2008.07.21

 JAZZ ARTライブ、来てくださったみなさま本当にありがとうございました。なんというか、なんというたらよいのか、言葉ではあれですし、個人的なことで聴いてくれたみなさんには関係ないことかもしれないし、余計なことかとも思うのですが、なんというか、もうあまり何も考えず、何も見ず、意識はなんというかそのまま声帯になり、メロディになり、運動になり、これまではやはりどこかしこに舞台にたてば張り巡らせる「統制」がほとんどにあったのですが、それがなくて、こんなにも今日の音楽はこんなにも、人のものなのか、というか、わたしにはついぞ関係がないものなのか、を感じっぱなしの一時間で、それはごく控えめに言っても誰が感じる至福なのかはわかりませんが、初めての感じ、結果的に初めて触る、ものでした。しかもそれが何らたいしたことではないということも含めて。来てくれてほんとうにありがとう。感想のメールもありがとう。全部読ませていただきました。ってなこと、ブログにいちいち書くのもどうかなあって思わなくもないけれど、もういつ終わるかわからないブログなので、やってるうちは好きなふうに何でもを書いてもいいよねと思ったりしています。

夏という漢字がすきで、何度でも書く何度でも見る、狐になって、あの獲物をしとめる動きをマスターして、たくさんの仲間と海の中にその動きで入ってゆく夢を見た。まさしくその解放、ああもうわからないことばっかりだ、って言うときに得る安堵の色褪せてゆく、最近のなんという高速。


業務連絡です。
明日は名古屋でライブがあって、それが終わってから火曜日にはかんづめに入るので、連絡が一ヶ月くらいとれなくなります。一応、ここまでの仕事はふたつを残してぜんぶ終了してるはずなので、大丈夫だと思うのですが……、何かあったら、緊急の場合だけ、なんとか連絡をください、よろしくお願いします。

投稿:by 未映子 12:27 AM [音楽] | 固定リンク | トラックバック

2008.07.12

「7月18日ライブ」と「近況、状況」

Sengawaお暑うございます!お暑うございます!みなさまいかがお過ごしですかん。
や、18日のJAZZ ART せんがわ2008ライブのチケットの入手方法がじゃっかんわかりにくいみたいで、お便りいただきますので、ここでもう一度整理おば。

チケットは3種類あって、

1)3daysチケット 10000円
2)1dayチケット(3バンドでます) 3000円
3)1liveチケット 1500円

で、予約、お取置きできるのは「3daysチケット」と「1dayチケット」で、「お目当てのバンドひとつ見たい!」っていう「1liveチケット」は、当日ではないと購入できませーん。なので、その1liveチケットも余った分発行するということなので、漏れないために完璧なのは、やっぱり 1dayチケットをご予約いただく方法なので、どうぞよろしくお願いします。
チケットの申し込みがちょっとしにくい、という方がおられますので、今回は 3daysと1daysのチケットを mieko●mieko.jp でもお取置きさせていただくことにしました。お名前、枚数、明記の上、●のところをお手数ですが@に書き換えて送信してください。
1liveチケットに関しては当日、もしあれば、という形になっちゃいますので、どうぞよろぴくん。

あああ先日の早稲田表象学会でのライブと楽隊は同じ、わたしは歌唱、朗読、をやる予定でいます。
チェロ、ピアノ、ドラム、まさに音の幻想とはこのことで、必ずやここでしか味わえぬ時間と空間の切り取りを、そっと大胆に差し出したい所存であります。っていうかこれが終わって名古屋終わったらば、しばらくライブの予定がありませんので、この機会にぜひ聴きにいらしてくださいな。
しっかし学会でライブなぞしたのはわたしはもちろん楽隊も初めてやったけど、なかなか病みつきになりそうな攻防、均衡、緊張があって、とってもああいうの、気に入ってしまいました。たくさんの感想メールも頂き、まことに感謝しております。ヒカシューとおんなじ日なので、この機会にもろもろを前のめりでぜひ!

缶詰、というよりも個人合宿、というような地獄のサマーが今月から始まるので、
それを思うとサマーなのに体が震えてこまります。う、うひっ。うひー!とか書けてるうちは、なんだかポップな気持ちがあるのだけど、
まじで全身が内部から痛くなってきて常に鈍器で後頭部を打ち続けられてるような不快感というか恐怖があります。なむなむ。

あ!そうだ、色々な告知も!

文學界 2008年8月号文學界8月号
ご存知「生物と無生物のあいだ」をお書きになった福岡伸一さんと対談をしております。
原始、人は単なるムラだった、対談……です。ぜひ!


新潮 2008年8月号新潮8月号
たたたた多和田葉子さんをドイツに訪問するというしあわせを頂き、対談しました。
言葉について、あれこれの角度から多和田葉子がいまいる場所についてのなんやかや。ぜひ!


このふたつ、繋がってるところもたぶんにあり、合わせてお読みいただくと広がりと濃度もさらに倍、になるやもしれん。
ということでなにとぞよろしくお願いします。あと、色々雑誌とかインタビューとかあったはずだが今この瞬間に思い出せず。失念。
ごめりんこ。どこかで見かけたら、どうぞよろしくお願いします。


投稿:by 未映子 10:14 PM [未映子情報, 音楽] | 固定リンク | トラックバック

2008.06.26

帰国、それからもろもろんの夏

色々ありましたが天竺から無事に帰ってくることができました。
くわしくはもう、色々書きたいこと山のようにありますが、いつ書こう。どう書こう。目的地まで4日間かかる旅なんて「旅ド初心者」にとって、これって一体どうなのだったのだろうか。っていうか、真夜中に雹が激しいの極みで降り打ち続け、朝には雪がふわりと積もり、お昼間は燃えるような炎天下。足腰の弱いニッポンのわたし、そこで一体どうすればいいの。とか言いながらも31才でハイジのようなふるまいは出来ぬと知ってはいても、なんせほんとにほんとに山なのだもの。どこまでも、羊と山羊がめぐるのだもの。そんなハイとローが入り混じり発狂寸前の富士山頂よりもまだ高いところでのテント生活ではここに書いてももはや仕方ないような、ありとあらゆる体調不良に見舞われ、死ぬかとおもたイン天竺。彼岸が見えたイン天竺。髪の毛は10日間も洗えず、ひとりでに毛がくるくるとまるまって固まっていくさまはなんか頼もしい感すらありました。普段のお水や電気、明るさ、便利、スイッチ、椅子、快適、そして丈夫な体の機能のありがたさがいやんなるほどきらきらし、そうでなくても初めての中国体験だぜ。なんとも大きな国、これは大きな力、思うこと・出来事・まあいろいろなこと・がありました。うーむ。今後に書くことが変わってしまう勢いだぜ。まじまじ。そしてこれは総体的に大変に有意義な旅であったこと。あー。しかしながらまだ体力の恢復に関しましては八分くらいのもので、つなぎめがきしむので、あー。しかし日本に戻ってきたらば笑えるほど何も、何ら変わっていないわけで、仕事も生活も人間関係も持続の最中にあるのだから、快哉さけびつつ飛び込むしかないのです。

7月はライブがみっつあります。うひー、ではあきたらずもうなんというか、くっひー。
練習だ!制作だ!締め切りだ!約束だ!追い込みだ!編集者だ!もろもろだ!……こ、この夏はいったいどうなることやらか。


1)7月5日(土)早稲田大学・小野梓記念講堂(早稲田キャンパス・27号館)にて

早稲田大学表象文化論学会で、坂本弘道、清水一登と演奏、朗読、などなどをやります。われわれは二部での登場でありますが、一部は東浩紀氏堀江敏幸氏古井由吉氏が登壇してのシンポジウム「文学と表象のクリティカル・ポイント」があります。どうやったら参加できるのか、実はわたしもあんまりわかってませんので、よかったら詳しくをこちらでどうぞよろしくお願いします。


2)7月18日(金)JAZZ ART せんがわ2008

巻上公一氏がオーガナイザーということで、面白そうなイベントに誘っていただきました。わたしは坂本弘道氏と清水一登氏と山本達久氏と色々をやる予定で参加します。演奏は18:30~19:30を予定しておりますので、詳細はこちらでお願いします。


3)7月21日(月・祝)名古屋マタハリ

坂本弘道+川上未映子
1 開場午後3時 開演午後4時
2 開場午後6時 開演午後7時
(入替制・各回とも30名様限定)
チャージ 3000円(1ドリンク付き)
お問い合わせは 052-451-8533までお願いします。
名古屋でライブはとんでもなくひさしぶりだなあ。名古屋のみなさま、なにとぞどうぞよろしくお願いいたします。


というわけで、体重ががくりと4キロ!!減って、よう!あばら骨&骨盤ひさしぶり!みたいな感じでうれしいんだかとほほなのか微妙な線ではありますが、山から降りたときが諸々注意なのだから、わたしはヨガに行くのだった。かろうじてなんというかはりきっちゃん。

投稿:by 未映子 12:38 PM [未映子情報, 音楽] | 固定リンク | トラックバック

2008.03.01

3月29日「蝶と骨と虹と、」に出演します&祝「薔薇は生きてる」復刊!!!

1、ライブ「蝶と骨と虹と、」
ひさしぶりのだ。お会いできるの楽しみにしています!
坂本弘道さんの独演をはじめ、遠藤ミチロウさん、白崎映美さんなどなど出演者多数、舞台風味、映像交じり、舞踏もありで、どうなるのか楽しみ。なんせ坂本弘道だ、わたしは共演者としてはもちろんですけど、坂本さんの演奏を聴けることがほんとうに楽しみなのだった。耳も体もうれしいなあ。素晴らしい夜にならんことを願ってやまぬにもほどがあり、どんな美しい夜になるのかぜひなんともご一緒に。

当日の色々・チケットのくわしくはこちらでどうぞよろしくお願いします。わたしは朗読や歌唱などで登場します。


2、そして「薔薇は生きてる」の復刊おめ!
Barawaikiteruいわずと知れた名著でありますが、これでがんがん手に入るようになって嬉しいっす。帯は緒川たまきさん、解説に穂村弘、千野帽子、わたし。いいぜ、この本いいぜ。何年か前に、ダ・ヴィンチで薔薇は生きてるについてインタビューしてもらったの、うひー、なつかしいなあ、と思ってみてもまだ二年前のことなのかー。気になってたけれど手にはいらなかったみなさまぜひ!




3、独り言、ゆるしを乞いたい
連絡などがもつれ、不義理まではいかなくてもすみませんと思うことがやはり多く、夜中はっと目覚めるがしかし、色々なことがもうわからなくなっているので、でもそんなことは理由にならず、おそろしいのだが朝がくっきりやってくるということは締め切りもやってくるので、業務連絡などなど順次巻き返していきたい、いける、どうなのか。すみません、メールは全部キャッチしてます、してるはず、が、連絡や返信、そっけなく、あるいは遅くなってるのまじですみません。この3月さえ乗り切れば、なんや本を読む時間もできるし、髪の毛を切りに行ったりもできるしたぶん掃除も。頭のすみっこでパスポート行方不明が不安。来週末はサイン会でみなさまお目にかかります。ヤフオクで整理券&代行業務ってどうよ。いろんな仕事があるなあっていうか仕事っていうかそれ。ともあれみなさん風邪には注意あれ、冷たさゆるんだと思いきやそうでもないよ。乳と卵、読んでくださってありがとう!先端も、感想をいつもありがとう。確定申告。願書受付。歯の治療。ヨガしたい。気になる返事。撮影。洋服の赤の発色。でっかい骨格の持ち主。渋谷を歩いてたらペンを握らされてサインを強要されてびっくり&こわかった。こんなことってあるのかよ。しかも2回目。うわーん。心温まるポップな話題がいっこもないよ。しかしそうは言いつつも3日は池田晶子賞の授賞式。春が不思議のしっぽをつかむ、感慨深し。

投稿:by 未映子 11:56 PM [未映子情報, 音楽] | 固定リンク | トラックバック

2008.02.01

九月の演奏の写真

Miekoyagailive今のところ最新というか最後のというかのライブ写真が届きました。坂本弘道とふたりで演奏・歌唱した様子です。ほかにもようさんあるので、こちらの「野外歌」からご覧ください。
写真は大阪の超イカス・井上嘉和。高校生んときのクラスメートで、こうやって30才すぎて一緒になんかやれるこの喜びよ。
色々なライブの中でこの秋の運動はわたしにとって、格別でありました。からだ。うーむ。

3月29日に、木場の野外で行われる、坂本弘道が繰り広げる演奏大会に出演します。今からものすごく楽しみ。
詳細はまた追って!

投稿:by 未映子 12:53 AM [音楽] | 固定リンク | トラックバック

2007.09.04

9月22日・23日、ロヲ=タァル=ヴォガ 結成10周年記念公演【新青年】に、序幕演奏で出演します

Lowotarvoga 維新派で活躍していた近藤和見と草壁カゲロヲで結成され、現在は京都を拠点に活動してはる≪ロヲ=タァル=ヴォガ≫の、10周年記念公演に呼んでいただき、序幕演奏することになりましたえ。今回は、坂本弘道とふたりだぜ。劇とはなんら関係なく持ち歌を歌います。30分弱の出演ですが、なんかこうむずむずと今からむずむずとしておるー。関西近郊にお住まいの皆さまもお住まいでない皆さまも、どうぞよろしくお願いいたします。観に来てね!

 ≪ロヲ=タァル=ヴォガ≫についての情報や、チケットの入手方法、もろもろの按配はこちらでチェックしてください!5回の公演中、歌うのは2回だけですのでお間違えなきように。
 これまでの活動の様子の写真はこちら

 久しぶりの大阪。やれ大阪。ほれ大阪。ってな具合で晩夏、楽しみなり。劇中音楽には北村早樹子ちゃんも携わってるのなー。ほうほう。早樹子女史に会うのも楽しみだな。うしし。10周年記念ということで、舞台以外にも、様々なお楽しみがある模様。謝恩際とな!みんなで飲みつつ語らいつつ、北加賀屋の夜更けを楽しもうではありませんじゃないの。22日23日、お待ちしてます。

投稿:by 未映子 05:40 PM [未映子情報, 音楽] | 固定リンク | トラックバック

2007.06.11

満員御礼・ライブ来てくれてありがとーう。

 <月見ル君ヲ想フ>、ライブに来てくださったみなさま、本当にありがとうございました。
 当日の昼ごろはどがんどがんと雷がすごくて今日はいったいなんやっていうのー、という始まりでしたが、夕方にはすっかりあがってよかったです。ほんとうにありがとうございました。だいじょうぶでしたか。いろいろ。満員御礼・感謝いたします。プレゼントも本当にありがとうです。大切にします。なんだか、夜が明けて、あんまり眠ってないのだけれど、ぽやんとしてます。コツコツの三木黄太さん作詞作曲の<メスシリンダー>という曲がすんごい好きで、歌えたことに個人的に喜びががんがんしました。新曲のタイトル云い忘れてしまって、あれは<四月の底です>という歌です。
 競演した鈴木亜紀さんは、お喋りしてても歌ってはってもとてもチャーミングな方で、顔ぜんたいで笑って、なんか肩の力が抜けてて、始終すてきな人ややなあと思ってた。早川さんの、I LOVE HONZI、を舞台のそでで聴いてたら、とても幸せな気持ちになった。あの歌詞に、HONZIのヴァイオリン、佐久間さんのギター、ずっと、なんかに包まれてた。ちっちゃい階段に座って、うつむいて、音だけ聴いてた。



Hanataba1Hanataba2Hanataba3

 とても綺麗な花束をもらった。花瓶にそのままいれると、見れば見るほど立ちくらみがしそうなほどきれいで、きれいやきれいやといって携帯電話のカメラでとってみた。顔がつるつるでぴかぴかのかわいすぎる女性3人組にいただきました。すっごいきれい。見て、部屋でそこだけが燃えているよう。

投稿:by 未映子 02:08 PM [音楽] | 固定リンク | トラックバック

2007.05.05

満員御礼・ライブの告知だ!

昨日は坂本弘道プロデュース<音の十字路>にお越しいただきありがとうございました。人がちょっと多すぎて立ち見の方には大変申し訳なかったっす。でも最後までありがとうございました。内容はそれぞれの色々を構成、スリリングでありました。なかでも無声映画にそれぞれが音を出し合うという出し物のあったのですが、映画はなんちゅうの、ド耽美もええとこの、エドガー・アラン・ポー原作の<アッシャー家の末裔>だったわけですが、私はどうも、なんつうのか、こういう感じになるとなんか発想が<ホットペッパー>のそれになってもうて耽美どころの話ではないのであって、よかったでほんま、醜態晒さずに済み。あと字幕のところにフランス語みたいなんもずらっと出るのやけど、それに合わせてあのコマーシャルの<♪セシ〜ル、…シノフサコンフェソネフォネフォン…>みたいなパチもんのフランス語、一応スキャットっつう感じでどっすかねーとか密かに思ってたのが、よかったでほんま、醜態晒さずに済み。色々と経験になりました。本当にありがとうございました。ド満員御礼、感謝いたします。そらすこん早稲田文学もあっというまに売り切れ、お手に入らなかった方もいらっしゃいました、しかしこれは是非なんとか、どうにか、手にいれていらだきたい!応援してます!どうしても無理そうだったら編集部に連絡をば一発!!そしてライブ終わってすぐにどうかと思うが、来月もライブあります、今回はがっつり歌だ!
以下詳細!


6月10日(日)
「ピアノノチカラうたのちから」
(青山ピアノナイト9days〜第四夜〜)
月見ル君想フ 東京・青山 地図

鈴木亜紀(Vo.Pf)
・川上未映子(Vo)+坂本弘道(Cello)+清水一登(Pf)
・Ces Chiens(早川義夫佐久間正英)+HONZI
開場17:30 / 開演18:30
前売3000円/当日3500円(+1ドリンク)


ということで、ここ未映子サイトで前売りを完全にお取り置き、ご予約いただけます。お名前と枚数を明記して、予約メールとタイトルして送ってください。どうぞよろしくお願いします。
折り返し確認メール送りますよ。
んで、こちらで予約してくれた方にはなんかプレゼント考え中!!

