2008.05.16

クヌート!!

ベルリンつったらまだまだクヌート!






写真を撮ってきました!

Knut


クヌートの人気がすごかったけれど、隣で地道に林檎を食べてた茶ぐま

Kuma

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2007.12.07

熊やパーマひとつで

今月出る予定の作品集の最終チェックの待ち時間に、(トークショウの詳細は近々アップします!)担当の編集さんとクヌートを鑑賞。かわいすぎて苛苛してくる。かわいすぎてしんどい。かわいいなあ。ほっこりする。ほっこりすぎる。熊ひとつでこんな暖かな気持ちになるのだなあ。


Knuttiger1んで写真は我が家の動かぬクヌート。うそ、クヌートではないけれど、ぬいぐるみ。
わたしはこんな体たらくであっても、実はぬいぐるみが好きなのです。家にはいっぱい、いるのです。玄関に並べて出かけたこともあった。帰ってきたらおかえり、みたいな。でもって写真じゃよくわからないけど、ミックジャガーのようなすれっからし感、そしてかつらによる痒みも限界がきたので、髪の毛にパーマをあててやり過ごすことに!これはよかった!パーマひとつでこのようなラクチンを手に入れるなんて!このまま何もせず何年もただ生きてゆけば、超イカス由加子ヘアーだッ!だッ!
Knuttiger2ジャンプスクエア未読ッ!っていうか、こないだはじめて紀伊国屋さんの漫画の建物に行ったのだけど、漫画の数々に緊張した。絵がたくさんあってどきどきした。

投稿:by 未映子 12:30 AM [ペット] | 固定リンク | トラックバック

2006.08.08

先生の鳩

 稽古もオオヅメになってきて、私は今日休みでまた大阪へ行く。大阪ってこないだ行ったばっかりやのにまた大阪。大阪が足りすぎ。なんか色々書きたいこともあるのですが今日は日記調。タイマーにして朝おきて洗濯物を干そうと思っていたのに雨が降ってるではないの。しかたなしに乾燥機にしたらば270分もかかるのだって。昨夜は1時間ごとに目がさめて今年一番で寝苦しかった。冷房入れたらなんか頭の隅っこがかたい。
 っていうか私携帯電話にカメラとかついてるのに、ここにもそういうの載せたほうがなんていうの、彩りっつうの、字ばっかりでなんかむさいし、写真とかっていいんとちゃうのんかなって思って載せます、これはこないだ喫茶店に行こうと思って細い階段登ろうとしたときに鳩がおって声が出なかったわ。Hato飛ぶ様子もなく、おなかが減って飛べないのかと思いカロリーメイトを投げてもしかし近寄りもせず、怪我してんのかなあ、鳩がめっぽう怖い私でさえうずくまる鳩を置いて立ち去ることができないのであって、たまたま階段を使おうとしてたオール桃色のギャルっぽいお客さんに、すみませんこんなところに鳩が、思うに怪我などしてないでしょうかね、私じつは鳩が駄目なものでこれ以上のことは出来ないっつかそんな感じなんですよね今すでに、つってたら、あ、この鳩知ってる、知ってます! ゆうんであって、先生んとこの鳩先生んとこの鳩!とかゆうてピピポと電話。んで迎えに来てくださーいとかゆうて、鳩は帰っていった。羽は飛べない仕様にしているのらしい。

投稿:by 未映子 06:58 PM [ペット] | 固定リンク | トラックバック

2006.05.08

大阪弁では我のことも相手のことも「自分」てゆうんやで

 火曜日から大阪へ出張なのだけど、いや出張っていうのかなあ、でもま、出張なんだけども、テレビの収録があって恐ろしい。なんで私受けたのだろう。ああ。テレビはあんた、すごい膨れてみえるのよ。バーバパパみたいに映ると思うと少しだけ憂鬱。いや、映るのもそら憂鬱やけど、日頃の不摂生ぶり加えて自己管理能力皆無をぶりを久々に会う方たちに突っ込まれるのが少々憂鬱。はあ。何年か前にポップジャムに出た時に、家に帰って同録画像見たらば、つんく氏の隣で私、等身大鏡餅みたいやったわ。んでモーニング娘。の倍。
 テレビの告知はまた追々します。大阪ではすごい人気番組らしいよ。

