺」を寄稿しました。うっかり忘れてましたが、が、鏡で自分のくっきりとした皺を見て、さっき思い出しました。とりいそぎ、ご報告まで。季節が、めぐるなあ。

投稿:by 未映子 09:40 PM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2007.09.19

週末は大阪、来週は。

この一ヶ月ほど寝てばかりいたわたしですが、なんとか体が動き出してきてほとする。こんなとこにあったのか!おまえ!体!といった感じで、たまりにたまっていた仕事をばばばとやってみたら出来たので見通しがつきそうで、ひょおお!と真夜中豆乳を飲んで気を落ち着かせる。純粋な作業は8時間で100枚弱の原稿を書く。ありがとう天にいるだれかさん。ここからが大変なのだけど。家は環境がぼこぼこであるので月末は出版さんにかんづまり結局そこで200枚弱を書かなければならんくなった。でも、出来そうだ。さっきごはんを食べたし。この具合でいけば。この一ヵ月間その原稿のことを思うと起きていられなくなり睡眠薬を飲むというよりは食べて、強制的に意識をなくしていたのですが、素敵な来月がわたしにもやってくるような気持になってちょとほとした。そしてとにかくメモメモメモ。構成・思惑・なんか怒涛の。このメモ刺しが大変に苦しいのである。文字が浮かんだらぴゅっと捕まえて紙に書いて壁にさしてゆく。ああしかし眠ってばかりの一ヶ月だった。時間は自分の好きには使えない側面もあるのだということがけっきょく骨身にしみた。こと、なにかを作ったりするときは、厳密にいえば自分の仕業、というものでもないのだから、仕方ないなあと思うけれども。たとえば歌うときとかに、ちょっとした按配やコントロールの効く部分はあるけれどそんなものは些細なことであって、そのとき場を支配するムードやそもそも声質は自分の意思にはついぞ関係がないのだし、涙は自分で出すものではなくて勝手に出るものだ。

昨日は坂本弘道とリハーサルをした。四時間のうち二時間ちょいを話に費やしてはっと気づいてあせりながら曲をやる。坂本弘道とお話をしていると時間がすぐになくなる。てんどん至上主義者、おまけに大阪出身のわたしではありますが、坂本弘道が最後にかぶせるてんどんにはいつも打ちのめされ、勝った……、という手ごたえを感じたことがない。ともあれパフォーマンスはいい感じになりそうでよかったなあ。みなさん、是非遊びに来てください、どうぞよろしくです。


9月22日・23日
ロヲ=タァル=ヴォガ 結成10周年記念公演【新青年】

会場:大阪北加賀屋・名村造船所跡地野外特設舞台
開場:17時30分/開演:19時00

チケットの入手方法はこちら


ひさびさのライブ。一生懸命やる。麒麟児を丁寧にうたう。ムーヴ、ムーヴ。



投稿:by 未映子 12:27 PM [未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2007.09.15

最近はもろもろなり

Aspect0709○アスペクトに連載小説「お母さーんと叫ばなならんの、難しい」3回目「ここはファンタジー地帯、漏れるな」を寄稿しました。今日は取材から始まって終日、版元の担当者さんと書店さん巡り。そこで目がちかちかするほどアスペクトを発見したので、みなさまも是非。お店では≪イン歯ー≫にサイン、なおかつポップを書かせてもらいました。どこもたくさん積んで下すってて、うれしい。ありがとうな気持ち。新宿のふたつの紀伊国屋、ジュンク堂、リブロさん、池袋、あとたくさんいろいろ。書店で働いていたころを思い出すなり。今はなきしんしん堂(←漢字がでない)京橋店なり。体力仕事であったなり。

16日産経新聞にこないだの豊崎由美さんとの≪イン歯ー≫出版記念対談の模様が掲載されます。きてくれはった方もそうでない方も、よかったら是非チェックしてくらさい。どうぞよろしくお願いです。しかしあっというまの一時間でありましたなあ。あれは8月であったか。

Ikedaakiko○15日発行、毎日新聞社PR誌「本の時間」に、「池田晶子の美しい運動」を寄稿しました。最後の随筆集「暮らしの哲学」の書評です。入手に関するお問い合わせは一括して毎日新聞社出版局出版営業部(03-3212-3257)までお願いということです。書評ゆえ論ではないためむろん書ききれませんでしたが、池田晶子さんのした仕事についてはこれ、いつか取り組まねばならぬ大仕事なり。

毎日がおそろしい。確実に月末がやってくる。なむー。読者の方というか匿名の女性の方から、あなたのことが原因で、なんか彼がわたしの曲とか本とかを読みすぎてくれてるのらしく、や、わたしだけにかぎらず他の女性に目のいくのがゆるせぬのだと、もめてしまって、結果彼氏に振られてくやしいさみしいという切実メールが届いて、わたしにそういうの、送ってくるのってどうか、ということはさておき、そのやきもちぶり、たとえば鑑賞はむろんエロ本の所有はむろんチラ見すらゆるさぬわたしであったのだから、その苦しい感じ、そこの気持ちはわかりすぎるので、返事書くべきかどうか、書くのならなんて、とかこっちもけっこうしんどいなか考えてたらば、仲直りしましたー、ご心配かけてー、というメールが来て脱力。ま、とてもよかったけども。なかよくね。なんか色々告知も漏れ漏れですまぬー。どっかで見かけたら見てやってくださいなり。

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2007.09.07

雑誌『CREA』10月号に≪イン歯ー≫インタビューで登場っす!!

Crea0710 今月はコスメ特集らしく、うしし。夏は肌を痛めすぎたので秋は少々労ってやろうかと思う女子のみなさんも多いと思いますから、是非今月号のこの『CREA』における特集をみなさんにおかれましては熟読することをおすすめし、肌はやっぱ保湿だね。徹底的にね。シンディー・ローパーが「シンディさんの肌がきれい。若さの秘訣はなんですか」ときかれ、「秘訣?ありとあらゆるクリームを塗ることよ」と答えたそうですが、そうですよ、まったくもって御意御意。というわけで、スキンケアについては語る余地はなかったものの、《イン歯ー》についてがっつりインタビューしていただきました!小さいけれども写真つき。お楽しみくださりませー。

 ところでこないだはたっぷり対談と撮影だった。そのあとアフリカ料理をいただいた。おなかが減っててがぶがぶとビールを飲んで少し酔い、帰りの電車のなかで今月のこと、最近の身辺のこと、を思うと、何もかもが猛烈にどうでもよくなり、駅をずるずると横切ってると生まれて初めて明確なナンパ、をされ、そのときにそのへらへらした男子に向けて一気に怒り心頭・怒髪天つきつきとなり、歩いてんのがわからんのかうるぁ、と怒鳴って体力を使いきりぞろぞろと階段。しんど。あっというまに家に着いて、なぜわたしは人の過去がこんなにも緻密に気になるのだろうとマジでその根拠がわからなくてびびるが、なんとなくわかってしんどくなる。

 とにかくわたしは自分におまえだいぶとおかしいぜと突っ込む。ううむ。これはわたしがトラルファマドール星人的にさ、時間と感情の発生と維持のされかたを、やっぱそういうもんだとこれマジで信じているからなのだろうか。トラルファマードルがぴんとこん人ごめんよわけわかんなくて。なので現在と同じく過去がべらぼうに気になるのだろうか。すべてが現在といっていえないこともないのだ的な発想で?あー。そもそも何処から何処までが過去なのであろうかな。や、そういう問題でもなく、人がその過去を語るときに、なぜかわたしはそこにある種の誠実さの有無と加減を期待してしまうのだという面倒くさい癖があるというだけの話なのだとも思う。ごめんと自分の話して。えー、でも未映子さん、人にはさ、過去のこと言いたいことも言いたくないこともあるじゃん、というレベルの話じゃなくてさ。なんつうの、うまくゆえんがそういうことじゃあないのだな。

 そもそも、だいたいにおいて正直に話すことになぜ価値があると思えてしまうのだろうか。だいたいにおいて人が捏造を嫌うわけは?
 ううむ。過去にあったあれこれが不毛な問題に発展するのは、そこに嘘がある、という場合にいやな問題になり、嘘じたいがそれを問題にしてしまうそもそもの原因のような気がする。嘘がまじることによって、ある種の隠蔽が混じることによって、それに意味が生じてしまうのやな。嘘があるということが、自動的に、そこに本当がある、と思い込ませてしまうのだからね。本当のことがあると信じれる人というのは、やはり嘘をついたことのある人なのだ。

 しかし、嘘はあかんよ、誤魔化しも。というこの人類の持つ理想はいったい実際なんであろうかな。本当のことがある、と思い、なおかつそれを知りたいという衝動、いわゆる真善美的なもろもろへ向かう欲求は、いったいどこからやってくるのか?それを信用していいのだろうか。そしてだいたいにおいてその理想は理想として傍らに置くだけ置いたまま、やっぱり往々にして誤魔化し嘘を吐きながら生きておるというこの基本的な矛盾。結局、どっちがしたいねん。ああこの辺について考えると甘いものを食べたときのように頭ががんがんしてくる。あまー。

投稿:by 未映子 02:27 PM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2007.09.04

9月22日・23日、ロヲ=タァル=ヴォガ 結成10周年記念公演【新青年】に、序幕演奏で出演します

Lowotarvoga 維新派で活躍していた近藤和見と草壁カゲロヲで結成され、現在は京都を拠点に活動してはる≪ロヲ=タァル=ヴォガ≫の、10周年記念公演に呼んでいただき、序幕演奏することになりましたえ。今回は、坂本弘道とふたりだぜ。劇とはなんら関係なく持ち歌を歌います。30分弱の出演ですが、なんかこうむずむずと今からむずむずとしておるー。関西近郊にお住まいの皆さまもお住まいでない皆さまも、どうぞよろしくお願いいたします。観に来てね!

 ≪ロヲ=タァル=ヴォガ≫についての情報や、チケットの入手方法、もろもろの按配はこちらでチェックしてください!5回の公演中、歌うのは2回だけですのでお間違えなきように。
 これまでの活動の様子の写真はこちら

 久しぶりの大阪。やれ大阪。ほれ大阪。ってな具合で晩夏、楽しみなり。劇中音楽には北村早樹子ちゃんも携わってるのなー。ほうほう。早樹子女史に会うのも楽しみだな。うしし。10周年記念ということで、舞台以外にも、様々なお楽しみがある模様。謝恩際とな!みんなで飲みつつ語らいつつ、北加賀屋の夜更けを楽しもうではありませんじゃないの。22日23日、お待ちしてます。

投稿:by 未映子 05:40 PM [未映子情報, 音楽] | 固定リンク | トラックバック

サーバーが落ちてたのお詫び

すみませんでしたしばらくアクセスできなくて!
なんか管理人さんが更新のあれで手こずっただけのようでした。なんかmiekoドメイン更新だったということが要因やったみたい。そしてこの期間のmieko.jpへのメールは受け取れなかったので、お手数ながらもう一度送ってもらえるとうれしいです。
あー。ご迷惑とご心配をおかけしてあり、じゃない、すみませんでした。無事復旧しましたので、今後ともどうぞよろしくお願いいいたします。お昼は餃子を食べ、それから原稿を書いてるがすぐに眠くなってしまう。こういうときに人はコーヒーを飲むのだろうか。なぜわたしは飲めないのだろうか。ハンデ。

投稿:by 未映子 04:24 PM [パソコン・インターネット, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2007.08.28

音楽の詩2に、随筆寄稿しました、でもって表紙もー。

Music02 『音楽の詩2』創英社に「うわさのムード、しかしながら邂逅」っつう書き物が掲載されました。随筆です。どうぞよろしくお願いします。表紙もこれずいぶんまえに撮影したので、髪が短い、というかこのあと一回切ったのでたしか髪の毛伸びるのが早いなあ。撮影は杉本青子さん、ヘアメイクはミガン。

 銀の鬼お幻さまわたしの首領、などなどでわたしの小学生生活を本当に彩ってくれた漫画家、茶木ひろみ先生から、ななななんと「銀の鬼 目覚め」とお手紙が届いてうえあああうえああ、ってなる。悶絶。産経新聞の書評を読んでくれはったらしい…。しかも川上未映子先生、とか書かれてて、先生って、あ、こういうなんていうの、距離感というか礼儀感というか、すっごく漫画家の方っぽい…素敵…とか思ってしまった。わたしは茶木ひろみ先生の描く男の人が、見た目も性格もすごくだい好きで(←小学生の語彙に戻ってる)、あかん。たまらん。とにっかく読み続ける。読み続けるぞえ!
 んで郵便物をだんだんと机の左手に積んで、パソコンで色々映像みながら開封してたら、パソコンは銀杏ボーイズ「あいどんわなだい」PVに辿り着いて、おおとか思って見てたら、そのとき手に取った郵便物が峯田さんからだったのでびっくり。そんなタイムリーな。新曲とそのとき見てたPVが入ってて、あーなんか漫画喫茶でこんな風な感じ、いいなあ、とか思って、してみたいなあ、とか、しかしさすがに31歳でなあ、とか思いながらええやんけええやんけ、とかぐっときながら思いながら2回見た。上からのアングルで撮ってる、あの女の子の動きと体型がちょっとえろくていい。がーっとなってどーんってなってぐっさぐっさのどっばんっていう音楽を見たり聴いたりすると、楽しくて切ねえなあ。人が必死に動いてるのを見ると直接感動する。涙もろくて最近困る。

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2007.08.27

出版記念対談来てくれはってありがとう!!

 出版記念対談、サイン会も無事終わりました、みなさま本当にどうもありがとう。すごくうれしかったです。トヨザキさんはお話がプロよなあ、というほどに時間もばっちり、ぐんぐん話をすすめてってくれはるので用意していった対談メモが嬉しいことに出る幕もなく、一時間、まさに対談あっという間でした。朗読も、わたしは自分の書き言葉は朗読に向いてないんじゃないのかなあと思うんですが、どうでしたでしょうか。聴いてくれはってありがとう。
 
 質問って対談ではあんまり出ないのらしいけれど、たくさんいただいてうれしかった。
 なんか、話の流れから、作者の意図、を語りすぎたような気も少ししたんですけど、やっぱり書かれたものである以上、それがどんな持続を持つにせよ大きさを持つにせよ意図、というのは絶対的にあるのですが、それは原理的に、読み手に関わるものでは、ないですよね。
 だから、《この小説の本当の意味》とかってのは、他者が読む瞬間から、やっぱり唯一客観的なものとしてはどこにも存在しないわけで、これは不思議なことやなあ。
 そこらの物とおんなじで、その物は光の作用によって浮かび上がり我々はその像を見ているだけであって、ではその時にその物を見てる、ということになるのかならないのか。その本当の物は、あると云えるのかどうか。
 でも、読書という欲求は、何かを知りたいという欲求は、その《本当のもの》があるんじゃねえの、という根拠のない祈りに近いようなものがその原動力であって、なぜかそのような想像力に支えられてるわけです。

 今回は入れ子式にというか、小説の内部においても作品と読書のそんな関係においても、本当のこと、と思いたいそれが、思いたいそれによって浮かびあがって、ただあるしかないようなそういう《物語の作用》も、書きたいなあと思った。
 ご感想いただいた中に、誤読でした、本当の意味はこうだったんですね、ということじたいに正誤はありませんが、わたしのブログでのこの書き言葉に対するのも含めて、それぞれの、無数の光のあて具合がやはりすべてですから、あんまりそれだけを信じないでほしいなあ、という気持ちでいます!

 何にせよたしかに言葉にならないものがあるのだということを端的にそれぞれが知ってるからこそ、言葉を書かせるのだし読ませるのだと思います。総じてこの運動はドーナツの穴なのだ。ドーナツ(言葉)があるから穴が見え、言葉(ドーナツ)がなければ穴はない。たくさんのご感想ありがとうございました。

Signkai20070826 それから移動してお疲れさま会をして、そこにもたくさんの人が合流して、同時に同場所でSFの会もあったらしく、あと色々ご挨拶したりされたり、初めてお会いする方々とも熱い話で盛り上がりました。ずっと文章の話をみんなでしてた。起きたらちょっとだけふつかよい。写真はサインしてるところ。見えないけど裾んところに白い歯みたいなのが飛び出てて、じゃあ赤い服でないと駄目だったね。

投稿:by 未映子 11:39 PM [未映子情報, ] | 固定リンク | トラックバック

2007.08.25

8月25日の朝日新聞・夕刊「culture & entertainment」にインタビューで登場!

や、昨日は精神分析医の藤田さんとの対談にお越しくださいましての長丁場、みなさんほんとうにありがとう&おつかれまさでした。ぎゅうぎゅうでしたが文字通り濃くって、なんかそれぞれのあれに何かしらが残りましたらば幸い!またこのような機会がありましたら、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

や、それにしても最後の30分はけっこう熱かった。何をどう話したかをここに書くのは困難ですが、テーマに掲げた、「言語、そして母と子」については一般論から始めたものの、それでもなにか、思おうと思えば手がかりになるそれが、発見できたと思っております。むう。言葉が物語である以上、そのうわものはすべて物語なのだから、すきな物語を、選択すればよろしいのや。根拠の根拠をつめてって、誰が根拠の首ねっこを押さえられるというのだろう。根拠があればそれの根拠が必要だ。というよなことは言葉遊びと思われがちだが、我々が使ってるのは、そんな具合の、言葉です。がんばろう。がんばりたい。

そして、あすの朝日新聞・夕刊「culture & entertainment」面に、インタビューが掲載されまーす。もし朝日新聞読んでらっさる方はよろしくお読みくださいますよう、何卒よろしくです!これは三軒茶屋でインタビューしていただいたのですが、繰る途中に靴が半分に割れたのだよ。いきなし。まじで。かかとを失くしたというわけです。お気にいりのプラダの靴でした。なむー。んでかかとのあるふりして帰りました。

で、版元さんから、色々な書評や評論で色々な方が言及してくれはったり取り上げてくださったのを、ファックスで送ってくれるのですが、やっぱ人に向けて書いたもの、ご感想は是非問わず嬉しいことなので、それを読みたいと思ってくれるかもしれないこのブログの読者の人にもー、とか思って、教えてもらったらこちらでご紹介してましたが、知らぬことも増えて参りましたので、きっと漏れます…。すみません。もしもどこぞで出会い頭的に色々と出会ってくれましたらば、ふむふむー、ってな感じで、どうぞよろしくお願いいたします。チャオ。

でもって26日はいよいよ、イン歯ーの、た・い・だ・んッ!みなさんいらしてね!どんなに暑くなってもよ!きっと!きっとよ!つって今日、編集さんから三省堂のポスターみましたで、という写メールが来て、これ誰、と云われました。つくづくどえらい修正が入ってるなあ…結果的に人のテンションを上げるのか下げるのかわからぬ技術…しみじみしちゃうぜ。もうすぐ31歳だぜ。バカボンのパパも31歳だぜ。(うそ、ご指摘があり、41歳でした)わたしはマイケルジャクソンとぺヨンジュンと元ベイブの二階堂ゆかりさんと同じ誕生日だぜ。

投稿:by 未映子 12:10 AM [書籍・雑誌, 未映子情報, ] | 固定リンク | トラックバック

2007.08.21

《イン歯ー》出版記念対談、満員御礼!!

みなさまありがとうございます。ってなわけでもう昨日の時点で席が埋まってしまった模様で、連絡遅くなってすみません。で、当日いらしってくださっても席がもうないのらしく、立ち見でのご参加、キャンセル待ちも無理っぽくて、ま、これからぼっつら電話したろうかいなしらん、と思っていてくださったみなさま、マジどうもすみません。そしてこんなに暑いのにご予約してくれはったみなさまありがとうです。当日は歯のような服を着てまいります。噛むぜ!うそだぜ噛まないぜ!

 あと、イン歯ー、昨日の朝日新聞夕刊で、「わたくし率イン『千の風』」というタイトルでコラムに取り上げていただきました。それから週刊朝日という雑誌の「文芸予報」というページで評論家の斎藤美奈子さんが取り上げてくださいました。もしよかったら是非お読みくださいませ!

早朝6時半ころに友人と電話で、もしさ、もしさあ、コ、コスプレとかできるんやったらさ、な、何とかやってみたい…、みたいなまったく慣れぬ話を素人がなんだかぺらっこくどきどきしながら小さな声で、えー…、えー…、とか考えつつ何故か友人は寄生獣のシンイチくんで、わたしは色々あるけどやっぱ…覚悟のススメの、…散…かなあ、やっぱ、とかいいながら、(はらら、と読みます)、とくに散が父親である朧(おぼろ、と読みますよ)にまたがって首をとるあのね、あのひとこま…あのせりふ…(今度画像アップ、するね…)。っていうと、あーあそこねえ、とか云ってて、えーでもそれって本当は朧のほうに興味があるんじゃあないのかおまえ、とか自分を突っ込みながら、でも散ふうのメイクってどんなかなー、淡い色味でやっぱ髪の毛の色は薄くてふわりと短髪…、とか考えながら、原稿書きつつゲラチェックしてたらいい感じの時間になって今からご飯たべる。1日に3回は水浴びてる最近。するとちょっとの間涼しい。文章書くのはとても難しい。

投稿:by 未映子 08:20 PM [書籍・雑誌, 未映子情報, ] | 固定リンク | トラックバック

2007.08.15

8月26日《イン歯ー》出版記念対談の詳細!!

詳細の告知が遅くなってすみません。暑いのだけどさっきまでクーラーを入れてなかったのだけど、さすがにいれましたよ。ものすごいね。外に出たら、一瞬で黒くなるよ。わたしはどうも人さまに比べてメラニンが多いらしく、肌がつよいらしく、赤くなったことがなくいつなんどきも瞬間で黒く焼きあがる。小学生のときのかわゆいあだ名はサンコンでした。夏場限定。チャイムが鳴るたびにキンコンサンコンとみんなが歌うのでわたしも歌ってみました。きょうだいからはビビンバと呼ばれるほどに確かにわたし黒かった。以下は詳細です。


『わたくし率イン 歯ー、または世界』(講談社)刊行記念
川上未映子×豊崎由美さんトークショー

【日時】平成19年8月26日(日)17:30〜
【場所】三省堂書店 自由時間店内 上島珈琲店
【参加方法】対象書籍をお買い上げの方先着50名様に、参加整理券を差し上げます。
【お問合せ】三省堂書店 神保町本店1階/03-3233-3312(10:00〜20:00)

会場は本店ではなく向かいの文房具なんかを売ってる店ですので、お間違えのなきように。地図はこちら
基本的には、この機会に三省堂さんで購入してくださった方、あるいは購入してくださる方を対象に整理券の引渡し、および電話での受付をするようですが、「実はもう買っちゃたのだがどうすればいいですか?」という方は、三省堂さんのほうに直接お電話して、がしがし問い合わせて下さい!ヨロ!まだお読みでないかたは、是非この機会にどうぞよろしくお願いします。どこの部分にわたしがあるのか日々悩んでいる方への激しい夏の、いわゆるサマー・プレゼント等にも少しだけ、最適だと思われます!

そして、当日ふらっと来てもらってもわたしは人数的には入れると思うのですが、一応、電話予約はしてくれたほうが確実です!座れます!
どうぞよろしくお願いします。

投稿:by 未映子 05:10 PM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2007.08.09

<わたくし率 イ ン 歯ー、または世界>出版記念CM、出来ました!

 そして毎日が死ぬほど暑く、町が、猫が、瓦が、コンビニが白トビしてる毎日ですが、今日はタイ王国の夢を見ましたが、<イン歯ー、>のCMが出来たよ!
  