予約はこちら

投稿:by 未映子 11:26 PM [未映子情報, 音楽] | 固定リンク | トラックバック

2007.04.24

みんな燃えてる

大阪ブリッジに来てくださった皆様、ほんとうにありがとうございました。
あのライブハウスというかスペースはマジで素晴らしい場所ですね、ピアノの清水一登氏も大阪の特別、と仰ってて、なるほど完全に納得。音も抜けも会場がフラットなところも新世界も証明もすべてが最高の場所で実演できたこと、呼んでくれはったチューバディスクの皆様、北村早樹子さんデッドフォン、素晴らしい歌唱・演奏をありがとう、この場をお借りしてお礼もうしあげます。懐かしい京都の劇団の主宰とも会えたり、ラジオを聴いてくれてた皆様と話できたり、この荒れ狂う最大の4月、忘れられないライブになりました。時折思い出すやろうこのこと、深く深く感謝申し上げます。
大阪では久々のライブでお手紙、差し入れ、プレゼント、ほんとうにありがとうございました、大事にします。またよかったらですが感想お聞かせいただけたらうれしいです。大切に読みます。いつも背中を押されて励ましと力を頂いております。ありがとう。
今回、歌唱者として、その演奏をしてくれた私の楽隊のパフォーマンスにはただただ熱くなり、なんといえばよいかこれがもうわからない。坂本氏の人生と清水氏の人生のなんやかやがそこで反応することに戦慄く。演者が云うことではないか、いままでにない感覚にひっぱられた筆舌しがたい演奏と歌唱でありました。

来月頭は坂本弘道と柳下美恵さんとセッション、溌剌を披露します、ぜひ。お越しください。坂本弘道のソロもあります。ヒッチョウ。なんかわからんが興奮が続く。チケットはインエフまで。私は完璧にいま燃えております。
どうぞ来月お目にかかれますことを。
色々やります

投稿:by 未映子 12:52 AM [未映子情報, 音楽] | 固定リンク | トラックバック

2007.04.21

明日はライブ、二十代初頭はさておき、大阪で!

 リハも無事終了し、新曲もなんとか形になってよ。
 明日は大阪。天王寺。はじめての曲をやるときはなんか嬉しいわけであって、この気持ちをさらに倍にするべく朝からワーグナーのワルキューレを聴いてます。 四月に関した曲が多いのでそれもなんか四月然としていてええやんけ、と思うのであった。
 ライブが終わるとその日は打ち上げ、(新世界でな!)んで泊まりで、月曜日は特に何もなく、
耳掻きの専門家に耳垢をとってもらう予約だけがあり、その次の火曜日には、某大学の文学部のゼミにゲストでお招きいただいているので、文学部の学生の皆さまに何を話したらよいのか今以てわからないのだが、「ま、丸腰でいいっすかねえ」、と伺ったら、裸一貫で来てよいよ、というお答えだったので、何も持たずに行って来ます。色々と用意はしてくださっているようなのですが、それにしてもほんまに何しゃべろーか。今も、全然別の原稿依頼で、(っていうか〆切は今日いっぱいなのだが)音楽と言葉についてのエッセイ、っていうのがあって大変に困ってるのであった…、それにしても火曜日、じゅっこ近く年下の皆さんと文章についてなんか諸々お話できるのはエキサイティング。っていうか私が大学生の年齢の頃は、通信で大学の勉強?はしてたけど、みなさんきっと私の十倍は本を読んでらっしゃるのであろう…、私といえばその時分、北新地でばりばりとホステスをやってたわけであって…、そこは大きなクラブやったのですが、本の話をして盛り上がれる人はまったくおらんくて、しかしその中でひとり、現役の京都大学生でプラチナダイヤモンドぐるぐる巻きのカルティエのベニュアールをきらりんとつけたフランス国籍のお姉さんがいて、私が隅っこで<芸術餓鬼・岡本かの子伝>とか読んでるといっつもちらっと一瞥くれて、
「あん、あなた、だからシェイクスピア読みなさい、シェイクスピア。ほにゃららん、ほにゃららん、(台詞) あん!ほにゃららん」とか云うんであって、ちょっとうっとうしかったけどあの人まじでキレイやったなあ。名前忘れてしまったけども。っていうかキレイな人が殆どで、私の女の人のキレイの基準っていうのはよくも悪くもあの時期に形成されてるところもあるのやもしれんな。美に対するそうしようもない気合の入れ方の徹底の恐ろしさを私はあの数年間でまざまざと見せ付けられて、んでちょっとしたトラウマでもあるのだよ…。私とかほんまにどうしようもない部類で色々がすっごいしんどかったもんよ…。っていうかこんな私の二十代初頭の話はどうでもよくて、大阪!大阪!ライブ!ライブだよ!来てください!んで火曜日も楽しみ!っていうか私のきっとぐだぐだになるに決まってる話よりも、自身今一押しのボーダフォン、キャメロンディアスの物まねがほんまにイケてるんかイケてないんかを張り切ってやるのでほんまのとこを教えてほしい。

投稿:by 未映子 11:42 PM [音楽] | 固定リンク | トラックバック

2007.04.11

東京でライブというか、パフォーマンスというか、やります

東京でやりまーす。
坂本弘道氏と、そして柳下美恵さんとは初のセッションだ!面白いことしますえー。是非この日は予定を空けておいてねん。是非によろしくです。何やろっかなと思案中。色々やります。ご予約はインエフさんに電話してくださーい。サイトに行って、メールでも。

5月4日(金、みどりの日)
大泉学園 インエフ (03-3925-6967)
「音の十字路 vol.3」
未映子(vo, reading)、柳下美恵(pf)、坂本弘道(cello)
start/20:00〜 2ステージ charge\2500+order

そのまえに4月22日には大阪でライブがありますので、
是非お越しくださいませー。こちらも坂本弘道+清水一登!!関西にお住まいの皆さま、久々に歌を聴いていただけるのででら興奮しております。大阪ライブの前売り予約はコチラでよろしくです。

投稿:by 未映子 03:56 PM [未映子情報, 音楽] | 固定リンク | トラックバック

2007.02.17

4月22日(日)、大阪でライブやよ

 まだ少し先ですが、大阪でのライブの詳細です。今回は、北村早樹子さんのアルバム発売のイベントで、呼んでいただきました。時間はだいたい40分くらい歌います。ラジオでは毎週毎週出かけてはいるがライブではとても久しぶりの大阪で、京都でやってたラジオの時のリスナーさんとか、大阪の皆さんにもしも会えたら、とても嬉しい。お待ちしています。

予約はコチラからどうぞよろしくお願いします。なおこのサイトからでもお取り置きさせていただくので、お名前、人数、明記してメール送信よろしくです。

2007年4月22日(日)
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 開場 : 
大阪・新世界ブリッジ (フェスティバルゲート内)
 出演 : 
北村早樹子 / 川上未映子 + 坂本弘道(チェロ)/ DEADPHONES( from P-shirts ) /

  料金 : 予約 \2,000 / 当日 \2,500 (ドリンク代別 \300)

3月は作ってた新曲をかためて4月、やる予定、予定。色々しなならんことがようさんあって、しなならんことがあるのはいいことなのやが、一日のあいだで気分がとてつもなく変わるので、ひとりでおるのは嫌いな人とおるようでそれがとても疲れる。最近涙もろい。人からメールを貰うと涙が出てきて、何気なく見かけたドラマ東京タワーで倍賞美津子が画面に映るだけで吐くほど泣いてしまう。実際吐いた。あの演技の凄まじさとなんかようわからん切羽詰った本当のなにか。時間が飛び去っていき、人生が飛び去っていき、このふたつのものが同時に飛び去っているのやから、その実何も、飛び去ってはいないのではないか。そんなポイントがあるのではないか。人生こそが、その今こそが、そのポイントなんでないか。そんな文章を読んだことが、あったなあ。存在というものからみて、絶対に無視できない神、のことは、どうにもこうにも色々と考えてきたけれど、昨日、生まれてはじめて、自分が宗教的な神にすがる、ルールと赦しが交互に設置されたとても明快な神というものにすがるという可能性のことを考えてみた。息をしたり母親が大事と思えるくらい確実なこととしてそれを信じることが出来たなら、誰に何を云われたとてそれは私にとっての大事実になるやろうけど、何かを信じるということも、決して自分の自由ではないのやなあ。何かについて考え抜くにも、何かをとても信じ抜くにも、ついぞ<私>というものはかかわらんものであるのやから、自分でどうこう出来るものでもないのやから、参ったね、やんや、やんや。

投稿:by 未映子 01:24 PM [未映子情報, 音楽] | 固定リンク | トラックバック

2006.12.16

「人生は工事中」ライブ、ありがとう。

 ゆうべは久しぶりのライブやった。来てくだすった皆さま、本当にありがとうございました。興奮しました。たくさんの感想メール、始めましてメールを戴きました。全部読んでいます。ありがとうございました。雨が降らなくてよかった。

 競演した峯田和伸さん早川義夫さんにも、あとでお話したのですが、ふたりとも、全編とおして非常に、非常にロマンティックで、とてもいやらしい、どないもしゃあないことを歌っても、ソー・ロマンティック、女がこういうことを歌うとこうはならんやろうなあと思ったりもしたけれど、それはきっと男女の差ではないんやろうなあ。人味のなせる、なんらかやろうなあと思った。正直になることは、がんばれば誰にでも出来ることかもしれないけれど、その正直さで人を感動させることは誰にでも出来ることじゃないのかな。や、そうじゃないのかな。どうなんかな。正直であるということが素敵だからこそ、その人を好きになるのかな。それとも好きな人が正直であるからその正直さもまた輝いて感じるのかな。と思いながら、早川さんの「かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう」についてや、峯田さん早川さんの正直さについて、色々思い巡らす今日の夕方。

 私は久しぶりのライブということもあって、これまでは舞台の前など基本的に緊張をしない性格なのに、どういうわけか、とてもあがってしまった。こんなことないので、「あがる」ということにあがってしまう。なんやのこれ、そうや、これがあがるということやないの、思い出した、みたいな。はじまりのほうで坂本さんの一番太い弦が切れ飛ぶというアクシデントがあったのやが、最後まで歌うことが出来た。ライブではアルバムの順に歌っていった。僕はもう、うきうきしない、のあとに、小坂忠さんの「機関車」を歌った。がしかし、行き違いがあって、アルバム「頭の中と世界の結婚」が用意できなかったらしくて、昨日は段取り悪いことしました。すみません。でも、そのとこでもたくさん問い合わせいただきました。お店でも買えるし、このサイトからでも買えるし、特設サイトに色々な情報があるから、そっちもぜひ楽しんでもらえたらなあと思います。

 初めてライブで見る聴く、峯田さんは、挨拶からしてさわやかで、丁寧で、「人生は工事中」ライブが素敵なイベントになる予感が爆発した。ライブでは「朝だち」という曲がとても素敵やった。<♪僕と君をつなぐあそこ>、あそこ〜というところをとても丁寧にせつなく歌うのがよかった。峯田さんがリハーサルで歌うのを早川さんと聴いていて「あの人こんなうた歌えちゃうんだからもうなんでも歌えちゃうよねぇ」と早川さんが笑顔でおっしゃったのが印象的やった。

 早川さんの歌は、いつ、何度聴いても、何が震えてるのかわからんほど、いい。お父さんのことを歌ったうたがあって、それは物語であって、この曲が始まると、私はいつも泣いてまう。完璧に泣いてまう。なんで、こんな条件反射のようにどわっと泣いてまうのかだいぶおかしいでわたし、と突っ込みながらまた泣いた。歌って、いいなあ。歌って、いいもんやなあ。そういう気持ちがまた泣きに拍車かけてようさん泣いた。んで、ほんの心の端っこんことに、こんな歌かけたらなあ、歌えたらなあと、少しさみしい気持ちにもなるのやった。

 ライブが終わって3人で今日のライブについて、じきに佐久間正英さんもいらして、音楽のこと、これまでのこと、楽屋で色々談話。面白かった。んでそのあと打ち上げで中華料理を食べた。その場には敏感少年隊のみなさんも合流されてめっさ楽しかった。みんなくったくなくてさばさばしてて、それはそうなんというかクラス会のようやった。女の子やのにみんな男の子みたいな感じで、とにかく部活みたいな感じ+クラス会。そんなふうにして突然に構成されたクラス会はセックスの話で少し盛り上がって、や、私が盛り上がってただけのような気もするけれども、ともあれようさん食べて、あっというまに時間がたってもうた。あんまりライブをしなかった今年やったけど、今年の最後にとても素敵な出会いがあって、素敵なライブに参加できたことが、嬉しいことよな、つってなんか色々をかみしめながら帰った。

来て下すった皆さま、本当にありがとうございました。




『頭の中と世界の結婚』

VICL-61738 / アルバム / \2,100(税込)
アマゾンで購入する

投稿:by 未映子 10:21 PM [未映子情報, 音楽] | 固定リンク | トラックバック

2006.10.29

本日のライブ、急遽中止のお詫び

 坂本さんの急病のため、本日のライブが急遽、なくなってしまいました!ご予約戴いてる方々にはお店のほうからメールが届いているはずなのですが、残念ここに極まれり。

 部屋全体がマジコスモな坂本弘道ライブ、また仕切りなおしで近く合間見えることを祈りつつやよ。しっかし急病とはいっても命には別状はない模様ので、ご心配なきようよろしくお願いいたします。

 私は昨日、うっかり新幹線で携帯電話を忘れてきてしまい、大事な連絡を受け取るのが今になってしまいました。そしてまだ携帯電話は手元にありませぬ。すみませぬ。

 

 

投稿:by 未映子 10:38 AM [音楽] | 固定リンク | トラックバック

2006.10.16

12月、「人生は工事中」ライブ!渋谷クアトロにて。

 告知が続いているのですが、冬のライブについて、少しまえではあるけれどもお知らせします!詳細は未定ですが、判り次第お知らせしますので、要チェックしてください。今から、年末の、忘年会など諸々の御清算、一念発起などなどはこの日をどうぞよけて、ご計画ください、どうぞよろしくです!そうや、人生はいつまでも工事中なのだった、いつなんどきも。楽しみです。最近は著者校の日々、これももうすぐだ。


12月15日(金) 人生は工事中

会場 渋谷 クラブクアトロ
(東京都渋谷区宇田川町32-13 クアトロ・パルコ4・5F JR山手線・埼京線、東京メトロ半蔵門線・銀座線、東急東横線・田園都市線、京王井の頭線「渋谷駅」下車徒歩7分 03-3477-8750)地図

出演 峯田和伸、Ces Chiens(早川義夫佐久間正英)+HONZI、未映子(清水一登+COTUCOTU<坂本弘道+三木黄太+佐藤研二>)

すべての詳細は後日!!

投稿:by 未映子 08:33 PM [音楽] | 固定リンク | トラックバック

2006.10.09

坂本弘道ソロライブにゲストで出演します。

 世間は三連休のようですがどこかに行ったりしてるのですか?
 何ということもないのに、瑣事が追いかけてくるこの感じ。

 今月末に坂本弘道氏のソロライブがあるのですが、坂本さんがゲストに呼んでくださいました。えっへへ。Kaoマイクがないらしいのでアカペラで色々やります。Hibana1その近辺は大阪で野暮用があって当日に戻る予定ですが、場所は何かと噂の新宿ゴールデン街です。一元さんが足を踏み入れることが出来ない伝統の結界があるゴールデン街。そんなこともないのか。どうなのか。最近は雑誌で特集が組まれたりして敷居が低くなったとはいえ、なかなか独りじゃ行く機会がないのだぜ。という話をよく聞くぜ。その中のなんとも素敵なお店でするそうです。こないだゴールデン街劇場に早川義夫さんのライブを観にいったのですが、その打ち上げのお店も妖しくて独特で雰囲気がありすぎてなんと云ってよいのかもうわからない。階段が急も急でどきどきしたわ。ゴールデン街に行ったことないが興味のある方!あるいはもう久しく訪れていない方!私も全然慣れてないが、この夜の機会にゴールデン街で社交と音楽の両方をやっちまおうではないか、どうか、どうですか。

 坂本弘道の嘘みたいに美しい音楽を是非聴きにいらしてください!私も楽しみでなりません。

10月29日(日) 坂本弘道solo@すみれの天窓
会場:すみれの天窓 (03-3209-1204)
新宿区歌舞伎町1-1-7-2F 新宿ゴールデン街 花園三番街 地図
開場18:30/開演19:00
料金:2500円(1ドリンク付き)
予約:ユメ乃詩歌工房
   件名を「坂本弘道・予約」とし、お名前・人数をお知らせください。

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2006.05.22

戦争するな、愛し合え MTV VIDEO MUSIC AWARDS JAPAN

 鼻水がとめどない中、青山に録音に行く。ん、はもちろん、いきしちにひみ、の横並び列の発音がのっけからすべて団子であり一抹の不安を覚えるも、何もかもが無事に終わった。うっひょい。
 スタジオに着くとチームMTVは作業をしてはり、このプロジェクト自体がもう何ヶ月もの長きに渡るもんであって、流れている映像の精緻さ、スマートさ、なんつうの、なにをどうしたらあんなもんが人の体にぶわっとなって、んでしゃきーんとなって、ジョジョの波紋なあの動きを彷彿とさせる、プロの仕事に見入り、今日はやっと音楽の製作の最終項、ここがこの一連の最後のヤマなのだというので、そのヤマに私も三軒茶屋から来ました以上は、なんとかすこぶるええもんを投下・爆発して帰りたい所存ですという所信表明をし、水を飲み、ブースへ。えええええいえいえいいやあおうおう、と歌い、おうおうおうおうええええおうおうと叫び、んんーまっ!でくっとしめ。どうですか!と聞けば、ほんまかいな、みんなよかった、よかった、よかったです、と云ってくれ、裏メロディーをひょうひょうううううひょおおおおと振り振り、ちぇいえいえいえいおー、ぐうーまっ!で、ぎゃっつと、しめ。静寂。渾身であった。コントロールで聴いてらっしゃったみなさんをちらと見やると腕を組み組み、皆一様にうなづき、ス、ス晴らしすぎる…と目頭を押さえ、それがほんまによかったらしく、その「よかった」ってゆうてくれてんのが、ほんまにほんまに気に入ってくれた模様で、嬉しがって何回か歌う。ほっほい。
 声というのは変えられんしそれだけでイメージを持つものなのでしてから、歌ってみてイメージと合わなんだら申し訳ないなー、もう時間もないしなー、なんとか歩み寄れればいいがなー、ででで、とか内心ちょぴり心配を思って数日過ごしていたのだが、バリバリの杞憂に終わった。イメージにもばっつりで上等だと仰ってくれるので、私もほんま嬉しくなっちゃってさ、とにかくいい録音が出来ました。一番嬉しかったのは、大事にその作品を作ってきた人たちが、本当に喜んでくれたことでした。
 チームMTVの精鋭クリエイターの作品、数々のパフォーマンス、ミュージックビデオ、是非、27日会場でたっぷりご堪能あられますよう、皆さまどうぞよろしくです。祭典が終わったら例えばテレビでは28日、再放送はぎょうさんやるみたいで、サイトでもその映像を公開するみたいなので、またご紹介しますけど、是非MTVJAPANのサイトでチェックしてみてください。