 そんなこんなで大阪では飛び石で仕事が入っているので出来ればまとめて大阪に居たいのだけど、新しく植え替えた花は1日に2回水をやってくれといわれていて、私がいないときはいったいどうすればいいんやろうか。さっきから考えておるのです。
  
 お留守番させている猫にちょうど具合よく水やごはんを配給するシステムがあるってきいたことあるけど、花用にそれはないんかな。なさそうね。下の花屋に預かってくれはるかと相談してみようかしら。花子こないだ雨降りの後に曇りだったのでぐじゅぐじゅに根腐れなどないようにと気を利かせて1日、水をやらなんだらシワシワになってにゅうめんみたいになっておもきし焦ったんで水をドッバとやったら即座にタワシのような張りが復活。どうなってんの自分。自分すごい単純すぎ。

投稿:by 未映子 04:59 PM [ペット] | 固定リンク | トラックバック

2006.03.13

さようならサボコ

昨夜、サボテン相談室から電話があって、
実は先日預かったサボテンのことだが、様子をみると、もう駄目だということがはっきりしていて、ファームに戻してもきっと再生は不可能という判断になったらしい。

リアクションに困るだろうからサボコのことは友達にも云えない。だってサボテンが枯れたぐらいでこれほど人が悲しむなんて理解しがたいことぐらい私にもわかるので仕方がない。

私は犬と暮らしていたことがあるけど、犬とサボテンはやっぱり違う。何が違うって形が違う。色々がまったく違う。けれども相手の行動に気持ちを与えてるのはいつもこっちの想像で、尻尾ふってるからどう、とか、唸ってるからどう、だなんて、誰が犬からきいたのか。私は犬にむかって、「解釈が違ってたらごめんね」とよく云っていた。考えれば人間同士でもそうなんだけど。生き物でなくても、大事な人の物云わぬ形見や写真や色々に、気持ちや彩りを与えるのは、常にこっちの気持ちや彩りであって、こっちの想像と相手の反応の歩み寄りでしかない。サボテンに気持ちを与えるのも、そういう意味ではいつでも可能だった。我思うゆえに彼あり。ゆえに我々には、他人には理解してもらえそうもない、けれど、気持ちの行き来がいつも、あったなあ。

駄目になったサボコはファームに引き取ってもらえることになった。よかった。お世話になります。土曜日に空になった鉢を引き取りに行く。上京してきた日にガスも電気もまだ通ってなくて、水のお風呂に入った日に、私は近所の店で、植物についぞ興味がなかったのに、大きなサボテンを買った。7000円。とげをよけながら抱きかかえてよろよろと歩いて部屋まで戻った。サボテンを真ん中に置いて、じっとみつめた。さっきまであんなに寂しかったのがだんだんと和らいでいくのが不思議だった。サボテンはうまくいけば人より長生きするらしい。よろしくサボコ。

暗い部屋で、明るい部屋で、お風呂上り、はじめての録音に行くときに頑張ってくるでえと云ったこと、彼氏と喧嘩して私が部屋で暴れてサボコが倒れたこともあった、今日の出来事、くよくよ思うこと、もうあかんかもしれんねんとか、こんな曲が出来てんでえなどサボコによく話かけていた。3年目はにょきにょきと大きくなり、ぐんぐんと力がみなぎっていた。夏には、白と黄色が混じった小さなかわいらしい花を、ぽんと咲かした。

さっきお昼ごはんをたべながら、この5年間の色々を思い出して、食べながら泣いた。泣きながら、これでは猫の玉が死んだときの武田百合子やなーと思いながらまた、食べながら泣いた。さようならサボコ。


2003.10.20 サボコを救え!
2005.08.08 サボコは私の可愛いコ
2006.02.25 たかがサボテン、けれども私のサボコは
2006.03.12 サボテン、犬の足、手首は恐怖でした

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2006.03.12

サボテン、犬の足、手首は恐怖でした

サボコをサボテン相談室に連れてゆく。一度ファームに戻してそれから様子みて引き取りにいくことになった。入院することになった。サボテン相談室の人が「入院」と云ったので、なんか治る気がしてきた。預かってもらえることになった。ありがたい。転勤で上京してきた友達が今日会える?と電話をかけてきたので、今サボコを入院させる手続きをしてるというとサボコて誰というので、うちにおるサボテンやんか、というと、明らかに理解不能な沈黙をまぜつつ、へえ、とかいうのだった。猫や犬や赤ん坊ならそれは大変お気の毒ということになろうが、サボテンでは理解しにくいだろうよそら。