 映像で30秒間だけど目と耳で楽しもうよイン歯ー。ひょんなことから知り合った映像作家の小岩良さん制作、音楽はCOTUCOTU、絵はわたし…であります。歯はわたしのリアル親知らずですよ。これすっごいでかいのよ。じ、実は歯があるのですが…、つって初対面の小岩さんに「ひとつよろしく」つって預けたとき、なんかどきどきしたぜ。歯、どん引かれなかったぜ。よくわからないけれど商用と改変不可、配布自由のクリエーティブコモンズに登録してますのでどうぞよりしくお願いします。
 しかし暑い。タイ王国より暑い。何を食べてよいのかわからずたまごかけごはんを食べる。いま気づいたがこの部屋にティッシュがない!だから机の上が汚れていくのや。先日共同通信さんよりたくさんの新聞やコピーが届く。なんだか色々な地方紙に、人物、みたいな感じでインタビューしてくれたのを配信、んで載せてくださったみたい。7月28日付けでした。ありがとうございます。見出しが「私の存在、歯に置き換え」とかでありました。こないだちろっとニュースで見ましたが、なんか若い女子のあいだでは親知らずが生えないみたいね。退化だ!と謳っていたけれど。さっき大金をごそっとインターネットバンキングで振り込みしたあと一瞬全身が寒くなる。あ。振込み後の残高を見る、という表示もろともを真顔で寸殺。そんなもん誰が見るかいや。殺すおつもり?あー、ひんひん。これからは句点をたくさん打とう。

で、制作してくれはった小岩良さんはこんな人
ここで見れるmothercoatの『+birdless』もPVも、かっちょいい。この曲は発売中ほやほやらしいですぞ!あーなーたーのこーえがし、てー。だぜ!ライブもあるらしいぜ!

というわけで、どうぞよろしくお願いします!見てね!

投稿:by 未映子 06:22 PM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2007.08.08

<イン歯ー出版記念対談&サイン会>の決定!!お相手は豊崎由美氏だ!!

 8月26日の夕方5時半から神保町の三省堂の自遊時間店、一階のカフェーにて、小説集「わたくし率 イン 歯ー、または世界」出版記念対談、なんならサインもさせてください的な会を催すことになりました!対談相手はななんと!メッタ斬りそんなに読んで、どうするの?、の、豊崎由美さん、トヨザキ社長だー!
 文章と作品と人生と覚悟について本音で暑苦しくお話する予定…(うそ、いま適当に書いたが)、講談社の担当さんには、も、笛もって横にぴったり立っててくださいとわたしはお願いする予定…。わたしが悪ノリして要らんこと云いそうになったらピーって…。某ラジオみたいになったらピーって…。でもきっとスリリングで赤裸々な会になることと思われますので、文章に興味のある諸氏ない諸氏、たまたま通りかかるだけの諸氏、みなさまぜひぜひ遊びにきてください!わたしの頭はマミ部炸裂で参加したいと思います!渾身のマミ部。参加方法は、多分ふつうに来てもらうので問題ないと思われます。カフェーでの飲み物代だけかかる模様…。でも椅子もゆったりしててリラックス出来る感じだよ。もろもろ詳細は三省堂にアップされたらリンクはりますが、みんな来てね、ってことで日にちと時間が決まった今の時点で一応お知らせ第一弾!今から空けておいてください!どうぞよろしくです。夏だね。お会いしましょう!

投稿:by 未映子 11:38 PM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2007.08.07

「新潮 9月号」と「群像 9月号」に随筆を寄稿しました

Sincyou200709Gunzou200709 そっか、新潮と群像は発売日が同じなのであったのな!
というわけで、8日7日発売の新潮と群像に、随筆を寄稿しました。新潮 9月号には「燃える顔、そして失われたお尻」、そして群像 9月号には「麺、ぶったぎって樋口一葉」です。どうぞ是非、読んでみてください。

 イン歯ーが、どこの書店に行ってもひら積みで嬉しいぜ。つってもわたし自身はあんまり本屋には行ってないけれども、みなさん写メールなや情報やタレコミありがとう。どうもありがとうございます。そして読んでくださって感想をくれはった皆様、どうもありがとうです。全部読ませてもらってます。しかしなんかもう8月でおそろしいなあ。最近は何時に寝ても朝8時に起きている始末。んで午前中に仕事を始めてる始末。事務手続きを済まして色々を夜中まで。うーむ。脱力と壮健、背筋がバキっと伸び続く感じ。これがうわさのひろぽんパキっとシャキっと感?覚醒っつうぐらいのもんで?それとも別の。自己の自己へ課す掛かる無意識の圧力。あんなに寝るのが好きだのに寝てるのがもったいなくなってきて落ち着かずそわそわして寝れんのだよまったく。熱帯、べらぼうに忙しいという事実もあるがしかし今年はこのままこんな調子で来年も頑張れるのか果たして。や、つべこべ云わずにやったほうがいいと思う自分に。さっき待合でなぜか日経エンタテインメントっつう雑誌をぱらついてたら自分の写真が小さく出てて涙を飲んだと書いてあった。明晰夢もそこで起るほとんどのことを最早コントロールの支配下におさめてしまった今となっては、想像以上の映像と体験が出来なくなってしまってちょっとそれが悲しい。明晰夢やりすぎ。玄関のドアとベランダの戸をあけて夜いると、風が阿呆みたいに駆け抜けてゆくので、わたしの人生においてこの風に相当するものはいったいなんであろうかとしばらく暗闇をぼんやり見やる。それはまるで林間合宿の夜の暗い緑の傾斜にひとり、座ってるよう。人間は10才くらいの時の目が、夜空は無数の星をいちばん美しく捕まえるのだという噂。爪の色を塗ればなんかの流出を防げた気分になって苦しいけれど落ち着くのもまた事実。どんな考慮もそこからあられの降るところ。含む、あれは不満足。

投稿:by 未映子 10:59 AM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2007.08.04

8月5日<産経新聞>読書欄、『わたしの本棚』に寄稿しました

 毎日暑いことですね。みなさまご機嫌いかがですか。
 産経新聞の8月5日朝刊、わたしの本棚というコーナーに寄稿しました。それぞれちょっとずつでしかないけれど、言及した本は「樋口一葉日記。書簡集」、隅田川乱一「穴が開いちゃったりして」、永井均「転校生とブラックジャック」、茶木ひろみ「銀の鬼 目覚め」、そしてカート・ヴォネガット「国のない男」
もしよかったら、お読みくださいませ。産経新聞のサイトにもアップされています。

Kuninonaiotoko 見出しは、人間は誰に相談すればいい?であります。NHK出版さんから戴きました、ヴォネガットの「国のない男」にまつわるものです。手触りよくってスペシャル感が随所にあらわな素敵な一冊です。んで、くんくんと読みながら、どんどんと沈んでいく気持ち。世界と人間に怒り呪詛しまくる人間・ヴォネガットに、だったら!だったらどうしたらよいのだよ!ってこちらも苦しくなってくる始末。ああ。世界と人生における重要事など、その人の目のついてる角度から語れる以外のものではなく、みんなにこにこ笑ってはいるが、実はまったく違う話をしているのだ。自由ひとつとってみても。神様いっことってみても。そんな相対でありながらの絶対がそこかしこにあって、あーもう、それじたいの絶対矛盾に苛苛しつつも、ヴォネガットがこの本で書いてることが果たしてわたしの現実であろうかどうか。や、紛れもなく現実であることが直観的にわかるから、やはりわたしの気分を暗くさせるのであった。

 散々な目に遭ってきたヴォネガットはこれまでの人生と作品の中で、あれだけ!あれだけもの超スペシャルな笑いで、冗談で、彼の世界と彼の世界の住人の世界と渡り合ってきたのにもかかわらず、最後の最後のこの本のなかでは、所々覗き込むヴォネガットの冗談も笑いも有効なものとしては響かなかった。あ、と思った。ヴォネガットの笑いが世界に負けた、と思った。んですぐに、や、負けとかではないわ、と焦って思いなおしたのであるが、なんだろうかこの陰鬱で恐ろしい気持ち。背中からどす黒い液体が億トンで迫ってくる感じ。皮肉にもヴォネガット自身がスローターハウス5でドストエフスキーについて、だけどもう、それだけじゃ足りないんだ、と書いたように、わたしはこの遺作を読んで、ああ、もう、ヴォネガットの笑いだけじゃあ足らんのだ、ということをぼんやりと強烈に思い知った。ヴォネガットはわたしの人生のかなりの多くの部分を救ってくれたけれども、その季節はやはりもう過ぎ去ったものであって、ある意味で本当にもうヴォネガットはいないんだと、(もちろんそのまま逆のことも云えるけれども) 心底じわじわ思い知らされた一冊だった。ヴォネガットが面白いことを云うたび書くたびに、笑うな、と云われているようだった。もう笑うんじゃない、と詰められてるような気分になった。それも単なる気分や感傷であるかもしれないけれど、とにかく、これは、悲しいとかさびしいとかじゃなくてわたしにとっては抜き差しならぬほとんど恐ろしい本でした。なんか。それはわたしが人間だからです。


投稿:by 未映子 10:49 PM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2007.07.27

単行本「わたくし率 イン 歯ー、または世界」(講談社)が発売です

Inherという運びになりました。「感じる専門家 採用試験」も合わせて入ってます。も、表紙も文字組もええ感じ!白に赤はめでたく歯っつうぐらいのもんで、どうぞよろしくお願いします。こないだはどこかの外国のラグビー選手のおでこにずっと昔の試合の際にぶつかった相手の選手の歯が埋まってて、それに最近気がついて感染症やのなんやのでマジあぶないところでありました、というニュースがあったり、「東京ドームのこの夏のホラーハウスは「闇の歯科病棟」だそうで、『この夏は、歯だな』と思ってしまいました」という素敵なメールを記者さんからいただいたり、というわけで、イン歯ー、書き換えた部分あります。よろしくお願いいたします。

新潟はなんでこんな人が少ないのかと思ったら風評被害ですってね。はらま。なんも問題あれへんかったよ。今回は新潟大学で永井均氏の集中講義に(もぐり)参加のため、体調にちょい不安あるも抑えることできず仕事をてんこ盛って新幹線。昼講義で夜ゲラチェック。講義はチャルマーズが主軸でクオリア。おもろ。尽きん。んでときどきクリプキ。そして夜は新潟大学の佐藤徹郎先生と城戸先生にお誘いいただき4人で言語が見る夢のような語らいの時間。はあ。ご馳走になった<田舎>という新潟料理のお店がおいしすぎした。新潟の古町に行かれる際はおすすめです。休憩でトイレに行くときに院生でいらっしゃるらしいナイスガイにいろいろ読んでますと声をかけられて、うわありがとう、や、こちらこそ、いやこっちこそ、いえもうほんとにこっちが、や、とんでもなく当方が、いえもうこっちは先輩も、なにをなにを、や、この度は残念で、や、そのおかげで講義にも、いえいえそれでも、いえもうほんとに、とか廊下でお辞儀のし合いになりました。新潟また行きたい。なんかが七月をまたぐ。

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2007.07.25

SFマガジン9月号「カート・ヴォネガット追悼特集」に寄稿、明日の中日新聞夕刊に随筆を寄稿

SFマガジン9月号SFマガジン9月号<ヴォネガット追悼特集>でましたね。4月から早いことです。追悼文「ヴォネガット部、ここからとてつもなくでっかい、よろしく、を」を書きました。
カバーはもちろん和田誠氏、浅倉久志氏によるインタビュー訳、池澤夏樹氏、若島正氏、太田光氏、沼野充義氏、などなど「ヴォネガットとわたし」ってことで随筆、そのほか執筆人もいい感じ。是非!

ほんで諸般の事情により只今、新潟にいます、日記は告知だけで殺伐としてごめんなさいよ、そして明日26日の中日新聞夕刊に、随筆「わたしは名古屋に恩義ありあり。まじで」を書きました。これもよかったら、お読みになって、よろしくです。

投稿:by 未映子 11:32 PM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2007.07.22

告知、8月23日 新宿クレマスターにて対談が決定っす

精神分析医の藤田博史氏が、新宿ゴールデン街のクレマスターというお店で毎月ゲストを招いて開催している、マンスリー対談の第19回目にゲストとして参加することになりました。

第19回マンスリー対談(2007年8月)

☆ゲスト 川上未映子

☆テーマ 「言語、そして母と子」

☆日時 2007年8月23日 木曜日 19時〜22時 (途中休憩あり)

毎回ゲストがテーマを決定するのですが、今回は「言語、そして母と子」です。クレマスターではマンスリー対談のほかにも毎週木曜日にフジタゼミなるものを開催してはって、わたしは先日ひょんなことから参加したのでしたが、非常に面白いものでありました。(藤井氏のサイトの右サイトにたくさん情報のってますのでチェックしてみてください)

今回は、哲学的な話、というよりは、体と心を行き来する何らかの運動の、何らか、について、藤田氏にお話伺いつつお話しつつ、何かを明るみにしたりしなかったり、そして「母と子」という関係をメインにお話できればと思ってますが、まず基本的なスタンス、前提として、それらを語る唯一の武器であり限界である我々の「言語」とはいったいなんであるか、言語で言語を語るっつうのはいったいいかなることであるのか、ということを始めにお話をして進めていき、「言語」を使って(いると自覚しながら)、「関係」を語ることへの挑戦、という流れ、感じになれば素敵だなあと思っています。

過去対談に登場した方々は、押井守氏、多和田葉子氏、香山リカ氏、岸田秀氏、斉藤環氏…、などなど、ほかにも豪華な顔ぶれでございます。過去の対談詳細はこちらからごらんになれます。

しかし定員が10名というこの少なさ。普通のトークショウとはまったく趣がことなり、好きなものを飲みながら全員でディスカッションするような感じで(だからといってしゃべらなくても全然いーよ)、非常にエキサイティング。興奮してわたしの飛ばす唾がおでこに付着しても怒らないでねといいたくなる距離感。もし興味を持たれたかたは、クレマスターの開店時間と同時に予約の電話をば。

10人なのでもしかしたら無理かもしれませんが、どうかよろしくお願いいたします。クレマスター!ももちろん好きだが、金沢で体験した、拘束のドローイング9、あれは生涯において忘れ得ぬものなり。

※満員御礼。予約は締め切りました。ありがとうございます。

投稿:by 未映子 11:19 AM [未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2007.07.19

芥川賞っつうぐらいのもんで、あれこれ

 や、スポーツ新聞で芥川賞落選作家の素顔、とかいう見出しで記事を書いていただき、なんかテレビでも取り上げてもらった模様で、おおきに。編集部からファックスもらってそれ読んで、素顔が1%も出ておらぬ記事にこの世の文字の適当と適正を見、面白いなあ。未映子さん肌がおきれいですね、写真見ましたが、とかのメールもいただくが、すみません、レコード会社が用意してくれるああいう写真は、も、完全に完璧にリタッチ入ってますから。がんがん入ってますから。リタッチって日本語で修正な。つるつるに仕上げられるんや。
 ま、とにもかくにもほんとうにこの度はみなさん、今回のこれこの候補なんやかやいかれこれにかかわって下さったみなさんどうもありがとう。残念つってお菓子送ってくださったり開運つってにぎやかな一升瓶のお酒送ってくださったり、応援ポエム、残念花束、などなどたくさん、ほんまにありがとう、そして心温まるおメール、および沈黙にまじでほろっときてる次第です。
ありがつ。

 受賞うんぬんは電話がかかってくるねんけれども、あの感じ。あの感じよ。なー。やな感じなー。
通常こういう場合、宴会など催すのだが、わたしは早稲田文学の編集長と2人で喫茶店で待機。で、ま、あーってしんどいことよな、と思う気持ちでビール飲んでたらば、なぜか人さまの失恋の話題で持ちきりになりあつあつ、や、それは人として最低の部類に、とか、それをゆっちゃあ今生はもうお仕舞いなんでないの、とか、え、2007年に今現在にそんな覚悟完了の仕方があるのでしょうか、なんたる猜疑心!とかそっちにでら興奮してきてその盛り上がりの最中に電話がぺろっと鳴って話も佳境のおりに一瞬ちッ!とか思ったらば、あん、わたしよ、おまえは仮にも今とても重要な電話待ちであることをもしかして忘れてた?つって電話とると、「今回は残念でございます」的な内容が。ま。はて誰が受賞に?との質問で諏訪さんっつうことで、や、でも川上さんもいい感じで、あの、ほとんどよかったですよ的な慰めと真実らしいお言葉をいただき、えー、ならばこの際、あれあの同時受賞ってのはどうですか、それが無理なら賞金だけでも、つって笑い飯的なことをいってこのいたたまれぬ場を揉んだつもりがそれは無理ですね、とあっさり返されて、冗談です、というタイミングを失い、そこから30分、かかってくる電話電話になんか期待させてごめんね挨拶を繰り返し、そんな一日。駆けつけてくれた某芥川賞候補アンドミュージシャン先輩作家は、ああもうきみ最低ですね、とか云うんであって、ま、ま、きみもさ、これを機にささやかな気持ちで書いていこうよ、って云ってくれて、そっか、ささやか…。そういうの、大事。だよね。と思ってみたのだが、よく聞くと、ささやかではなく、ささくれだった、でありました。とにもかくにもすごい励ましをもらったぜ。ありがとう。

 なんかさ、賞なんて、そんなものは単にセレモニーだぜ、ねえ父さん、あらゆる儀式はわざとらしく無駄で滑稽なものだよねつって早川義夫も歌うわけであって、そして、ねえ父さん、どうしたら僕は素直になれるのでしょうか、と続く。儀式なんてもんはどっかで作品と関係があるけれど、それと同じだけやっぱ関係がないのだぜ、というのはある真実で、それゆえ、それをこんなもの下らないぜ、なんていうのはそれを云うとき同じだけその逆も内包するんで、その価値を知ってることの反作用であって、わたしは今回色々と思うところがあるなりよ。ふむふむ。今年はこれから猛烈に書くぜ。書けたら書くぜ。や、書けなければ書けないのだからということは書けば書けるのだぜ。
 それでも、みんな駆けつけてくれて、美味しいものを食べて、みんなが暖かく、気を遣い遣われ、なんだか嬉しい一日でありました。でもって家に帰ってがんがん原稿を書いた。すごい仕事した。

 ユリイカの編集長とはなんかやっぱ悲喜こもごもあるじゃんやっぱ、初めて文章そのまんま載せてくれた人やしさ、んで仕事でお忙しかったらしく当夜はお会いできなかったのだが、電話で話して、ま、こっちとしてはなんかぐっとくるじゃん、や、これこれこうで、わたしは、とかけっこう熱がこもってこっちの話が盛り上がってきたときにさくっと、「あ、電車がきたので乗ります、」とか云われたり、大阪の姉が落選した次の瞬間、まさかの別件で電話をかけてきて、それはなんか自分の歯の治療に関する相談で、これは遠まわしになにか、わたしへの彼女なりの作品を踏まえた慰めであろうか…、しかしそんな技術が彼女に…、とタイミング的に感じざるを得なかったのだが、どこまで待ってもしょうもない歯の話、値段の話。「さ、さっちゃんさあ、じつはわたし今、例の賞に落ちてさ…、あ、あの今みんなで、ま、いちおうシリアスな場面で、あ、あるからして、」とか恐る恐る云ったのだったが、「あ。どうやったーん、」「あかんかったわ」「あーほんま、ほんであんたインプラントって知ってる?」とかでまじかよ。まじだよ。だいたいはじめ彼女は芥川賞のことを真剣に競馬の賞のことやと思ってて、話が2分ほど噛みあわなかった。んで「なにそれ。えらいん?」「や、新人賞っていうか」「ふーん、あんた新人なん。30やろ、もう」とかの始末であって。それから実家では、なんかで受賞にまつわるテレビか写真かを見た86歳の祖母が、「やー、みえちゃん、なんかえらい痩せたなあ」とか目を細めていたらしく、おばあちゃんそれ諏訪さんですから!かぶってんの髪形だけですから!や、も、どうにもこうにも。や、諏訪さんこの度はほんとうにおめでとうございます!みなさんありがとうございました。精進するぜ。秋には新作発表するぜ!

 で、候補んなった「わたくし率 イン 歯ー、または世界」が単行本となって講談社から刊行されます。今月の27日!単行本化にあたり書き換えた部分もちょいちょいあり、合わせて楽しんでいただけると幸いです。装丁は奥定泰之氏、文字組みもでらかっこいいので是非書店でお見かけしたら、手にとってごらんください。
 早稲田文学でも「感じる専門家 採用試験」のフリーペーパーと「イン 歯ー」掲載誌セットであわせてご用意してはるらしく記念的にそれもひとつ、よろしくお願いします。や、この早稲田文学0号はいい号ですよ。仙田学「肉の恋」、萩田洋文「ユキチ・コード」は必読。どうぞよろしくお願いします。

投稿:by 未映子 04:08 PM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2007.07.14

連作短編、第2回、「夢は九つくらいがいい感じ」 イン アスペクトPR誌!

Aspect0707_1ってことで連作短編「お母さーんと叫ばなならんの、難しい」の第2回目です!これは無料配布ゆえ色々入手にはご苦労ありかと思われますが、またもや胸キュンな表紙が目印、どうかお手に入れてもろもろを感じてくださりませー。アスペクトからも送ってもらえるよ!どうぞよろしくです。

 おとといは早稲田大学の講義、聴きにきてくれた大勢のみなさんどうも真剣にありがとうございました。時間と言葉が足らんゆえに、なんか消化しきれぬところばかりでありましたが、またの機会にお話できる機会あればうれしいっす。ありがとう。ほんまはゲストはわたしひとりであった積りで内容を確認してたのやが、講義の前日にタマタマ中原昌也さんとごはん食べてて明日講義でゲストやねんの話題から中原さんも参加する運びとなり、なんか急なあれでしたけれども、嫌だ嫌だというなら書くんじゃねえよ中原先生!的な問いかけからそれに対する中原さんの話も腑におちるもんであったし、書くこと書けること書けないこと、それから文章や表現にかかわらず日常生活の細部における誤差ってもんを許してくださいよお前ら!ってお前らって誰なのだ、ということや、新しいとか古いとかじゃあさすがにもうそんなことではなくって誤差、誤差こそが的な、しかしそれにまつわる作用反作用はどこで有効であるのかどうか話、ま、色々脱線しまくりであったがやっぱ面白くもっとそこんとこから時間があればね、話たかったぜ、しかし後半に至ってはけっこうなんかああいう感じではありましたが、なんかやっぱ「おそろしいこと」について、話合ったような気が、した。どうかな。どうでしたか、どうですか、とにもかくにもどうもありがとう。
今回わたしの小説については結局ほんの少ししか、触れられなかったけれども、やっぱ短時間で話するのは難しく能力がねえよ。わかりにくくてごめんかった。でもたくさんの人、読んでくれていてありがとう。小説は流通が出来るがこれここの対話は流通が出来ぬこの拮抗におもろいことよな、と思い道道帰りました。あとメールもたくさんありがとうなり。

 最近はなんやかやでインタビュー多く一日にまとめて話すぜ!って気合で臨んだ一日4、5件を数日間、んでそれぞれ約一時間半ずつ濃い濃い話を連打、喋り続けることへの限界状況をまじ体験しまじ死にそうになった。それはなんかもう、みんなそれぞれ素敵で抜群なインタビューだったゆえのことでなんか興奮してきて明らかにインタビューの四季折々ではテンションが右肩上がり、だから!アイデンティティとか自分探しで見つかる自意識とか自分なんてもんはこの小説のどこにも!どこにもねえんであります、とか単に歯がすき、とかこっちは口の中をあんなにあんなに差し出しちゃってなのに歯医者はマスクして目しか見せてないってこのたまらん主従関係がもう、とか三十路、とか行間?そんなものは用意していません!とか樋口部!わたしのなかに樋口部がもう!とかを三茶や渋谷で叫んだり最後はなんつうのニーチェやなくてもそら馬に抱きつくで的な爆発があったりなかったりで、忙しくもやはり作品にまつわる興奮は人生の悦ばしきなんかであってみなさま本当にありがとうございました。ってな最近はそんな感じで、日記というのはこういう感じあったかどうか果て。

投稿:by 未映子 03:57 PM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2007.07.10

多和田葉子「溶ける街 透ける路」、穂村弘「手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)」、「短歌という爆弾」の書評を週刊アスキーに書きました。

 週刊アスキーさんってパソコンの雑誌であったことをあんまり知らず、ずいぶん難しいことが書いてあってこないだ熟読にトライしたがやっぱ難しいことよ。そんな私のパソコンももう飽き飽きするほどの満身創痍であって、そっか、買わねばなー、幾らくらいの何を買えばよいのかが皆目不明、が友人に教えてもらいかつ付き添ってもらえることになり安心、んでついにわたしは野中ユリ氏の絵を購入、ということになり、べらぼうにとことん這いずり回って本当に欲しかった<夢の地表>シリーズは、そう、神奈川近代美術館での個展の際に発行された画文集のあの表紙の絵な、コラージュな、あれ欲しいつって、どんなローンも現金払いも辞さぬ覚悟、と告げて野中さんに交渉しても、「あれは30代の代表作、お売りすることは叶いません」といわれて、そらそうよな、あれはそうよな、すんごいもんな、つって、わたしは二番目に欲しかったのを購入、実際もう家に届いた絵に対して最初にしたことは匂いをかぐということだった。わたしはなんかいとしすぎてたまらんものに当たっては押さえきれぬゆえに匂いをかいでしまうのやったがここでも。男の人も、好きな人ならなんかよくわからぬいい匂いがするものな。においを噛みたくなる衝動。あるいは刻んで爪のように瓶づめ。吉良。吉良的な。そして今週木曜日には早稲田大学のなんつうの、文学部?さんにゲストとしてお呼ばれいただいているので、そこで何を話そうかしらんはまだ何も決まってないけれど、早稲田へ問題なく辿り着けるように、路線図を確認することを忘れぬようにがんばろう。

Ascii20070710 7月10日発売週刊アスキー寄稿の書評は、多和田葉子氏のこないだ出た「溶ける街 透ける路」について書き、穂村弘氏の「手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)」「短歌という爆弾」について書きました。特にこの穂村作品についてのあのなんともいえぬあの感じ、は、書評で書きましたので、読んだことある皆さんもないみなさんも、是非どうぞお手にとって是非。あーあ。なんか夏。離れてくれへん匂いも毛穴に入ってくる湿り気の温度もべらぼうに、ああべらぼうに、ほいでもってめさんこに切ないぜ。みんな平気?