 帰り道、すっかりなんだか嬉しくなって、声を出したら、どこまでものびて、そして声の尻尾が夜の世界へ吸い込まれきっとどこぞの単時点で転生するようで、台風風味がなまぬるい塊で私の背中を圧しながら、色々な歌を歌って少しだけ歩きました。どっどどどどうどどどーと宮沢賢治。さらさらさらと中原中也。フノー、ハウロン、とポール。マック、ナイフ、とエラ。フォノワン、とリッキー・リー。ヨダディズリイッチ、とジャニス、メイクラーブ、ナーット、ウォー、とジョン。ジョンが。

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2006.04.25

夜が春のしっぽを掴んだ

 春も半ばを過ぎたというのに、今もってすんごい大勢の人々が<ヨーレン菌>検索でこのページに辿り着いておりはる。うう、かわいそう。ヨーレン。今もまだこの宇宙のどこかではヨーレンに戦いを挑まれ挑みやってやられてヨレヨレとなりすんごいのどちんことなり、ア、扁桃腺が蓮コラ以上のビジュアルになったり快復したりしなかったりのてんやわんやをやっているなんて、うう、マジでかわいそう。マジで。
 
 昨日の日記についてようさんメールをいただきました。サンキュウす。僕も昨日走っていましたとか、未映子さんよ、聴いてたの、ズバリ・フィッシュマンズでしょうよ、ってなメールが何通かあって。ブッブー、聴いてた曲は実は渡辺美里でしたーっつうのはうそで、聴いてたのはビョークの WHO IS IT って曲で、シングルカットされたやつ。こないだのアルバムには入ってないやつで、私の持ってる音源はシングルってわけじゃなくて、これどこでもらったんかな、なんしか3曲目に入ってて、ギンゴンガラガラシャンシャンと織り成される鈴のヴァージョン。それとシンディローパーのバラードを聴いてた。
 ビョークの方はほんまは寝る直前スコンて落ちるぎりぎりに聴いて金縛りにもつれ込めたら、もう、最高の組み合わせなんやが、最近私は金縛りにも見放されててさ、なんか物足りん。金縛りから発展する夢の中でのあの筆舌難いスペシャルな覚醒、別名<明晰夢>が、世の働きづめのサラリーマンのわずかな楽しみであると聞いて私は深くうなづくで。わかるわ。めっさ。あの快感は人生の中で類を見んよ。明晰夢、で検索してみて。いろんな地域にお住まいの皆さんの体験談が読めるはず。
 
 メールを下さった方のひとりは昨日の日記のタイトルも内容がとてもフィッシュマンズ的でしたと云ってくれて、そうなんやー、なんて思いつつ、「静止」から「走る」という、こんな拙い日記の前後の脈と流れに言及してくれていて、キャッチしてくれていて本当に嬉しかった。
 でも実はフィッシュマンズって私ちゃんと聴いたことがないのです。うう、かわいそうな奴だと思ったでしょう今。
 私もときどき自室にあるCDや本の数を見て、これは単純に少なすぎるだろうと思うくらい文化圏が狭い。まあ好きなものしか置いてないのやからええやねと励ましても、蔵書コレクションたくさんある人も、そのどれもが本当に好きなものなはずなので、やっぱり心を分けてきた作品というのが約30年生きてきて私はべらぼうに少ない。あんなけぎょうさんあった漫画もどこ行くねん。加えること同じのばっかりずーっと阿呆のように聴く読む習性が狭心文化圏の原因や。この習性は、世界のどこか、静かな場所、激しい場所、この場所からは想像もつかんあんな場所に、もっとあるであろう素晴らしい無数との邂逅を阻むのであろうが、やっぱこれも運命やと思って爽やかにあきらめも肝心やろう。出会わんのも運命や。出会いは両者の思惑以上の何かが働いて握手へと導かれるもんでもあるからな。

 それにしても学生の頃に美大に通ってる友達らはほとんどみんなフィッシュマンズが好きやった、その人らが聴いてたのを何度か聴いていた。彼らはカセットテープに大事にタイトルを小さな文字で書いて、みんなで貸し借りをしていて、何かが親密な間柄でとても大事にされているのを見るのは気持ちが良かった。
 少しだけ聴いたその音楽は繰り出される音が使い紫色の闇の中をきらきらしてて、近くで見ればごっつい岩石、遠くからみればまたたく星雲のようやった。もっと遠くから見ればそれは霞にみえたかもしれん。
 小節と小節を飛び越えて、そこにおる誰もが一緒ごたに踊れるリズムはとてもおしゃれで、首の振り方までもがおしゃれで、おしゃれすぎて踊れない私は逃げてしまった。しかしながらちゃんと聴いたこともないくせにボーカルの人の真似も出来たりして、んで熱狂的ファンの友達にも、う、似てる、と言わしめた私、この夏で三十路な私、次の仕事に取り掛かろうとして取り掛かりきれてない私、これを機にフィッシュマンズを聴いてみよかしらん、ひょんなことからすんごい大事なものが、ア、こんなとこから、と、ぽこんと生まれるかもしれない、ねえ、そういう大事なものっていうのはほんまところ人生にとっての邪魔ですかね、何にも変えがたい味方ですかね、それとも口うるさい思い出ですか、疑うのは信じたいからでしょうが、っつっていやその全部なのかもよ、っつってア、ア、アって笑う春の晩のこと。

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2006.04.17

ライブに来てくだすった皆さまへ

 仙台や京都や滋賀や千葉から、大阪、そして東京からライブにいらしてくださった
みなさんどうもありがとございました。
ちょっとした用事でこの3日間東京から離れていたのと、色々思うのとで遅くなりました。
 感想もたくさんたくさん頂きました。どうもありがとう。
 こんな感想がアップされてましたよ、というメールも頂いて、読ませて頂きました。
 ありがとうございました。

 ライブは4者4様でよかった。
 一晩で色々な音楽がなんでか集まって、よかったです。
 聴く側の好みの問題も体調の問題も気分の問題もあると思うけれど、
そのときそこでしか聴けない音楽があったと思いました。

 今回は即興の音楽家、坂本弘道、清水一登と私との3人でのパフォーマンスだったのですが、いかがだったでしょうか。私にとってはすごく素晴らしい、難しい、親密な経験となりました。

 歌を作って、歌って、それを人に聴いてもらうということ。
 文章を書いてそれを誰かに読んでもらうということ。
 読んでもらうために書くということ。
 誰かの前で何かをすること。
 感想と実感。
 ないところになんかをつくること。
 恥。
 プロフェッショナルの身の程知らず。
 感じる専門家。
 分析馬鹿。解釈不感症。
 考えや感じ方を押し付けていない様子を、
 言葉巧みに演出すればするほどどんどん明るみになってゆく偽善を私はみた。
 同じことはしてはならない。と書きつつ偽善のことは語るまい。馬脚が出ます。
 偽善、これはたいそう難しい観念だ。漱石が一生を賭けて取り組んだ大仕事大問題である。
 ああ、無料で流す言葉ではいつまでも偉そうに。
 人前に立ったとき、人から金を取り、
 君の肉体は言葉ほど饒舌になんか出来るのであろうか。
 理想を書くことは容易である。
 理想を成すことは困難である。

 そんなことずっと前から考えてきて、
そのときそのときの了解を繋いでここまで来たはずなのに、
ライブが終わって、そのことについて考えていると、
十代の初めのころのように苦しかったです。

「皆んな好きにやれば良い。聴き手が勝手に選ぶんだから」

 村上春樹氏がずっと昔にジャズバーをやってたころに答えたアンケートがあって、
それは「ジャズ界に云いたいこと」という項目だったのだけど、
 この3日間、咀嚼してるときも、布団にいるときも、ぼーとしてるときも、本を読んでるときも、歩いてる時も、
私はこの言葉を思い出していました。
 この単純な言葉は単純なだけに絶望的でもあるけれど、覚悟だけが残りました。
 ぶつぶつ繰り返すうち、投げ手の驕りも、受け手に対する都合のいい幻想も、3日かけてゆっくり霧散していきました。
 私は、私の、人間女子一生の仕事をやらねばなるめえ。
 「タイタンの妖女」327頁にみられるビアトリス・ラムファードの、あの最後の仕事のように。

 頑張りたいと思います。
 聴きに来てくれて本当にありがとうございました。

1世界なんか私とあなたでやめればいい
2夜の果ての旅
3悲しみを撃つ手
4僕はもう、うきうきしない
5私の為に生まれてきたんじゃないなら
6麒麟児の世界
7人は歌をうたいます
8結ぼれ

 歌詞が間違いましたか、という質問メールいただいてるのですが、
間違ったんではなくて、変えて、歌いました。語尾を変えると脈が変わるなあと思ってです。
 変えたところ全部メールに書いてくれてたので、歌詞覚えてくれていてびっくりして感激しました。

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2006.04.12

かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう

 明日はライブです。
 練習も出来たし、いったいどんな舞台になるか私も楽しみにしています。演奏は、清水一登と、坂本弘道。
 春の夜だな。さっと時制を狂わせる魔物がにっこりしてるぜ。 
 私の出番は、イベントの具合にもよるけれど、8時から半のあいだに出番が来て、そこから40分ぐらい歌います。イベント自体は7時からなのです。熱熱しくすてきなイベントになるでしょうから、みんな、なるべく最初から観にいらしてくださいね。

 そしてココログの調子が悪いらしく、<次>を押しても未映子写真がぐるぐる回る始末ですが、ぐるぐるもたまにはええではないか。お経や木魚もポポポポポポポポポクポクポク、つってループするご時世であるし。
 個別でクリックするとちゃんと見れますので、すみません。何人もぐるぐるに巻き込まれて去っていく方がおられるようです。ごめんね。
 逡巡逡巡。ではまた明日。

投稿:by 未映子 11:57 PM [未映子情報, 音楽] | 固定リンク | トラックバック

2006.04.09

足の発熱、呼応が手のひらにのり、切り取られた時間は世界を美しく騙す

 睡眠時間が短いと体が一日熱い。むずむずとした丸い爆発斑が、あ、あ、キー、という感じでじっとしてられんくなる。5秒後にいっせいに歯が動き出すのを予感しているような気持ちの悪さ。
 ベッドに入っててもうまく眠れないときは足の裏がほてほてに熱く、いったん部屋を歩き回ってまんべんなく冷やさなならん。結果、また、ほてほてである。

 もうすぐライブということもあり、機会を失くしていたのですが去年のライブの写真を色々アップしてみた!写真家によって写真が違うさまが、それぞれの指紋を吟味するようで悦ばしい。

 そしてアルバム『頭の中と世界の結婚』についてのコメントも、随分以前に頂いていたのにこれもバタついてしまって、なんでか、というか、単に私の日常処理能力の低さがたたってこの時期になってしまいました。すみません。
 
 映画「みみのなかのみず」、「カルデラ姫」などを撮った映画監督の歌川恵子さん、童話に出てくるイギリスのサスペンダーの黄金髪少年と日本の口数少ない女性を一緒ごたにして毎日を歌っているような京都の「ふちがみとふなと」の渕上純子さん、そしてときどき肉の食べ方が恐ろしく上品な元チボマットの本田ゆかさん、いただいたコメントをアップしましたので是非お読み下さい。
 
 アルバムが発売されたのが秋やったけど、今もたくさんメールで感想をいただいております。ありがとう。
 私に届くメールはもちろん私の作品についてのことが多いけど、その嬉しさは実は私の作品である必要はなくて、議論や実証じゃなくてさ、人が単に心の動きを心ゆくまで語る顔を見たり聞いたりするのが好きだ。
 
 先日もテレビで太田光が「タイタンの妖女」についてつばを飛ばしながら、もう幾度となく語ってるのに、またもや語るのを見て、ああ、ほんまにあの物語が好きなんやなあと、それだけを思う。そしてあの物語が私にももたらした「何か」についても思いは巡り、あの物語に引き摺られ救われ、今もって特別の契りをもっている人間が、間違いなくたった今、ひとりはここにおるのやなあと思う。私は笑いながらテレビを観ていた。ひとつのものに対して、興味や感動を同じくしたであろうと想像できる人と、心ゆくまで語り合えるというのは、「ほとんど誰とも友達になれない」人生のなかでもっとも素晴らしい出来事のうちの一個であると今更ながら思う。豊かさ、という言葉は私に「米」とこのことを想起させる。

 今日聴いた人には今日アルバムが出来たも同然で、今日読んだ物語は今日編まれたという観念も健在で、今日出逢った人は今日生まれたといえる「単時点」が際限なく釈然と成立する。

 およそ時間というのは我々を甘い泥を満たしたその口のなかにかたく含み、黄緑のように気まぐれで、どこまでもどこまでも奇妙で美しい誤解であるね。

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2006.04.04

初めまして彷徨

 今夜9時5分から「ナニワ音楽ショウ 桑名正博のセクシャル Mo-Jahナイト」にレギュラーで出演するのですが、しかしながらそれはガチの生放送でして、ということはこの手記は前もって書かれたものであってご挨拶です。是非聴いてくださいね。

 ラジオというのはいわゆる声、しかないのですが、今は気になれば心に留めていればちゃっと検索をして声以上の人となり、情報に到着することも自由、そして多々あって、こちらへ来てくださった皆さま初めまして。どうぞよろしくお願いいたします
 
 写真やライブの映像や発表したアルバムの情報、全曲試聴やポッドキャスティングラジオ、インタビューラジオ、まあ色々がこのサイトには盛り込まれていて、クリックしていただけたらばそれらを見ること聴くことが簡単に可能であります
 
 そして文字がお好きなあなたであれば、今ではけっこうな量になってしまったが、日記と称しながら記録的なことはまっさら皆無、すわりの悪い文章を日々書き綴っているのも、ご覧いただけますがいかんせん、量はとにかく多いしタイトルは意味がよくわからぬしどれから読んだらいいのかも見当つかぬし時間はないし面倒くさいし、せっかくの時間を割いてまで読んでつまらなかったら逆上しかねぬ

 といぶかるあなたなら左サイドに「よりぬき日記」がございますので是非そちらからお読みになられてはどうか。どうか、なんつって、何の得にも糧にもならぬが、圧倒的に使い道のないもの、徹底的に役に立たないもの、というのは時としてこれ、なかなかに色々なタイプの心理状態に功を奏すものでして

 ここに来たのもなにかの縁だとぬくい気持ちで彷徨をしていただけたらと思います。というわけで、どうぞよろしく

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2006.04.02

美しい、美しい坂本弘道

 美しいものを見たりその人自身が美しいから、美しいものが現れるのではなくて、そうや、もともとそこに美しさが充足されているんなら、なんでまた世界にわざわざ美しいものを発露させる理由があるかいなと思ったわけだ。

 先日坂本弘道のソロライブへ行った。
 言葉はなく、意味はなく、チェロが掃除機風味になって床を這いずって、無数のあずきが共鳴しあって、引き伸ばされ降り注ぎ、それは目に耳に、存在の音の祝祭であって、「美しい」という言葉にそれらはしゅると集約されていったのであった。

 この人、実は極悲悪人なんではなかろうか。

 私はふっとそう思ってしまった。
 普段、も、どうしようもないくらいの実は悲しみや悪意や色々ですさみきった人でなければ、Sakamoto1これほどの集中力で、この一瞬一瞬に全員がめまいをおこして息も絶え絶えばたっと倒れてゆくような「美」を繰り出すことなんか出来ないのではないかと、そう思ってしまった。というか居るだけで美しい人がそもそもこんなことする必要なんてどこにもないのだ。
 
 表現する人はすごいなどと、なんでかいつの間にかそういう馬鹿げた話になっているわけだけど、表現というのは実はほんとうは滑稽で恥ずかしいものだ。表現者というのは大きな声を出したり、反抗してみたり、ここに居ますと叫ばなければ、そこに黙って座っていられないどうしようもない種類の人間であって、いわば一番わかりやすく欠落した人間であるともいえる。
 
 ただ居るだけでは生きていけない鬱陶しい人種なのだ。だからほんとの命懸けで、なんとか生きるために「美しさ」を作り出そうとする。明日も生きてゆけるように、世界を一瞬でも変革するように、一瞬を命懸けで狙うのだ。後ろにはなんもない。新しいことをしたいだの、こんなことが出来ますだの、他の気持ちなんてなんもない。引け目や負い目や苦しみや悲しみや負け続けることや汚いもの、つらいものしんどいもの、そういうところからおのずと立ち現れるものでなければ、ここまで美しくはならんやろう、なる必要がないやろうと、私は思ったわけだ。

 そんな美しさにまみれた坂本弘道を見ていて、きっとこの人は今日のような美しさの爆発のこの「点」をつないでこれから死ぬまで一所懸命、その点々を生きていくんやろうと思った。Sakamoto2そしてそのあまりの美しさに、極悲悪人を超えて、この人、この時以外ではもしかしたら真っ黒になってブスブスと死んでるのではないか。そう思うくらいに美しかった。

 「わたくしのこの喉の渇きがコップ一杯の水を美味しくさせる」ってのはヴォーヴォワールの言葉ですが、もとから美味しい水などない。
 悲しみや孤独や妬みや嫉妬や憎しみが、喜びや安心や許しを生む。逆は不可ではないやろか。

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2006.03.30

愛や平和の爆弾で私はぱっくりと割れ

 何にでも終りと始まりがあるのは世の常であって、しかしながら決して見れん終りというのもあるらしく、ああ、私はいったいいつ死ぬのであろうかなあ。
 なはんて別にいつ死ぬのだろうかなあ、なはんて、そう、今は太陽が出ていることやし体は太陽を受けているのであってこの場合のいつ死ぬのだろうかなあ、なんていうのは「2日はいったい晴れるかなあ」なはんてことぐらいの平和の腑抜け爆裂であって、あくびがてら意味もなく、こんな風情でも人は「いつ死ぬのかなあ」なはんて云えちゃうのだからなあ、というわけでご機嫌伺いである、世界の。
 
 一番真新しい終りであったのは12月、京都FMのラジオの終わりに、ずっと聴いてくれてた人から声入りのMD頂いていたのが色々な都合で時間をまたぎ今さらじゃんね。というよなこの春のタイミングで昨夜私に届いて今さら夜中に飽きもせず、部屋に帰ってきらば大音量でそれをば聴いたらば、メッセージと「世界なんか私とあなたでやめればいい」を歌ってくれていて吃驚、しかもヴァージョン変えて2パターンをアカペラで、しかも最後のひとまわしはなんか明るいラップ調になってて面食らった、拗ねてばかりの私を元気つける意味があってのことやろう、
や、素人さんにこのよなことをやられては創作歌手の看板に偽りありまくりということになりかねず感嘆、それにしても音をはずすも裏返るも何を気にするあれもなく気持ちを伝えること必至に熱唱しているではないですか。
 私は感動が肌のぶつぶつを固くしてゆくのを感じながら聴き入った。ああ、人がこのよに慣れん歌を吹き込んで、それを制作者に送りつけるというこの面倒カツ独りよがりでありながらなんの義務の後ろ盾のないすべてが自発的で美しいまでに確信に満ちたこの行為というのはいったい何に支えられて爆弾となり私をぱっくり割ってしまいよるのか。それはもしかして愛。私は聴き入った。何回も聴いた。
 こんな夜に久しぶりにビール飲んでうかうかぶらりんと帰ってきた私を待っていた爆弾に感情はめでたく6割り増しで、ぶつぶつになっちゃって肌、おうおうと泣いちゃったよ。遅くなってしまいましたが、昨夜確かにいただきました。しっかとありがとう。
 ラジオやってるときにようさんメールをくれはった人らよ、めめっちいのうと思われるかもしれんが私はぽつねん、ときどき暗い部屋でぼーとなったときに繰り返し読んでおるのだよ。すごく大切な宝物です。