今日は昼間ナマの牡蠣カレーを食べてたら、一瞬ぷうんと犬の匂いがした。犬の足の裏あたりの悪くないあの匂い。で、一緒に食べてた人に、犬。犬の匂いがいましてるけど、どう。ときくと、うん、犬の匂いがした、というのであるが誰の出入りもなくもちろん犬も不在。くんくん検分すると犬の匂いの正体は牡蠣の匂いだった。牡蠣をスプーンで割るとぷうん。割るとまたぷうん。もくもくと、犬の足の裏を噛む。


部屋が片付かないのでこのままこれが常時のことになり、このまま生活が続いてゆき、ダンボールはダンボール以上にはもうならないのでないだろうか。ダンボールに生まれ変わった内容、ということはこのまま床のダンボールは中を見ずに捨てやっていいのだな。


このあいだなんか書いてたらパァンと派手な音がして、思わず体が振り向くとサボコがすべて変色していた。悪いところ切って安心してたからそして前日はそんなことなかったから驚いてショックだった。で、その弾け飛ぶよなパァンはなんやろかと思いはしたが、別に気にしてなかったけど、今日寝室のベランダのガラス戸を見るとそこには見事な亀裂が走っており、これはなんでこうなったのやろうか。割れてる。何かがぶつかった形跡もないし、何かが飛んできた様子もなく、だいたいベランダにものは置いてない。重なってる網戸は無キズ。不思議や。鋭い風が吹いて、そのような気もするけど。もしも突風でおなかや顔や首などがさくっと切れたりしたら。私は子供の頃、人が手首を晒して生活してるのが恐ろしくて仕方なかった。電車のつり革を握ってる人の手首は特に恐怖だった。

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2006.02.25

たかがサボテン、けれども私のサボコは

私の体調は治っているのですが、どうも以前ちょっと書いた、サボコの調子がべらぼうに悪い。も、悪いって話で済むわけもなく、変色してる部分がほとんどである。
サボコが茶色く枯れ出したのと、私が体調を崩した日にちが同じくらいで、うーむ。無理やり一蓮托生の感に浸るのもどうかと思うが、ま、偶然であるだろうが、そんな感じ。
私の体調が治ったとて、サボコがこうでは気がやっぱり晴れぬ。でもその姿はなんかもう、いやなんである。なんか見たくないのである。向き合えないでいるのである。
これはなんか親の老後を思う気持ちとちょっと似てる。こうしてくれ、だとか自分のための発言を一切しない、自分のための主張をしない、社会的にすごく弱くて(お金がないということな)心優しい母親と、ただ枯れながらにじっと佇むサボコとが、すごくなんかかぶるのである。守ってやれるのは私しかおらんのにということもわかっておるのに。あー。何よりも大切で気にしてるのに、でも色々な実際的なことを考えると暗い気持ちになるのも確かで、いろんなことを後回しに、つい目を反らしてしまうというような。そしてそんな自分がたいがい情けない。

培養土を足したりなんだとやっているが、これはもう安らかに息を引き取っていくのをただ見守るしかないような雰囲気。いやな雰囲気が部屋にもうしばらくの間漂ってる。初めに処方をきいた植物屋では、冬の間はそのままにしておくほうがいい云われたのでそのままにしていたが、どうもやれん。ので最後の砦、サボテン相談室、我らがサボテン相談室に躊躇しつつ、電話をしてみた。
以前もサボコでお世話になったのに、初めからかければいいものを、何故かずるずるとかけられなかったのは、「もう駄目でしょう」とサボテン相談室に云われたらマジ最後のような気がしていたからやと思う。いやなことを先延ばしにする最悪のパターンである。でも今日、電話をした。症状を話すと、これまた丁寧。あなた様はなんでそんなに丁寧なのですか。まずそれを訊きたくなるほどに丁寧。
「枯死してるところは、女性おひとりでは大変かと存じますが清潔なナイフなどで、切ってしまってください」って仰るので、「こ、枯死…、(枯死という言葉にぎょっとした)…」「はい、枯れるに死ぬ、と書いての枯死、でございます」「…あ、…、あの、…ナ、ナイフでなければいけませんのでしょうか、あの、宅のサボコはもう、その枯死、な部分がほとんどでありまして、ナイフを使うまでもなく、なんならハサミでちょっきと切れてしまうほどにもう、べらべらなんでありますのですけれども」って私も丁寧がうつってそんな調子、
「べらべらでございますか」「そう、べらべら。べらべらなんでございます」「そうですか、ではもうべらべらでありましたら、お怪我のないように、使いやすい道具で切ってあげて大丈夫です。うまくいくと再生するという可能性がございますから」って云ってくれるので私、再生!という善き響きにぎゃーとひっくり返るほどに明るくなり、わーいわーいわーい!だははー!感謝!っつって処置の仕方をメモり、電話を切って、サボコの悪いところをカッターナイフで切ったった。
けっこう見事な身体だったのにこんなつんてんてんになっちゃって。見てー。