   

投稿:by 未映子 10:02 PM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2007.07.09

<超短編6>に超短編を3篇、寄稿しました

Cyoutanpen6「わたしには檸檬もないのだったし」
「死んでる先生死んでる歌手、あらゆる記憶によう耐えた」
「母の目を逃がす」

のみっつを創英社刊<超短編6>の巻頭に寄稿しました。超短いの。入手していただきぜひぜひお読みくださいませ!どうぞよろしくです。

芥川賞候補っつうことでなにかと、というかべらぼうになんか、なにかが集中して忙しく眠ってはいるのだけれどもなんか忙しいよ。思えば新曲なんかのキャンペーンなどでは札幌でラジオに出てインストアして取材してそのまま広島でラジオでもって取材でインタビュー、でもって長崎で同じこと、なんていうことも四季折々あったりしたわけなのやけど、それとは一味違うこの喧騒感。日清のカップヌードルをすごくよく食べてる。早いし。美味しいし。かたいし。わたしはお湯を入れて45秒。ああ、なんというかわたしは仕事が結局のところとても遅いのでそのことだけが不安で不安で死にたくなってくるのですが、この年内を終えるときそれを終えるわたしはどのような心境で終えるを迎えることになるのであろうかな、いや、それだけではない、もう既にあらかたが終わってしまった今日この一日を終わるときにわたしはいったい原稿を書きあげているのであろうかどうか、この近すぎる未来それすらただただおそろしく、書きもせずただおそろしいよう、と云っているだけなのであってはー。ああ書き始めるまでのこの無駄としかいえぬ時間をなんとか有意義なもんに変えられんもんかどうか。逆元気玉的なあれで。選考日は7月17日であって、編集者さんや友人知人のみんなから、でもってテレビの人や新聞の人からまで「当日はどこにおいで?」ってなことを聞かれるのですが、一応所在を明確にせねばならないのですが、どっこも行くとこあらへんわね、ってだいたいは各版元の編集さんや関係者さんとこう、ぱあっと宴会をして電話をこう、待ってって、こうなるわけですが、お誘いもいただいているわけなのですが、まあ受賞したら適当にめでたいねえ!つっていい雰囲気にわいのわいのとなるのやも知れぬが落ちたらあなたそのときわたしなんてみんなに声をかければよいのですか。なんか色々が行ったり来たりであれして回転してみんなにばりばりに気を遣われその遣われがまたあれしてわたしも気を遣い結局みんながみんな何がしかがを遣ってくたくたになってしまうんでないの。や、みんなも相当なあれでないの、ってなことで、電話はどっかで受けるとして、ほんとの数人でひっそりと待つつもりでおる今のところ。でもってメールくれはったみなさん本当にどうもありがとうです。返事書けたり書けなかったりですが、すべて読ませていだたいております。ありがとう。年内は色々書いて色々本出すぜ。告知もちょい続くー。

投稿:by 未映子 10:06 PM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2007.07.05

第137回芥川賞候補に「わたくし率 イン 歯ー、または世界」がノミネート、そして卵子

 ってなことで選考日は7月17日なのらしい。電話がかかってくるのらしい。事前取材や単行本の準備や原稿書きやで忙しく、人に会うことも多くなってそんな毎日ではあるのですが、これからさき卵子を放出できる回数のことを考えたりしてる最近。
 とかって観念も甚だしく今夜、そんな感じ。しっかし時間かけてエスパー魔美のあの髪形を毎日がんばって苦心して腐心してマスターしてやってんのに梅雨!おまえ!瞬間にもろもろやんけ!わたしの魔美部!魔美部が!!って感じでま、そういうことを思ったり思わなかったりのもう今年も半分の過ぎ去りの最中、あーあ。

投稿:by 未映子 05:00 AM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2007.06.24

<ユリイカ>7月号に、「彼女は四時の性交にうっとり、うっとりよ」を寄稿しました。

 東京でじぶんの肌を改めて見ると、なんていうか、も、つるりと麦茶の装い。わたしの今までのささやかな資本を投資し続けた美白のすべてがサムイに散ったんで。あ、ブルー。黒くてブルー。黒いのにブルー。サムイ島ではタトゥーのお店が仰山あって、ぼーとしながら外国人が、ど勘違いでどんな漢字を彫っていたらば心あったまるかしら、をなんとなく思えば、一生懸命、とか愛、とか命、とかはよくある様子であって、牛丼、とかやったらなんかいいんでないの、とか熱風の中で思い、そしたら成田についてから急激に牛丼が食べたくなり、三十路でもうほんまに牛丼もないのだがわたしはマクロビオテックの人が見ればノー!っつって卒倒しそうなほどにジャンクなものを食べれるのであって吉野家に飛び込んだら11時までないよ、といわれて一旦帰宅し、11時ジャストに吉野家にきっちり行って食べたのであった。こんな大量の白飯が胃の中に入るなんてー、むりー、とかいいながらしかしまったく入るのや。ああ。

 でもって6月25日発売<ユリイカ>巻頭に、「彼女は四時の性交にうっとり、うっとりよ」を寄稿しました。彼女の性交における推論詩です。皆さまよかったら、ぜひとも読んでください。を書きながら、こういうのはあんまり説明つかぬのだけれどでも、こうなんか素晴らしい感触がありました。そういう手触りというのは個人的にとても書いていて気持ちのよいものですんげい興奮するのでうむ。今号は<石井桃子総特集号>なのですが、詩のほうは特集とは関係がないのですが、石井桃子さんについての大アンケートにも参加しております。どうぞよろしゅうにー。

今月ももう残り少なくなってきてびびることにももう飽き飽きなのだが来月に出す予定の単行本のあれこれをしたり、色々を書いている初夏はなんだかそういう按配で。パソコンもういよいよ買い替えなならん段階にしっかりと突入し、キーの配列までがくるっておってまさに満身創痍にいままさに触りつつある初夏といえばそう、いつか<ダ・ヴィンチ>で紹介した、山川弥千枝著「薔薇は生きてる」が復刊されることになり、その解説を、穂村弘氏、千野帽子氏とともに書きますえ。来月は色々と告知があったりなかったり、近くなったらまたお知らせしますえ。ああ夏がもうすぐそこで斜めんなったり直進したりぎざぎざんなったりしていて兎にも角にも。


  

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2007.06.06

STUDIO VOICE 7月号 佐々木敦<絶対安全文芸時評>に、イン歯ー、が

 こないだの小説、個人的に、わたくし率、と略していたのですが、ご感想おくってくださるほとんど皆さまが、イン歯ー、と略してくれてるので、イン歯ー、ってな感じでひとつ。今まさに発売中のSTUDIO VOICEの佐々木敦さんによる、絶対安全文芸時評に<わたくし率 イン 歯ー、または世界>についてのコメントが掲載されてます。  この時評は、今月の十編、と称して順位が設定されております。色々な作品が取り上げられていて、ふむふむって参考になります。イン歯ーは3位でありした。1位の諏訪哲史氏の<アサッテの人>も読んでみたいと思ってたところ。4位に挙げられた円城塔氏作品は、単行本のほうは版元さんから献本いただきいま読んでる最中でありますが、大きさも装丁も黄色で重さもとてもええ。ここで紹介されてる文學界新人賞受賞作の<オブ・ザ・ベースボール>は未読。今回の時評には早稲田文学0号に掲載された作品が多く登場し、でもなるほど非常な作品がとっても多かったので個人的にとても多いになるほど感がばっつりであります。9位の仙田学氏の<肉の恋>と2位の荻田洋文氏の<ユキチ・コード>、6位の青木淳悟氏の<日付の数だけ言葉が>のこのみっつ、わたしもとても楽しく読みました。実験小説だなあこら。走ってるなあこら。オンザエッヂだなあこら。どきどきするぜ。イン歯ー、も、このみっつの作品もがっつり早稲田文学0号で読めますので、ぜひともお手元にないかたは、なんとか手に入れていただければと思います!表紙がくるくるんなっちゃうけどな!そこがまたあれなあれでー!  この<絶対安全時評>のページの題字とイラストを漫画家の西島大介氏が描いてはるのだが、このあいだお会いした折に、「ポッドキャスト聴いてるのですが更新はどうなってるのですか」と聞かれてやります、と答えたのでやります、のだが、録音する方法をもうすっかり忘れてしまったなりよ。思い出そう。メールも戴いております。いいかげん再開せえよこら的な。とてもありがとう。思い出します。原稿が書けず、キョエエエッーーーっとなりつつ新曲もやりつつ、明日はリハで、日曜日はライブだなあこら。みなさんいらっしってください。詳細は右サイドに載ってます、どうぞよろしくです。そしてわたしはこの際にはっきり云っておくが流行とははっきりいって関係ないままに友人から頂き物のあれですが、噂の<ビリーズ・ブートキャンプ>に入隊したわけですが、あれはいいよ。ベッドに代わるかっこうの逃げ場…、ではなくかっこうのなんか激しい汗かき場であり、ブート・キャンプ入隊前のはるかなはるかなヨガ時代、こないだ久しぶりにお会いした穂村さんに「それにしてもも痩せましたねー」を連呼されたのでうしし、調子に乗っているのである。でもってビリー!今日も行くぜ!絞るぜ!!そして先日観劇したシベリア少女鉄道の<永遠かもしれない>がオモロすぎて大変だったぜ!だいたいわたしはなんにつけ高度なてんどん技にああっと心奪われてしまうのだが、メタが永遠かもしれぬあいだ続いてゆくてんどん、まさに激しくも美しいシベ少のメタ丼は間違いなく最高でありました。舞台でしか出来ぬことを実践してゆくことの矜持たるや溌剌、ああいまわたしは本でも映画でも詩でもなく間違いなく舞台を、観ているのだと、ほとんど泣きそうなきもちにさせてくれることのなんかわからんが共謀。

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2007.05.28

毎日新聞・28日・夕刊・文芸時評に<わたくし率 イン歯ー、または世界>が。

 明日の毎日新聞の夕刊で、文芸評論家の川村湊氏による<わたくし率〜>についてが読めるそうです!文芸時評です。まだ28日じゃないからわたしももちろん読んでないけれども、あした、おてもとに毎日新聞のある方は是非、読んでみてくださいー。どうぞよろしくです。

 最近は毎日のように人に会い仕事もしてるが飲酒をしているのでむくむ。翌日ヨガをする体に非常に申し訳なく思うのだが、もともとすぐに酔うしそんなに飲めないのですが二日酔いは律儀に必ずあるのがマジで恐怖ですが皆さん。知ってますか。ウコンの力。ドリンクです。あれは本当に。あれは本当に。あいつだけは本当に。よう効く。マジ効く。激効く。ウコン効く。飲んでごらんよ。次の日ふつうだから。朝方ふらふらになって歩いてると、道に何個も何個も空き缶が転がってるから、ああ、ほんとうにあなたがたありがとうねという気持ちになる。

 昨日は友人が出るので楽しみにしてた、東浩紀×笠井潔×海猫沢めろん、の鼎談に池袋まで出かけた。駅から会場までなんでか巨大な食料品売り場をふたっつをぶち抜かなければならず遠く激しく混雑していて困難だった。<新本格からセカイ系へ、そしてゲーム的実存へ!?>っていうテーマに関してはまったくの丸腰であったがすべて表現に関しての話であるのは話であるのでまったく面白かった。打ち上げ後、さらになぜかそこから分散して新宿ゴールデン街に移動して朝方までいる感じになり、話は尽きず、頭も痛くて、酔ってて、これは明日大変なことになるであろーと帰りしなに震えながらウコンの力を買って飲んで、眠って、起きたら、まったくなんもあらへんのやものー。すっごいでウコン。結果、起きてから駒沢公園までの往復一時間を有酸素運動と銘打ってちゃっちゃと歩いたりできるという、いつもより健康な仕上がりの始末。

 千葉大学から日本大学に永井均氏が移籍されたので聴講生の申請をするが出遅れた。最近のいちばんのショック。来春に再度申し込み。待たれへん。迂闊やった。今月と来月と人間化科学アカデミーで開催されてる永井均氏の講義、<言語はなぜ可能か>に参加してるのですが、講義の中盤、そして質問に答える永井均氏の世界に対するスタンスに感動してぐわっと涙ぐむ。講義受けながら泣いてるのもこわいので堪える。これが興奮というもので、家に帰って講義のノートを整理してるとその興奮が甦って蟹のように口の端っこから泡がたまる。この講義については全部終わったらレポートを書くつもりです。

投稿:by 未映子 02:22 AM [文化・芸術, 未映子情報, ] | 固定リンク | トラックバック

2007.05.17

<文学2007>日本文藝家協会編・講談社刊に、<感じる専門家 採用試験>が収録だよん

Bungaku2007
 去年の暮れに早稲田文学に寄稿いたしました<感じる専門家 採用試験><文学2007>に収録されましたよ。
 さわり心地よい単行本です。読み応えはばっつり感。表紙、なんか無骨で、いいね。帯には…今を代表する21人の作家が描いた珠玉の短編、…2006年の短編の集大成…文学の現在…とか書かれておりますわけで、わたしの作品の場合に限ってはほんまかいなー、とか思うわけですが、嬉しいことです。ひとりでも多くの人に読んでもらえる機会を得るのはとても朗報。去年、文芸誌に発表された順から作品ががんがん収録されておって、たとえば小川洋子、川上弘美、町田康、角田光代、吉村昭、エトセトラ…、画像のところをクリックしてくれさえすれば、誰のどんな作品が収録されているのかがわかるので是非チェックをヨロ。文字が水色で読めませんがな、って方はそのうち日本文藝家協会のサイトのほうでも内容アップされますでしょうから、そっちでチェックもヨロ。でもあれよね、こういうアンソロジー本っていうのはあんまり読んだことなかったけれど、こういう具合で本を手に取り知らぬ作品にぶつかるということは強引な出合いであって非常にいいんでないの。出会い頭っつう感じのあれで、とてもいいね。ね。わたしは短編がでらでらに好きなので、がっと読みたいと思います。そして小説群が始まるまえに、沼野充義氏による、本書の解説が載ってあります。おろろん。このようにして、なんでか一冊に集まったこの一冊を是非この機会にお求めをば、そしてちょっぴり表情のちゃうことなった<感じる専門家 採用試験>を、まだお読みでない方も、それぁもう読んだがな、という方も、またまたどうぞよろしくお願いします。



投稿:by 未映子 10:07 PM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2007.05.14

連載小説の開始!「お母さーんと叫ばなならんの、難しい」 PR誌<アスペクト>

Aspect0705 なにか音楽とあれしたなんかで小説を、長く続くやつを、こう、ひとつ是非どうか、という話をいただき、えー、音楽う、と考えて、んじゃジョン・レノンをあれしたあれでどうですかっつって、いいですねっつって、連載が始まります。小説です。読み切りです。そしてジョン・レノンと何をするのかというと、彼の曲はそれはもうたくさんありまして、毎度毎度、その曲名とか曲調からびびっときたものをこう、私が勝手に文章化していこうではないの、ということになりました。

 連載タイトルは、これも逆・原子心母的なあれで、ジョン・レノンっつうぐらいのもんで、お母さん、シャウト、ああ難しい、を単に並べただけです。あと最後まで迷ったタイトル候補が「ジョンさんを挿入」だったのですが、ま、アスペクト・連載小説「お母さーんと叫ばなならんの、難しい」の第一回目は<苺畑が永遠につづいてゆくのだから>です。で、今号には連載開始にあたっての著者インタビューもばっつり掲載されておりますので、是非読んでいただきたいのですが、手に入れられた暁には、事情がゆるせば小説のほうから先に読んでいただけたら本望…。よろしくお願いいたします。そして無料でございますよ。本屋で見つけたら鞄に入れてね。
 
 それにしてもこの表紙、かわゆいなあ…。手触りもいいよ。色味が昔よく眼科の検診で使った機械の奥に見えた画像と似てるねん。バックナンバーも見てね。緑と赤とかね。

 気になる連載陣は、朝倉世界一・唐沢俊一・春日武彦with吉野朔実・豊崎由美・千野帽子・山崎まどか・都築響一・永江朗・諸富祥彦・末永昭二、などなど豪華っす。 毎号巻頭特集がありまして、 都内では15日頃から店頭に並びます。もし手に入らないようでしたらば、書店でリクエスト、もしくはアスペクト編集部サイトで申し込みすれば、送料実費負担で手に入るだそうです。でも膨大な数はないらしく、なんなら急いでくださいね。バックナンバーも随時ネットで公開していくということなので、そっちでも読めることになります。どうぞよろしくお願いいたします。

 気分がよければ束のま、頭の中をずっとエラ・フィッツジェラルドがまくしたてて困るわ、というような話を高嶋政伸さんにしたら、コンサートに行ったことあるというのでないの。え!どこで!と訊くと、代々木だったそうで、それはちょっと近すぎやしませんか。エラ・イン・ヨヨギ…。そして私は今スキャットを練習してるのだと云うと高嶋さんは実は僕も少々…とか云ってんでめさんこ、巧いでないの。なにが少々。声帯模写も。それもう完全にサックスとか鳥とかフルートですから。うーむ。スキャトスキャット。ふぇ〜みたいな、あんふぅ〜んみたいなフェイクじゃなくてはたまたシャバダバなやつでもなくってちゃっちゃとぱきぱきした祭りみたいなスキャットやりたい。

投稿:by 未映子 10:32 PM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2007.05.07

週刊アスキーに、千野帽子著<文學少女の友>の書評を書きましたえ!

 告知ばかりが続いてなんかこうあれですが、書きたいことが色々!あるのだがしかし!たとえば!今日びの男子中学生がいったい何を見て何を頼って何に依拠して日常のつんざくド・性欲のあはんを炸裂させているのかはもうまったくわからないが、(雑誌とかまだ見るのであろうか)
三十路の私の事情はこれ何かというと、も、youtubeで<ペンまわし>の映像を見て、映像を見て、映像を見て………。

 …ま、これについてはまた今度ゆっくりちゃんと書きますゆえ、っていうか、書かせて? あー、ペンまわし、たまらんー。たまらん理由がわかってるところも、も、たまらんー。


週刊アスキー
書評ページ『WAMBOOKS』の「わたしのハマッた3冊』
5/22号(5月7日発売)

千野帽子著<文學少女の友>の書評と、カート・ヴォネガット<タイタンの妖女><猫のゆりかご>について書きました。
是非読んでくださいまし!

 っていうか書評っていうかこういう文章ってむずかしいなあ。ふだん何気に目に飛び込んでくる数々の粗筋の語りの改めてすごいことよ。
 もちろん自分が作品を読まんことには始まらんわけではあるが、このいわゆる再構築作業のむずこさ、書いてみてわかるな。だいたい実際にあったことを喋りや文章で再現するのはむずかしいと思ったことないのに、書かれてあったことを要約したりすることがまったきお手上げ。なんの因果。
 そういえば<ユリイカ>の理想の教科書特集の斎藤美奈子氏の対談で、<本を読んでどう感じたかの感想文よりも何が書かれてあったかのレビュー力を鍛えさせろ>的な発言があったと思うがこれ一理もニ理もあるでな。うーむ。なので私の書評っていうか文章はまったく千野帽子氏の作品の魅力の参考にはならぬやも知れぬが、面白かったのだということが伝わればいいのではあるが、がんばれ、もう刷られてしまった私のレビュー…。例えばよ、こないだ読んだ本面白かったんや!とか友達に云うとやな、どんな内容、と訊かれるわけでな、でもその続きが出てこんのや。な、ないよう、…、ってな具合よ。こうなったらば今度、家で家にあるすべての本の内容を一行レビュー特訓をしてみよう。無理ですけど。レビューめいた創作の連載の話もあって実はまじで不安なのであった。私はほんまに本を読んでおるのか?いい解題や書評を読むと心地よい不安にぐらぐらになるぜ。私は日常会話にしてもなんにしても、いわゆるお笑いでいうところの<てんどん>を非常に好むのであるが、ここにも炸裂、是非、千野帽子著<文學少女の友>、読んで見てください。


  

投稿:by 未映子 07:22 PM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2007.05.05

満員御礼・ライブの告知だ!

昨日は坂本弘道プロデュース<音の十字路>にお越しいただきありがとうございました。人がちょっと多すぎて立ち見の方には大変申し訳なかったっす。でも最後までありがとうございました。内容はそれぞれの色々を構成、スリリングでありました。なかでも無声映画にそれぞれが音を出し合うという出し物のあったのですが、映画はなんちゅうの、ド耽美もええとこの、エドガー・アラン・ポー原作の<アッシャー家の末裔>だったわけですが、私はどうも、なんつうのか、こういう感じになるとなんか発想が<ホットペッパー>のそれになってもうて耽美どころの話ではないのであって、よかったでほんま、醜態晒さずに済み。あと字幕のところにフランス語みたいなんもずらっと出るのやけど、それに合わせてあのコマーシャルの<♪セシ〜ル、…シノフサコンフェソネフォネフォン…>みたいなパチもんのフランス語、一応スキャットっつう感じでどっすかねーとか密かに思ってたのが、よかったでほんま、醜態晒さずに済み。色々と経験になりました。本当にありがとうございました。ド満員御礼、感謝いたします。そらすこん早稲田文学もあっというまに売り切れ、お手に入らなかった方もいらっしゃいました、しかしこれは是非なんとか、どうにか、手にいれていらだきたい!応援してます!どうしても無理そうだったら編集部に連絡をば一発!!そしてライブ終わってすぐにどうかと思うが、来月もライブあります、今回はがっつり歌だ!
以下詳細!