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2006.03.29

ナニワ音楽ショウで私は大いに喋れることになる、火曜日 

 無言が6秒続くなんてことがざらであわや放送事故、なんてことも茶飯事であり、
苦情非難誹謗中傷メールも舞い込みつつも、やっぱり面白いリスナーの反応に支えられつつ過ごしたあのα-stationの番組のように、私が気分の趣くままに独り喋りするのではないのですが、4月から大阪MBSでのラジオ番組に参加することに。

 ある日机の前でボーヨーボーヨーと呟く私に電話がポロとかかってきて「やりませんかいな」と訊かれたので「やります」と答えやることになった。4月4日から毎週大阪です。火曜日。

 歌手の桑名正博さんの番組に連続参加するのであって、そう、それはかつてフットボールアワーのとこによく遊びに行ってた同じ帯の番組、「なにわ音楽ショウ」
 なのでこれはけっこう事あるごとに伝えたい感覚なんですが「土砂降りの中でおしっこしたらば、世界に抱かれてる気分になる」なんてことまずはなかなかいえないかもしれんが、なんにせよとも生放送、ゆうてしまえば取り返しつかぬのであって、別に「世界におしっこ」を使命に生きてるわけでもなんでもないが、鬱陶しがられるような本気のお喋りと真面目に鳴りすぎる自分を笑い抜く覚悟でやりたい所存であります。

 桑名さんにも打ち合わせでお会いしたが、ちょいワルどころか極ワルで、やっぱセクシャルバイオレットナンバーワンっつうぐらいのもんで、セクシャルなバイオレットが誰にとってナンバーワンでそれはいいのか悪いのかでもやっぱそういうのって考えず感じろっつうもんで、
結局タイトルの真意は不明上等、会えば瞬時にお人柄を了解させられました。あ、面白くなりそう。
 張り切ろうと思って今とっても思っておるのでどうぞご拝聴よろしく。
 3時間くらいあって歌とかも歌うらしいので誰が歌うのか私がなんかを歌うのらしい。あ。

投稿:by 未映子 02:59 PM [未映子情報, 音楽] | 固定リンク | トラックバック

2006.03.02

春は何かと色々あるが、私も歌をうたいます

あっつうまに春ですね。気い抜いたらこてーいうて死んでるんではないかというくらい時のたつのは早い。や、実際そのようにこてーいうて春の最中にこてーいうて死ねたらそれはそれでま、いいではないですか。
とそういうわけで身体も心も昨日に続いて生きてる私、久々にライブをします。是非みなさま、ふるってのご参加を!イベントに誘って頂きました。結構長くやります。是非にお越し下さいませ。腕をふるって楽しみにしております。どうしたろかしらん。ギャという感じであれしたろかしらん。


※オープニングアクトに北村早樹子さんが参加して時間が変更になりました。

初台DOORS
4月13日木曜日 開場18:30 開演19:00
生ピアノウィーク!STEINWAY IN DOORS
「かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう 2006 〜美しさを求めて〜」

前売¥3200 当日¥3500
※ドリンク代別(オール300円)

出演・北村早樹子
  ・早川義夫
  ・未映子
  ・リクオ
   (出演順)

当サイトでも前売りチケットお取り置き致しますので、
メールにて、お名前、枚数、明記の上、こちらまでイッパツ送信してくださいませ。
なお3/11 チケットぴあ/ローソンチケット/ドアーズ店頭でも販売開始です。

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2005.11.24

金聖響にベートーベンやってもらうぜ!

敬虔なる!賢明なる!それでいてちょっぴり怠惰で一本気な!とにもかくにも親愛なる読者のみなさま!ハワユー!ハワユー!調子はいかがなものですか。
この週末はわたくし未映子は生まれ育った地大阪行くであります!大阪であります!先日は衣装のまま新幹線に乗らざるを得ないどたばたでせっかくの京都でしたが、その何らかをめでる時間がまはったくなく、そして今週末は普通の大阪であります!

以前、大阪のクラッシク屋みたいな友人に、クラッシックを体験したことのない私は、手振り身振りでオーケストラや指揮のこもごも、や、そこで繰り広げられる様々事をまるで再現するかのような語りでもってすっかり!すっかり魅了されてしまって、もーミーハー根性、母さんこれがミーハー根性っていうのか知ら?まなんかそれまるだしで誘われるままなんと今週末は金聖響のベートーベンを聴きに行くのであります!ベートーベン!ベートーベン!ベートーベンであります!まったく知らないであります。
クラッシックの礼儀、順序、構成などがなどがまるでわかりませんがこの名前よ。これ本名か知らん。そっちを気にするわたくしのこの程度でありますが、非常になんか楽しみであります。なんかよく知らない国の美しい絶景の高地に放りだされる気持ちであります!
絶景!絶景!ならば裸いっかんこの際景気よう放りだされようではないか!何も知らない金聖響。私は勿論なにも知らないが勿論素晴らしい指揮者であるのは勿論であって非常に楽しみ、そのクラッシック屋、博士、ヲタ、キチ、なんてゆおうか愛好家、や、日本にはよい言葉があるじゃんか、そうよ、その友人であるクラッシック愛好家、法律家でもあるその愛好家がセッティングしてくれたこの最高の状態の善き日の機会に私は楽しみにしています。

お正月は大阪に帰れないので少し早いがしょうがあるめえ。それにしても風邪をひいたみたいで寝起きがつっら。私は完全に鼻呼吸なので大変につっら。鼻水が止まらずだらしなくて鼻水がつっら。起きて見ると口の中が皮むいて二日たったみかんみたいになっててつっら。

そして今日はなんかココログのメンテでこのサイト、見れない時間があったみたいでその時にアクセスしてくださった方すんません、また懲りずに読みに来てください。

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2005.11.22

お腹の底から握手

先日の京都の近鉄プラッツライブにようこそ来て頂いておおきにでした、吹き抜けが吹き抜けており歌はたいそう気持ちよくうたえて、いかがでしたでしょうか、普段ラジオを聴いてくださっている皆様方はすでにアルバムをお持ちだろうから、今日はあんまし売れないやろーなと思っていたらば予想外に皆様への懐へと飛んでゆき、とゆーことは皆様もしかして今までアルバムお持ちでなかったもしかして?とまー複雑でなんだか嬉しい気持ち、果たして2枚目なのか贈答用か保管用か用途はそれぞれでとにもかくにもありがとうございました。

メールもたくさん頂いて、どれも個性的な比喩を織り交ぜ、あるいは句読点なしの走り抜ける文章、絵文字の入った短い文、私も歌を歌ってますがここをもっとこうしたらいいんじゃないかと思ったなどなどアドバイス、たくさん感想を送ってくださる。嬉しい。嬉しいばっかり書くとなんか尻尾をちぎれんばかりに誰にでもふるふる節操のちょい足らんノラのようであるがしかし、嬉しいのだもの仕方あるめえ。

メールくださった皆様本当にありがとう。

私は思ったこと感じたこと、それをわざわざ人に伝える難しさ大変さよくわかっております。対象にエネルギーを使うそのしんどさ大変さもわかっております。私は個人主義を持ったままで尚且つ情熱を持っているという証左を、人の行動に発見します。斜に構えた情熱なんて、含みを持たせたちゃちな沈黙なんて、情熱なんかじゃなく嘘っぱちの保身である。傷つくのは誰だって怖いが、斜に構え沈黙を何かの手段と勘違いする感受性は日に日にどんどん鈍くなってそのうち怖がりもしなくなるやろう。

気持ちを伝えてくれてありがとう。うまくなんて書けなくても云えなくてもそんなことどうだっていいんじゃ、伝えようとするなんらかの行動のみが対象と向き合おうとする意味じゃ。

なんとなくでなあなあで、だるだるで結局自分事以外には無関心、放置や建て前や駆け引き、生ぬるく過ぎてゆく人間関係のなんと多い中、どんな意見であってもメールを出してくださったこと、聴きに来てくださったことに本当に感謝したいです。心からありがとう。

私は云ってることと行動が一致する人が好きだ。してなくてもさせようって努力する人が好きだ。そんな人になりたいし、そんな人とお腹の底から手を出してほんまの握手をしたいと思う。

投稿:by 未映子 03:14 PM [未映子情報, 音楽] | 固定リンク | トラックバック

2005.11.17

早川義夫は犬だった

早川義夫さんのライブへ行った。
場所は初めてのとこで私は猫パニックになりながら倒れこむように辿り着き、ビールを注文。気がつくとすっかり空になっていたので底が抜けてたかこぼれたのかと思って、がさがさとして、そのがさがさという動作と音に動悸が走りだし焦った。落ち着いて落ち着いて、早川さんはそう歌ってるように聴こえて深呼吸、私はどしどしと落ち着きに戻っていった。

早川さんは足をばたばたとさせお尻を浮かせ浮かせて歌っていたけれど、その歌い方の情熱のほんとうのところは、いまさっき私が書いた「足をばたばたとさせお尻を浮かせ浮かせて」という表現から一番とおいところにある。うまく書けないけれどそういうことです。
なんでそういうことでしか云えないのかってことをライブの日から考えた。

早川さんは犬であった。犬の考えてることはついぞ我々の想像以上ではなくって、本当のところはわからない。でも何だかわかる。何かが伝わる。それは見詰め合うということから生まれる了解とすごく似ている。云えることと云えないこと、云いたいことと云いたくないこと、残したいものと残せないもの、それらが交わしてきた無限の会話に、犬の早川さんはこれまで気が遠くなるほどの時間、傍らでじっと耳を傾け続けてきたにちがいない。
だから早川さんの歌は、真ん中である。色んな感情の真ん中である。早川さんは犬がとても好きで、ユニットにも「この犬」というフランス語をつけていることを思い出して、あーと思った。

目の前で歌う早川さんは舞台の上で目が見えないようにみえた。口がきけないようにみえた。足りないのではなく多すぎるのだと頭の中で声がした。美しければ黙ればいいと音がした。早川さんは死なないような気がした。言葉が死なないように早川さんも死なないような気がした。早川さんは歌いながら黙っていたし、動きながら静止していて、お客さんは目を瞑っていた。それを見て私は目と胸がとても熱くなって涙が滲んで鼻からも熱い息が出た。みんな生きてるんやと思った。

投稿:by 未映子 09:44 PM [音楽] | 固定リンク | トラックバック

2005.09.27

映像あっぷっぷ

8月の心斎橋ドロップでのライブの映像とアルバムジャケットの撮影風景の映像が知らぬ間にアップされておった。

ライブはステージの袖からまわしてたカメラの。
「中音」で少々バランス悪く(舞台の条件はだいたいが過酷なのである)聴こえにくい箇所もたくさんあるが、ま、なんか普段とは違うアングルを、楽しむだけにどうぞな。でかいカメラ回したやつも追々アップしまーすが、
音はやっぱりミュージックタイドの方がよいのであって、まだみてない人はそっちを先にみてくださいね。

ジャケットの撮影の合間に私みんなが身をよじらせるほどのオモシロおかしいお話を連投していたはずが、みんな結構しずかなのね。結構、このビデオ、無駄に長いような気がしないでもないので、ほんっとに暇な時に、或いは寂しいときなどに、ぜひ。

なはんかお知らせばっかりになってるのー。

あ!そうや!
インストアやイベントでお会いした方、アルバムを聴いてくれた方からの感想やもろもろ、たくさんメールいただいております。
すべて、何度も熱読させていただいております。

すべて、私、きちんとお話がありますので、
しばし待たれよ、お返事をば。

投稿:by 未映子 12:59 AM [未映子情報, 音楽] | 固定リンク | トラックバック

2005.09.24

エコと音楽晴れました

大阪はなんとも爽やかで怖いほどの爽やかさと木漏れ日にきらきらとし、エコと音楽のイベントは大成功であった。
来てくらはったみなさま、ほんまに有難うございました。そしてみなさんお疲れさまでした。で、今新幹線だっす。

イベントの最後にゴミ拾いパレードがあって、むろん私も参加したのですが、や、わたし終始挙動不審というか、どきどきとして、みなさんテキパキと街中のゴミを颯爽ととんぐでぷっとはさみ、ぽいぽい自分のゴミ袋にいれてゆくのを焦りながらみているのはいいが、まったく慣れぬ私、みなさん手際よくよすぎるので私の袋は空のままで、サボっているわけではないのよ気はせいているのにゴミがないの、半泣きになりそうな気持ちで空き缶を見つけて飛んでいって、まず一個確保。ほっ。

葉っぱはゴミじゃないからみんなスルーしてたんですが私はそれを拾ってゴミ袋の中身を増やすとゆー小者ぶり。
目があった方からは私のゴミ袋が不憫だったんでしょうか、「ゴミわけたろ」と言われてゴミを分けてもらって少々複雑なきもち、
ま、まずは自分の部屋の片付けをしないことにはみなさんと同じ土俵には立てないということを痛感いたしましたので、いつかきっと、能力者として出直しまーす。

なにはともあれ、イベント、成功してよかったす!明日までカフェで展覧会もしていますのでぜひみにいってやってください。
実は今日遊びにいきました。結ぼれ飲みました。そしたら母親と会いました。ライブ目当てでアメリカ村ぶらりとして偶然入ったところが展覧会のとこやってんて。ほんまかいなー。

投稿:by 未映子 09:14 PM [未映子情報, 音楽] | 固定リンク | トラックバック

2005.09.22

HMVに来てくれた皆さん

インストアライブに来てくれたみんな、みなさん、ありがとう、ありがとう、ほんまにありがとう、仕事中抜けて来てくれた人、京都からの人、東京からの人、ラジオを聴いてくれてる人、家からやっと出れた人、みんなみんな、最後の曲で涙でぐしゃぐしゃになって、私反則かも知らんけどみんなんとこに行って歌いたかったから台から降りて歌った、顔が近くにあった、あれはなんかいな、私も涙がぼっろぼろでた、ありがとうな、ありがとう。いっぱい書きこんだ手紙ありがとう、クラッシックのCDありがとう、うちの実家の米は日本一ゆうて、私がご飯好きなこと知っててくれてお米をありがとう、ほかにも丁寧に梱包したプレゼント、ありがとう、アルバムがたくさんとんでった、長い列、最後まで並んでくれてありがとう、明日からまた我々は、生きてゆくのだ大丈夫。

投稿:by 未映子 08:29 PM [未映子情報, 音楽] | 固定リンク | トラックバック

そう思わずには、おれません。

さて本日は新アルバムの発売日なわけですがお元気?
私は今日大阪でインストアイベントをやったりしますのであって、ぜひこれはもー、
生の歌をですね、生のなんやかやをですね、じかに感じて欲しいので是非きていただきたい。
場所は心斎橋OPAの8階のHMV心斎橋店であるので、18:00からであって、
こんな時間、みんなまだまだ仕事してるんではないのかと怪訝ながらも、大人の都合
で時間もまったき、ずらせんので、ごめんけど急いで、さぼって、なんかして、私は
でっかい声で歌うのでぜひ。

アルバムについての金輪際の思い入れはもー、特設ページにコメコメなので、もー今日に限って云うことはないのですけんど、
もー是非、
手にとって、「歌詞なんか、ケッ」ってゆーてるダンスミュージック大好きっ子も、
「歌なんか、ペッ」とかゆーてるテクノ少年少女も、「漢字読めないんですけど〜」とかのギャルも、
なんとかして、楽しめるはず、楽しいのかどーかは、それぞれやが、期待してね。

あ!特設ページの市川哲史さんの、もー、何度も何度も読み返すあの玉稿、
字が小さいのーと思ってたから読みやすくするために、おっきくしてもらったので、
まだ読めてない人は是非、一回読んだ人も、是非。


さて、大阪はやっぱ、最近になって懐かしいのー。

用事があって、母校の工芸高校に行ってきた。
新しいアルバムをデザイン科の職員室で角(スミ)先生に渡し、さっかん(坂田)という先生に渡し、
これを目立つところに貼るよーに、とサインしたポスターを渡す。

「行事の悪い自意識過過剰なパンク少年少女に引きちじられたりせんやろーな」と念を押すと「もーそーゆーのはあんましおらん」などというけれど、
普通のことが高校生という若さであってもうまくできない人間が通うのが、大阪市立工芸高校なので、ま、今も色々な人たちが自意識と好奇心をばちばちになんか、しているのであろーなー。

あー私の頭の中の元の種を肯定したのは元祖、この学び舎であった。

なはんか完成したアルバムを聴きながらデッサン室とか校舎とか中庭とかボーと見てたらオセンチな気持ちになってしまった。このアルバムはなはんか、自分の高校生の時のことを、少しだけ、思いだすなー。
作った時期はまったく違うのになー。

あのときに言葉になったりならなかったり、世界というものを今とはまったく違うもんとして捉えてて、それを呪ったり呪われたり、しながら笑ったり嘘ついたりなんやかやの、誤解をおそれず喩えると、

私にとっての「言語以前」のよーな、

そんな動物的な勘や居心地の悪さと衝動しかなかったあの時期の延長で、いつの間にか今、
形となったこの表現は、四角いパッケージを持ち、
丸い内容を持ち、何十分という奥行きをもつ、ここに到達したのである。
しかも移動することが出来る形態を持ち。

元来すべての表現者が欲しがった、
「異なるふたつの場所に、同時に、存在したい」というこの呪いと理想、
ある個人的な一面の意味において、私は私のメタ区域を手にしたのである。

私はこれもすごく嬉しいのです。

なんというひとつの邂逅であって。


大げさやって、思うでしょ、実際大げさ。
でもまだまだこの邂逅の、
全貌を語る言葉は私の中にはないんであって。
語りは常に騙りであることの、絶対である。


そういえば工芸高校はいろんな人が卒業してる。
私のいっこうえの歌手のPUSHIM、ピートベストの田辺くん、もっと昔は憂歌団、会ったことないけど口でビートのAFRAくんや、これまた面識はないけれども、あふりらんぽ、音楽以外でも写真家、デザイナー、舞台役者、今は子供を持ったり、映像作家になってたり、カッティングシートを切る専門家、看板屋、編集者、英語の先生になったり、みんな元気に、それぞれの仕事を。


