川上未映子

2015.10.31

素敵で気軽な土曜日を

    ハロー、わたしはさっき(と言ってももう半日くらいまえだけど)シンガポールにぶじ着いて今朝ごはんを食べたところ、ものすっごい種類の世界のパンが並ぶなかで、おかゆなどを食べ食べだ。国際作家祭にお招きいただき、詩について、小説についてお話しし、今日は朗読、明後日もまた朗読する予定です。たくさんの作家、詩人に会うのもじつに楽しみ。

   しば漬けを噛みながら、体が重くも軽くもないことに気がついてこれがいわゆる噂の快適、ってものなんだろうな、なんて思ってる。先月はバルセロナでうっかりドライヤーが爆発したから今日はちゃんとトランスフォーマーをホテルで借りて、それでも爆発しそうでどきどきする。時差がそんなにないのとてもいいね。こちらは早朝なのに気温は東京の8月、湿度は80パーセントにもなるみたいで、ホテルの窓から見下ろせるプールではみなさんすいすい泳いでる。

    そんなわけで今朝はブランチを見られなかったけれど、特集していただいた長編小説『あこがれ』は、会いたい人がいて会えるんならぜったいに会いにいったほうがいいっていう、そんな話でもあります。5年10年があっというまにすぎていって、人ってほんとにぽっかりいなくなってしまうものね。 どうか今日もごきげんよう、素敵で気軽な土曜日を(だったかな)!

 

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プールで泳ぐ人たち、こちらは東京の8月&湿度80パーセント


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内部でなにが起きてるんだか