6月10日(日)
「ピアノノチカラうたのちから」
(青山ピアノナイト9days〜第四夜〜)
月見ル君想フ 東京・青山 地図

鈴木亜紀(Vo.Pf)
・川上未映子(Vo)+坂本弘道(Cello)+清水一登(Pf)
・Ces Chiens(早川義夫佐久間正英)+HONZI
開場17:30 / 開演18:30
前売3000円/当日3500円(+1ドリンク)


ということで、ここ未映子サイトで前売りを完全にお取り置き、ご予約いただけます。お名前と枚数を明記して、予約メールとタイトルして送ってください。どうぞよろしくお願いします。
折り返し確認メール送りますよ。
んで、こちらで予約してくれた方にはなんかプレゼント考え中!!

予約はこちら

投稿:by 未映子 11:26 PM [未映子情報, 音楽] | 固定リンク | トラックバック

2007.05.01

<早稲田文学>に、中篇小説<わたくし率 イン 歯ー、または世界>掲載。

Wasebun0 <早稲田文学>復刊0号、小説には、青木淳悟、青山真治、鹿島田真希、仙田学、中原昌也、荻田洋文、久松健一、向井豊昭、横田創、評論にはスガ秀実、対談には斎藤美奈子×森達也、などなど執筆陣とても豪華、読みましたが無茶苦茶でおきゃんな一冊だと思います。私は巻頭に中篇小説、<わたくし率 イン 歯ー、または世界>を書きました。そして渡部直己氏によるインタビューも掲載されております。
 この<早稲田文学>、若干発売日がブレているらしく、確実に手に入れたい場合は書店で注文、(おっきな本屋にはもうそろそろ入ってるらしいですが)または編集部に連絡したほうが輪をかけて確実と思われます!ぜひよろしくお願いします。
 今回も、タイトルのまんまの作品です。そして初めての小説。
 <わたし>と<私>と<歯>をめぐる、<純粋経験>のお話です。純粋経験…!ときいて、あッ…。心当たりあるかたは是非読んでほしいです、や、ない人ももちろんですが!歯の好きな人ももちろん!わたしと私を折衷する、これ、ここ、みなぎるわたくし率の秘密…。歯を、歯ー、と伸ばしたのは、her の意味も乗せたかったのでし!ぐふふ!いつだってこれが最後の可能性、てんこ盛らいでか!書いてて色々あったけども、まずこれを書いてよかったでと思える一作になりました。これからようさん書きますえー。

 ☆

 大阪の演奏の興奮冷めやらぬ私ではありますが、坂本弘道プロデュースの即興演奏会とでも申しましょうか、おかげさまで5月4日のインエフでのライブのご予約もたくさんいただいてるみたいでありがとうございます!(もう立ち見になってしまいますが、まだ若干大丈夫そうです…インエフは私はじめて行くのですが、とてもざっくばらんと親和性の高い場所らしくっていいね!)で、事前にちょこっとエクスキューズ、今回は私はあんまりがしがし歌いませんで、新作を朗読したり、そしてやっぱり少しは歌います、を色々混ぜ込んでやりたく思います。歌の本編のライブは6月にも予定しております。でもどっちも違ったこととはいえかぶっているわけであって、でも違う、…ので、この初夏は是非とも両方よろしくお願いいたします。楽しみやわあ4日。でもってなかなか本屋さんに行けない方のために出会い頭的なアレを演出、<早稲田文学>をライブ当日に少しもって行きますので、そこでも大丈夫です!
 ああ個人的にはちびるくらいに好きな坂本弘道、そして無声映画に即興で音楽をつけてらっしゃる柳下美恵さん、くらくらするでないの。これは私ふつうに観に行きたいよな!と思うセッションであって大変だ。張り切りたいと思います。みなさんお会いできますの楽しみにしております。

投稿:by 未映子 10:47 AM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2007.04.24

みんな燃えてる

大阪ブリッジに来てくださった皆様、ほんとうにありがとうございました。
あのライブハウスというかスペースはマジで素晴らしい場所ですね、ピアノの清水一登氏も大阪の特別、と仰ってて、なるほど完全に納得。音も抜けも会場がフラットなところも新世界も証明もすべてが最高の場所で実演できたこと、呼んでくれはったチューバディスクの皆様、北村早樹子さんデッドフォン、素晴らしい歌唱・演奏をありがとう、この場をお借りしてお礼もうしあげます。懐かしい京都の劇団の主宰とも会えたり、ラジオを聴いてくれてた皆様と話できたり、この荒れ狂う最大の4月、忘れられないライブになりました。時折思い出すやろうこのこと、深く深く感謝申し上げます。
大阪では久々のライブでお手紙、差し入れ、プレゼント、ほんとうにありがとうございました、大事にします。またよかったらですが感想お聞かせいただけたらうれしいです。大切に読みます。いつも背中を押されて励ましと力を頂いております。ありがとう。
今回、歌唱者として、その演奏をしてくれた私の楽隊のパフォーマンスにはただただ熱くなり、なんといえばよいかこれがもうわからない。坂本氏の人生と清水氏の人生のなんやかやがそこで反応することに戦慄く。演者が云うことではないか、いままでにない感覚にひっぱられた筆舌しがたい演奏と歌唱でありました。

来月頭は坂本弘道と柳下美恵さんとセッション、溌剌を披露します、ぜひ。お越しください。坂本弘道のソロもあります。ヒッチョウ。なんかわからんが興奮が続く。チケットはインエフまで。私は完璧にいま燃えております。
どうぞ来月お目にかかれますことを。
色々やります

投稿:by 未映子 12:52 AM [未映子情報, 音楽] | 固定リンク | トラックバック

2007.04.11

東京でライブというか、パフォーマンスというか、やります

東京でやりまーす。
坂本弘道氏と、そして柳下美恵さんとは初のセッションだ!面白いことしますえー。是非この日は予定を空けておいてねん。是非によろしくです。何やろっかなと思案中。色々やります。ご予約はインエフさんに電話してくださーい。サイトに行って、メールでも。

5月4日(金、みどりの日)
大泉学園 インエフ (03-3925-6967)
「音の十字路 vol.3」
未映子(vo, reading)、柳下美恵(pf)、坂本弘道(cello)
start/20:00〜 2ステージ charge\2500+order

そのまえに4月22日には大阪でライブがありますので、
是非お越しくださいませー。こちらも坂本弘道+清水一登!!関西にお住まいの皆さま、久々に歌を聴いていただけるのででら興奮しております。大阪ライブの前売り予約はコチラでよろしくです。

投稿:by 未映子 03:56 PM [未映子情報, 音楽] | 固定リンク | トラックバック

2007.03.04

集英社文庫30周年記念特集号に寄稿と、お知らせ

3月10日発売の「青春と読書」別冊、<集英社文庫30周年記念特集号>に,
私の集英社文庫を三冊挙げてというわけで梶井基次郎<檸檬>、樋口一葉<たけくらべ>、太宰治<斜陽>について短文を寄稿しました。短文は書くのも読むのもとても好きです。是非、お手にとって読んでください。無料だそうです。お求めは書店で。どうぞよろしくお願いします。

 ちゃんとした日記でもないけどいつも日記を読んでくださってありがとうございます。お元気ですか。毎日くださるメール、叱咤激励などなど、毎日読ませていただいています。ありがとう。
 しばらく、日記をお休みしたいと思います。何かありましたら、またお知らせします。どうぞよろしくお願いします。

投稿:by 未映子 11:10 AM [日記・コラム・つぶやき, 書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2007.02.17

4月22日(日)、大阪でライブやよ

 まだ少し先ですが、大阪でのライブの詳細です。今回は、北村早樹子さんのアルバム発売のイベントで、呼んでいただきました。時間はだいたい40分くらい歌います。ラジオでは毎週毎週出かけてはいるがライブではとても久しぶりの大阪で、京都でやってたラジオの時のリスナーさんとか、大阪の皆さんにもしも会えたら、とても嬉しい。お待ちしています。

予約はコチラからどうぞよろしくお願いします。なおこのサイトからでもお取り置きさせていただくので、お名前、人数、明記してメール送信よろしくです。

2007年4月22日(日)
 -----------------
 開場 : 
大阪・新世界ブリッジ (フェスティバルゲート内)
 出演 : 
北村早樹子 / 川上未映子 + 坂本弘道(チェロ)/ DEADPHONES( from P-shirts ) /

  料金 : 予約 \2,000 / 当日 \2,500 (ドリンク代別 \300)

3月は作ってた新曲をかためて4月、やる予定、予定。色々しなならんことがようさんあって、しなならんことがあるのはいいことなのやが、一日のあいだで気分がとてつもなく変わるので、ひとりでおるのは嫌いな人とおるようでそれがとても疲れる。最近涙もろい。人からメールを貰うと涙が出てきて、何気なく見かけたドラマ東京タワーで倍賞美津子が画面に映るだけで吐くほど泣いてしまう。実際吐いた。あの演技の凄まじさとなんかようわからん切羽詰った本当のなにか。時間が飛び去っていき、人生が飛び去っていき、このふたつのものが同時に飛び去っているのやから、その実何も、飛び去ってはいないのではないか。そんなポイントがあるのではないか。人生こそが、その今こそが、そのポイントなんでないか。そんな文章を読んだことが、あったなあ。存在というものからみて、絶対に無視できない神、のことは、どうにもこうにも色々と考えてきたけれど、昨日、生まれてはじめて、自分が宗教的な神にすがる、ルールと赦しが交互に設置されたとても明快な神というものにすがるという可能性のことを考えてみた。息をしたり母親が大事と思えるくらい確実なこととしてそれを信じることが出来たなら、誰に何を云われたとてそれは私にとっての大事実になるやろうけど、何かを信じるということも、決して自分の自由ではないのやなあ。何かについて考え抜くにも、何かをとても信じ抜くにも、ついぞ<私>というものはかかわらんものであるのやから、自分でどうこう出来るものでもないのやから、参ったね、やんや、やんや。

投稿:by 未映子 01:24 PM [未映子情報, 音楽] | 固定リンク | トラックバック

2007.01.26

津原泰水氏が「そらすこん」を!活字倶楽部2007年冬号

 ハロー。しびれがあれで、これは坐骨神経痛ではないかとびくついてる私ですが、目下バランスボールに乗ってすべてを生きております。
 そして現在発売中の活字倶楽部における、作家に直撃インタビュー!『印象に残った出来事&本』『07年の執筆予定』を教えてください!のなかで、小説家・津原泰水氏が「そらすこん」について言及してくださっています。
 津原氏は昨年出版された「ブラバン!」が大好評も大好評(私も発売当日に買いに行った)、ゆえに読まれた方もきっと多いと思うけれども、私が津原さんの小説で一番初めに読んだのは「ペニス」でありました。この本については、何も云いますまい。言葉で世界を語り騙り起こすことの厳しさ美しさ凄まじさ。世界には夜というものがあることを、ことごとく思い知らされる。ああ必読。

投稿:by 未映子 10:56 PM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2007.01.20

予約チケット受付終了しました!第3回「薔薇を生む、わたし。薔薇を愛でる、あなた」

 1月27日の薔薇薔薇イベントですが、定員数に達したため予約終了いたしまーす。みなさんどうもありがとうございます。というかすでにちょっと多く受け付けているのですが、当日券も、立ち見になってしまいますが、若干用意する予定でいます。当日はお並びいただいた方からご入場いただくことになりますので、開場の時間に遅れますと、お席をご用意できない場合がありますので、みなさま、時間通りにきてくださいね、どうぞよろしくお願いいたします。27日、来週や…。ということは月末はもうすぐや…。

投稿:by 未映子 01:30 AM [文化・芸術, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2007.01.10

第3回「薔薇を生む、わたし。薔薇を愛でる、あなた」開催告知だよーん!!

 とゆうことで、今回も定員25名ということで、みなさまご応募お待ちしております!今回の現場は、私は馴染みのない池袋ですが、池袋は私が育った大阪の京橋という街あたりをなんでか思い出してしまうので、すなわちハードな感触でして、今回を機に色々探索したいと思います。池袋はユニクロに一回だけ行ったことがあります。
 今回のテーマも、ものづくりの現場からのアレコレ。ということで、金巻ともこさん、野中モモさんのお二人にゲストで登場していただきます。ガッツ!いわゆる<腐女子>のなんたるかに対して私は丸腰なのですが、齢30にして色々に興味津津です。楽しみ。金巻さんには経営についてのアレコレや漫画の話などなどから腐女子にまつわるアレコレ思いっきりきけたらいいなと思っております。野中さんにはインディペンデントな活動と雑誌の色々をめぐる歴史、アレコレをがんがん伺いたい。独立して自分がやりたいことをぐんぐんやっていらっしゃるお二人との、現場から困難と希望をめぐるトークショウ!是非お待ちしております。そして漫画読みのエキスパートでもある司会の吉田アミさんのお話も楽しみやなー。私は山岸涼子さんの漫画のことでこのイベントで個人的にみんなに聞いてみたいことがあるの…。質問したいことがあるの…。みんな来てねー。

予約受付開始

1月13日正午より、先着25名限定!!

受付はこちらの公式サイトで、
お名前・メールアドレス・人数(3名まで)
をお書きになって申し込んでください!
定員になりましたら受付は終了させていただきます!

日時 2007/01/27(土)
    16:30開場/17:00開始
    ¥1,500(1ドリンク付)※女子は500円引き。

場所 @江古田 飛茶瓶洞 Cafe FLYING TEAPOT
 〒176-0006
 東京都練馬区栄町27-7榎本ビルB1
 tel:03-5999-7971

−司会−
未映子 + 吉田アミ

−ゲスト出演−
金巻ともこ野中モモ

投稿:by 未映子 05:21 PM [文化・芸術, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2006.12.26

するめなイヴ、木曜日はフットボールアワーのラジオに出演!

 ちかごろ過眠。うっかりするとどこでも眠たくなって困る。食べると確実に眠たくなるのでいっそも、ごはん抜いたろか!と思うも、三十路でリバウンドはもうこれ致命的に致命的であるから危ない橋は渡れないのであり。クリスマスイヴは漫才大会みながらするめ食べててするめ噛みながら寝てしまってて、起きたらするめの足がくちからころんと出て、夜中の2時やってめさんこブルー。眼が覚めてあわわわとなったのでアイポッドを耳につきさして小林秀雄の講義録を聞く。大和魂について。一発ですっこん眠りに落ちる。       

 今日は井の頭線に乗って吉祥寺まで、来春から始まる連載の打ち合わせ&顔合わせに出かけたのやが、面白かった!うっしし、早くお知らせしたいもの。それにしても電車はふくらはぎの裏んとこから熱風がいいあんばいに出てるのでこれまたうっかり寝てしまって、降りれば駅は出口もようさんあって、確実に迷う。うーむ。来月の中から一週間、や、ラジオ終りからラジオ始まりまでなので実質5日くらいか、詩の朗読が半分、遊びが半分でトロントに行く予定だったのですが、俺ん家に泊まってねって映像作家の友達が申し出てくれて、私はそのように予定をばっちり組んでたのに、「川上さん、今さぁ、撮影してて、壷撮ってて、家中壷だらけなんだよね、割れたりすると困るから、ほんと、ホテルとって」とか云われて、こんなことでは費用がうえしたちゃうわ、どないしよ、とかいいつつ、よくよく考えてみると費用問題も去ることながら、1月はなんやらかんやらでけっこう締め切りがあるので、トロントくんだり出かけてる暇がいつあるのやろうか。気合はどこにあるんやろうか。いくら考えても謎であって、っていうか無理であって、来月にしよっかなーとか今考案中。

 明日はラジオで大阪!そのまま水曜日は大阪におって、木曜日のフットボールアワーの番組にもゲストで参加しますので、関西方面にお住まいの方は是非、チャンネルをば合わせてくださいましー!!! 後藤くんと岩尾さんに会うん久しぶりィ。

投稿:by 未映子 12:18 AM [日記・コラム・つぶやき, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2006.12.18

穂村弘×未映子「そら頭〜」出版記念対談 in 宝島 VOW POP Vintage!

 ってなわけで今日発売されましたる宝島「VOW POP Vintage!—街のヘンなもの大カタログ」にてなぜかバウにて、なんでバウ、なにゆえバウ、なわけで、でも好きやねんバウ、ってことで随筆集の出版記念ってことで、歌手と歌人と、なぜかちょっとだけVOW、っつうことで、あの穂村弘氏とがっぷり対談しました!題して『午後四時の恐怖のまえに』!!!!!!!

 ちなみに我々の対談の来し方行く末、小見出し的にはどんな具合かといいますと、
<思想家・埴谷雄高と「浮気→殴りこみ」がどこでどうつながっているのか>ですとか、
<前傾する魂=ものすごい熱湯風呂>ですとか、
<村上春樹の小説は自意識を慰籍する装置>ですとか、
<あなたは感じるだろうか午後四時の怖ろしさ>ってな感じで、
どうどう、こういう様子で、こういう感じで、中華料理をまえにして(私は話に夢中であんまし食べられなかったのがちょいちょいくやしー)存分に語り合っていますので、是非ともお読みくださいませ!

 穂村さんとバウとの意外な接点から始まる、ふたりのあれやこれやが静かにそして軽やかに着地、するわけもなく、「そらすこん」こと「そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります」から飛び出すあれこれ、や、自意識、や、認識、とにかく色々たっぷり話しましたので、そこらへんは是非、直接にお読みくださいませ!それにしても、ああ穂村さんの、あのもはや特許域の魅力は余すところなく今日もなんとなく炸裂、そして私もうきうき、っていうか穂村さんありがとうございました。ちなみにバウの巻頭の対談は、先日ライブで競演した峯田和伸さんと、みうらじゅんさん。っていうか穂村さんほんあとうにありがとうございました。楽しかったです。 

ということで、「現実入門」、「世界音痴」ともに氏のエセーは何もかもべらぼうに面白いが、面白いことはすでにわかりすぎてるのだが、ワンダーとシンパシーの恐るべき配剤師・穂村弘のこれッ!「短歌という爆弾」をまずはみんなで読んでみようぜ。震えてみようぜ。穂村弘の後ろになぜだか立体の龍が見えるぜ。私は穂村さんの本を読んで興奮しつづけ、新幹線で隣り合った人とひっそり短歌を作ってみましたが、短歌はすさまじく、すさまじすぎてすさまじく、短歌のほうからあばよと弾き飛ばされてしまいました。なむー。私は穂村さんの「アパッチ」が大大好き。

 あと、15日売り22日号の「週間読書人」で、文芸評論家の渡部直己氏と桂秀実氏と可能涼介氏の鼎談で、「可能性のある新人」のくだりで川上未映子について言及してくれています。2006年日本文学回顧という鼎談です。っていうか鼎談って、私つい最近まで読めれんかった。打てないところよ。あっぶー。

  

投稿:by 未映子 10:18 PM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2006.12.17

「乱視読者」の若島正さんが「そら頭~」を今年飛び抜けて面白かったと in 毎日新聞 

 とかいいながらも私、毎日新聞まだ読めてないのですが、コンビニで毎日新聞って売ってるんですか、どうなんですか、実家は毎日新聞やけれども、や、きっとコンビニにはなさそうなので用事のまえに図書館に行こうかと思ってるのですが、うっしし!版元から嬉しいお知らせが!

 今日の毎日新聞で、各界の色々な地域にお住まいの文化人のみなさまによる、「今年の3冊」なる頁にて、(すみません、まだ確認出来てないので間違いがあったらごめんね)なんと、あの若島正さんに!今年の3冊のなかの1冊に選んでもらえた模様!

 若島正さんは、そう、「ロリータ」の新訳(文庫も出てるよ!)を手がけられたあの方であって、そんな京都大学教授でアメリカ文学の方に、私の「そらすこん」はいったい日本のどこをどう巡り流れ運ばれどんな風に吹かれて、あるいは噛まれて、若島さんの手に届いたのだろうかまったき不思議ではありますが、ともあれ、楽しんでいただけたみたいで素直に嬉しいぜ!若島正さんが今年の3冊で挙げてらっしゃるのは、「私のハードボイルド─固茹で卵の戦後史」小鷹信光著(早川書房)と、「ゆめまぼろし百番」駒場和男著(毎日コミュニケイションズ)の2冊であります!このような形で隣り合わせになるなんてこれはきっと多分なんかしらご縁、ということで、2冊を早速読んでみようと思う冬の昼下がりであります。ゆめゆめ。 

 ※ってここで毎日新聞を読んだ版元の田中女史からお電話。記事を読みあげてもらった!また記事が手元にきたらご紹介しますね。「誰かのベスト3冊に入るだけでも嬉しいのに、こんな素敵に紹介してくれて、今年読んだ本の中で飛び抜けて面白かったなんて、すごくすごく嬉しい!」と田中女史も(この人、ありえんくらい肌がきれい。同い年くらいやのに…。使ってる化粧品は?と開口一番に訊いたが、特にこれっていうのはないんです、とのこと。んなはずないやろ!…何使ってますか。と再度きくと、うーんとかいいながら、たぶん、あのメーカーのだったかなあ…、とかいうわけであって、えッ!それってどうなん…っていうか私の化粧水のご、5分の1のお値段でこの美肌…私の取り組みはいったい…マジかよ)非常に喜んでくれて、嬉しかった。

 というわけで、出会い頭的にええ感じの初の随筆集「そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります」は全国書店でお求めいただけますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。趣味の問題はあれども時間だけはつぶせます!キリングタイム!でもってこれってば随筆随筆と云っていますが、基本姿勢としてはこのブログに書いていた記録に怒涛の加筆修正をほどこして、新たにガンガン書き足していった文章群ですので、えー、読んでもいいけどさあ、ブログは横文字でいまいち読みにくいぜってな方には書籍はべらぼうにうってつけ!なのでぜひとも、よろしくお願いいたします。なんか色々のお供にヨロ!