いつでも全力で何もかもに夢中になり、
私は何もかもをすべてでやってはきたが、
今回のこのアルバムは、もう、私の素敵である。


がらんとした校舎はもうけっこうなほどに変わっていたけど、
このアルバムを聴きながらあの古い校舎をぶらぶらしたの、
なんか嬉しいような、ないような。個人的な感慨とアルバムと、
それから誰かと繋がる不思議。

こういとき、私はいったい、誰ですか。

みなさん、
「頭の中と世界の結婚」を、
どうぞ、どうか、よろしくお願いします。

聞いてくれたば、必ずや、
あなたの何かと結ぼれると思います、
うぬぼれかもしれんけど、そう思わずにはおれません。
ぜひ手にとって、一言一言を、流れてゆく時間を、
聴いてみてください。

投稿:by 未映子 09:14 AM [未映子情報, 音楽] | 固定リンク | トラックバック

2005.09.20

今晩NACK5に急遽出演

nack5(埼玉、東京 FM79.5MHz)
RADIO-X出演
今夜26:00〜26:30予定

深夜だけど生出演するなり。
夜更かし上等ぜひ聴いてね、明日にひびかん程度にな。

投稿:by 未映子 12:59 PM [未映子情報, 音楽] | 固定リンク | トラックバック

ロッキングオンJAPANインタビュー

『ロッキング・オン・ジャパン 10月号』
9月20日発売

インタビューして頂き写真も撮ってもらい、
撮影場所付近はなんでかトンボが異常発生しており、
ブンブンブンブンとしており、ちょっと怖かった。
読んでね。


投稿:by 未映子 12:44 PM [未映子情報, 音楽] | 固定リンク | トラックバック

2005.09.09

頭の中と世界の結婚、お披露目っす

こんにちは、皆さんお元気、私は適度に元気、よ、九月にもなって、さすが。やっぱ私さすが。つって私が偉いわけでもなんでもまったくないのだが、
この22日に放出、リリースされます、すんげい素敵なアルバム、や、私はもう自画自賛、を、微塵も恐れずゆっちゃうで。いいぞ!このあるまぶ、あるま、アルバム、チッ、いつも打ち損じする、キイイイッ!そう、新アルバム、「頭の中と世界の結婚」って、一回は「へ?」っていわれるけれども、訊かれるけれども、そのアルバムの、「特設ページ」をオープンっすぞ!すっぞ、じゃなくて、っすぞ!ですぞ。

私のこのアルバムへの意気込みと金輪際の思い込みは、もうこの特設ページに、置いてきた。私、置いてきたから。
携帯でも聴けるらしい。いち早くパソコンにダウンロードして所有だってしてもらえるらしい。
そして「未映子特製うちわ」が、大阪アメリカ村での「未映子展覧会」オープンの10日はモチロン、9月の土日になんと都合1万枚、配布されるのであって、それに合わせて配信も早めたのであったウフフ。
うちわもらった、みた、きた、こうた、である。

でもって特設サイトに行って、私の金輪際を、読んでくれたまくださいね。聴いてくれたまえよ。
市川哲史さんにまたもやコメント?解説?批評?とにかく嬉しくなって道路に飛び出しゴロゴローっとなって最初に目についたふくらはぎに男女問わずガブガブ。とかしたくなるような文章を頂き、そちらもどーぞ読んでくださいな。
特設ページ、左の私の写真のコルセットと胸の谷間の(ささやかではありますが一応谷間です、や、私、小さくは決してないぞ、てゆうか太って寧ろ巨乳寄り、世のなかの乳を二つのタイプに大きく分けたら間違いなくもう巨乳寄り)中心軸がちょっこっとずれてるからって苛苛しちゃう華麗なる神経質な方には先に謝っておく。ごめん、ごめんね直線と谷間。

でもって、ちょっと聴いてちょっとでも「イイ!」ってひらめいた方は、もう何が何でも、ライブには来ていただきたい、ええ来ていただくよ、来ていただけますか、来ていただかんと困るから、へー何が困るって、これはもー「音楽」に対して面目ないというか、困るっていうか、もーとにかく。兎に角よ。味わって欲しいわけ!そこで生まれるハイブリッドなケミストリーを。観て欲しいわけ、目に映してほしいわけ。
だってさ、いいなあと思ったものってすすめるやと?やと?やろ、やろ?
とにかく!来て観て感じて欲しいの・・・。もうこれ、私を、ではなく、私ではとっくになく、私ではなく、う、・・・・これはいうなればもう、おニュータイプ、や、全然ニュータイプでもないが、これは禅。禅じゃ!ちょっとクリシェ?ごめんねクリシェ、や、クリシェだろーが、なんでもいいよ。もう。私は今決めましたよ。私はあなたであなたは私、そういうことが起こりえるのがこの瞬間なんですと。これは音楽を軸にして壮大に繰り広げられる五感認識のシンフォニー、
私が狙わなかった物語をそこに出現させることが出来るのは、きいてくれる方方なのだけなのです。そこんとこ、めっちゃヨロシク。で!なんか!そこに!ある!あまねくうねうねとした音楽のパゥワァーをパゥワァーをパゥワァーを、入れたり出したり気持ちよく共にやりたいのですよってそういえばうちの姉がこないだ寝言で「オラにパワーを」とか午前3時ごろ普通にゆって、怖くなった。思わず電気つけてもた。


投稿:by 未映子 09:59 PM [音楽] | 固定リンク | トラックバック

2005.09.01

あなたと越えたいあの一線

昨日のライブ、大阪はドロップ、に、来て頂きありがとうございました。
どうでしたか、なんかこう、どうでしたか、そうでしたか、私は歌いながら色んな気持ち渦巻き、渦巻き内心は、吐くまでシーソー漕ぎ続ける幼児のごとくエキサイトしておりました。

や、や、今回のアルバムを機に、今までとはちゃう音の構成で、ほとんどを新曲、私は投げ、投げ、脱臼覚悟で振りかぶり投げ、すごく、すっげくCOTUCOTUとまみれてこれがしたくてしたかったの、加えること清水一登氏、私にとっては念願、狙って来てくれた方、偶然にして聴いてくれはった方々、私がみんなに全力で伝えたいものはあれじゃ、あれなのじゃ、

方法、気概、あれやこれやを、なんか、気に入ってくれたらと切に願う思う気持ちでぶくぶくと膨れそう。膨れてそのまま飛びたいが、多分原理的に飛べはしないやろうて、私は地面、くらくら燃える地を這ってあなたと越えたいなんやかや、とにもかくにも聴きに来てくれて大いなる結ぼれ、劇場的に感謝、
発売日にも大阪に行きます!展覧会も、よろしく、だっす。


投稿:by 未映子 10:29 PM [音楽] | 固定リンク | トラックバック

2005.08.23

表参道ファブにいらしってくれはった皆様へ

皆さん今晩はありがとう、いらしってくれはってありがとう、私は歌った、皆さんも歌った、私にはきこえた、ほんまにきこえた、コツコツも歌った大声で、清水一登氏も歌った、顔がみえた、結ぼれがみえた、私は投げた、そして受けとった、大げさかな?でもいい、大げさでももう全然いい、ありがとう、言葉はいつも追いつかん、ありがとう、次は大阪、待っててね、なんかとなんか、満身創痍で全力で、混じらしにゆく

投稿:by 未映子 02:14 AM [音楽] | 固定リンク | トラックバック

2005.08.16

京都は、「ふちがみとふなと」だぜ。

京都が誇る、暖かくて、んでドキドキッとしてまう素敵なユニット、
ふちがみとふなとさんの曲を、
16日のαステーションでご紹介しますぜ。

COTUCOTUの坂本さんと三木さんが参加してはるパスカルズという大きなバンドを観にいったときに、ふちがみとふなとさんは競演されたのであった。
初めて見た。聴いた。買うた。CD。「ヒーのワルツ」。すっごくいいぜ。

いっぽうパスカルズはロケット・マツさん、んで「たま」の石川浩司さんがフロントの、大所帯編成バンド。
メンバーも多彩で多才である。音はインストであるし歌もうたうし、賑やかでいて去来する思いは寂しすぎるが奥行きは永遠、
そのような印象を受け。

石川さんの使う楽器に子供のおもちゃが多数あることもあり、
その様が強烈。完全な自己完結と最大に開きっぱなしの微妙なところを行き来する。
私にとってはコンセプチュアルだった。

そうね、このふたつのバンド・ユニットの胃の中には、
出自をおなじくするやわらかい石のかたまりがある。
それを二つに割ったらば、みるみるうちにふくらみ広がるのは「子供の地獄」とでも申しましょうか。

言語以前のあの拠る辺なきあの胸騒ぎ、ありましたよね、
気がつけば、こんなところにぽーんと放り出されて僕らはいったい、途方に暮れてもみたいが暮れ方も僕らわからんぜっつう、なんていうの、
たとえば「薔薇食い姫」、森茉莉の一番いけてる小説でもあるあの「薔薇食い姫」、
あの小説の森茉莉の「子供の怒り」を見事に描いたくだり、あるんですよそういうくだりが、
んでもってついでに森茉莉のあの顔を思い出すような、なんかそんな胸騒ぎ。胸騒ぎをさせまくり、
こっちをどーんと彼方か途方かに瞬間異動させる、自然力のあるバンドであったぜ。
そう、自然。

フランスで大人気と聴きましたがフランスは全くしらないので
「なるほど〜」とか「すごいね〜」とかもちゃんといえない自分もさみしいぜ。

そんなパスカルズと「ふちふな」は見事に呼応して、
ライブは素晴らしかった。温度も一致。言葉が口から出てくるニュアンスも一致。
あっという間に夜は過ぎてゆく。

ふちがみとふなとのページへ行って、
たくさんライブしてはるので楽しもうぜ。9月には高円寺に来るぜ。

ラジオお楽しみに!私も楽しみ!

投稿:by 未映子 01:44 AM [音楽] | 固定リンク | トラックバック

2005.08.13

早川義夫氏に会いに行く、いや、行った

少し前のある日ね、
友人が、「早川義夫さんの日記で未映子のことが書かれてるよー」と教えてくれて、
私は、読みに行きました。


あの日は、
もー何もかもに自信をなくし、もーなんでかそれと同じくらいの万能感もあり、
なんつゆうの、ぼっこぼこに沸騰した湯とがっちがちのガリガリくんを同時にほふれ!そして楽しめ!ってゆわれてるよーなそんな最中、


自分が書いて歌ってるうたのことを「良かった。」と云ってくれて、
それがほんとに嬉しくてさー、嬉しかったん。めっちゃ。くっちゃ。

私な、サイトにファンですってゆってメールをくれる人もな、
私すごい嬉しいねんな、元気出たとか来てよかったとか、ありがとう、とかゆわれるとこっちがありがとうなんじゃってもう逆切れしたくなるくらいさ、
もうすごい嬉しいから、書いてくれた量の以上、ときには倍ぐらいの量書いて返信することもあるねんよ。


んで、嬉しさはそれから連日みなぎっててさ、
渋谷で早川さんがライブしはるという情報を得て、
私は渋谷に走っていったわけ。
歌ききたくて。ありがとうって云おうと思って走っていった。


お父さんに向かって歌ったうた、
美しければ人は黙る、歌え、と歌ったうた、
「いいなあ」、とか「感動するなあ」、とかそういう言葉とか自覚を通らずに、
早川さんの言葉を追ううち、知らん間に涙がだあと垂れた。
何人かの人が鼻をすすっていた。


そういえば子供の頃には言葉がなかった。
対象と、それを感じる自分の間に言葉がないだけ、
それは直截であった。
落ちてゆく巨大な夕日は自分で、捨て犬も自分であった。

世界と直截に対峙できるなんて、なんて素晴らしいことなんやろう、と、
いまやから思ったりもするわけで。

でも思った。
早川さんの歌には物語があって、
単純があって、私にそれがわかるのは、
言葉があるからやなあと思った。

こんな風に言葉に触れて、こんな気持ちになれるんやったら、
生きてて大人になれて、よかったなあって思いました。


終わってすぐやったけど、失礼かえりみず楽屋にトントンとして、歌きいてくだすって有難うございました、って云いに行った。
そしたらすごく喜んでくれて、笑ってくれて、

少しの間やってんけど、私もうれしくて、めっちゃめっちゃ笑った。

何をお話したかちゃんと覚えてないくらい興奮したから、
ちょっともったいない。


そのまま走って帰って家の前のバーみたいなとこに友達がおって、ビールを3杯くらい飲んで、ふらっとなって家に帰った。


この日のことを書くの遅くなったのは、
書いても書かなくても、なんかそれはもう同じなような気がしたのと、
すごい個人的なことのような気がして、や、いつも日記をここに書いてるのはわたし個人のはずでそこから書けるものといえば個人的なもの以外は結局ないはずやのに、
早川さん歌を良かったと云ってもらって、んで会いに行ったというのがすごく個人的なことだと感じたのはなんでかな。

そして、それでも今、書いてしまうというのは一体なんなんやろうか。
何の欲なんかなあ。これは言葉の罠か。言葉の慰めか、悦びか。


電気点けて、部屋で「猫のミータン」を聴いた。


投稿:by 未映子 10:29 PM [音楽] | 固定リンク | トラックバック

2005.08.12

アメリカ村プレスはどこよ

今日、質問と励ましメールを頂きました。
恐縮っす。
皆さんお元気ですか。

未映子を特集してくれはったアメムラプレスは、
アメリカ村の何処で入手できるのかを、
具体的に知りたいという内容のメールを頂きました。

すぐにスタッフに問い合わせましたらそしたら、
アメリカ村の色んなお店、100店舗近くに既に配布はしているんですけど、
なくなっていたりの可能性もあるのでということ。
なので絶対にあるよー、というところを確認したので、
ピックアップします。

足を運んでくださって、んでもなかって、暑い中ほんっまにごめんね。


1.タワーレコード心斎橋店
2.HMV心斎橋店
3.キングコング
4.CYDER RECORDS
5.Date RECORDS
6.TIMEBOMB
7.CISCO
8.Manhattan


ここには、確実に置いているそうですので、
また何卒、暑くない日にでも、でかけてって、
どうぞよろしくお願いします。


取り急ぎ、お詫びと、連絡でした。

私はいま、コンタクトが乾いて乾いて、
それはあんま寝てないので水分量がきっとアレで、
目からはらりと落ちそうで、
でもまだ新しいの取りにいけてなくて、
これ落としてこれが死んだら視力0・03の世界でうろうろしなならんことになっ
て、それでは階段もちょっと怖いんでして、
もうこれしかないので結構つらい。


投稿:by 未映子 01:14 AM [音楽] | 固定リンク | トラックバック

2005.07.29

市川哲史氏とPodcastingのススメ

みんなもう忘れてるかもしれんが、ポッドキャスティング第三回配信を行います。
でもたくさんの人に聴いてもらってる様子、私は素直に嬉しく、第三回配信をします。
左のラジオで聴いてみて。

お相手は変らず音楽評論家の市川哲史氏であります!
市川氏についての詳しくは、や、詳しくもないか、経歴っつうのなんつうの、そういうのは悲しみを撃つ手の特設ページに記載してるので、そっちも読んでのー。
ま、市川さんと出会うとは、その頃の人間になる前の私、などは知る由もないわけで、
そうね、それは小学校の時代まで遡るっちゃあ遡るなあ。

小学校で1人、仲のよい友達で色んな意味で早熟な女子がおったわけ。髪型ひとつを今思い起こしてみても限りなく
個性を発揮し、感情ともども泣き所もユニークであった。普段ぱっと見は温厚やのに、トランプの端っこが曲がったぐらいで泣き叫んで暴徒と化すのをみたこともあった。そのトランプを使って、端っこを折ってしまった友人を「黒魔術にかけて今日中に呪い殺す」とまで言い放ち、我々同級生を震撼、コックリさん級に震え上がらせたのも見た。
っていうか体験した。今思うと単にエキセントリックっつうのかしら、
でもま、今思うとあらゆる意味で横並び精神がなく、多分ご両親の影響もあったと思われる。
休み時間に赤川次郎の吸血鬼シリーズを夢中になって読んでる友達に、「赤川次郎なんかクズが読む本や」などと吐き、阿呆、じゃなくてクズってとこがまたアレで、
抜きん出て頭脳もよく、ゆえにサルのよーな同級生などに理解などされるわけもなく、先生のほうもそうで、けっこう孤独な少女時代であったんではなかろうか。

その小学校の友達が、小学校5年の春に、バンドのバクチク(すいません、つづりがわかりません)の熱狂、文字どおり熱狂的ファンになって、その熱狂ぶりたるや、あくまでも筆舌しがたい。
顔にB-Tとか書いてくるよーにも当然なり、ちょっとでも否定的なことを言おうもんなら「あっちゃんの5万人のファンにあなたは八つ裂きにされる」などと云われたこともある。
仲の良かった私は色々一緒にビデオをみせられたりしたけれども、ただただそのバンドは
やっぱ怖くて、何をどうしたらよいのかわからず、どう感じるものやら、あれが私の何らかの初体験であったことには間違いなく、私なんかその頃まだ「お母さんごっこ」とかに自分の居場所を見出してたわけで。

んで中学校に上がる頃には、市川さんの書いた文章を、その子が大事に下敷きに挟んでた記憶がある。その子にしてみれば、やっと大好きなバンドを正しく理解し、より饒舌で感性鋭く対話しがいのある書き手と出会ったことでそりゃあ興奮したやろうと思う。
市川さんの名前を聞いたのはその時が初めてであった。そしてその友達は風の頼りによると、着実に立派に修学しなんかむずこいバイオテクノロジーの旗手となったそうな。
ま、バイオとBUCK-TICK、わ!これ携帯で書いてんねんけど変換したらちゃんと出た!
市川氏とバイオの関係はないようであるようで結局まったく無いと思うが、人間とゆーのは日々これすべておのれが選んでるつもりが実は選ばれてるっつーか、
運命てこともなくなんつーの、偶然、そう、恣意的なもんよ存在自体がよ、根本が恣意性によるこの我々、
さまよって導かれて、ま、生きていくもんで、バイオも結構、歌手も結構、
来年のことなんてわかりきってるかのよーで、やっぱし成るまではわからんもんよ。

高校生になってからは、デザイン科っつうとこに通ってたんで、授業で「雑誌を作ってみる」とかもあって、市川さんが創刊した「音楽と人」を学校に持ってきてうっとりしている子もおった。
んで「お母さんごっこ萌え」やった私はというと、いま市川さんと音楽を通じて知り合い、あれやこれやとお話などをしてるというわけで。
初めて取材で会った日も、なーんか適当っちゃ適当に時間は過ぎて何を話したかあんまし覚えてないけど、自分の音楽の話はあんませんかったよーに思う。

市川さんのことを知ってる方はたくさんいるやろうけど、
市川氏の例の「休養の時期」の話なんかも、誤解を恐れずに云うと、私にとってみればイチ人間のドラマとしてたいそう魅力的な話でもある。
私の作品の話もそこそこに、そんな氏の半生をみんなで輪になって「ほー」と聞いた方が
なんだかとっても刺激的な気もするが、ま、そこは仕方あるめえ。
市川さんと話するのは楽しい。私は、何度でも生まれ変る人が好きです。
そんで、市川さんが昔を振り返った本が明日発売されるそうです。私が「ヴィジュアル系」だった頃
この表紙の色は、やっ、やっ、・・・。
とゆーか、市川さんってヴィジュアル系やったんか・・・・。音楽と人ってヴィジュアル系じゃないよね・・・。
でもバクチクはヴィジュアル系・・・。・・・・・。・・・・・・。

んでもってiTunesにダウンロードするのも、なんつーの、
このページにある説明のように、下のrssアイコン

をクリック押しながらぐーっと持ってくるあの方法でぐーっと移動さしたら難なくばちっと入るではないか。
なんというた易さ!最終回でこんなことゆうても遅かったか。
ゆうてる私もよーわかってなかったが、これからは多分そんな時代でありますから、色々なことは劇的に、か、緩やかに、か、ま、変化していくんでしょうと思います。
ので、みんなガンバロウな。なんか、一向に盛りあがってないよーなこのポッドキャスティング。皆んなまだまだピンときてないのやも知れんが、そんなことはないよ!
日記を音声でやってる人も、とっても増えておるのだよ。よろしくだよ。


「頭の中と世界の結婚」特設ページにも市川さんの玉稿をいただきましたので、是非読んでみてください。


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2005.07.27

無事終わり

hayama5
みんなお疲れ様どした。台風一過の青空とかってなかなかみられへんのに、今日はよかった。今から都内に帰ります。あっという間でした。みんなおやすみ。この写真はフクジョウジ女史が撮影の合間に携帯電話で撮ってくれた。

投稿:by 未映子 07:17 PM [音楽] | 固定リンク | トラックバック

2005.07.26

大西ゆかりさんは華奢で私は体がでかいです。

みんなおはよう。私今から新幹線で東京に戻りんこ。
眠いす。
明日アルバムの撮影やとゆうのにそして海んとこでロケとゆうのにまたもや!またもや台風ガー!