Saboko-cut
サボコにしたら大手術であったかも知れんが、何を何を、私はかるーく、大丈夫やよと云いながら散髪のつもりでやったった。
ざっくと切り終わってサボコを見たら痛々しいよりも情けなくて面白くて、気持ちがこう、さあっと晴れて、けっこう本気で長いこと笑ってしまった。カッター持っておしっこ我慢のポーズで笑ってしまった。笑いすぎて嬉しくてなんか涙が出た。なんにせよ、悪いところがなくなるというのはいいことだ。これでなんか私も、いよいよ体調が快復完了した感じであります。

というわけで、サボコもようやく生まれ変わる準備が出来たということで、我々互いにまことにすがすがしく、反らしてた目線も今日からはガン見であります。母親にも電話し、私が気に入ってる母親のギャグを云わせて電話を切った。これもただ何かを遠まわしにしている行為かも知れんが、少しづつでもこういう気持ちのやりとりをいっこいっこ積み重ねて、私は、私の本当に大切なものに対する後悔をせずにすむ終末に辿り着くしかない。
失くしてから気づくのは、もう、いやである。

投稿:by 未映子 09:59 PM [ペット] | 固定リンク | トラックバック

2005.08.08

サボコは私の可愛いコ

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かわいいサボコ、尖ったサボコよ、もうすぐ5回目の夏を迎えます。
日記で前に書いたよね。
サボコの上の方がちょっとぐらついていたのでリボンでぐるっとしたった。
サボテンは、がしがし太陽にぶつけてってじりじりにこう、やったれ、というお説もあるけど、サボテンの種類と状態にもよると思います。
この暑さではぶつかってってもやられちまうのが必至。関西でいうところの「いかれこれ」なあの感じ。
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サボコの鉢に絵をかいたんはいつの頃だか。
あー、なんか耳の近くで女の人がしゃべる声がする。蝉とかぶりながら。
もー。誰もおらんこの部屋で、いったい君らなんやねん。

投稿:by 未映子 09:29 PM [ペット] | 固定リンク | トラックバック

2004.10.07

犬を着ている何か。

まさにドッグ・シャツを着てるみたいなん。この子べロがいっつも出てるねん。顎短くべロが長いの。生まれて五年がたった。名前はハナ。勿論わたしがつけたんじゃありません。わたしはベーコンにしたかってん。犬って顔から毛が生えてるよね。040928_23260001.jpg

投稿:by 未映子 05:48 PM [ペット] | 固定リンク | トラックバック

2003.10.20

サボコを救え!