 みなさんがくださる感想に、手紙に、メールに、心底、励まされております。ライブの感想も、メールでようさんくれはって、ずっと読んでます。ありがとう。んで嬉しい。ほんとうにありがとうございます。ライブの日に、遠く京都から来てくれてた方からもらった手紙も最高に嬉しかった。大切にします。



投稿:by 未映子 01:33 PM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2006.12.16

「人生は工事中」ライブ、ありがとう。

 ゆうべは久しぶりのライブやった。来てくだすった皆さま、本当にありがとうございました。興奮しました。たくさんの感想メール、始めましてメールを戴きました。全部読んでいます。ありがとうございました。雨が降らなくてよかった。

 競演した峯田和伸さん早川義夫さんにも、あとでお話したのですが、ふたりとも、全編とおして非常に、非常にロマンティックで、とてもいやらしい、どないもしゃあないことを歌っても、ソー・ロマンティック、女がこういうことを歌うとこうはならんやろうなあと思ったりもしたけれど、それはきっと男女の差ではないんやろうなあ。人味のなせる、なんらかやろうなあと思った。正直になることは、がんばれば誰にでも出来ることかもしれないけれど、その正直さで人を感動させることは誰にでも出来ることじゃないのかな。や、そうじゃないのかな。どうなんかな。正直であるということが素敵だからこそ、その人を好きになるのかな。それとも好きな人が正直であるからその正直さもまた輝いて感じるのかな。と思いながら、早川さんの「かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう」についてや、峯田さん早川さんの正直さについて、色々思い巡らす今日の夕方。

 私は久しぶりのライブということもあって、これまでは舞台の前など基本的に緊張をしない性格なのに、どういうわけか、とてもあがってしまった。こんなことないので、「あがる」ということにあがってしまう。なんやのこれ、そうや、これがあがるということやないの、思い出した、みたいな。はじまりのほうで坂本さんの一番太い弦が切れ飛ぶというアクシデントがあったのやが、最後まで歌うことが出来た。ライブではアルバムの順に歌っていった。僕はもう、うきうきしない、のあとに、小坂忠さんの「機関車」を歌った。がしかし、行き違いがあって、アルバム「頭の中と世界の結婚」が用意できなかったらしくて、昨日は段取り悪いことしました。すみません。でも、そのとこでもたくさん問い合わせいただきました。お店でも買えるし、このサイトからでも買えるし、特設サイトに色々な情報があるから、そっちもぜひ楽しんでもらえたらなあと思います。

 初めてライブで見る聴く、峯田さんは、挨拶からしてさわやかで、丁寧で、「人生は工事中」ライブが素敵なイベントになる予感が爆発した。ライブでは「朝だち」という曲がとても素敵やった。<♪僕と君をつなぐあそこ>、あそこ〜というところをとても丁寧にせつなく歌うのがよかった。峯田さんがリハーサルで歌うのを早川さんと聴いていて「あの人こんなうた歌えちゃうんだからもうなんでも歌えちゃうよねぇ」と早川さんが笑顔でおっしゃったのが印象的やった。

 早川さんの歌は、いつ、何度聴いても、何が震えてるのかわからんほど、いい。お父さんのことを歌ったうたがあって、それは物語であって、この曲が始まると、私はいつも泣いてまう。完璧に泣いてまう。なんで、こんな条件反射のようにどわっと泣いてまうのかだいぶおかしいでわたし、と突っ込みながらまた泣いた。歌って、いいなあ。歌って、いいもんやなあ。そういう気持ちがまた泣きに拍車かけてようさん泣いた。んで、ほんの心の端っこんことに、こんな歌かけたらなあ、歌えたらなあと、少しさみしい気持ちにもなるのやった。

 ライブが終わって3人で今日のライブについて、じきに佐久間正英さんもいらして、音楽のこと、これまでのこと、楽屋で色々談話。面白かった。んでそのあと打ち上げで中華料理を食べた。その場には敏感少年隊のみなさんも合流されてめっさ楽しかった。みんなくったくなくてさばさばしてて、それはそうなんというかクラス会のようやった。女の子やのにみんな男の子みたいな感じで、とにかく部活みたいな感じ+クラス会。そんなふうにして突然に構成されたクラス会はセックスの話で少し盛り上がって、や、私が盛り上がってただけのような気もするけれども、ともあれようさん食べて、あっというまに時間がたってもうた。あんまりライブをしなかった今年やったけど、今年の最後にとても素敵な出会いがあって、素敵なライブに参加できたことが、嬉しいことよな、つってなんか色々をかみしめながら帰った。

来て下すった皆さま、本当にありがとうございました。




『頭の中と世界の結婚』

VICL-61738 / アルバム / \2,100(税込)
アマゾンで購入する

投稿:by 未映子 10:21 PM [未映子情報, 音楽] | 固定リンク | トラックバック

2006.11.27

早稲田文学vol.7 問答詩「感じる専門家 採用試験」を寄稿しました

Wba 全国の書店などでお求めいただけます、しかもフリーペーパーという形でもって、無料で皆さまのお手元へ到達すると、こういうわけです。早稲田文学のサイトで、設置場所の案内があります!
 私は巻頭に、「感じる専門家 採用試験」という<生む・有無>問答詩と、なんでか顔とで登場というわけで、生むと有無が問答されておるという詩です。詩です。詩なのか。詩です。や、わかりませんけど、表紙では小説という感じになってますけど、書いてるときにたぶんに詩の心持があったので、およそ詩です。どうぞ読んでくださいませ。
 
 <主婦>と<妊娠>が<生む>ことと<有無>について、今回はスーパーで!あれやこれやを繰り広げます。まったく違うこの二人、でもつかってるんは大阪弁。いんやーこれもう、私の実感もろもろで書いてるわけであって、ああ子どもを生むっていったい何を生むということなのでしょうかわからぬゆえに、わからぬのだから、問答するしかありませんのであって、ああいっそ徹底した「感じる専門家」になりたいわけですのか。

 思えば人生、
<存在論>と<実存>がいつもいつなんどきも、例外なくせめぎあうのであったし、それが人生なのだし、<在る>がうるさい冬の午後四時、スーパーも例外ではなくってよ。埴谷の首猛夫の「ぷふい!」も「あっは!」もほんま遠くになりにけり、ってあんなもん遠くなるわけもないんであって、ああ、やっぱ2006年、あいも変わらず<在る>がうるさい、さあさあ<主婦>は布団から出かけてゆきます。

 妊婦よ妊婦、あなたが生むのはなんですか。生まない主婦よ、あなたが生まないのはなんですか。一緒に思い巡らせて戴けたらこれほんま幸い。ぜひぜひ!

投稿:by 未映子 12:12 PM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2006.11.23

続報!「そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります」

 風邪がもんすごい猛威で皆さんハロー?さっき生姜とにんにくのスープを飲んだら冬やで、まんま。
 アマゾンで「そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります」の予約が始まったのですが!
 うれっすぃことにもうだいぶと前に既に予約分の在庫がなくなってしまった模様で、するってえと、どれくらいの時間で皆さまに届くのか素人の私には判らぬのですが、ご迷惑おかけします。ごめんす。しばしのお待ちをば!
(…アルバムの時はこんなことなかった…なんで…、嬉しいよな悲しいよな複雑ってこういう気分なのよ)
 そしてネット書店はアマゾンだけではないゆえに、こちらは少しですがまだ在庫があるとのこと…という話だったわけですが、既にこちらも予約だけで在庫が無い状態に?なっている様子です…。で、
ビーケーワン
セブンアンドワイ

 そしてヒヨコ舎にはまだ在庫が少しあるみたいなので一刻を争う場合はヒヨコ舎でよろしくです!!
 
 んでもって、本はやっぱ本屋やろっつんで、金曜日あたりから、ここに行けば必ずあるよんという書店さんを教えていただいたので、全部ではないけれど、今現在わかっているところだけを載せますます!ご近所の書店さんでも、聞いてみてくださいね。皆さん、ほんまにどうも有難うございます。どうすればええのや、この感謝の気持ちをよ!
 私が子どもか犬やったらば、うれしょんするところです激しくマジで。



東京

リブロ渋谷店
リブロ町田店
リブロ汐留パート2店
啓文堂渋谷店
大盛堂書店渋谷駅前店
青山ブックセンター本店
あおい高田馬場店
あおい中野本店
くまざわ書店蒲田店
中目黒ブックセンター
オリオン書房ノルテ店
オリオン書房サザン店
オリオン書房アレア店
ジュンク堂新宿店
蔦屋町屋店

大阪など

旭屋書店難波店
福家書店岸和田店
ブックファースト梅田店
ジュンク堂難波店
ジュンク堂天満橋店
蔦屋戎橋店

ジュンク堂三宮駅前店
ジュンク堂福岡店
リブロ名古屋店
宮脇書店朝霞店
あゆみブックス仙台店
あゆみブックス綱島店

投稿:by 未映子 02:27 AM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2006.11.21

随筆集「そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります」が、もッ、もうすぐ!!

 いよいよ、そらあたま、および、そらすこん、「そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります」が発売されるのですが、なんか色々なんやかやがあったらしく、店頭に並ぶのが少しだけ遅れるそうです。ごめんね。すみません。
 ヒヨコ舎で予約してくださった方には、20日にヒヨコ舎から発送されますので、お待ちくださいませ!!

 色々なことが個人的にあって這い這いのわやくちゃで家に着くと、奇麗な木の箱に入ったこれまた食べてよいのかわからぬ繊細で美味しそうな和菓子、出版お祝いが届いていたりして、電報も来てたり、感激、お祝いのメールもたくさんたくさん戴きました、ありがとうございました。
 私の日記を好きでいてくれて、ご自身でプリントアウトして編纂しようとしてらっしゃった方や、既に編纂して持ち歩いて下すってた方からの写メールつきのお祝いのお言葉などなど、「や、」連発の応援メールなどなど、嬉しかったです、全部楽しく嬉しく読ませていただきました。音楽のリリースに際しては、コンベンションライブとか、キャンペーンやら、インストアとか、ひととおりのことはさせていただいたのやが、本の出版は初めてのことで、なんか面映くどきどきとしますなあ! こうやって直になんちゅうの、届くお気持ちは、本当に嬉しい。
 私は一足先に出来た本を戴いて、手にとって読んでみたのですが、やっぱ縦組みは読みやすいのと、あとは、この分量を2週間で書けたら何も云うこと無いのになあという思いと(書けよ)、やっぱ意匠と野中ユリ氏の絵が素敵で、野中さん、ほんまにありがとうございました。
 デザイナーの小田原大さん、クールな意匠をありがとうございました。そして、装丁に関して、私に惜しみない愛情をくだすった、餘戸雅一さん、あなたがいなければ、この本はこの形になりませんでした。心から、ほんまにほんまにありがとうございました。

 そしてこの本を予約して下すって、そして本を待ってくだすってる皆さま、ありがとうございます。もう少し、お待ちくださいね。ああ、うまいことかかれへん、気の利いたこともなんも。上手く云えへんねんけど、どきどきしよる。わくわくしよる。感想なんかも聞かせて欲しいです。もしお時間あったら。

 本の中に入ってある薄い黄色のヒヨコ舎の出版案内の栞に、今回の本のこと、我々の出会いのこと、ヒヨコ舎の覚悟のことが、書かれてあるのを読んで、あと、毎日ヒヨコ舎のウェブの日誌を読んで、いつもじんときていて、私の本のためにこんなにこんなに頑張ってくれて、ああでもないこうでもない、走り回ってあっちへ行ったりこっちへ行ったり、上手くいえませんが、や、がんばろうと思った、私しっかりやっていこうと、いつも思ってるけど、やっぱり思った、あとがきに一生懸命、書いたのですが、何度書いても足りませんゆえ、もういっかい。ヒヨコ舎の大場氏、田中氏、この度は、ほんまにほんまに、ありがとうございました。出逢えてよかったです。
 こんなに大事に作った本が、ひとりでも多くの人の手に渡って、なにかしらの、なんかになってくれますように。


 

投稿:by 未映子 12:34 AM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2006.11.03

11月30日 「薔薇を生む、わたし。薔薇を愛でる、あなた」 VOL2!! チケット予約完売しました!

「薔薇を生む、わたし。薔薇を愛でる、あなた」 VOL2”薔薇生み・薔薇愛”vol2 の色々ですー!

チケットの入手方法は以下の通りです!さあ!どうなる2回目!今回のゲストはオール男子!高円寺・円盤主宰の田口史人氏、オタク文化考察家の加野瀬未友氏、そしてネットワーカーのばるぼら氏!仕事の色々を聞くぜ!人生の様々をきくぜ!今回は、人数の少なくという設定で、前回のアップリンクとはこれまた一味違った空間になること必至!声の手の顔の届く距離で、真顔で真に迫りたいと思います。迫真。是非とも薔薇の生成の機会を目撃されてはどうか!よろしくです!

ゲストのそれぞれのお仕事&プロフィールはオフィシャルサイトでチェックしてね。皆さんそれぞれの現場で猛者ばかり。猛者には猛者で猛者返し。や、楽しみ。

先着25名限定!←予約終了しました。
11月5日(日) 正午より、円盤にて前売り予約受け付け開始いたします。

受け付けが終了しましたら、円盤より受け付け完了のメールが届きます。
□先着25名限定!
□応募要項:
受付はメールのみの対応となります。
予約を希望される方は下記の情報を送信して下さい。
送信先 info@enban.org

・メールの件名: 【前売り予約】薔薇を生む、わたし。薔薇を愛でる、あなた。
・氏名:
・電話番号:
・申込み人数:(3名以内)

*応募が多数あった場合は予約先着順とさせて頂きます。
*来られなくなった場合は速やかに連絡してください。(キャンセル待ちの方がいる場合がございます。)
どうぞよろしくお願いいたします。5日は正午!

投稿:by 未映子 01:38 PM [文化・芸術, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2006.11.02

随筆集「そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります」 11月21日、はっ、発売です!!

11  永きに、とゆうても3年くらいですか、作ったアルバムのことや作ってる音楽のことををひとりでも多くの人に知ってもらうだけは知ってもらいたいぜ!という欲だけでこの日記をえっちらおっちらしかしながら一生懸命に書き進めて参りましたが、読み返してみるとこれはもはや日記というのかなんというのか、自分でもなんかよう判らんもんではありますが、そのほかにノートに書き綴っていた文章、書き下ろしのものなどを、「本」という、この世で類を見ない摩訶不思議なもののなかへ、ぎゅっと詰め込むことが出来ました。そうです、日頃皆さんに読んでもらっておりますこの文章が、徹底的に叩き上げられ、新たな地平を目指すべく、この度書籍化されることになりました!どっきんどっきん!

 以前から書籍化しませんか、というお話はぼつぼつとあったのですが、ここでこうして読めるのにわざわざ書籍化するのもなあ、そのほかにも色々思うところあり、具体化してこなかったのですが、どうしてもどうしても書籍化したいのよ、という力強い念願を頂き、可愛い名前とは裏腹な根性と気合のみなぎりまくるヒヨコ舎さんから出版することに相なりました。ヒヨコ舎さんといえば、色々な意味で巷を騒がせた藤森直子さんの「ファッキン・ブルー・フィルム」という非常な日記を出版したり、最近では歌人の穂村弘さんと絵師の寺田克也さんの、跳ね回る憧憬のなんとも鮮やかな共著「課長」を出版したりと、なんというか非常に素敵な仕事をしてらっしゃる出版社であり、そこから私のこの非常に個人的な、名づけようも無い文章群を本としてたらしめることが出来ることは、なんというか、本当に嬉しいことで、ああ、感嘆が極まってます。 
 発売は11月21日です。今はこちらから予約できますので、是非ともご予約ください!なんせあるまんまの日記を全部収録したらば、2段組600頁越え、というそんなことになってしまい、そんなぶっちょい本を誰が読むよ!っつうことで、厳選に厳選し、しかも疾風怒濤の加筆加筆加筆・修正修正・加筆・修正・ねじ込み・ねじ込み・修正、みたいなことになってしまい、も、いわゆる随筆集になってしまいました。
 
 でもって心機一転「そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります」というタイトルにバチっと変えて、くっしし、ついでに文筆活動時の名前には苗字もつけてと、そういう按配になりました。ここでの日記が一応の母体になってはいますが、私から見ればもはや原型は、ほぼとどめておらず、お手にとってもらえたならば、まったく違う読み物になっているというのをがっつり感じてもらえると思います。どうかよろしくお願いします。
 
 そして、装画はなななんと!野中ユリ!!!がががーん!どないすねんな! わけのわからん大阪弁のこんな感じなんですが、こんなタイトルなんですが、そうとう下劣なことも書いてますが、どうかひとつお願いをば、出来ませんでしょうか、どきどきしていたのでしたが、や、ほんまに、まっすぐに快諾してくださって本当に嬉しかったです。この時の私の狂喜の沙汰は、も、この日記を日頃愛読してくださってる皆さまであれば想像に難くないと思われます。
 というわけで、また発売日になりましたら告知させて戴きますが、書店に並ぶその前に、ヒヨコ舎さんのオンライン予約が目下活動してます!こちらならば手に入ることは必死!確実!確実に手にしていただきたい!ぜひともよろしくお願いします。今から唾をおつけくんなまし!
 そして、皆さまに申し上げたいことは、今回の書籍化は、すべていつもこちらを読んで下すってる皆さまのおかげであることは申し上げるまでもございませんが、尚且つ、くどいようですが、ありがとうを申し上げたいです。ありがとう。ベッドサイドで!トイレで!新幹線で!縦組みで!何卒よろしゅうに!にっぽんごは縦組みがクールだぜ!


 

投稿:by 未映子 05:12 PM [未映子情報, ] | 固定リンク | トラックバック

2006.10.09

坂本弘道ソロライブにゲストで出演します。

 世間は三連休のようですがどこかに行ったりしてるのですか?
 何ということもないのに、瑣事が追いかけてくるこの感じ。

 今月末に坂本弘道氏のソロライブがあるのですが、坂本さんがゲストに呼んでくださいました。えっへへ。Kaoマイクがないらしいのでアカペラで色々やります。Hibana1その近辺は大阪で野暮用があって当日に戻る予定ですが、場所は何かと噂の新宿ゴールデン街です。一元さんが足を踏み入れることが出来ない伝統の結界があるゴールデン街。そんなこともないのか。どうなのか。最近は雑誌で特集が組まれたりして敷居が低くなったとはいえ、なかなか独りじゃ行く機会がないのだぜ。という話をよく聞くぜ。その中のなんとも素敵なお店でするそうです。こないだゴールデン街劇場に早川義夫さんのライブを観にいったのですが、その打ち上げのお店も妖しくて独特で雰囲気がありすぎてなんと云ってよいのかもうわからない。階段が急も急でどきどきしたわ。ゴールデン街に行ったことないが興味のある方!あるいはもう久しく訪れていない方!私も全然慣れてないが、この夜の機会にゴールデン街で社交と音楽の両方をやっちまおうではないか、どうか、どうですか。

 坂本弘道の嘘みたいに美しい音楽を是非聴きにいらしてください!私も楽しみでなりません。

10月29日(日) 坂本弘道solo@すみれの天窓
会場:すみれの天窓 (03-3209-1204)
新宿区歌舞伎町1-1-7-2F 新宿ゴールデン街 花園三番街 地図
開場18:30/開演19:00
料金:2500円(1ドリンク付き)
予約:ユメ乃詩歌工房
   件名を「坂本弘道・予約」とし、お名前・人数をお知らせください。

投稿:by 未映子 01:45 AM [未映子情報, 音楽] | 固定リンク | トラックバック

2006.09.28

活字の秋、楽隊の冬、革命の眼球。

 ひたすらに活字になった紙を点検してゆくそんな部屋。こんな指先。いわゆるゲラチェックというヤツであるけれども、そんな日々であります。幾つかの文章を平行作業でやってますのやが、来年は色々まとまらせる予定、目指して頑張ってます。頑張ってる、や、頑張りがまだまだ足りない気が多分にするけれども、ひとつめは秋も深まる頃に単行本としてお届けできそうであります。詳細決まりましたらここで早速お知らせいたしますので、もう少々お待ち下さいね。12月にはライブもします。新曲もやります。場所は渋谷クラブクアトロ、演奏はCOTUCOTU、清水一登。対バンも決まっている方々、早く名前書きたいが、しばし待たれよ、存在トキメクとても刺激的なメンツで物凄く楽しみだ。こちらも詳細出ましたら早速お知らせしますので少々お待ち下さい。でもスケジュール表をご確認のうえ、是が非でも、12月15日はもう今から今から今から空けておいてくださいね。何卒よろしくお願いいたします。 
 
 ところで眼の話。知人が軒並みレーシックを受けているので私も本当に迷っている。厚底眼鏡から丸腰で視力1.5への飛躍。レーザーでちょいっとな。私の心が動いている。裸眼の私は0.03と何も見えないのです。しかし遠くはもとより何であっても近づかないと見えないということ、陸に入て水中で生活しているような裸眼の世界もなかなか趣きもあるわけで、重ねてしかし何かに確実に依存している状況というのも、なんだかなあである。阪神大震災で視力の弱い人は本当に大変な目に遭ったらしい。眼鏡もコンタクトも爆震のまえに飛び散って、裸眼勝負では本当に何も見えないのだそうで、世界はそのままあるだろうけれど、社会からは浮き足立つね。レーシック、今はお値段19万とかで20分とかで終わるらしい。眼科医の友人に詳しく尋ねてみますよ。

投稿:by 未映子 01:58 PM [心と体, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2006.09.25

メールのお知らせ

 いたずらメールに堪忍袋の緒がきれはせんえけど、面倒なのでアドレス変えます。
 ま、いたずらメールにも20件に1件は、お、と思わせる掴みもあるのですが、そういうの集めた面白い文章群、誰かが文芸誌に載せてたの読んだけどなんやったか忘れた、集めてる人おるでしょうねえ、どっちにせよいたずらメールが殺到していて選り分けが手間なのので、すみませんがメールを送ってくださる方はこちらでよろしくお願いします。ご連絡。

投稿:by 未映子 11:16 PM [日記・コラム・つぶやき, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2006.09.14

チケット予約受付終了!「薔薇を生む、わたし。薔薇を愛でる、あなた」

20060913141542
 ななななんと!ががーん!
予約あるでという告知から瞬く間に予約いっぱいしてくれて、今日の昼にはもう定員フルになってもうた!みなさんどーもおおき!ま、数人などで、冷やかし水増し予約などなどのいたずら演出などをされていなければいいのですが!我々は純情なので真に受けます!ま、なんであっても楽しみだぜ!みなさんの予約フォームのヒトコトもありがとん。

 けっこうな長丁場になると思われるのでご飯はしっかり食べて来てくださいね。でもイベント始まってからトイレに行きたくなったら好きなときに行ってもらっていいけどトイレもしっかり済ませておいてください!あと、アップリンクの椅子ってどんなだっけか…お尻弱い人、肉付き薄い人はなんか座布団状のものを持ってくるのも素敵だぜ!気概は激しく、下半身は保守で。

以下は詳細ですー!ご予約下さった方にはメールが届くと思いますが、一応書いておきますゾ。

***********

必ず【18:30】までに会場にお越し下さいませ。
当日は以下の順に入場となりますぜ。

1)・事前予約者

2)・当日整理券保有者

3)・それ以外の一般入場者

予約者多数のため、当日は混雑が予想されます。
18:30から事前予約者の入場を来たもん順にいたします。
受付でお名前ゆうて、チケット購入してくださいませ。
予約者様が入場時にいらっしゃらない場合は入場を優先出来かねますので、
お気をつけあそばせ!

***********

てなてな感じで、当日券も、アップリンクのチラシ見ていらっしゃることもありますでしょうし、若干、若干ではありますが用意いたします!予約に間に合わなかった方は、是非当日、一時間前にアップリンクに来てねーん。オロロンオロロンオロンロン。もしわからないことあったら、メールくださいませ。それと、日記の部の横幅広げたぜ!読みやすくなりましたでしょう?