新幹線のるで。野菜じゅーす飲んでるで。関西のみなさん昨日諸々ラジオ聴いてくらはりましたか。
大西ユカリさんはすごい華奢でビックリしました。えらいこっちゃよ。
私さー、なんかさー、体がなんか異様にでかいねんなー。
なんでかいなー。太ったってのもあるけど、恥知らずなまでにでかいんやなー。サイズが。テレビとかで見る人ってほんまに小さいねんで。
モーニング娘。に至っては、すれ違った時、なんていうの、霊長類としては同じくしても、ね、種が違うかった。テレビサイズやった。みんなして。もー小さい。私はでかい。みんなテレビに出慣れっ子になれば、
おのずとテレビサイズになるのやもしれーん。

んで明日アルバムのジャケットさつえー、海ロケ、台風、いっつもよ、マジでいっつもなんでやねんな。


っていうのは今朝新幹線から書いたんですな。


今日大阪から台風免れて帰ってきて、
衣装合わせしてたら、
デザイン担当のビクターのフクジョウジ女史が、
眼光鋭く、
「・・・あたし、ロケで台風とか、今までないから」
っつて静かに強く仰って、
それがなんか、でっかい大会の決勝戦までのぼりつめた時に、寡黙なアスリートが見せるなんかあの、あの表情で、なんとかしてくれそう。してくれたらいいな。
「・・・あたしがなくす。」
とまでゆってくれたので、明日台風過ぎればいいのお。
っつてたら、ちょっと早めに通過するって話も出てきて、
これは台風一過のすんごいいい空になるかもしれーん。

明日はロケで、葉山に行くけど、葉山ってどこねん。


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2005.07.13

絶唱体質女子で!

鳩さんおはよう、カラスさん、おはよう。名前も知らん、なんか茶色くて時々見かける焼き鳥みたいな鳥さんおはよう。工事現場のおっちゃんおはよう。コンビニのやる気微塵も伝わらんちょっと栗毛で天パの兄ちゃんおはよう。中也おはよう、かの子おはよう、犀星おはよう。横光と森茉莉おはよう。君らは一生懸命書いたおのれの文章が没後このように東京の片隅の、ほんとの片隅の本棚でなんのアレもなく半永久的に隣り合わせに棲息していることを、ま、知る由もないわな。


そう、今日はあかるく世界に向かっておはようを、云いたい気分!
や、叫んで、叫んで絶唱、おはよう、を投げまわりたい気分!つってももうお昼なんですけど。
そういう気持ちが今日、きっと朝から晩まであるのですから!

そう!今日は、私のニューシングル「悲しみを撃つ手」がリリースされる日なのです。
これは、でら、嬉しいことです。

ま、よく聞くところの、「自分の分身、ううん子供、が、よそ様んとこに飛び立ってゆくの、嬉しいけど寂しい、複雑な気持ち」、なんてことはま、ぜんっぜんないわけで。

そんなややこい感情、この期に及んでは持ち合わせてないわけで。


このシングルのとりかかるとき、
始めのほう、ちょっと元気なかった。制作スタッフも変わったとこで、またイチからわたしこれこれこうなんで、こういうことってどうですか。こういうことが必要で、これが絶対、そう、好きで、っていうのを、説明?や、ちゃんと分ってもらわなあかんところから始まり、やり方も人それぞれ違うからちょっとしたことで傷つくし腹立つし、周りの反応だってやっぱ、人のお金で作ってるもんやからそれはあるし、非常に難航の予感がしたわけ。

でも我々は、なんかの拍子に動き出したのです。
色んなことはあるけれど、私のやりたいことへみんなの気持ちも徐々に乗っかり始めたのです。そのきっかけ、拍子の正体はわからんが、なんかこう、これで行く、みたいなもんが。んでそっから一生懸命やりました。

私は今回の制作に入る前に、
歌い方とか、そういうこと、コントロールとか、ま、歌う仕事の人が毎日考えることですけど、そのことに非常にやられてしまっている感があって。

ま、どれぐらいのやられてた感かっていうと、なんやろ、そう、桜庭、桜庭選手、のおでこな感じ。瞼からおでこな感じで。それくらいちょっと参ってました。

でも、色々考えて、
もーそのまま。そのまま、そのときのおもうままやったろうと思いました。歌ね。

極端な考え方やってのは百も承知やけど、私は録音物でもライブでも、コントロールされたものより、もうお前が持ってるもんの全部出し切られたってのをみたい性格でし。

引き出しが多い、ってのに興味があんまなくって、もしかしたら自覚されたエンタテインメントとは相性が悪いのかも知れんけど。歌に関してはね。

あーもー全部がみたいわけ。後ろにも横にもどこにも何もない瀕死の白鳥の絶唱みたいな表現の前に立ちたいわけでし。


んで個人的に感慨深いのは、
発売はもちろん、けどやっぱ私の大好きなCOTUCOTUと一緒に音楽を出来たこと。
私の声と彼らの弦の音を、ひとつの場所に半永久的に密接させることが出来たこと。

何年も前の夏の日、あれは8月1日、
渋谷のセブンズフロアーに佐藤研二さんが誘ってくれて聴きにいったのを思い出すわ。
ガガガン、ガガガン、ガッ、ガッ、って、ヒューーーーーって、そこには鮮やかなもう、むき出しの人数分の琴線が手に取れるように交錯してましたよ。すばらしかった。

で、いつか、いつか。
と興奮しながら歩いて帰ったの覚えてます。そのころはまだ何にも、制作の上での自由がなくて、コツコツと歌う自分を妄想してたもんです。こんなことあるかな、ないかな、出来たらいいな、そんなん出来たらどんなけ素敵やろかな、とかね。


ちょっとずつやけど、素敵なことがやり始めれてる。
ひとりでやってるわけじゃないし、大事なことは色々あるし、私の創作欲と反比例する場合も大いにあると思うけど、最後にふたり、顔つき合わせるのは、作品と自分や。

だから私は何を見て生きていかなあかんのかが、いよいよ色濃くなってきた。ので頑張る。


「悲しみを撃つ手」入ってるすべての音の全部が、私の所信表明です。
どうか受け取ってください。


毎日、絶唱。
暑くるしいかも知らんけど、なんの因果か、わたしは絶唱体質でした。


投稿:by 未映子 01:44 PM [音楽] | 固定リンク | トラックバック

2005.07.12

悲しみなんかじゃ死ねませんを更新!

第2回配信をします!
左サイドのラジオの再生ボタン押せば第2回が始ります。
最初から聴くんじゃという方はラジオのMENUから、第1回を選んで下さい。

んで、タイトル、悲しみなんか「で」、と、
悲しみなんか「じゃ」というのがごっちゃになってんですけど、
お前はいったいどっちやねんと。
統一されんで気持ちわるうないんかいと。
何人かに云われたヨン。

んだば、喋る直前まで「で」があたまにあったんが、
喋り出したら「じゃ」になってしまうわけで、
これはそら潤滑に思いを述べる時に、や、ぶっ放す時によ、
唇の勝手で発音されるのはもう、こら、しゃあないんであって。
これくらいの差異とゆーかなんとゆーか。大目に、見てヨー(吉田日出子風)
でも気になる人もおろうもん。
そういう方たちには、ごめんね。


1回目はなんだか浮かれてて声がでかかったなー。
2回目はどうかなー。
あーついにとうとう明日発売やー、悲しみを撃つ手よ・・・。
手よ・・・・手よで、ゴッホの弟のテオがちらちらする!!キー!!
今私はゴッホ兄弟に悩んでおる。これの詳細はまた今度書く。

シングルの悲しみを撃つ手、
是非お手にとってすみずみまで、聴いてみてください。よろしくお願いします。

んで、
この未映子のインタビューラジオ?対談ラジオ?
一回大体が20分なんですけど、短いような結構長いような、そんな時間で、いったん停止がないことがネックであると、私色々からご意見いただきました。

そう、このままここで聴くにはいったん停止が出来ないんですが、
iTunesでポッドキャスティングを設定してダウンロードしてくれたらもう、
後はお好きに聴けるので、
どうぞお試しくださいませ。その際、このrssのURLを設定してください。

ややこしい?ややこしいですか。そらややこしいわな。

私もすんごい苦手で、こういうの。すべて。
DVDも満足に操作できひんからな。早送りなどの種類が未だに分らんのです。設定とか。
でも、もしこれが、よしんば我々やってのけることが出来たらば、
これがいわゆるあなたと私のPodcastデヴー、デビュー、ということになり、なる?
いわゆる世界の、音楽の最先端なのです、よ。

んで不定期でめちゃくちゃな間隔でアップされるこのインタビュー番組、
第3回も、勝手にダウンロードしてくれて、すぐに聴けるという訳なのです。
もちろんiPodにも勝手に入るというからくりで。

書いてて、私もついてゆけてない節が大いにあるが、大丈夫やろうか。
ま、面倒な人は、頑張って20分間、なんかしながらでも、聴いてみて!
聴いたとこまで早送りするってのも手よね。

みんな忙しいもんねー。
昨日も熱かったねー。


投稿:by 未映子 09:14 AM [音楽] | 固定リンク | トラックバック

2005.07.04

未映子のPodcastingへの道

は、長かった。よ。
録音が終わって喜びも束の間、
私はこんがらがっていて、
もーどうすんねんな!

ライブしたいなー。コツコツとやりたいよ。
んでそれを聴いてほしいなあ。
でも色々が難しいなあ。

東京は雨で、気が立つ。
おなかも減ったし、この後は仕事、なんでか風邪も引いて、
鼻から頭が重くてだるーい。

そんななか、
インタビューを聴けるラジオを左サイドにアップしました。
特設ページからはもちろん聴けるが、
そこに飛んでかなくても直で聴けます。
本当は当日にきっちり抜かりなくやりたかったが、
てんやわんやに加えてパソコンの設定が、私のオツムにはめさんこややこしくって遅れました。
が、ぜひ聴いてみてちょ。

そして、ポッドキャストする人は下のrssを設定しください。
あーややこしくってすみませんが意外と簡単な気がしないでもないような。
そしてこのrssはポッドキャスティング用でして、
このブログのものではないから気を付けて、
って私もよくわかってませんが、そういうことらしいので、
どうぞ、よろしく。

ラジオ聴いてみたけど、私ってなんであんな鼻声なん。
もーほんまに好きじゃないなあ、自分のあの感じ。
雨はいつまで降るのか。

旅に出るという、ファンだと云ってくれる方からのすてきなメールが届いて、
それだけがなんか、私の中で明るい。

投稿:by 未映子 03:44 PM [音楽] | 固定リンク | トラックバック

2005.07.01

悲しみなんかじゃ死ねません

来る7月13日にニューシングル、「悲しみを撃つ手」がリリースされます。
もー、長かった。もー、嬉しい。私がいまどれぐらい嬉しいかってゆうたら、初めてファミコン買ってもらって嬉しすぎてようわからんなってもうて、自転車なんでか腕クロスさせて乗ってもうて、ありえんくらい派手にこけて手え骨折して結局ファミコン3週間できひんかったっついうくらい嬉しい。嬉しいわ。何にしても嬉しい。

以前アルバムに収録した曲とはまったくの違う感触で、ほんまにずいずい楽しんでもらえると思っております。
ジャケットデザインは浜田武士さん。黒目がちのおとこまえ、+81(プラスエイティワン)という雑誌の表紙を以前手掛けておられ、私はその表紙がもんのすごく好きやって、サイトも素敵やから見てね、んで今回お願いいたしました。なぁん色々が楽しかったぜ。

というわけで、「悲しみを撃つ手」に関しまして色々まとめてみましたのでお時間あれば是非みてみてね。特設ページ
絵も描いたし。あれは悲しみを撃ってるいっぱいの手を描きました。

そいでね、インタビューってあるでしょ、あれって何時間かをべらべらと熱心に喋ったのをライターさんが書き起こしして抜粋してまとめて、ほんで色々な人が読んで、ま、修正したり、あとから読んでこっちのほうが伝わりやすいなとかって言葉変えたり足してみたり、いいところもようさんあるねんけどなんちゅうの、ライブ感はないわけよ。
ま、インタビューやからライブ感がいるかっていうたらアレですけど、特に今回はさ、インタビューっていうか対談っていうか、お話させていただいた市川哲史さんという方は、私がいまさら嬉しげにきゃぴって話すまでもないけれど、
坊主憎けりゃ袈裟までのアレよ、書かはる文章も面白けりゃ文章に至るまでの会話までアレで、いわゆるどこまでも感、毒を食うたら皿までよって諺ってなんかすごいし怖いよな、それもなんかこうわかり易い体育会系の威圧じゃなくてなんか気が弱くて真面目な人々を表向きはスーツ来た人々がじわじわ追い込みをかけるそういう威圧感。
とかういうことをまったく脈絡なくして私連想とかするくらいに、そういう感じなわけ、お話は個人的にいっつも楽しかって。
んでさ、ぽっと考えたときにさ、今回のお話って雑誌でもないしさ、いちいちなんで文章にしなあかんかーと思って、加えて私のこのべらべら長く文章を書きたがる悪癖に加えて活字でインタビューなんか載せたらマジで皆んなに嫌われて置き去りにいよいよされてしまうんではないかという予見もたって、そのまま皆に聞いてもらえたら書き起こしの時間も短縮できて、雰囲気もそのまま伝えられて、これってめちゃんこええんちゃうん。

んでせっかくやから、iPodでもダウンロード出来て好きなときに聴けてってサービスもやったらいいんちゃうん、って思って。んでレコード会社に相談したはいいが、最初なかなか理解してくれなくて大変であった。でもちゃんと話して解決、今回ポッドキャスティングも出来て、こういう風に皆にきいて貰えるようになりました。
でも実に配信とか無料とかこの辺の問題ってデリケートらしくって、無料ダウンロードっていうことやし、権利が拘わるから楽曲や音なんかは一切流すのは駄目で、私の楽曲であっても一切流せなくって、なんていうの、じいちゃんの家のAMラジオも真っ青の、ホントになんのBGMもない中、市川さんと私が喋るっていう風に届くんですけど、どうですかね、時間あったら是非、聞いて見てね、下さいね。もしも辛くなったら途中で、やめてね。

そうこうしてる間に、9月末発売予定のアルバムの、レコーディング作業も殆どが終わり、しかしながら今回入れなかった曲や構想や言葉群はなおも私の頭を、調子のいいときは駆けずり回り、うるさいのであって、歩いてても頭がずきずきする。
なのでさっそく新しい曲をたくさん作ろうと思っています。

投稿:by 未映子 10:14 PM [音楽] | 固定リンク | トラックバック

2005.06.19

瞬きに音はないんですか

都バスに乗って私は西に向かって走るわけですけど、
このずっと向こうに行けば、大阪があり、またその次には別の土地があり、そこに移動してゆくには時間がかかり、人間の体は、いちいちちいさいなあ。


録音が6月いっぱいが山場であって、
大変や大変やと思っていたのは実に単なる思い込みであって、
よく考えると、色々なことはあったにはあったが、本も読むしご飯も食べるし、お酒も飲んで酔っ払っては迷惑をかけたりもしつつ、悩んだりも、ふさぎの虫も、そんなんは寧ろ余裕の産物なんであった。そんなんは録音と関係なくなく生きてるうちにある色々感なのであって、大変なことは何ひとつなかった。合掌。

というか、音楽と、大変、というのが、なんか登山靴と刺繍糸、みたいに、出鱈目な組み合わせに思えてきたんである。合掌。

スケジュール的にも何にしても緩やかなものだったと、回顧。

しかして年が明けてからは、気分が一向に定まらず、自分の小物ぶりにいよいよヘキエキ度が増々であって、こういうのも今年いっぱいで、や、いっぱいといわずよ、なんというか終わりにしたいもんです。合掌。


バスに乗って今日の録音のことを考えてたらば、
こないだ見た、なんかの素材を何千?何万?倍に拡大して、ゴムとかな、毛糸とかさ、ま、そこら辺のものを画面いっぱいに見せるというDVDが発売されるとゆう。

それが結構、私、毛根とか好きで、そういうの、結構好きで。ちいさくどきどきするわけ。


そういう感じでなんか、音、音でもそういうCDあったらいいと思わん。

例えば瞬きの音とかさ。多分、・・・ねちゃっ、・・・ねちゃっ、とかの音があるレベルではちゃんとしてそうなもんを。もっとミクロな感じでよ、なんか「えーそんなことにも音あんのん!」というような音を集めて戴きたい。