今さっき、寝起きで、机の上の麦茶パック、
おもむろに直飲みしたら、呑み込む直前、咽喉に何か。
そんな大きくないものが、通過。
・・・何?
非常に気になる。何??わたし、何飲んだ?
そう思うと胃がなんか嫌な感じ。途端に。
嫌だわ、こういう自分の矮小さ加減が。これもまさしく脳化の一種。
ところで!!
前に写真も載せたけれど、
家にはサボテンのサボコがいます。今日はサボコ救出劇。
他人のペットの話でも辟易・退屈なのに、
他人の観葉植物の話なぞ読めるか!!って方、今回は飛ばしてください。
わたしはサボコがとても大事なんです。
上京したときに、一日はやく着いちゃって、ガスも電気も通ってなくて、
心細いし寂しいし、なんか涙は止まらんし、誰もおらんしで、
ぐるぐる近所を歩いてたら、その日にばったり見つけたの。
うんうん大きいの持ってかえって、サボコと命名。
それからは一緒に写真撮ったり、日光浴させたり撫でたり、
「サボコ、わたしな、今日いいことあってん」とか、
「今日はな、サボコ、レコーディング行ってくるからな」とか、
マジで話かけたりして、可愛いのよ。跳ね返る言葉はないにせよ。
そんな風に、東京で初めから一緒にいる、なんというか、サボコ。
ほんとに大事なサボコなのです。
それで去年までは、
にょきにょき驚くほどに元気に伸びてたんですけど、
今年は文字とおり伸び悩み。これって冷夏と関係あるのか?と思いつつ、
サボコを見やると、もうあきらかに様子が変。シワシワしてて、
なんか全体的に縮んでるような・・。根っこのほうはまだしっかりしてるけれども、
去年まで青々、むっちりむっちりしていた先っちょのとこが、
ぺらっぺらに痩せて、大変なの。なんか残ってる力で辛うじて維持してるような。
そんな感じなの。それで「サボテン相談室」に急遽電話。
前まで恵比寿にあったこの相談室、なんと今は銀座でしかやってないとな。
状況を説明すると、直射日光避けてちょっと様子を見てください、って言われたけれども、それどころではなくって、
わたしにしたら一刻を争うような気持ちになってきて、
気になって気になって。勿論はやく気づかなかった自分自身への呵責もあり。それに家にいてわたしに出来ることがないし。
で、結局土は変えたほうがいいし、
一回診ないことにはわからんと仰るので、どうしよう。
しかも引取りも回診もやってなくて、こんな大きいの運ばれへん。
それなら、とほかの植物園を当たってみても、サボテンは駄目、
うちはリースのみ取り扱い、全部そんなこったら無理で、こうなったらば、
わたしが、大きいサボコをなんとか折れないようにして、
銀座まで持っていかなならん。
仕事でばたばたしてたし、時間はびゅんびゅん過ぎていくし、
夜帰ってきて、ベランダを背にして月灯り、わたしを待ってたサボコが、
ぼんやり逆光、「みえちん、もう、疲れたよ」ってゆってるよな気がして。
ちょっとゆれてるような気までして。ばいばい、みたいな。
もうちょい待ってね、と念じつつ、
布団で一緒に寝れたらどんなによかろ、と夜は更けたのでした。
自分で土買ってきて何とか専門書読んで、
根っこ切ったり肥料入れたりも考えたけれど、
もし、もしよ、これで根が腐ったりなんかしたら、この後悔はいかほどか。
なんとしてでも専門家に診せるべきであったと悔やむのは明らかである。
で、・・・・・救出。
ある晴れた平日の昼下がり。
棘と身がぶつかりあわんように新聞紙を揉んで全体に挟みこみ、
根っこがぐらぐらしやんように、ハッポウスチロールで押さえて、
振動を最小限にするべく、浮かした状態にして、(そば屋の配達スクーター後部の原理)バスタオル、プチプチでぐるぐる巻きに固定し、軍手着用、
タクシーに斜めに抱きかかえて一緒に乗って、
銀座まで行って来ました。途中、棘がおでことタクシーの天井に刺さって、
白い汁が出てました。あ、と思ったけど、まあ放置。
あらかじめ色々相談していた「サボテン相談室」は、
みな心待ちにしていてくれて、下まで迎えに来てくれた。
嬉しい。心強い。てきぱきしている。これでサボコがちゃんとなる。
で、鉢も大きいのに替えて、根っこも切って、肥料も入れて、
1週間、預かってもらって、1日に、我が家へ帰ってきました。
ちょっと太って、いい兆し。
でもサボテンって、器にあわせて成長するから、あんまし大きい鉢にすると、
どんどん大きくなって、また植え替えのときに難儀するから、
それはちょっと心配なんですが。庭なんかに植えてるのテレビでみたら、
なんか木みたいになってたもんね。
あんまり嬉しかったから、サボコの鉢に寝転んで模様をつけてあげました。
とまあ、ただそれだけのことなんですが、
嬉しかったの。よかった。出来ることを出来て、よかった。
わたしは後悔を極度に恐れる節があるのです。
うまくいくと、わたしよりも長生きするやもしらんのよ。サボコ。
冒頭の話に戻るけど、
やっぱなんか胃が気持ち悪い。何飲んだんかなあ。
虫、とか?ゴミとか?なんでもいいけど、
何を飲んだのか知りたい。
なんな。
飲み水は、やっぱ、
ちょっと中身をチェックしたほうがいいな。
ああ気持ち悪い。

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純粋悲性批判