投稿:by 未映子 09:16 PM [文化・芸術, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2006.09.11

9月18日、トークイベント吉田アミ・未映子が司会でお送りする「薔薇を生む、わたし。薔薇を愛でる、あなた」

 あっという間に時間が過ぎて大変だなーこら。
 今月の18日にめでたく初回を迎えます「薔薇を生む、わたし。薔薇を愛でる、あなた」、このイベントは一年を通して隔月に色々なところでやっていくつもりです。第一回はなんといっても初めてなので、初めてなので初めてのなんつうの、例の噂の件の「ファースト・マジック」がきっときっと有効であって、色々な刹那に色々なことが凝縮されてきっと面白いイベントになると思いますし祝日ですし1500円が高いのか安いのかはそれぞれやしそれぞれやけども、是非来て来て!首をうどんのように長くしてお待ちしております。

 ゲストは全員女子で、各分野の面白い話、共通する話が色々出てくると思う。
 吉田さんとも話してますが、この時点で我々が、創作と発表とそれらが行き来する現場のなんやかやに対して原理的な解答を持ってないこと!これが今回のイベントのキモだなと感じております。だいたいここで冠になってる薔薇って何よ?生むと愛でるの関係の本当は? 商品と作品だけじゃなくて、メジャーやマイナー、あらゆる出来事の二分化やカテゴライズはナンセンスって今じゃ誰もが云うけれどほんまのほんまのところはどうなってんの?色々な考え方や行動や理想や解体して、んで積み上げて、対話して、なんでか生きてて場を同じくした我々に、何か面白い物の見方や発見があればいいなと思います。
 んで参加してくれるお客さんともできるだけこう、話なんかして、ぐちゃぐちゃになりながら数時間を沸騰させつつ過ごしたいと思っています。よろしく、どうぞよろしくお願いします。

 参加者は、渡辺ペコさん、雨宮まみさん、ドルショック竹下さんです。このイベントの公式サイトも作りました。アップリンクの予約方法では、先着に漏れたらどうするねんな!っつうことでなんだかちょっぴり不安…とのお声も頂きまして、このイベントのサイトが出来ました!
 こちらで予約フォームも作りました!当日、1時間前より整理券の配布も行います。前売り予約者の人数と整理券配布の人数が定員(70名)を越えた場合は当日の受付をお断りする場合があります。確実にご覧になりたい場合は前売り予約をご利用くださいってな感じです。なので当日は、前売り予約>整理券>当日受付ってな感じです。

 サイトには皆さんのプロフィールやサイトやブログなども載せてありますので、是非一読あれ!張り切った人生がそこかしこにあるぜ!どうぞよろしくお願いいたします。

投稿:by 未映子 10:37 PM [文化・芸術, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2006.08.28

ユリイカ9月号の巻頭に問答詩、「少女はおしっこの不安を爆破、心はあせるわ」を寄稿。

 今日発売の「ユリイカ」理想の教科書特集ではあります。私がこのたび寄稿した詩はこの特集に寄せたものではなくて、巻頭に掲載されているのですが内容的には関係あるんだかないんだか。ぜひとも読んでいただきたいです。どうぞよろしくお願いします。

 きれいと汚いが集まるところ「銭湯」での、少女と老女と女と母親の詩。なぜころ問題だけが善悪や倫理や道徳を問うものではないのであって、湯船でおしっこができる人とできない人がいるのはどうして。どうしてなの。個人の日常の一挙手一投足を発案し、行為へ推移させて正当化するものはこの世界のいったいどこにあるのでしょうか。少女はおしっこの悲願、母親はびくともぜずに、スプーンに絡まる生成のかげ。問答詩であります。

 演劇祭で山奥から戻ってみるとたくさんのメールや訪問者が。猫の問題については先に子猫を殺し続ければよろしいをお読み下さい。
 出発のどたばたの中で記事の印象を直観ですくって感情と勢いで書いてしまった文章なので少々粗雑ではありました。たとえば「論理」と「倫理」に加えるものとして「生理」が抜けていたりして、この生理と倫理の境目もおおいに気になるところだ。
 論理として徹底し切れてない等のご指摘がありましたが、どうも私の癖として問題に対する出発点は違和感、疑問、などの「感情」であることが多く、まずはそこのところを書いたつもりではありました。まずは私は私の倫理観でしか書けないです。そしてそれは誰かを説得したいとか否定したいという目的ではなくて、こういう考え方がどうしてかここにあって、というだけのことです。そしてそこから、本当に知りたいことについて考えるために、直観ですくいとったものをもっと理解するために「論理的に努力する」のは私の趣味であって、うまくいかないことのほうがやっぱ多いなあ。いつも過程です。ちょっとづつ考えていきたいなと思ってます。

 それから、論理は非力である、などと「論理」を批判しているのですかというメールも頂きましたが、「神には<冒涜>ということがわからない、と僕は思っている」(byサリンジャー「大工よ、屋根の梁を高く上げよ〜シーモア序章〜」)とシーモアが云うように、論理そのものに対しては批判も性別も判断もないよ!だから論理なのよー。論理がどのように使われてるか、その場合の正誤のみが存在するんであって、私は「論理」や「数学」が圧倒的に存在する傍ら、それらが作用しないという世界の側面があるということを素直に驚いているだけです。ワンダー!感情的な私も含めて。

 論理に見合った感情を完璧に作り上げるなんてソクラテスかウィトゲンシュタインくらいのものだぜ!それだって実際はどうかわからん。書かれたものから判断するだけのことやし、そしてそれが世界に対して最高にクールな姿勢かどうかはわからんです。言葉にあらわせることは本当に限られていると思います。
 ペットの避妊手術についてはどう思いますか、というメールも頂きましたが、人間がすることとて自然の一部と考えようと思えば考えられるし、すべて行為可能なものは善であるともいえるし、そこんとこは自分で考えるしかないと思います。
 そしてすでにペットに対して避妊手術をしてしまっている人にとって避妊手術はやはり「善」であるという立場だし、それを批判している人にとっては「悪」という立場なのだから、ここを行き来する感情論に関してはちょっと不毛だなあーと感じます。もちろん両方を自分の立場から判断せずにメタ視点から話そうとしている議論もあると思うけど。でもやっぱりどうしても感情的になっちゃうよな。対話を成り立たせるためにはペットに対する態度自体をまずアイデンティティと分離させてから考えるといいような気がするよ。優れた議論、意味のある議論、対話の発達は「自分の意見」というものからまず離れてその問題のみを取り扱おうという姿勢でなければなかなかうまくいかない気がするわ。論理的に話をするというのはこのことだと思うわ。とはいえ「世界のすべてをフォローすることは出来ない」(by穂村弘)と私も思うし、挑戦する姿勢は頼もしいし好きやけども、もちろん思考の過程には間違いだってあるし、善悪はどこまでいっても自分のなかにしかないし、変化するものやと思うし、それに気づいた時点で訂正し続ければいいと思う。誰もが鋭く論理的に物事に決着をつけていくのはとても難しいことで、書きあらわすのはもっと難しいことや。論理的であろうとなかろうとそれでも「自分」が圧倒的に正しいと思ってしまうことについては、極論をいえば人と話合うことは出来ないと思う。

 あと、なぜ永井均さんの本の中でなぜにインサイトだったのですか、という質問があったんですが、アインジヒトよりもインサイトの話のほうが基礎的であると思ったのと、あとはいまが夏休みだから、ということで。あと、坂東氏の行動についてはタヒチで違法というお話も頂きましたが、法律に関しては前回書きましたから、違法であるならいわずもがな。そしてあと、新井英樹さんの漢字を間違えていました。ごめんなさいー。


投稿:by 未映子 04:06 AM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2006.08.22

吉田アミと未映子がやるで。「薔薇を生む、わたし。薔薇を愛でる、あなた」

 昨日は東京での芝居の楽日であり、終わったと思いきや利賀フェスに出品されるのであって、私は今日これから大阪へ行き、明日東京に戻ってそして利賀へ車を8時間くらい走らせて行くのであって、私は運転免許がないので運転することはないけれど、人が運転してくれているのに眠るのはきっとあかんのだろうから、なんとかして起きてなければならないよ、とか色々思うわけでそんなわけで私たち、まだ終わっちゃいねえ!っつうことで、お芝居に関しては、全部終わったところで、ちゃんと感想を書きたいなあなんて思うわけで、でもこの数日間、来てくだすった皆さま、本当にありがとうございました。感想などお待ちしています!

 そして今日はイベントの告知をします!ががーん、タイトルは「薔薇を生む、わたし。薔薇を愛でる、あなた。」
 吉田アミ、未映子の2人が司会でお送りする、トークセッションです!商品ではなく、作品であるということ、或いはその両方、その狭間、なんせガチのものづくりの現場からナマの声を問題を美学を怒りを気持ちよさをがっぷりよっつでお届けすべく、我々は全身を燃やしながら色々をやりたいと思う。
 ゲストは雨宮まみ(AVライター)、ドルショック竹下(マンガ家)、渡辺ペコ(マンガ家)、初回は全員女性。場所は渋谷アップリンク、9月18日だ!
 イベントの内容や出演者の更なる詳細はHP・フライヤー、ともに鋭意製作中なので、しばしお待ち下さいね。吉田アミ、未映子のライブパフォーマンスもあるで!
 そしてこれは連発してゆく連鎖してゆくイベントであって、そう我々はなんだってしつこく、やらせていただきたいと思っているのであって、第一回は来月18日、是非是非お見逃しなきようよろしくです、ということを速報でお伝えいたします。
 ので、みなさん、9月18日は今から空けておいて下さいませ。
 詳細は後日!!!!!

投稿:by 未映子 03:27 PM [文化・芸術, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2006.08.19

初日だぞん

初日があけました、いんやー、あけるもんだなあ初日は、今日は長い一日であったな、はじまったばっかの芝居についてきちんと書くことができるはずもなく、とにかく一日目、来てくだすった皆さんありがとうございました、残りは土日月とありますので、ぜひとも観に来てくださいませ、あラッキー、まだ一時前だわ、今日は寝るぞ、明日は七時おきだかんね!いっぱい寝るぞ、寝ることを思ったらば何故にこないにどこぞが気持ちがいいのだろうか、なー、今から寝るのだ、うっしし、色々が倒錯、詩を電車の中で書いたのです、みんなおやすみ、また明日ね。Interphone写真はインターホンの壁部。つぶれたときに修理してもろたんや。腎臓みたい赤と青で臓器やなんて単純なことよ、隣は好きなねこのジョンやよ。

投稿:by 未映子 01:22 AM [未映子情報, 演劇] | 固定リンク | トラックバック

2006.07.13

ポッドキャスト、「両面感情機械」第2回が無理無理に配信

 人生がはかどらんと思ってたら何や、世界が暑いのであった。家にいる間は冷房をつけぬのだったから暑いのだった。汗が流れたら水をかぶるので知らぬうちにきっと体力が減ってゆく。昨日は突然やってきた躁でしんどかった。今日はどうだろうか。鬱でもしんどいのであった。蒸すぜ。

 というわけで誰もちっとも覚えてないとは思うが、暑さにうかされてラジオやってみました。第二回。やれば数分で完了するのに。このままでは半年に一回のラジオになってしまうなあ。なんとかまあちょいちょいやるぜ。暑いからくれぐれもご自愛よろしく。
 ところでベランダの花がちっとも咲かん。丸で草だぜ。

投稿:by 未映子 04:59 PM [日記・コラム・つぶやき, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2006.07.01

「手を離したとき目をつむっていたのかそれとも最初から目はつぶれていたのか〜ジャン・ジュネ「女中たち」より」に出演やよ

 8月にお芝居に出まーす。
 場所は王子小劇場、8月18日(金)から21日(月)までっす。

 詳しくはここで。
 チケット先行予約は今日からだ!みんなみんな!どうぞよろしくだ。

 「ころがす」というのは、岸井大輔氏・田口アヤコ氏、劇作家お二方のユニット名であります!
 岸井大輔氏が作・演出を手がける「1988年6月30日、あるいはバイエル」と、劇団COLLOL主宰の田口アヤコ氏の「手を離したとき目をつむっていたのかそれとも最初から目はつぶれていたのか」の2作品を上演するのであって、その両方見てもよし、片方だけでもよし、という具合だそうだ。
 制作関連、照明・音楽・音響。映像・研究・監督、脇を固める才気溢れるメムバーの顔ぶれも豪華だぜ。出演者、制作者の詳細はこちらから。

 私が出るのは田口アヤコ氏が演出するほう。
 ジュネの「女中たち」がテーマです。
 「女中たち」っていう戯曲の内容は、クレールとソランジュというふたりが姉妹である家で女中をやってるわけや。
 気まぐれで、ドラ猫で、金持ちで、ええかっこしいの、憎たらしい、けれどもプアなふたりにとっては仕わざるをえない主人でありつつやっぱ好き、やっぱ妬ましい、そんな奥様がおらん時間を盗んで日替わりでどっちかが奥様になりきって奥様の部屋でドレスやらなんやら勝手に使って「奥様と女中ごっこ」をやってるわけや。んでその「奥様ごっこ」の中で、奥様を絞め殺すシーンなんかも盛り込みたいしやっちまいたんだがだがなかなかそれでが出来ひんのやな、ごっこでも。いっつも失敗するわけや。んで罵りあったりするんや。思いやりあったりもするんや。んでまあ、ごっこだけやのうて現実でもアクションを!起こそうしたのかそうなったのか、色々が起こっていくのだがこれからはうまくいくのかしらどうかしらん、追い込み追い込まれるわ、ほんでおたくらいったいこっから結局どないしますのん、というような話なんですが、この戯曲、読めば読むほど面白い。救いようがあらへんので面白い。まるで人生みたい。これを下敷きに田口さんが舞台を作るわけだ。楽しみやのう。公演タイトルもなまらいい。

 プレ稽古が始まっている中、色々が面白くまた難しいけどまだなにもわからない。ああでもないこうでもない。これは頭が云ってるのではなく、体が私に云うのである。
 お芝居だけじゃなくて、歌でもそうだけども、演者自身に「こう見せたい」というのがあってはきっとうまく伝わらないだろうなあと思う。本性から離れそれがイメージの押し付けになったとき、それは見ている側に伝わるだろうて、とたんに観客がしらけるであろう。舞台上なんぞに興味をなくすだろう。とか思いつつ、そんなんその場その場やんけ、イメージの押し付けが売りで素晴らしい舞台もあるやろうよ、役者には本性なんぞ要らんのじゃ、というのもまた真なり。役者と歌手はきっとたぶんおそらく少しだけ違うものなり。でも人前で舞台に立つということはまったく同じくして、とにかく一生懸命に稽古をやること以外にはないなり。そしていわゆる<劇子式>からはMIGANGがヘア・メイキャッパーとして参加するなり。なりなりうるさいなりね。

投稿:by 未映子 03:59 PM [文化・芸術, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2006.05.22

戦争するな、愛し合え MTV VIDEO MUSIC AWARDS JAPAN

 鼻水がとめどない中、青山に録音に行く。ん、はもちろん、いきしちにひみ、の横並び列の発音がのっけからすべて団子であり一抹の不安を覚えるも、何もかもが無事に終わった。うっひょい。
 スタジオに着くとチームMTVは作業をしてはり、このプロジェクト自体がもう何ヶ月もの長きに渡るもんであって、流れている映像の精緻さ、スマートさ、なんつうの、なにをどうしたらあんなもんが人の体にぶわっとなって、んでしゃきーんとなって、ジョジョの波紋なあの動きを彷彿とさせる、プロの仕事に見入り、今日はやっと音楽の製作の最終項、ここがこの一連の最後のヤマなのだというので、そのヤマに私も三軒茶屋から来ました以上は、なんとかすこぶるええもんを投下・爆発して帰りたい所存ですという所信表明をし、水を飲み、ブースへ。えええええいえいえいいやあおうおう、と歌い、おうおうおうおうええええおうおうと叫び、んんーまっ!でくっとしめ。どうですか!と聞けば、ほんまかいな、みんなよかった、よかった、よかったです、と云ってくれ、裏メロディーをひょうひょうううううひょおおおおと振り振り、ちぇいえいえいえいおー、ぐうーまっ!で、ぎゃっつと、しめ。静寂。渾身であった。コントロールで聴いてらっしゃったみなさんをちらと見やると腕を組み組み、皆一様にうなづき、ス、ス晴らしすぎる…と目頭を押さえ、それがほんまによかったらしく、その「よかった」ってゆうてくれてんのが、ほんまにほんまに気に入ってくれた模様で、嬉しがって何回か歌う。ほっほい。
 声というのは変えられんしそれだけでイメージを持つものなのでしてから、歌ってみてイメージと合わなんだら申し訳ないなー、もう時間もないしなー、なんとか歩み寄れればいいがなー、ででで、とか内心ちょぴり心配を思って数日過ごしていたのだが、バリバリの杞憂に終わった。イメージにもばっつりで上等だと仰ってくれるので、私もほんま嬉しくなっちゃってさ、とにかくいい録音が出来ました。一番嬉しかったのは、大事にその作品を作ってきた人たちが、本当に喜んでくれたことでした。
 チームMTVの精鋭クリエイターの作品、数々のパフォーマンス、ミュージックビデオ、是非、27日会場でたっぷりご堪能あられますよう、皆さまどうぞよろしくです。祭典が終わったら例えばテレビでは28日、再放送はぎょうさんやるみたいで、サイトでもその映像を公開するみたいなので、またご紹介しますけど、是非MTVJAPANのサイトでチェックしてみてください。

 帰り道、すっかりなんだか嬉しくなって、声を出したら、どこまでものびて、そして声の尻尾が夜の世界へ吸い込まれきっとどこぞの単時点で転生するようで、台風風味がなまぬるい塊で私の背中を圧しながら、色々な歌を歌って少しだけ歩きました。どっどどどどうどどどーと宮沢賢治。さらさらさらと中原中也。フノー、ハウロン、とポール。マック、ナイフ、とエラ。フォノワン、とリッキー・リー。ヨダディズリイッチ、とジャニス、メイクラーブ、ナーット、ウォー、とジョン。ジョンが。

投稿:by 未映子 08:59 PM [未映子情報, 音楽] | 固定リンク | トラックバック

2006.04.17

ライブに来てくだすった皆さまへ

 仙台や京都や滋賀や千葉から、大阪、そして東京からライブにいらしてくださった
みなさんどうもありがとございました。
ちょっとした用事でこの3日間東京から離れていたのと、色々思うのとで遅くなりました。
 感想もたくさんたくさん頂きました。どうもありがとう。
 こんな感想がアップされてましたよ、というメールも頂いて、読ませて頂きました。
 ありがとうございました。

 ライブは4者4様でよかった。
 一晩で色々な音楽がなんでか集まって、よかったです。
 聴く側の好みの問題も体調の問題も気分の問題もあると思うけれど、
そのときそこでしか聴けない音楽があったと思いました。

 今回は即興の音楽家、坂本弘道、清水一登と私との3人でのパフォーマンスだったのですが、いかがだったでしょうか。私にとってはすごく素晴らしい、難しい、親密な経験となりました。

 歌を作って、歌って、それを人に聴いてもらうということ。
 文章を書いてそれを誰かに読んでもらうということ。
 読んでもらうために書くということ。
 誰かの前で何かをすること。
 感想と実感。
 ないところになんかをつくること。
 恥。
 プロフェッショナルの身の程知らず。
 感じる専門家。
 分析馬鹿。解釈不感症。
 考えや感じ方を押し付けていない様子を、
 言葉巧みに演出すればするほどどんどん明るみになってゆく偽善を私はみた。
 同じことはしてはならない。と書きつつ偽善のことは語るまい。馬脚が出ます。
 偽善、これはたいそう難しい観念だ。漱石が一生を賭けて取り組んだ大仕事大問題である。
 ああ、無料で流す言葉ではいつまでも偉そうに。
 人前に立ったとき、人から金を取り、
 君の肉体は言葉ほど饒舌になんか出来るのであろうか。
 理想を書くことは容易である。
 理想を成すことは困難である。

 そんなことずっと前から考えてきて、
そのときそのときの了解を繋いでここまで来たはずなのに、
ライブが終わって、そのことについて考えていると、
十代の初めのころのように苦しかったです。

「皆んな好きにやれば良い。聴き手が勝手に選ぶんだから」

 村上春樹氏がずっと昔にジャズバーをやってたころに答えたアンケートがあって、
それは「ジャズ界に云いたいこと」という項目だったのだけど、
 この3日間、咀嚼してるときも、布団にいるときも、ぼーとしてるときも、本を読んでるときも、歩いてる時も、
私はこの言葉を思い出していました。
 この単純な言葉は単純なだけに絶望的でもあるけれど、覚悟だけが残りました。
 ぶつぶつ繰り返すうち、投げ手の驕りも、受け手に対する都合のいい幻想も、3日かけてゆっくり霧散していきました。
 私は、私の、人間女子一生の仕事をやらねばなるめえ。
 「タイタンの妖女」327頁にみられるビアトリス・ラムファードの、あの最後の仕事のように。

 頑張りたいと思います。
 聴きに来てくれて本当にありがとうございました。

1世界なんか私とあなたでやめればいい
2夜の果ての旅
3悲しみを撃つ手
4僕はもう、うきうきしない
5私の為に生まれてきたんじゃないなら
6麒麟児の世界
7人は歌をうたいます
8結ぼれ

 歌詞が間違いましたか、という質問メールいただいてるのですが、
間違ったんではなくて、変えて、歌いました。語尾を変えると脈が変わるなあと思ってです。
 変えたところ全部メールに書いてくれてたので、歌詞覚えてくれていてびっくりして感激しました。

投稿:by 未映子 08:59 PM [未映子情報, 音楽] | 固定リンク | トラックバック

2006.04.12

かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう

 明日はライブです。
 練習も出来たし、いったいどんな舞台になるか私も楽しみにしています。演奏は、清水一登と、坂本弘道。
 春の夜だな。さっと時制を狂わせる魔物がにっこりしてるぜ。 
 私の出番は、イベントの具合にもよるけれど、8時から半のあいだに出番が来て、そこから40分ぐらい歌います。イベント自体は7時からなのです。熱熱しくすてきなイベントになるでしょうから、みんな、なるべく最初から観にいらしてくださいね。

 そしてココログの調子が悪いらしく、<次>を押しても未映子写真がぐるぐる回る始末ですが、ぐるぐるもたまにはええではないか。お経や木魚もポポポポポポポポポクポクポク、つってループするご時世であるし。
 個別でクリックするとちゃんと見れますので、すみません。何人もぐるぐるに巻き込まれて去っていく方がおられるようです。ごめんね。
 逡巡逡巡。ではまた明日。

投稿:by 未映子 11:57 PM [未映子情報, 音楽] | 固定リンク | トラックバック

2006.04.09

足の発熱、呼応が手のひらにのり、切り取られた時間は世界を美しく騙す

 睡眠時間が短いと体が一日熱い。むずむずとした丸い爆発斑が、あ、あ、キー、という感じでじっとしてられんくなる。5秒後にいっせいに歯が動き出すのを予感しているような気持ちの悪さ。
 ベッドに入っててもうまく眠れないときは足の裏がほてほてに熱く、いったん部屋を歩き回ってまんべんなく冷やさなならん。結果、また、ほてほてである。

 もうすぐライブということもあり、機会を失くしていたのですが去年のライブの写真を色々アップしてみた!写真家によって写真が違うさまが、それぞれの指紋を吟味するようで悦ばしい。

 そしてアルバム『頭の中と世界の結婚』についてのコメントも、随分以前に頂いていたのにこれもバタついてしまって、なんでか、というか、単に私の日常処理能力の低さがたたってこの時期になってしまいました。すみません。
 
 映画「みみのなかのみず」、「カルデラ姫」などを撮った映画監督の歌川恵子さん、童話に出てくるイギリスのサスペンダーの黄金髪少年と日本の口数少ない女性を一緒ごたにして毎日を歌っているような京都の「ふちがみとふなと」の渕上純子さん、そしてときどき肉の食べ方が恐ろしく上品な元チボマットの本田ゆかさん、いただいたコメントをアップしましたので是非お読み下さい。
 
 アルバムが発売されたのが秋やったけど、今もたくさんメールで感想をいただいております。ありがとう。
 私に届くメールはもちろん私の作品についてのことが多いけど、その嬉しさは実は私の作品である必要はなくて、議論や実証じゃなくてさ、人が単に心の動きを心ゆくまで語る顔を見たり聞いたりするのが好きだ。
 
 先日もテレビで太田光が「タイタンの妖女」についてつばを飛ばしながら、もう幾度となく語ってるのに、またもや語るのを見て、ああ、ほんまにあの物語が好きなんやなあと、それだけを思う。そしてあの物語が私にももたらした「何か」についても思いは巡り、あの物語に引き摺られ救われ、今もって特別の契りをもっている人間が、間違いなくたった今、ひとりはここにおるのやなあと思う。私は笑いながらテレビを観ていた。ひとつのものに対して、興味や感動を同じくしたであろうと想像できる人と、心ゆくまで語り合えるというのは、「ほとんど誰とも友達になれない」人生のなかでもっとも素晴らしい出来事のうちの一個であると今更ながら思う。豊かさ、という言葉は私に「米」とこのことを想起させる。

 今日聴いた人には今日アルバムが出来たも同然で、今日読んだ物語は今日編まれたという観念も健在で、今日出逢った人は今日生まれたといえる「単時点」が際限なく釈然と成立する。

 およそ時間というのは我々を甘い泥を満たしたその口のなかにかたく含み、黄緑のように気まぐれで、どこまでもどこまでも奇妙で美しい誤解であるね。

投稿:by 未映子 11:45 PM [未映子情報, 音楽] | 固定リンク | トラックバック

2006.04.07

関東近郊にお住まいの皆様へ

今夜の深夜、
急遽、NACK5「RADIO X」(埼玉FM79.5MHz)に生電話で出演することになりました。
時間は午前3時30分から、話が尽きるまでらしいです。

起きてらっしゃる方、そうでない方、色々な方、
けっこう自由に喋れる番組とみた!ので、是非お聴きくださいますよう、
よろしくお願いいたします。

未映子は焼肉焼いて待ってるぞ!