髪の毛抜く音とかさ、なんかが咲く音とかさ、えーと他になんか例えば、なんか。

えー、なんかさ、毛を抜く音とかさ。


今までにはなかったものとしていた、しかし実はあったんよという音との出会いよ。

ええんちゃうん。


ああ、今日は曇り、花曇りってどういうことか。興味があったら調べるもんを。合掌。


投稿:by 未映子 04:59 PM [音楽] | 固定リンク | トラックバック

2005.06.11

ああって動く心、あそこの動き

ぐっとくるときにああって動くわけよ。どこがよ。心のあそこがよ。
このアルバムのどこを切っても、
ほんっまに何処を切っても、
感動したときの心、あそこの動き。


今はずっと、
7月のシングルよりかは先やけど、
9月のアルバムの制作してますよ。
アルバムですえ、アルバム。

アルバムは、未映子プロデュース、
ほんで佐藤研二氏と、彼率いる、
COTUCOTUともようさんやります。


あー、今、太宰の、「晩年」の、
能書きではなく後書きを思い出したぞ。

太宰がいったい何をゆってるかとゆうと、
この晩年っつう短編集を書くのにした、自分の苦労を、自分でねぎらいつつ、
どんなけの地獄、

どんなけのどえらい自意識地獄をば練りに練り歩いてきたかっつうの述べつつ、ま、書いた原稿用紙は5万枚超えましたよ、でも全部。破ったもんね、破りましたもんね。俺自分で。俺はそういうこと出来るし。みたいな。
んでま、晩年、この晩年、そんな自意識の魑魅魍魎から選ばれたこの短編たちは精鋭なんだよんということです。


「・・・・そうして残ったのは、辛うじて、これだけである。これだけ」


とか結構重い調子で語ってんのが目に浮かぶけども、

今にも踊り出しそなほどハイなんが痛いくらいに、や、微妙に痒いくらいにようわかる。わかりますえ。嬉しいもんよ、完成は。


「けれども、私は信じて居る。この短編集、晩年は、年々歳々、いよいよ色濃く、きみの眼に、きみの胸に浸透して行くにちがいないということを。私はこの本一冊創るためのみに生まれた」


もうなんかスペクタクルな神託ノリ、
何のために生まれてきたかっつうのを限定しちゃえるような気持ちになれるわけなんであって。


「さもさらばあれ、「晩年」一冊、君のその両手の垢で黒く光って来るまで、繰り返し繰り返し愛読されることを思うと、ああ、私は幸福だ」


ってまあ、最後はぼくすごく幸せです、幸せですっていうことで、
思わずこっちが照れるがね、っつうくらいの言い回しで、

ま、素敵、ほんとに素敵ですけど、書き写してて思うんがやっぱ太宰、文章うまいなー。


物を作る人間に限らず、
これじゃ!って力を形にし切ったあと、恋愛でもなんでもな、
思える束の間の幸福、これのみを体験するために生まれたんす。

つって叫び出したい、意味はないがもうとにかく叫び出したい境地が確かに、あるのであって。決してこれはだらだらと続きはしやんが、
そういうものが人生の点々にあるから、
生きてゆけるのやと思います。


私と、それを聴いてくれた人のそれが、
もう見分けのつかんようになって、
噴出し飛び出し去来する、そんなアルバム作ってるよ。
詳しくはまたのちのち。

っつうかこれ以上詳しくっつって、何があんねんな。


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2005.06.07

東京は曼荼羅、大阪はハッチ。


皆々さまがた、土曜日は吉祥寺曼荼羅にて久々の生歌を歌わさしてもらいます。
グランドピアノとな。

対バンつうか、龍之介吉田あきらくんが一緒に出るんでやんの。
3人の共通点はどうかな、ちょっとわからんが、
一生懸命に歌うといったところかしらん。
私は個人的に、とても楽しみ。

7時にいらしたら、大丈夫なんで、是非いらしてね。


そして翌日の日曜日は難波ハッチでライブ。
これはエコ&ミュージックという名のもとに、多分そんなにエコでもないミュージシャンが(失礼!)歌を披露させていただくといったもんで、
無料となっておるが、
アメリカ村の三角公園から、
なんと「ごみ拾いパレード」なる催しがあり、実はこっちがメインなような。
ゴミを拾いつつそいでハッチにゴールイン。となる運びである。
あ、でも時間の都合や、宗教上の都合、ゴミ拾いは出来ぬがライブは観たいという方々も、全然大丈夫らしいので、ハッチに来てね。
詳しくはココ


ああ今やってる録音をどういった形で生にしようか、してくれようか。
ああ、恍惚と不安ふたっつ我にありあり。もうありありで。

はーらーまー色々あるよなー。
犬にも色々あるんかなー、あ、そういや実家の私の大好きなハナがちょっと膀胱炎にかかったらしくって、なんという可哀相さ!代わってやりたいよ、マジで!
だって私やったら自分でこれこれこうで、こうしてちょうだいつって治せるもんね。
あーもー動物ってさ、なんであんななんか、つぶらなわけ。
なんであんな、こう、つぶらなわけ。
とまあ犬にも色々あるけれど、話したこともないのであって、ま、話したとて共同幻想、
もー、地球上のありとあらゆるなにがしが、
そらほんまにもう大変で。

期待と希望と絶望と不安と。
その日の気分なんか、まるでロシアン・ルーレット。

ともあれ今週末、
私、
一生懸命に歌うので、
心を込めて歌うので、是非聴きにきてくださいまし。
東京は曼荼羅、大阪はハッチ。

投稿:by 未映子 01:44 AM [音楽] | 固定リンク | トラックバック

2005.04.26

女子中止

昨日はプロモーションビデオというかミュージックビデオというか、
ビデオの撮影であって、それは7月にシングルを出すのであって、それよう。
水の中に長時間寝転んだり、上がったら寒いので水中でずっといたり、ストーブをがんがんに焚いてくれるのですが、常人にとれば熱気がやばいのであって、みんな額に玉汗であった。
私は鳥肌で、でも顔には火照ったメイクが施されているので、いったいどっちなんだか。お前はどっちなんだか。
とにかく何時間も何時間も水に浸かった状態で、一日経ったら首がとても痛かった。

なんせ水に長く浸かってる為に普通、都度都度チェックしてゆくんだけども時折の映像を観ることも出来ず、まだどんな感じなのかわからないんですが、
みんな良いじゃないか、これはまったく良いじゃないか、と連呼していたのですごく嬉しい。

監督は井上強氏でなんという人柄!トーンが。
男は柔和な人が非常に理。井上氏の額に怒、という漢字をマジックで書いたとて、怒が途端に意味喪失、なんかもうその場で呼吸をしておる生きとしいけるものが笑顔である。
優しい人って大好きだわ。あかんかそんなことゆうたら。
優しい人が好きってゆう人は実は自分がどうたらこうたらとかゆう話もあると思うが、まあ優しい人は優れておるわけであって。

水の中に長時間居るわけで、
女子の私としては、つきいちの女子の日を的確にずらすべくレディクリに行ったのが5日まえ。
半径2ミリほどのまるい錠剤で、女子の生態は豹変するのであって、ま、全然楽な人もいるんでしょうけど、いわゆるピルの一種かと思われるが摂取したのはこれが初めてで、私はこれが大変にきつうございました。
気分が冴えない、憂鬱、なんかむくむような、途端に胸がきつい、おまえそんな5日でよ、と失笑されても仕方あるめえ、
だって事実なんですものよ。

それでなんかぶあついラバーを体中ぎっちぎちに巻かれたような気だるい感、自分の身体ではないような感に見舞われつつも、
普段なべちゃんを困らせる往来の気分屋気質の6倍ほどの浮き沈みを見せ、もう自分の感情の意味がわからないのであった。
ホルモンはすごいな。金輪際人を殺すも生かすもホルモンやとゆうても全然問題はあるめえ。

そんななか、スタッフの皆様のおかげで撮影は無事終了し、女子は的確に中止され、
薬のおかげで痛みを見ず、水の中も快適に思えた来た凡そ9時間後、私は熱いシャワーを浴びに浴び、これはすんごい気持ちよかった。
ピル摂取からなんか5キロぐらい一気に太り、スタイリストを多少泣かせた。CカップがDの一番遠いところまで膨らみ、しかしきっとこれは生理が来たら一気にさようならと解散するんだろうなと思われます。

投稿:by 未映子 09:14 PM [心と体, 音楽] | 固定リンク | トラックバック

2005.01.25

ハロー!殺気立ってる?

こう、調子に乗ってよ、ちゃいちゃいっと嘘八百でも何でも良いから気の利いた面白い文章を書くには、
何が必要かと思うとそれは何かっつうんと、元気なんである。元気であればなんなと、殆どのことが調子よく進むことは我々もう知っているんであってそれなら無理くり元気を出そうじゃないの、そうじゃないの、それくらいすればいいんじゃないの。


あ、名前が、「元気」っていう同級生が昔おったが、そのこと自体がちょっと怖かった記憶。元気くんって。元気いう文字が二人の少年が仲よう並んで走ってる形態にみえてきた。元気くん。元気ですか。名前呼ぶのもちょっと気を遣った覚えが。名前って複雑な。漢字って複雑な。元気はいい具合に単純な。元気元気見てたら次に未視感がうようよとし、いよいよ情熱を奪ってゆくのだわ。


2月にレコーディングをするので、シングルの本番を録るのであって、
今回、何もかも私の思うままでやるんであって、楽しみ恍惚どないしよ、私音楽の常識が、コモンセンスがないのであって皆んなそんな私のゆうとおりにこれまで培った職人技、歴史、あれやこれやの奥義を繰り出していいんすか。
ね。そんな大事な録音の準備、準備というのは準備であってプリプロとゆうのであって、それをやってるんである。
イメージを形にしてゆくのだよ。という、言葉にすると驚愕なまでに簡潔な感じ、が、するけどもこの事実驚愕。
言葉にすると「象」もこんなに小さくなるのだわな。

そんなこんなで、
気が滅入ったり飛んだり走ったりで妄想は7割、私は現在どこで何をしているのかがわからん、といいつつちゃんと判ってるのがどうよ、や、曜日の感覚はないが、毎日しっかりとごろっとした骨太の睡眠をとり、でもやっぱ眠くて眠くて死にそうながらも、寝ながら曲を作ったりしているのである。んで起きて忘れる。また眠る。んでまた作る。んでぱっとしっぽを掴むんだわ。狩やわ。
しかし安眠は極端に少なく、なんか追われているような一月ではある。可能性に追われているのである。
歴史でゆうたら「史実」ではなく認知として残らなかった「なかったこと」の方に、追われている気持ち。


近況は、私は色々とやっておりますとゆうことで、春の終わりが途中には新曲が出る運び。
とゆうことで、とっきんとっきんに殺気立っております。
こういう運びですぐにかっとなってきいっとなって喧嘩をしてしまう。や、喧嘩にもなってない。
喧嘩口調でべらついてしまうのだわ。
つい、(こんなことを云っては私、豚さん同然よ)級の、相手の急所、もう立ち直れないかもです、のなんかそういうことを刺しまくるような言葉が私の唇から飛び出そうとする。ので、
飛んだ瞬間握りつぶす。ああんセーフ。よかった。私、豚さんにならずに済みます。それをゆうたら終わります言葉は確かにあるのであって、皆さん注意しましょう。養うべくは適当な忍耐力と心底の思いやりです。
でもでも相手が何度話しても理解しないと涙が出て止まらなくなる。悔しさが総出の大演出なんである。
悔しいのである。説明している自分の情熱と時間が。


というわけで、ライブやります。
2月2日、青山曼荼羅です。出演時間は9時ごろという話ではあるが、楽しみにしていてくださいませ。
危機感と汗臭さ、もがきとなんかの管理能力の芽生えあふれるなんというか歌、になると思います。


皆さん是非この機会に。曼荼羅の青山店、雰囲気がすんごく合うので、
この殺気に便乗して狂気の乙女心の大傑作「ジャングル・ブギー」歌うつもり。
しかもピアノだけで。


投稿:by 未映子 02:59 AM [音楽] | 固定リンク | トラックバック

2005.01.08

なにわ音楽ショウライブ、お疲れ様でした。

来場された皆様、3時間以上もたちっぱで、熱熱しく、勢いを非常にありがと〜

まるで冬の帰り道、夜をそっと押しやる様に窓窓から膨れこぼれるまあるい暖色の安堵、はたまた恋愛初期症状、眼球縁取る情熱が、非常に暖かかったのでした。ありがとお。

チャリティーの為のオークションも盛況で、なななんと10万円超えましたよん。はらま非常にほんまにありがとうございました、ってなんか私、無意味にやたらに非常づいてるが、ほんまの気持ちよ、ありがと、ありがとお。お。

またやりたいなぁ。近々大阪で。

後藤くんの歌もよかったな!

投稿:by 未映子 11:14 PM [音楽] | 固定リンク | トラックバック

2004.12.22

押尾コータロー氏、ご来場。

押尾氏、押尾コーターロー氏が、アルファステーションのゲストにさ、来てくれてさ、

まあ、私くらいの無類の弦好きになると、なると、なるとよ、ま、別に好きってだけの話ではあるがしかし、青山円形劇場での一方通行の逢瀬、もあったのに、いやん、まさかあんな狭いお喋りブースの中で、生・激・生ギターを左耳ぎりぎりで聴きつつ、ほいで、その上に私の歌、もしくは声を被せられるこのなんつうか、そうよ、なんかこの、スペシャルななんか。


お聴きくださいましたでしょうか。くださいましたか。そうですか。
歌った曲は、ジョンレノンのOH MY LOVE、ご存知?メロウで切なくなんとゆうか禅問答のような内容の曲であります。

んで本ちゃん歌う前にリハやってさ、いい感じになったわ。
んで本ちゃん歌ったらオモキシテンポ早なっててあっれー、あっれー、押尾さんこれ早ないすかとか歌ってるからゆえんしな、わたし、空が見える〜とか風が見える〜僕の眼はひらいた〜とか、歌いながら実際にはわたし、見切り発車が見えたわ。発車が見えたわ。見切りそのものがみえたわ。見切りのイデアが見えよったわ。んで電車走ってったわ。今福鶴見のほうへ、気持ちよう電車走ってったわ。


番組では押尾氏のギターとの邂逅を伺いつつ、へえ、と思ったところは、英才教育を受けてここまでのギタリストになったのではないということであります。ここでぐっと親近感が沸く私もなんだかなあ。

大体勝手に押尾氏のギターに英才教育っつうかアカデミックなもののなんかをみてたのは、ほんとに私の勝手な話ではあるが。

だってだって、だってよ、あんな超絶技巧のギターって云うと、問答無用になんか幼少時代の風景が。
お坊ちゃん刈りでさ、サスペンダーに革靴、寝起き寝る前起きてから怒涛のお稽古、血の滲む指先、ネックに染み付いた汗とか涙、でも高貴。そういう絵に描いたような日々の訓練の賜物だと思うじゃない。
モチロン、ここまで大成されるのにご苦労がないわけではなくよ、アカデミックな教育を、という話ね。

しかし、押尾氏とお話したらば、押尾氏、なんとバリバリのフォーク出、らしいのであって、おだてられ誉められあおられ、クラスメートの押尾君押尾君うまいねうまいねすごいねうまいねが最高気持ちよくって、勘違いしつつここまで来た、らしいのである(笑)
未映子ちゃんも勘違いがもともとでしょ?と仰り、間違いなくそれはそうなわけで。市井から飛び出した屈指のギタリストであります。


なんかすんごくいいではないか。健全安全好青年ではないか。なんか歌心ではないか。
なるほどなあ。私は最近よく耳にするギターだけの楽曲の中でも、押尾氏のギター作品の違いというのは、ははん、ここで解せたわけ。
要するに歌心っすね。ごめんね簡単に云っちゃって。いわゆる様式美じゃないのよね。ないんだなあ。おんおんおんおんなめらかに、ギターは心を、歌ってるわけね、いつもギターが。オシオシの。

そしてその音色は、特権階級の方々の理解を求めているのでは決してなく、そういうものではではなくってよ、なんつうか、庶民派なのですなあ。

「でもさ、音楽とかよう知らんしなあ、そういう場所行ったことないしなあ、なんか気後れするけども、ま、コーターローが弾きにくるから、行くっきゃないわなあ、・・・楽しみ」って感じに、
老いも若きもよ、そういう気持ちにさせてくれるっつうわけよ。


無形の流れる愛のような、愛、愛?愛だと云ってもいいような気がするもんで、響きはそういうものだというわけよ。だからそんな耳障りがいいとかは思わないのだなあ。
感情があるのであるのよ。感情は動き回るんであって。


とゆうような、未映子、束の間の押尾氏密着ではありましたが、関西の方ということも十分にありつつ、私は終始ほぐれにほぐれておりました。

そして押尾氏は背がすんごく高くてサングラスをびっしと掛けて、周りを囲むスタッフの方々は全員が素敵な女性で、なんか大奥みたいな。


またライブがたくさんあるそうなので、引き続きすこぶる乞うご期待っつうことで。
皆さんも押尾氏のなんかが零れシタタリズムのギターをば、是非。

投稿:by 未映子 01:14 AM [音楽] | 固定リンク | トラックバック

2004.11.09

スペースはゼロっつうぐらいのもんで

やっば財布やっば落としたってって思って2日間ほど騒いで沈んで電話して、色々もう止めてまうわの直前、机の上にあった。なんだそれ。4万円くらい入ってたはずの積りが千円しか入ってなかった。なんだよそれ。でもまあよかった。カードとか、あ、クレジットカードじゃなくって、普通の引き落とし専門のカードね、それだってもっかい作り直すのとか至極面倒、や、見つかってよかった。っていうか普通にあったんやん机の上に。


昨日は平沢進のパフォーマンスを観にいった。全労災スペースゼロへ。
6000円、時間にして一時間と少し。あっという間の出来事であった。
隣のかほりんと舞台美術家の44ちゃん、シフォちゃんと読みます、平沢世界へ入ってったのだがわたしの笑いがまたもや炸裂。なんというか、わたし爆笑しすぎて今腹筋痛いもの。
わたし彼のパフォーマンス体験するのは初めてだったんですが、ううむ、音源をヘッドフォンで聴いてるのがわたしがこの人の音楽を楽しむ方法としては忠実かもしれんと思った。


舞台の上で手づくり感溢れる機械で作業し、音を出してゆくのですが、手作業風景が醸し出すアナログ感と、出てくる音との距離に、音楽に没頭できない何かがあってはらまと思った。


いつも音源で感じられる「無限性」みたいなのが、パフォーマンスで再現されると途端に「有限」になってしまったなあ。目を閉じて鼓膜に一番近いところで、平沢氏の構築する音を流し込むのがわたしにとっては美しいんだなあとか思いつつの一時間。
亡徒。亡徒であるのよ!「この瞬間、わたしは肉体と精神からの亡徒だかんね!!」と宣言してしまいたくなるような、荘厳ときらめきは、出来たら邪魔のない、鼓膜直撃で。


や、いっさいのおしゃべりもなく、一番最後、さよなら、とだけ仰って、その云い方が
「早く帰りやがれ!こんなもんありがたく聴きにきやがって!俺は実はお前らなんかみんな大嫌いだ!」
みたいな云い方でおもろかった。それをみな、こう、拝受致します、みたいな。


かほりんも44ちゃんも平沢氏の音源も何も聴いたことなかったのに、よう来たわ。
わたしの絶賛によって「そんなにミエちゃんがいいとうなら」ということで行ったわけですけども、
初め彼女たち、ドン引きしてるんではないかと心配であった。でも楽しんだみたいでよかった。
イニシエーションのような、そんなひと時であった。会場はいかにも平沢信者たちがめいめいの脳で感受していましたが、聴き漏らすまい!我々はあなたの音を聴き漏らすまい!という姿勢がこそばく、またベージュのタイトスカートスーツに皮の指きり手袋をはめて仁王立ちするレディや、まあなんか色々なことが面白かった。


テクノ×宇宙×神話×軍モノ×思い込み=平沢氏の昨日のパフォーマンス。


しかし何故場所がスペースゼロだったのだろうか。
椅子だったし体育館みたいで、まあシュールだったけれども。


投稿:by 未映子 02:20 PM [音楽] | 固定リンク | トラックバック

2004.10.27

世界がぱっちん

思い切り舌を噛んでしまってまたもや舌に口内炎が勃発するやもの恐怖に怯えています。
楽しいことをしていたらば夢中になって舌を思いっきり噛んだのでした。


や、や、今日、仕事がさっき終わり、なべちゃんのお誕生日祝い後編みたいな気持ちで乃木坂の韓国料理に行ってきた。なべちゃんおめでとう。いい一年にしてね。わたしがきっと楽しい一年にしてみせます。そんな最近わたしはビールをやめてワインですの。白ワインですの。ビールと混ざったらもうわたし一目散にぶっとんでえらいことになるから今まではビールにだけにしていたんですが、ビールだとなかなか酔わないののよ、だから手っ取り早くいい気持ちになるためにはワインだわって思って、したらビヤワインなるものもあったりして、これ飲んだらわたしどうなるの、でも今度飲んでみる。


今日、ライブに来てくれたキヨミの友達と話して、ライブすごく感動したと云ってくれた。もちろん逆の感想も、想像と違った、とかね、俺好きくない系、とかね、もう色々ありますが、なんせよかった。でも、たくさんの人がメールで、この間のライブでやる気がでた、なんか忘れてたなんか、ガッツみたいなものをもう一回取り戻したとか、そういう単純でありすべてなところ、なんせ元気が出たのだという感想を多くくれて、わたしは本当に嬉しいのです。


わたしはライブで、蓄えや余裕や目論見もなんもいらん、いつもぎりぎりで、何があろうとも何度でも立ち上がり、精一杯でありったけでぎりぎりで生きてゆくんやということを、歌と歌の間に気持ちを込めて話したのですが、
あの時の、そして今のこの気持ちが、一人にでも伝わったんならこんな嬉しいことってない。


色々格好をつけたところで、人前で歌を歌うなんていうのを好んでしている人はみんな調子乗りの自意識過剰者なのです。

音楽に使命があるなんて、そんな俯瞰的な話は出来ませんが、わたしが音楽の力で信じているのは、そんな歌ったり内からなんでか出てきて零れてどうしようもないものを歌うしかなんでか出来ない人のあれこれを、なんでか人々に聴いていただき、聴いてくれた人を、聴いてくれた人の心や気持ちを、どんな形でもよいから、震わせることが、あることである。

すべて人に向かって歌われる歌、音楽は人間賛歌である。思いませんか。

人の力を信じてなければ、人前で歌う理由はないのよ。どんな悪態ついたって、どんなに人々を馬鹿にしたって、そしてどんなに自分をさげすんだところで、人々に向かって歌う理由というのは、恥ずかしいかな、まず「わかって」である。そもそもはうんと恥ずかしいことなのである。全然たいしたことでは、ないのである。それしか出来ない人間の、人生を賭した、なんというかもがきであって、色々な目的があるが、自分以外の人に届かなければ、人前で歌う理由もほんとにない。自分を含めての完全な人間賛歌やと思うの。

そして出来れば、わたしの作った歌や曲や歌唱が、
この誰が用意したかわからん人生の、心熱い、救いであって欲しいと、いつも思ってます。


生きている人の、生きているそのことに、ずがーんと響いて、それで、ああ生きることってベリーハード、でもありったけで頑張るで、ってそういう気持ちに、なって欲しいだけなのである、ほんとのことは。


ああ、世界は素晴らしい音楽で今にもぱっちんと弾けそうですよ。どうするん。


投稿:by 未映子 01:25 AM [音楽] | 固定リンク | トラックバック

2004.10.22

でら狂喜

初の単独ライブが終わり、わたしは燃え尽きた。

ふ、おまえ、たかが一回目の単独ライブで何が燃え尽きたとかゆうとんねんと舌打ちした君、黙らっしゃい。完全に黙らっしゃい。わたしは持てる力、完璧に余すことなく使いきり果たしきり、余裕なんぞ糞食らえ、食らっちまえ、たといそれが見苦しいだのペース配分皆無だのなんだのかんだの云われても、皆んなまとめて黙らっしゃい。

わたしはやりきることにのみ情熱を燃やすんであって、それを受けて戴くんであって、それがわたしの表現の覚悟である。ということでわたしが今日から燃え尽き始めるのは当然のことであって、燃え尽きたの。嘘、力の抜き方とか、もう飛んじゃったの。ごめん、何もかも飛んじゃってもう、細胞が走り出したの。で、燃え尽きたのよ。これがいよいよ燃え尽き症候群?ベタやの。なんかご飯もあんまり美味しくない。なんかすっげい嵐のようなでかい恋愛がスコーンと終わった気分。暖かいし寂しいし、別に特別なことでもないようなことは分かってるけれども、雲を見ていても涙がでる。

すごい台風で京都の方は、いや、京都だけではなく、ほんとに大変みたいでしたね、わたしは映像でみただけなのですが、大丈夫でしょうか、ライブや歌どころではないね、すごい地域もあったと聞きました、くれぐれもお大事になさってください。そしてほんとに皆様台風の中来て頂き、当日券も売り切れ、本当に有難う御座いました。

初めての単独ライブは異常に興奮した。みんながわたしの歌を聴きに来ることを目的にしているのだもの。舞台美術も選曲に対してそして小屋に対して素晴らしく、や、それだけでも素晴らしく、わたしのドンペリライクなドレスも負けじと輝き、ガーターベルトも濡れていた。や、もう、なんか歌いだして、正直に云うと指が震えたの、わたし嬉しくて。でら狂喜。「愛よ もっと」歌いだしたら一番前の人が泣いてて、ぞわっとして、はらまあとじゅんとした、マイクに乗っかってる自分の小刻みに震えてる指見て、わ、わたし震えてるわあと思った。胸が震えて、指も震えて、ほいでライブも震えた。ああ、もううまく書けないわ。自分の心境ばかりになって、あの時その時になんか作りだした空間を全然書けない。そうよ、言語化できないからこそ歌うのだもの、と云ってみたい気持ちになったりする。

後日、セットリストはスタッフダイアリに書いてもらいます。写真のページも作ります。
ビデオも流せたらいいなあ、当日はこんなでしたかと思ってくださいな。

今はというか、わたしはあんまりまだ熱の篭ってる事についてはうまく書けないので、この辺でやめておきます。

気持ち割いていただいた皆様方有難う御座いました。
続けていくことが大事、精進してまいります。

皆さん、ありがとう、ありがとう。

そして11月30日にも、表参道ファブでライブをやります。
詳細出たら、お知らせしますね。

投稿:by 未映子 12:31 AM [音楽] | 固定リンク | トラックバック

2004.10.21

夢みる機械宣言

みんな、ありがとう。台風、すごかったが、ありがとう。感謝。感謝。明日からまたわたしは。

投稿:by 未映子 01:29 AM [音楽] | 固定リンク | トラックバック

2004.09.20

発表会の夜

表参道ファブで土曜日にライブをさせて頂きました、
イベントだったのですがなんだか不思議な感じのイベントでわたくしにとっては非常に刺激的でした、
アコギとわたしだけで歌を、え、見捨てられ不安の明けない夜を歌っている「愛よもっと」、妄想ゆえにド現実の「魔法飛行」、「千と一夜の奇跡」、なんかここまでのタイトルだけ客観的に見るとすごくなんというか夢見がちというのでもなくなんとなく痛い部類に入るのではないかという感じ、なんとなく書いてて今思ったがまあよし、声と曲の方でちょっとがっちりしているので総合的にいい感じです多分、続いて、四万十川のほとりで聴きたい歌いたい「ゆく河の流れはこの心とおなじ」、そして悲しい歌よね「悲しみを撃つ手」、計5曲歌わせていただきましたが皆様真剣に聴いて頂き、沢山の人々に見つめられ、耳はいくつあったか、わたし今回歌った内容、構成は踊ったりノレるというんでもないのであって、従ってわたしとお客様との云うなればこれもうギターを交えた一騎打ちめいた雰囲気心持でもってわたしは発表に臨んでいるのであって、口をぽかんとあけて聴いて下さるお客様、
微動だにしないお客様、少し目を潤ませていらっしゃるお客様、色々お見受けしましたが勝手な解釈ですけれども、なにかそれぞれの記憶、思い出なんやかや、どうしようもないもの、失ったもの失われたもの、諦め、そしてなにか暖かな形状しがたい泥のような懐かしいもの、行く手を阻むもの、乗り越えようとする意思、凡そ人々を形成している要素の粒立ち、そこに繋がるような一瞬の連なりで、わたくしの歌はわたしを離れ、あって欲しい。
あまたのミュージシャンが云うように、ライブは人前で歌う行為は排泄である、または自分の葬式である、または無形のセックスである、エトセトラ、わたしはそんな風には云いません。人が歌って人が聴くという単純な行為にそんな比喩は要しやん。人が好むと好まざるとに拘わらず、自分から選んだんだか行為のほうから選ばれたんだか、なんでかそうなってそうしていることに理由はない。だからこそ理由のない信頼がそこにはなんでかあります。白鳥の絶唱に理由はあるか。思い出に理由はあるか。好き嫌いに理由はあるか。肉体に理由はあるか。理由の無いものこそをわたしは続けてゆきたい。生きることにも、厳密にいうと事実として意味はないのだからして。

歌を歌って聴いていただく。
この単純な循環に無上の喜びと悲しみを感じているひとりの女子は、なんとかもっと、聴いてくださる人の心と体のある部分を鼓舞する要素でありたいと、覚悟しています。
そうなればもうこうちっぽけで忌々しいこの「わたし」など、千鳥宜しくいよいよ明日の朝ポリバケツに入れて景気よう捨てたるわ。
それぞれの耳に届くとき、わたしは声であり言葉であり振動であり、誤解を恐れずに云うとあなたの感受性であります。

10月20日は吉祥寺のスターパインズカフェ、いいところなの。そこで単独で歌わせて頂きます。是非聴きにいらっしって下さい。楽しみに待ってます。京都から、そしてもっともっと西からもチケットお求め下すって本当に嬉しい。嬉しい。わたしは本当に嬉しい。
そしていつもラジオ聴いて下すって有難うございます。わたし、気分屋でまったくてんでばらばらという調子、聴いていて苛苛しませんか、でも、わたしはこのわたしのこの時期の、こういう繋がりを一生覚えとく。そもそも理由のないわたしに理由なく気持ちを割いてくださる方々、本当に、いつも、ありがとう。ああなんか照れくさいしむずかしいけど、わたしはいつも、そんな気持ちです。
ああ今月号のソングスにはダダイスト詩人、高橋新吉について書いています。気になりましたら読んでみてね。昨日も「新吉の詩」を読んでたら、なんかもう笑いが止まらなくなって。初めのほう、そんなやけっぱちにならずとも。
最近問わず詩集をよく読んでいます。

投稿:by 未映子 10:05 PM [音楽] | 固定リンク | トラックバック

2004.08.24

ものさし何処で売ってんの

入魂の一発、今週は、
「乙女の身体の神秘」、そして
「失われた少女器官」について述懐、書き記したのですが、
なんと良識ある方々の検閲に引っかかり、
電網の屑となってしまいました。発禁。

理由は「生々しい」からだそうです。

文章を書くという作業は、とりもなおさず自分と自分とをとりまく事物との距離を確認することである。必要なのは感性などではなく、ものさしだ
ふむふむ。こういう場合にも、合致。

とういうことで今回新たに何か書く時間が物理的にないのでもう、なし。


ご連絡!!

表参道のライブ急遽決まっちゃった。ごめんなさいえ。
ギター一本とわたしの声だけで、歌います。
まるまるアカペラで歌うというの、やりたいのですが、
まあ今回は殆どそういう造りで。
ステージでこの形式で歌うのは初の試み。
ご都合よければ皆様、聴きにきてくださいね。
詳細はニュースの欄に載ってます。是非によろしく。

投稿:by 未映子 01:00 AM [音楽] | 固定リンク | トラックバック

2004.03.26

わたしは君の底の思い出になりたい

珍しく体調が崩れて、
三月にやって置かなきゃならない仕事がずずっとずれたので、
皆様方にご迷惑お掛けつつ、でもこれ以上は延ばせないっつうんで、
次の新曲のレコーディング、歌いれ、トラックダウンを、連続でやった。
エンジニアの広兼さんは、まったく寝て無くって、
ああ、完璧に徹夜をして、神経を集中させ切った人間はこのようになるのやなと、
また違う感慨深さで胸が熱くなった。そんな折、友達から電話があったりして、
「今何やってんの」
「レコーディング」
「え、こないだもしてなかった?」
「うん、してたよ」
「なんかいっつもレコーディングとかゆってない?」
「だってそうやもん」
「へー、けっこう地味やなあ」
ってな話になるんやけれども、実際地味なんですけれども、そうなの。
今のわたしの仕事は主にレコーディングなのですよ。

レコーディングっつっても、曲が出来上がるまでに、
色々な段階があって、
まずわたしの場合はプリプロに相当に時間をかけるのよね。
プリプロっていうのはプリプロダクションの略、実際に本気の音でスタジオ入って録音する前に、シュミレーションするわけよ。生楽器、コンピュータとかで。イメージよね。
ほんで、プリプロ第一段階が上がってから、
ここはもっとこう、紛れ込んだ童話風に、とか、
ここはこうもっと薔薇色の、「逢魔が時」感がどわーっと、とか、
歌詞まんまで行ってください!とか。はいここで涙あ!!とか、ディスカッションするん。で、色んな音を試してみる。色んな歌い方で歌ってみる。

そいで、
いつもその時の曲のことを一番わかって、
その曲が一番美しいやろうっていう姿をまず見せてくれて、
プラスそこにわたしのイメージをうまく皆に伝わるよう形にしてくれてるのは、
デビューから一緒に作業してて、曲をたくさん書いて頂いてる堤秀樹氏なんですが、
堤氏はほんとにまあわたしの性格をよく判っててくれて、
すっごい泳がせてくれるの。
わたしは堤氏との微妙な緊張感が好きで、
わたしはまだ新人やし、こう、なんというか、あれなんですけれども、
キャリアなどではなく、人間を見てくれてるので、
互いの「間」がわかるの。
この感じ、わたしが仕事場で抱いてるこの感じ、上手く云えんけど、
これが「礼節」っていうんじゃなかろか。
よっぽどでないと、互いの仕事に、口は出さないのです。「構え」というか。
だからそんな堤氏が「ここはこうです」って云うと、そこはそうなのです。

プリプロが終わったらば歌詞を書く。何回も書き直す。
メロディが出来たらすぐ書く場合もあるけど、
楽器とかリズムでこっちの気分も変わるので、だいたいプリプロ後。
自分の曲は、メロディと歌詞と鳴ってる音と世界観はすべて同時進行です。
で、孤独な歌の練習の日々が続き、録音本番を迎えるの。
まず歌以外のカラオケを作るん。
この時に、最高のイメージで歌が歌えないと、最高のオケが録られへんから、
美しすぎるプレッシャーに飲み込まれそうになりつつも、歌う。
オケはだいたい生音で録ることが多いから、嬉しい。匠の技を目の当たりにし、心も体も覚醒しっぱ。わたしはオケ録りがすごく好き。
それからまた歌練習。そして、歌の本番。吐きそうなくらい嬉しく厳しい。
それがすんだら別日にコーラスを録って、
また別日にそれぞれの楽器や音の感じ、
バランスを決めるミックスダウンっつうのをやって、
そいでマスタリングっつう、聴きやすく美しく仕上げるのをやって、終わり。

というわけで、レコーディングとは、歌うのみならずなんであって、
そこんとこ、
某証券会社に勤めるバリバリのエリートサラリーマンの冒頭の友達には、
きっちりと押さえておいて頂きたい所存であります。


5月にシングルを出して、ちょっとしたらフルアルバムを出すのですが、
今日よく想ってみたらば、このアルバムに関しては、一年以上をかけて制作したことになるのであった。

自作を語ることは、これほんとにもう、
気持ちがよくて尽きぬのであって、思い出も尽きぬ。
でもそういうのはあんまりどうかと想うんですけど、ちょっとだけ聞いて。


歌と言葉と曲に、
わたしは、いま現在の、
わたしの認識と感受性と愛情のすべてをこめました。こめこめです。
で、聴いて頂いたときには、
わたしの考えや、思惑、などは、
一切、姿を見せなくなる、という、不思議なつくりになっています。
歌詞にある「わたし」は、そのまま聴いてくれた人の「わたし」になるように、
それだけがわたしが人に向かって歌う理由であって、
それだけを胸に、作りました。
だからシングルの曲、もっとそうなるように、出来上がってたのを、
全部全部、やり直したの。
お届けするのは、まだちょっち先ですが、なんか書きたくなったんでした。
なんでか、おセンチ未映子です。

はやく聴いてもらいたいなあ。
もう、それだけ。
そんなこと思うと、すごい興奮してるの。マジで。
いろんな「わたし」が見えてくる。会ったこともないいろんな「わたし」が。
色んな場所で色んな環境で、色んな年齢の、
泣いたり悲しんだり笑ったり走ったり駆け抜けて、もういない「わたし」や、
生きてきて生きてる「わたし」が。

聴いてくれる色んな「わたし」の感情と思い出に、
わたしの歌はもう一緒にほんとに溶けてしまいたいです。
もうそれだけ。
悲願。
そんなことを思うと、
悲しくて嬉しくて、興奮して、涙出るわ。

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純粋悲性批判