チャンネルは795です。


4:18 書き足し
深夜、や、もう朝なのに、みなさま、ご清聴おおきにでした。今度明るいときにでも、なんか色々見てってね。

投稿:by 未映子 12:39 AM [未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2006.03.29

ナニワ音楽ショウで私は大いに喋れることになる、火曜日 

 無言が6秒続くなんてことがざらであわや放送事故、なんてことも茶飯事であり、
苦情非難誹謗中傷メールも舞い込みつつも、やっぱり面白いリスナーの反応に支えられつつ過ごしたあのα-stationの番組のように、私が気分の趣くままに独り喋りするのではないのですが、4月から大阪MBSでのラジオ番組に参加することに。

 ある日机の前でボーヨーボーヨーと呟く私に電話がポロとかかってきて「やりませんかいな」と訊かれたので「やります」と答えやることになった。4月4日から毎週大阪です。火曜日。

 歌手の桑名正博さんの番組に連続参加するのであって、そう、それはかつてフットボールアワーのとこによく遊びに行ってた同じ帯の番組、「なにわ音楽ショウ」
 なのでこれはけっこう事あるごとに伝えたい感覚なんですが「土砂降りの中でおしっこしたらば、世界に抱かれてる気分になる」なんてことまずはなかなかいえないかもしれんが、なんにせよとも生放送、ゆうてしまえば取り返しつかぬのであって、別に「世界におしっこ」を使命に生きてるわけでもなんでもないが、鬱陶しがられるような本気のお喋りと真面目に鳴りすぎる自分を笑い抜く覚悟でやりたい所存であります。

 桑名さんにも打ち合わせでお会いしたが、ちょいワルどころか極ワルで、やっぱセクシャルバイオレットナンバーワンっつうぐらいのもんで、セクシャルなバイオレットが誰にとってナンバーワンでそれはいいのか悪いのかでもやっぱそういうのって考えず感じろっつうもんで、
結局タイトルの真意は不明上等、会えば瞬時にお人柄を了解させられました。あ、面白くなりそう。
 張り切ろうと思って今とっても思っておるのでどうぞご拝聴よろしく。
 3時間くらいあって歌とかも歌うらしいので誰が歌うのか私がなんかを歌うのらしい。あ。

投稿:by 未映子 02:59 PM [未映子情報, 音楽] | 固定リンク | トラックバック

2006.03.05

ダ・ヴィンチ4月号に「文化系女子はときどき死にたくなる」インタビュー

まあそら、そら男でも女でもまともに生きてら死にたくもなるもんよ。生は苦なりよ。常識よ。鳩でも知っとるわ。ああ、死にたい。とかゆうて。三茶の雨にうたれてこのまま死んでしまいたい。とかゆうて。でもいったい、どうやって死ぬていうの。あ。ちょっとタンマ。ジャスモメンタンマ、ってかそもそもさ、私「死にたい」って思うのはいいが、それってどういう状態になりたいと思ってゆうてるわけ。私ってば何をわかって「死」とかゆうてるわけ。「人間死ぬときは息吐いて死ぬんじゃなくて、きゅっと吸って死ぬんですよね」っていう話はこないだ聞いたけど。「人は生まれてくるとき手をぐうにして何かを握りしめて生まれてくるんや。そして死ぬときは手のひらをぱーにして、全部返して死んでゆくのや」っていうおかんのちょっとええ話もこないだ聞いて、誰に何を返すねんとかいいながら実はちょっとだけ、へえ、とか思ったけど。っていうか死んだこともないのに死にたいもなんもないでしょうよ。あほクサ。というわけで死にたかったらとりあえず寝ますわ。似たよなもんやろ。知らんけど。んで明日また恥ずかしげもなく生まれてくればいいじゃないの、明日の私が今日の私のままだなんて、誰にわかるの、ねえ、お母さん

とかゆうてる場合やなくって、
上の文は私あんまり関係なくて、私は特に具体的に死にたいとは思わない性格ではあるが、
明日発売の「ダ・ヴィンチ」は文化系女子の色々の特集です。
自分で思うに性根は実はけっこう体育会系であるとけっこうながい間、思って生きてきたのですが(根性論支持してる部分がおおいにあったりして)、この度、取材していただきました。写真も2枚撮りおろしです。
「文化系女子は言葉でイク」とか「文化系女子としたい」とか、へえ、それはそれとして、意外だったがええんやないの、と、そんなお題が並ぶなか、私に依頼があったのは
「文化系女子はときどき死にたくなる」っていう、演目。…。
とゆーわけで「文化系女子の最後に残った乙女心」で、「読書」と「眠り」と「自意識と無意識」と「死」をからめて文化系女子の来し方行く末をお話してきましたので、是非読んでみてください。乙女心だかんね!
いやー、今回も私のツンテンテンな話を、よくもあんなにまとめてくださいました。
あーみなさまに感謝。取材してくださった瀧さん、ありがとう。


ところで私、「以」って漢字がほんまに好きで、真ん中の点と左右のちょんちょんふたつが見せる、
息を呑むよな攻防が、あるいは禅問答が、あるいは今にも消えてしまいそうなものを左右のふたつで触れずして守ってるようなその姿が好きで、そう、この漢字には思念があるのだな、
「以」。書くのも読むのも見るのもすごい好きなんですけど、「文化系女子」って漢字の組み合わせも、よく見てみるとなかなかいいよね。「系」を真ん中にして、それぞれが恥じらいながらわきまえてる、なんかやっぱ全員が女の子の顔をしてるわね。


 

「ユリイカ」文化系女子カタログ特集には未映子の詩と批評掲載
「先端で、さすわ さされるわ そらええわ」

投稿:by 未映子 11:44 PM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2006.03.02

春は何かと色々あるが、私も歌をうたいます

あっつうまに春ですね。気い抜いたらこてーいうて死んでるんではないかというくらい時のたつのは早い。や、実際そのようにこてーいうて春の最中にこてーいうて死ねたらそれはそれでま、いいではないですか。
とそういうわけで身体も心も昨日に続いて生きてる私、久々にライブをします。是非みなさま、ふるってのご参加を!イベントに誘って頂きました。結構長くやります。是非にお越し下さいませ。腕をふるって楽しみにしております。どうしたろかしらん。ギャという感じであれしたろかしらん。


※オープニングアクトに北村早樹子さんが参加して時間が変更になりました。

初台DOORS
4月13日木曜日 開場18:30 開演19:00
生ピアノウィーク!STEINWAY IN DOORS
「かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう 2006 〜美しさを求めて〜」

前売¥3200 当日¥3500
※ドリンク代別(オール300円)

出演・北村早樹子
  ・早川義夫
  ・未映子
  ・リクオ
   (出演順)

当サイトでも前売りチケットお取り置き致しますので、
メールにて、お名前、枚数、明記の上、こちらまでイッパツ送信してくださいませ。
なお3/11 チケットぴあ/ローソンチケット/ドアーズ店頭でも販売開始です。

投稿:by 未映子 11:29 PM [未映子情報, 音楽] | 固定リンク | トラックバック

2006.02.05

ダ・ヴィンチ3月号<特集・泣ける本>に「薔薇は生きてる」インタビュー

明日発売の、文芸雑誌<ダ・ヴィンチ>で、
山川弥千枝「薔薇は生きてる」についてのインタビューをしていただきました。
ただいま原因不明、39度5分の熱が出てて意識朦朧としてるので、
きょうはこれだけで。


2/8書き足し
薔薇は生きてるは今んとこすべて絶版になっていますが、図書館で読めるし、ネットで読むこともできます。
私は何年か前、探してて、幸運にもあの写真のピンクの本と、創樹社の本の両方を古本屋で手に入れることが出来たから、まだ古本屋さんにもしかしたらあるかも。ぜひ店主に尋ねてみてね。

いんやー、しかしながら編集長にこんな好きな本があって、といつかお話したのがきっかけで、特集に声をかけていただき、なんというか自分の好きなすごく大事にしてきた本を写真に収めて紹介してもらえるというのは嬉しいもんだなー。誉れっつうの。嬉しい。なまじ自分の顔をお化粧したり撮ってもらったりするのよりもなんでか嬉しいもんだの。本のしたの柔らかく湿ってそうな黒い土、静止した薔薇、古い記憶。いんやーいい写真だす。思ってたよりも大きく扱ってもらったのにもびっくりしたよ。誰かにあの本がつながってくといいのにな、あの本は読んだら、なんか全然可哀想じゃなくてさ、全然泣かれへんくて、まだふてぶてと生きてるみたいやねん。散々な目に遭ってんのにけっこう調子な性格で、ふふんと笑かすねん。んで「もう、いやっ」、とかゆってぱたっと死んでまうのや。
図書館いかれたら是非とも探してみてね。


  

投稿:by 未映子 10:57 PM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2006.01.27

ユリイカ2月号<特集・ニートと文学>に「象の目を焼いても焼いても」を寄稿しました。

特集〈ニートと文学〉ということでなんか詩を書いてってことで書きました。タイトルは「象の目を焼いても焼いても」という名の散文詩です。図書館が舞台の読み物です。いわゆるニートというのかな、生きてることに所在無い三十路手前の女性が図書館へ行く話です。図書館は彼女に何をするか。彼女は図書館に何をするのか。そして寄る辺なきこの日常にも、ひとつしかない立脚地点は確保されているのです。視点がある。体がある。生きるということがどういうことかわからないけれど、同時に今生きてることの全了解。

私は自作について語るのがすごく好きなんですが、
それとてやはり見苦しいものだという気持ちも理解できるし心あたりはあるのだけど、
なんで自作を語ることが好きなんだろうか。いわゆる自分大好き、という解釈をされそうな物言いなんですが、それとはまったく違うところでの感触なのであります。もしかしたら「自分が自作を語ること」が好きなんじゃなくて、「言葉によって語られようとしている作品」が好きなんだろうか。

それが無粋であるとする理由に挙げられるのは
「受け手に見方を押しつけたくない、その作品に表されているのがすべてであるべきだ」というような、よくわかる話なんだけども、語った前と語った後で作品それ自体が変わるということはまずないわけだ。語ろうが語るまいが作品は作品でしかありえない。そもそも作者の物言い、熱弁、ひとこと添えぐらいで受け手の感受の質が致命的に左右される、なんらかの妨げになると考えるのは、逆に「作品がすべてではない」と宣言してるようなものだし〈作品にとってやっぱしどこまでいっても、作者が神〉という自負がみてとれる。作った本人がどう説明しようが、どう世界観を述べようが、そんなものが届かぬ場所に作品は勝手に移動するのである。

私は歌でもお笑いでも映画でも何でも、「※※、自作を語る!」ってあると飛びつきます。嬉しい。もっと語れ、などとも思う。そしてやっぱりなんだかんだいいながら、作者が語ってしまうのは、本当は作品を頭の中から世界へ放つ最後の仕上げなのかも、無意識にそんな風に感じているのかもしれないですね。

自己や自意識、そういうものへの諧謔や、韜晦として「私」や「僕」や「俺」という、自他や主観を自在に行き来する(大阪では相手のことも自分、っていうねんよ)この言葉を我々が何重にも共有しているように、〈作品〉だけが制約を超えて点在しながら連なる奇跡を発揮することが本当に出来るということを知ってるからこそ、人は自分の作品について語るのですな。

実は作品にとって語っても語らなくても同じことということを知っているからこそ、うんうんと語るのである。そしてそれに耳を傾けるのである。この状態、その理由、それが、愛というものじゃないか!「自作について語ること、だいすき。これぐらい楽しいことってないわ。これがいちばんすきかも」ジョン・レノンのインタビュー思い出した。

詩を読む人と論文を読む人の比率は、同じくらいなんやろうと思う。つまり、生活の役に立たない。自分の自意識で死にそうなところに人の自意識までしょいこめるか。
けれどもそこにあるのは果たして自意識なんだろうか。否!何かひとつ、あなたが感動したことのある詩を思い出してほしい。それは誰かの自意識であったであろうか。感動とは自意識から解放される最後の魔法である。感動といえば何も詩である必要もないのだけど、詩を書く、それを読むというのは詩は自意識からもっとも遠いところに生息している。

書かれたものが難解であれ単純であれ、紋切り型であれ革新的であれその形態をとらざるを得なかった理由というのが必ずある。作品における「ああ、これはこうでしかありえなかった!」と感嘆してしまうような泣きたくなるようないわゆる三位一体が、あらゆる表現にはみなぎっている。この詩はこの詩でしかありえなかった!それこそが行間であり、行間を読むというのは愛情がなければ不可能だ。そして詩は役には立たない。けれども愛をもって飛び込みさえすれば、その行間がもたらす幸福は、人をひとり確実に殺すものであり、確実に生かすものであり、やはり「美しい」のであります。美しさは誰のものでもない。

ユリイカに寄稿した前の詩にはほんとにたくさん賛否両論頂いて、嬉しかったです。わけがわからない、意味がない、長い、あれやったら俺にも書けるわ、などなど。そういえばあの詩について、ああ色々書きたいな、などと思っていたのに。メール読むことで満足しちゃって、大変有り難いご意見もあって。しかしながら非常に感激してくれた方々もとても多くて、その感想のほとんどが「うまく言葉にできない」でした。こっちもこっちで最高ではないか。言葉を読んで、言葉をなくす。すべての言葉が目指す邂逅の一点であります。

というわけで、<ユリイカ〜詩と批評〜>
明日発売です。今日はくどくどと書いたぞ。長くてごめん。最近短くなってるね、といわれたんだがそれは短いほうがいいということなのでしょうか、どうなんでしょうか。
ネットが繋がってないので日記を携帯で書いているの、親指に目がついてるかのようです。私の初めてのブラインド・タッチ。
そしてラジオもありがとう。試行錯誤しながらお届けしたいと思います。そしてユリイカ!是非とも手にとってみて下さい。よろしくです。

投稿:by 未映子 10:59 PM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2006.01.13

ポッドキャスティングが、出来るわけで 未映子の両面感情機械 第1回

や、とうとう、本当に長き旅ではあったが、
ポッドキャスティングで聴けるラジオを始めようと思いました。そして始めてみました。聴き方は、簡単だと思います。私はポッドキャスティングでラジオを聴いたことがないのでやり方がわからないのですが、そのままでも聴けるし、市川哲史さんとの対談ラジオを聴く勝手で、聴いてもらえたら嬉しいです。
嬉しさが脳を動かすらしいですよ。調子に乗るんだそうです。調子に乗る、ということ、子供の時、私は調子という現物があるのだと長いこと思っていました。<円谷プロ>を、ほんとに昨日まで、<まるやプロ>と思ってました。
嬉しさはあらゆる原因。ということは嬉しくなって脳が調子に乗りのぼせちゃってそれから身体も動くわけで、嬉しいがりやは最強ですな。嬉しいというのは、すごいな。タイトルは<両面感情機械>です。
この間まで担当していたラジオ番組、ほんまはこれだったんですが、局のイメージに沿うよう横文字にしてくれというわれてたのです。それをこの度、日本語に戻しました。

無駄に長い。脈絡がない。よくわからない。長いんじゃないの。と云われそうなそんな内容で、私はいつまで続けてゆけるのかはわからないですが、お暇でしたら是非、聴いてやって下さい。
やーそれにしても、普通のラジオと違って、こう、パソコンに向けてひとりで喋るというのは、どう考えても、なんか、「何をやっているのだろうか」とこの録音の最中に20回くらい思いましたが、でも投げてと受け手には常に温度差はつきもので、それが幸いしてくれたら幸いです。
初め、暗いです。私は暗いのです。でも、何回か回数を経れば、明るくなると思います。FMのラジオ番組もそうでした。AMのラジオもそうでした。山崎ハコさんが遠くから微笑んでくれるくらいに、暗かったのです。でも楽しみにしてくれる人が激増したので、このたび調子にのって、サイトでもやってみようと思います。
でもって、ラジオ用に、メールも募集したりします。ラジオと普段のメールは分けておりますのでこっちに下さいませ。r@mieko.jp
悩みなどを、送ってください。いや、なんでどこのなんやも判らぬ私に悩みなど送ってなんになる。悩みじゃんくてもいいです。なんでもいいです。どしどしと。相談など、感想など、ラジオで読みあげていいのであれば何でも送ってください。そしたら、いいラジオになるはず。
どうぞよろしくお願いします。

podcasting
このバナーをクリック押しながらぐーっと持ってくるあの方法でiTunesにぐーっと移動させてください。
左サイドのラジオでも聴けます。

投稿:by 未映子 09:43 AM [文化・芸術, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2005.12.28

ラジオ最終回、みんなありがとう

α-station(FM京都)の「MAGICAL STREAM〜未映子のAmbivalence Machine」がいよいよ最終回を終えて皆さん本当にありがとうございました、たくさんメールくれはった皆様、どうもありがとうございました。私は嬉しかったです。

約二年間の連続は、初めどうなることやらという感じでしたが、だって京都は大阪と近いけどなんかそう、日本の中のフランスのようであり、や、フランスにも行ったことないけれども、なんかそういうね、飽くまでなんかそういう感じがしたもんよ。んで一番最初の放送で、私は「金閣寺はあれでいいのか」、みたいな話をしたわけね、だって実際見たらば、キタイしていたのに特には美しくなかったもんで、曇りっていうのもあったけど、あれはあれですよね、なんか電車の広告なんかでイメージをやっぱわかりやすく作りすぎてるのにまんまと私がひっかかってるだけかもしれませんかったですね、まったくきらきらとしてなくても、そういうわかりやすいイメージやのうて、こう、鈍さの中からにじみ沁み寄り添うようなつつましい美を、広告や三島のイメージに毒されておらん皆さんは感じているのかも知れんかったですね。
んで抗議のメールがたくさんきたんでしたわね、この常識知らずの帰国子女めが!とかいうメールも頂き、私微妙。だってなんで帰国女子?っていうのはきっと日本語も満足に話せないと見做しての揶揄だったのでありましょう。ヨイトマケの歌はかけることが叶わず、えーテレビで歌ってるのにさ、あれ聴きたかったね、知らん人が多いと思ったしね、あの涙なしでは聴けない音楽。連なる慈愛とおかあちゃん。世の中って。世の中って。でもさ、三輪明宏さんの髪がなんでゴールドでなくって黄色にしてるのかっていうと、あれって金運を上げることだけの、そう、風水的なアプローチであって、そう金運を上げるおまじないだそうです皆さん、あんまり深い意味もないけど、がっくし。

ほんでやっぱラジオにいただくメールは、こう、つまづきながらもこう、前進しようとしていてなおかつ戸惑い、こけたり、もがき、笑い、そう、一番人生を人生たらしめるそういう濃ゆい濃ゆいエッセンスをねちゃねちゃに身体にまとって身動き出来たり、出来なかったりのまことに魅力的な方々が多く、年齢も十代後半から壮年の方々と幅広く、家からなかなか出れない方、私にいったいどんな影響を受けてか就職を突然やめになさったり、小学生、中学生、芥川を読んだことないのに「最近ぼんやりした不安だけがあって」、なんてメールくれた主婦の方、うちのおじいちゃんの本も読んでください、でもマニアックなんで!とかゆって、ひえー、あの人の孫かよ!っていう少年から、今年は雪がすごいです、ミエコさん風邪ひかないように、っていうすごくシンプルで景色をただ眺めてるようなメール、悩んでるメール、両親にセックスしたらあかんといわれてでも彼氏のことが大好きで一回だけしちゃった、でもそれに罪悪感があってすごく苦しい、でも会うと嬉しくってくっついちゃうっていう、ミエコさんならどうしますかってあの時ちゃんとした答えになってたかなー、でもなんとも素晴らしいメールをくれた女の子、えー、すごく心配性で家から出れない、怖いことばっかりで、でも勇気を出して私のライブに来てくれた、でも人が多すぎてやっぱり怖くて私の番まで待てなくて途中で帰ってしまって、でも次のオンストアでまた頑張って来てくれて、初めて歌を聴いてくれて、私はあの時ほんまに嬉しかったよ、ほんとにありがとう、よう来てくれた、すごい可愛いイラストを描いた、丁寧に丁寧に描いてブレスレットをくれて、毎回毎回来てくれた15歳の彼女、劇子式まで観に来てくれてクリスマスカードも下さって、いつも応援してくれる男性の人、いっつもファックスをくれて、いつも聴きにきてくれた中学生の彼女、子供もいて大変なことは百も承知やけどこれから大革命を起こすんやってきらきらしてた女性の人、あーもー書きながら泣きそうになってるわ私、思い出せばきりがなくって、でもどの方もどの方も、本当に私は本当に嬉しかったし、なにより、すっごく楽しかったよ。てんでばらばらで、えー?みたいな私の番組を最後まで楽しんでくれてありがとう、心から感謝申し上げます。ありがとう。

どんなけ感動したって、その同じ気持ちを、まったく同じテンションで持ち続けることは出来ない。だから私が京都でラジオ番組をしてたこと、毎週毎週すごく聴いてくれた人も、きっと普通に忘れていくやろうと思う。でも、私は、大げさかも知らんけど、勝手に想像してる。例えば、すごく楽しみでミエコさんのこと忘れませんとかずっとミエコさんのファンでいますって云ってくれる人、こんな番組なかった、あんな話をしてくれて毎週楽しみすぎてあの番組を共有できたことを一生忘れません、そんなすごくすきだって云ってくれる人たちでも、きっとやっぱり忘れちゃうと思う。
わからないけど、それはすごく自然やと思う。でも誰が忘れちゃったって、私自身が忘れたって、あの時、私が本当に思うことを一生懸命喋ってそれを誰かが聴いてくれて、そこになんらかの心の動きと交流があったことは、「事実」やと思う。それがすごく嬉しいです。
記憶がなくなれば事実っていう認識が出来なくなるから事実じゃなくなる?って考えることも出来るけど、私は、希望的物の見方だけを頼りに、やっぱりこれを「事実」やと思っています。

もっとでかくでかく想ってみれば、
地球が滅んで人類が消滅して誰の記憶もなくなったとしてあらゆる「認識」がなくなったとしても、我々人類がこうやって悩んで学んで誤解しあって戦争をして愛し合って生きて死んでいった、っていうのはやっぱり事実として、あるんじゃないか、確かにあったことやって、いえるんじゃないか、って、少々感情論に流れすぎてますが、無数にある世界を了解する方法の中で、こういう風に想えることが、私にはすごくありがたいです。

ラジオ終わって寂しいかも知らんが、頑張れ!
私も頑張る。年末も大晦日もないわ。新たなる「事実」を出現させるべく慣れないことを目下考え中、考え中。そして大晦日締め切りの原稿、私はいったい書けるんであろうか。これからもこの日記のようなこれらもなにとぞよろしく。

投稿:by 未映子 01:35 AM [未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2005.12.12

頭の中と世界はピクニックへ行く クイック・ジャパンVol.63

今日発売のクイック・ジャパンに、
アルバム「頭の中と世界の結婚」のレビューを書きました、
小さな文字群であります、小さな文字群は意味を持っております。
このアルバムがどんなアルバムであるのかのお伝えが、わたくし本人がどの程度出来てるのかは一切がわからんが、お伝えしましたよ、
字数の決められた中にこれをと思う文字を詰めて意味をつなげて並べていくのは、誰かのために、や、自分のためにも、ある晴れすぎて拍子抜けのしかしながら素晴らしい予感しかない念願の月曜日、たくさんのおかずを作って冷ましてからお弁当箱にきゅっきゅと詰めて、余ったり大きいので切ったり、ほいでも慣れんことなのでうまくゆかず何度も何度も詰めなおし、けど気持ちは午後の頂点ピクニック、このお弁当を広げる時の瞬間にあの人どんな顔するんかなあと馳せられているそんな作業に似ているなあ。
是非読んでみてのー。

ほんでほんで、
「頭の中と世界の結婚」、是非ぜひ聴いてみてください。


投稿:by 未映子 02:59 AM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2005.12.05

少女に行く ダ・ヴィンチ2006年1月号

明日発売の、文芸雑誌<ダ・ヴィンチ>に、
私は尾崎翠の「第七官界彷徨」を解説?紹介?お薦め?の文章を寄稿いたしました。
なんか好きな本を紹介する文章頂戴、ということだったので色々どれにしようか悩んだけど、尾崎翠よ。尾崎翠。タイトルは「我々は、第七官界彷徨で遊べるわよ」です。210ページです。

尾崎翠から思うこと、
人は少女に「なる」のではなく、少女へ「行く」のであります。
少女というのはひとつの「状態」であります。
人は性別を関係なく年齢も関係なく、好きな時にその状態へ行くのです。

少女に行く。
尾崎翠を読めば、それが可能なのであります。


ダビンチ観ていらしった皆様まずはより抜き読んでくらはったら嬉しいなあ。どうぞよろしく、よろしく。




投稿:by 未映子 08:48 PM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2005.11.30

年末で電波部はさらばじゃ!

ハロー今夜は皆様にお知らせだぜ!
2年弱の期間に渡り番組のお喋りを担当して参りました京都FM、αstationがなんと!無事!途中で打ち切られることもなく下ろされることもなく、無事によ、なまら事なきのまま12月いっぱいを持ちまして、予定通りに任期満了することになりました〜!お疲れ!リスナーの皆様、関係者各位、お疲れ様です!お疲れ様です!

とはいっても番組はあと4回ありますので皆様ふるって番組に対する悲喜こもごも、私に対する複雑な気持ちの山々、色んな形でお送りください、「あり得ねえ」とか他方ではベタな物云いをされ、しかしながら受け止めてきた我らがアンビバレンス・マシーン(番組名です)のリスナーの皆様関係者の方々、最終回などはもう、年末ということもあり年末、なんかこう、やっちまおうではないか。たくさんのお便り、非常に楽しみにお待ちしております。
何でも、何でも。

投稿:by 未映子 12:59 AM [未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2005.11.29

写真でみようぜ劇子式

あーあれからどれくらい経ったのやろー、
ある人は明けても暮れても絵を描きすぎて人格がマジで破壊され、ある人はなすびを煮込んだようななんとも云えぬ顔色になり、ああいう時ほど人間の人格の底は明るみになるもんで、自他ともに発覚の嵐、ゆえに29歳にして私の人間関係にも幸運の大転機が訪れて、私は色々が忙しく穏やかで非常にすがすがしい毎日であります。

そんなこんなで振り返りつつ思うこと、時間が経つって素晴らしい。

とゆーことで遅くなったが写真でみようぜ劇子式。このお写真は高橋真人氏が撮影してくださった。
私は弟のテオドールの他にゴッホに初めて絵を教えたマウフェ、娼婦のシーン、ロートレック、ゴーギャン、テオの嫁のヨーの何役かをやりました。練習の際にそれぞれに一応個人的なコンセプトがあって、シーンは殿山泰司の演技をしてる竹中直人、ロートレックはキムタク(観たことないから勘で)、ゴーギャンは渡部篤郎のはずがやりすぎて小泉純一郎になってきて、マウフェはカツ舌悪い、いの段が発音できない小学生、ヨーは特になしでテオは洋モノののび太くん。

みなさん、この芝居の極限状態の具合は横向きに私がかつらをかぶって映ってる、あのかつらのものすんごいあのかつらのかぶりの角度、あの角度があの舞台の象徴のすべてであると、私はこれだけ申し上げておきます。
ご来場くださった皆様、遠くから応援してくださった皆様、心から御礼申し上げます。

投稿:by 未映子 09:03 AM [文化・芸術, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2005.11.22

お腹の底から握手

先日の京都の近鉄プラッツライブにようこそ来て頂いておおきにでした、吹き抜けが吹き抜けており歌はたいそう気持ちよくうたえて、いかがでしたでしょうか、普段ラジオを聴いてくださっている皆様方はすでにアルバムをお持ちだろうから、今日はあんまし売れないやろーなと思っていたらば予想外に皆様への懐へと飛んでゆき、とゆーことは皆様もしかして今までアルバムお持ちでなかったもしかして?とまー複雑でなんだか嬉しい気持ち、果たして2枚目なのか贈答用か保管用か用途はそれぞれでとにもかくにもありがとうございました。

メールもたくさん頂いて、どれも個性的な比喩を織り交ぜ、あるいは句読点なしの走り抜ける文章、絵文字の入った短い文、私も歌を歌ってますがここをもっとこうしたらいいんじゃないかと思ったなどなどアドバイス、たくさん感想を送ってくださる。嬉しい。嬉しいばっかり書くとなんか尻尾をちぎれんばかりに誰にでもふるふる節操のちょい足らんノラのようであるがしかし、嬉しいのだもの仕方あるめえ。

メールくださった皆様本当にありがとう。

私は思ったこと感じたこと、それをわざわざ人に伝える難しさ大変さよくわかっております。対象にエネルギーを使うそのしんどさ大変さもわかっております。私は個人主義を持ったままで尚且つ情熱を持っているという証左を、人の行動に発見します。斜に構えた情熱なんて、含みを持たせたちゃちな沈黙なんて、情熱なんかじゃなく嘘っぱちの保身である。傷つくのは誰だって怖いが、斜に構え沈黙を何かの手段と勘違いする感受性は日に日にどんどん鈍くなってそのうち怖がりもしなくなるやろう。

気持ちを伝えてくれてありがとう。うまくなんて書けなくても云えなくてもそんなことどうだっていいんじゃ、伝えようとするなんらかの行動のみが対象と向き合おうとする意味じゃ。

なんとなくでなあなあで、だるだるで結局自分事以外には無関心、放置や建て前や駆け引き、生ぬるく過ぎてゆく人間関係のなんと多い中、どんな意見であってもメールを出してくださったこと、聴きに来てくださったことに本当に感謝したいです。心からありがとう。

私は云ってることと行動が一致する人が好きだ。してなくてもさせようって努力する人が好きだ。そんな人になりたいし、そんな人とお腹の底から手を出してほんまの握手をしたいと思う。

投稿:by 未映子 03:14 PM [未映子情報, 音楽] | 固定リンク | トラックバック

2005.10.30

色爆発を、して

劇子式第一回公演ありがとうございましたって何がって来て戴いて、京都から滋賀からもー栃木から、ありがとうです、そして間髪入れずのメールありがとう、劇子式は最大に感謝して、したおしており、とにかく物語をしたくて何もないままゴッホの爆発を何に対してか私は今一度なんらかをして拘わるのだという妄想でのみのこの秋、来て戴いた方々の中で何か爆発が行われたなら勝る喜びはなし、写真も素晴らしく撮って頂き粒とご報告致します、
今夜は泥の鯨の腹の眠りぐらいに眠る、くれたメールを思い出しながら眠る、足を前後して移動してくれる気持ちの凄さは知、そして明後日からはライブのリハや、おえーとなるほど楽しみ、私は死にそう死にたい、歌えると思うとなんも消える、歌、言葉、好きな方みんな絶対的にいらして、ほんまに、私はあなたをさらい見つめ出会い思い出の正体を、悲しみの出自を、あなたと私で再生する。

ユリイカの詩、ご感想もたくさん戴き、活字は激しく揺れながら完全の直立をし、私はこのまま感激を煮えたぎる熱のまま飲み込む。

投稿:by 未映子 02:44 AM [文化・芸術, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2005.10.27

わ、私は大丈夫なのか?

今週のラジオの放送を受けて、た、たくさんのメールを頂いております、
皆さんそれぞれ思いはそれぞれでありますが、ありがとうございます、叱咤激励っつうのはこのことか、
や、心配してくださって私、そんな心配させるようなことをゆうてしまったのか、
「話方セミナーでも行こうか知らん」、というのはそんなに、ああ、ごめんす、
でもって熱意のメール、アリガトッス、すぐにでもお返事を書きたいのですが、
いかんせん、今、劇子式がものすごいことになっててですね、
や、ものすごいっつうのは自画自賛のものすごいっつうことではなく真性のあっちのものすごさであって本当に今お返事書ける状態で恥ずかしながら、ないの、で、しかして受信してありがたく読んでいるので、公演終わってからお返事書く。書きますのでちゃんと頂きましたからっつう今日はご挨拶であった。劇子式、楽しみにしててくれ。

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2005.10.25

「頭の中と世界の結婚」へのコメントが届いたぜ

あーもー色々なことがあるから人生は馬車馬のようにめくれてゆく思いが、結局誰のもんでも許可でもそれ以上でもなんでもなく、
あーもーずうっと眠れるのならば眠りたいがそれとて4日で吐き気がするであろう、
甘いものを一年に一度でいい私は女子のなんらかの欠如、などと書いてみるのもまったく何も考えてないから何でもかけますカチカチと行儀の善し悪しとてもう何ら発言権は、私に向かわぬよ、所詮いわゆる人生はそんな感じで流れてゆくのもときどき上等。

とゆーわけで!

もう先月なのか?先月のことなのか?アルバムの発売は!
昨日買っていただいた方には昨日がリリース、不思議ね!どうぞひとつよろしくお願いもうします、
どこまでも真剣に、物語は流れているのです、すごく親密で鋭利でぬくい音楽と言葉が籠められております。
非常に、これはもう、こんな音楽素敵ったらないぜ!作ってマジよかったぜ!とゆーことで、
ま、へー、色んな方々、たとえばCOTUCOTUはもちろん、早川義夫さん、ハービー山口さん、
母親の利江、写真家の井上嘉和くん、ジャパハリの鹿島公行くんや岩瀬敬吾くんやえー、
宝島VOW二代目総本部長古矢徹さん、牧かほりさんやエモジュンこと江本純子さん、
や、個人的に私にとってはもう駆けずり回って顎ずるむけになってもまだ駆けてゆきたいくらいの青春の祝儀、であるからして、
いんやー、十代の頃はいうなれば駆け落ち同然のこの心の何やかやも、大人になって色んな人にこう触れ触れが嬉しい、ありがとう、
この一ヶ月で色々な方々が「頭の中と世界の結婚」を聴いてくれての、スンバラシイコメントを送信して頂いたこの言葉群、
これからもぞくぞく到着・掲載するので是非「頭の中と世界の結婚」特設ページをクリックして読んでくれー。
ではどうぞー。

投稿:by 未映子 12:59 AM [未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

2005.09.27

映像あっぷっぷ

8月の心斎橋ドロップでのライブの映像とアルバムジャケットの撮影風景の映像が知らぬ間にアップされておった。

ライブはステージの袖からまわしてたカメラの。
「中音」で少々バランス悪く(舞台の条件はだいたいが過酷なのである)聴こえにくい箇所もたくさんあるが、ま、なんか普段とは違うアングルを、楽しむだけにどうぞな。でかいカメラ回したやつも追々アップしまーすが、
音はやっぱりミュージックタイドの方がよいのであって、まだみてない人はそっちを先にみてくださいね。

ジャケットの撮影の合間に私みんなが身をよじらせるほどのオモシロおかしいお話を連投していたはずが、みんな結構しずかなのね。結構、このビデオ、無駄に長いような気がしないでもないので、ほんっとに暇な時に、或いは寂しいときなどに、ぜひ。

なはんかお知らせばっかりになってるのー。

あ!そうや!
インストアやイベントでお会いした方、アルバムを聴いてくれた方からの感想やもろもろ、たくさんメールいただいております。
すべて、何度も熱読させていただいております。

すべて、私、きちんとお話がありますので、
しばし待たれよ、お返事をば。

投稿:by 未映子 12:59 AM [未映子情報, 音楽] | 固定リンク | トラックバック

2005.09.24

エコと音楽晴れました

大阪はなんとも爽やかで怖いほどの爽やかさと木漏れ日にきらきらとし、エコと音楽のイベントは大成功であった。
来てくらはったみなさま、ほんまに有難うございました。そしてみなさんお疲れさまでした。で、今新幹線だっす。

イベントの最後にゴミ拾いパレードがあって、むろん私も参加したのですが、や、わたし終始挙動不審というか、どきどきとして、みなさんテキパキと街中のゴミを颯爽ととんぐでぷっとはさみ、ぽいぽい自分のゴミ袋にいれてゆくのを焦りながらみているのはいいが、まったく慣れぬ私、みなさん手際よくよすぎるので私の袋は空のままで、サボっているわけではないのよ気はせいているのにゴミがないの、半泣きになりそうな気持ちで空き缶を見つけて飛んでいって、まず一個確保。ほっ。

葉っぱはゴミじゃないからみんなスルーしてたんですが私はそれを拾ってゴミ袋の中身を増やすとゆー小者ぶり。
目があった方からは私のゴミ袋が不憫だったんでしょうか、「ゴミわけたろ」と言われてゴミを分けてもらって少々複雑なきもち、
ま、まずは自分の部屋の片付けをしないことにはみなさんと同じ土俵には立てないということを痛感いたしましたので、いつかきっと、能力者として出直しまーす。

なにはともあれ、イベント、成功してよかったす!明日までカフェで展覧会もしていますのでぜひみにいってやってください。
実は今日遊びにいきました。結ぼれ飲みました。そしたら母親と会いました。ライブ目当てでアメリカ村ぶらりとして偶然入ったところが展覧会のとこやってんて。ほんまかいなー。

投稿:by 未映子 09:14 PM [未映子情報, 音楽] | 固定リンク | トラックバック

2005.09.22

HMVに来てくれた皆さん

インストアライブに来てくれたみんな、みなさん、ありがとう、ありがとう、ほんまにありがとう、仕事中抜けて来てくれた人、京都からの人、東京からの人、ラジオを聴いてくれてる人、家からやっと出れた人、みんなみんな、最後の曲で涙でぐしゃぐしゃになって、私反則かも知らんけどみんなんとこに行って歌いたかったから台から降りて歌った、顔が近くにあった、あれはなんかいな、私も涙がぼっろぼろでた、ありがとうな、ありがとう。いっぱい書きこんだ手紙ありがとう、クラッシックのCDありがとう、うちの実家の米は日本一ゆうて、私がご飯好きなこと知っててくれてお米をありがとう、ほかにも丁寧に梱包したプレゼント、ありがとう、アルバムがたくさんとんでった、長い列、最後まで並んでくれてありがとう、明日からまた我々は、生きてゆくのだ大丈夫。

投稿:by 未映子 08:29 PM [未映子情報, 音楽] | 固定リンク | トラックバック

そう思わずには、おれません。

さて本日は新アルバムの発売日なわけですがお元気?
私は今日大阪でインストアイベントをやったりしますのであって、ぜひこれはもー、
生の歌をですね、生のなんやかやをですね、じかに感じて欲しいので是非きていただきたい。
場所は心斎橋OPAの8階のHMV心斎橋店であるので、18:00からであって、
こんな時間、みんなまだまだ仕事してるんではないのかと怪訝ながらも、大人の都合
で時間もまったき、ずらせんので、ごめんけど急いで、さぼって、なんかして、私は
でっかい声で歌うのでぜひ。

アルバムについての金輪際の思い入れはもー、特設ページにコメコメなので、もー今日に限って云うことはないのですけんど、
もー是非、
手にとって、「歌詞なんか、ケッ」ってゆーてるダンスミュージック大好きっ子も、
「歌なんか、ペッ」とかゆーてるテクノ少年少女も、「漢字読めないんですけど〜」とかのギャルも、
なんとかして、楽しめるはず、楽しいのかどーかは、それぞれやが、期待してね。

あ!特設ページの市川哲史さんの、もー、何度も何度も読み返すあの玉稿、
字が小さいのーと思ってたから読みやすくするために、おっきくしてもらったので、
まだ読めてない人は是非、一回読んだ人も、是非。


さて、大阪はやっぱ、最近になって懐かしいのー。

用事があって、母校の工芸高校に行ってきた。
新しいアルバムをデザイン科の職員室で角(スミ)先生に渡し、さっかん(坂田)という先生に渡し、
これを目立つところに貼るよーに、とサインしたポスターを渡す。

「行事の悪い自意識過過剰なパンク少年少女に引きちじられたりせんやろーな」と念を押すと「もーそーゆーのはあんましおらん」などというけれど、
普通のことが高校生という若さであってもうまくできない人間が通うのが、大阪市立工芸高校なので、ま、今も色々な人たちが自意識と好奇心をばちばちになんか、しているのであろーなー。

あー私の頭の中の元の種を肯定したのは元祖、この学び舎であった。

なはんか完成したアルバムを聴きながらデッサン室とか校舎とか中庭とかボーと見てたらオセンチな気持ちになってしまった。このアルバムはなはんか、自分の高校生の時のことを、少しだけ、思いだすなー。
作った時期はまったく違うのになー。

あのときに言葉になったりならなかったり、世界というものを今とはまったく違うもんとして捉えてて、それを呪ったり呪われたり、しながら笑ったり嘘ついたりなんやかやの、誤解をおそれず喩えると、

私にとっての「言語以前」のよーな、

そんな動物的な勘や居心地の悪さと衝動しかなかったあの時期の延長で、いつの間にか今、
形となったこの表現は、四角いパッケージを持ち、
丸い内容を持ち、何十分という奥行きをもつ、ここに到達したのである。
しかも移動することが出来る形態を持ち。

元来すべての表現者が欲しがった、
「異なるふたつの場所に、同時に、存在したい」というこの呪いと理想、
ある個人的な一面の意味において、私は私のメタ区域を手にしたのである。

私はこれもすごく嬉しいのです。

なんというひとつの邂逅であって。


大げさやって、思うでしょ、実際大げさ。
でもまだまだこの邂逅の、
全貌を語る言葉は私の中にはないんであって。
語りは常に騙りであることの、絶対である。


そういえば工芸高校はいろんな人が卒業してる。
私のいっこうえの歌手のPUSHIM、ピートベストの田辺くん、もっと昔は憂歌団、会ったことないけど口でビートのAFRAくんや、これまた面識はないけれども、あふりらんぽ、音楽以外でも写真家、デザイナー、舞台役者、今は子供を持ったり、映像作家になってたり、カッティングシートを切る専門家、看板屋、編集者、英語の先生になったり、みんな元気に、それぞれの仕事を。


いつでも全力で何もかもに夢中になり、
私は何もかもをすべてでやってはきたが、
今回のこのアルバムは、もう、私の素敵である。


がらんとした校舎はもうけっこうなほどに変わっていたけど、
このアルバムを聴きながらあの古い校舎をぶらぶらしたの、
なんか嬉しいような、ないような。個人的な感慨とアルバムと、
それから誰かと繋がる不思議。

こういとき、私はいったい、誰ですか。

みなさん、
「頭の中と世界の結婚」を、
どうぞ、どうか、よろしくお願いします。

聞いてくれたば、必ずや、
あなたの何かと結ぼれると思います、
うぬぼれかもしれんけど、そう思わずにはおれません。
ぜひ手にとって、一言一言を、流れてゆく時間を、
聴いてみてください。

投稿:by 未映子 09:14 AM [未映子情報, 音楽] | 固定リンク | トラックバック

2005.09.20

今晩NACK5に急遽出演

nack5(埼玉、東京 FM79.5MHz)
RADIO-X出演
今夜26:00〜26:30予定

深夜だけど生出演するなり。
夜更かし上等ぜひ聴いてね、明日にひびかん程度にな。

投稿:by 未映子 12:59 PM [未映子情報, 音楽] | 固定リンク | トラックバック

ロッキングオンJAPANインタビュー

『ロッキング・オン・ジャパン 10月号』
9月20日発売

インタビューして頂き写真も撮ってもらい、
撮影場所付近はなんでかトンボが異常発生しており、
ブンブンブンブンとしており、ちょっと怖かった。
読んでね。


投稿:by 未映子 12:44 PM [未映子情報, 音楽] | 固定リンク | トラックバック

2005.09.17

未映子展覧会をしていますヨー。

こんにちは、みなさん。
「特設ページ」はもうごらん頂けましたでしょうか。
そこでもお知らせしてますのですが、
大阪のアメリカ村のカフェロデオという文字通りカフェで、
未映子展覧会をしているのです!是非是非、遊びに行って、
詩やら歌やら絵やらを見てきてたもーれ。

ここですこし、
展示の様子をば、ごらん頂きつつ、こないな感じに、なってるのん
tenrankai1記念特製ドリンク「結ぼれ」を頼むとついてくるコースターは一枚一枚手ガキやのやが、初めよりもすすめて最後になるのつれ、絵が上手くなる、なってってしまう、この宇宙のセオリー。私ごときが逆らえるはずもなく、最初と最後の絵は別人ですが、ま、よいよい。
なかなかメルヘンやのー。うきき。

アルバムも、たははーんと試聴出来ます。
tenrankai2やー、今なんてさ、なかなかさ、CDもぽいぽいと買えない気持ちにもそれはやっぱりなるのでして。ここへきて、結ぼれで喉をうるおしつつ、まずはがっつり試し聴きして、身請けして。聴いてみて。

んで、今回の大阪のこれはね、
tenrankai3大阪の音楽専門学校、大阪スクールオブミュージックの生徒の皆さん方が多大なる協力をしてくださり、色々アイデア出して、あれやこれやと案を練り、そして形にしてくださったものであって、皆さんこの場をお借りして、ありがとうのー。たくさんの人に、観てもらいたいねー!

25日までの開催、未映子展覧会、是非来てチョ。
私も遊びにいくー。来週は大阪でライブやしのー。行ったらウザイのか?ウザイのかしら。そうなのかしら。でも遊びにいくぜ。


先日書いた日記の性欲も瞬く間に消えうせ、何もかもに置き去りにされ、総括され、なはんか肉体に馬鹿にされて弄ばれた感じっすよマジで。
あれは一体なんなのよ。あんたはいったい誰なのよってま、私は結ぼれを、ごくごく飲むぞ。

投稿:by 未映子 10:29 PM [文化・芸術, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック

 


純粋悲性批判