川上未映子

2015.03.26

英訳『日曜日はどこへ』、金沢はこんなにきらめいて

 

春ですね。春なのかしら。部屋のなかがなんだかちょっと寒いのだけれど、これっていつまでつづくのかなあ。永遠につづくのだとしたらいやよねえ。今日も今日とてお知らせが!

 

短編『日曜日はどこへ』の英訳が words without borders  に掲載されました。

翻訳は、いつもお世話になっている由尾瞳さんです。

原作は短編集『愛の夢とか』に収録されています。

そのとき何歳になっていても、どこにいても、どんなふうになっていても、ある作家が死んだら会おうと約束していた学生時代の恋人たち。「作家が死んでから、最初の日曜日に」。長い年月が経ったある日の朝、その作家が死んだことを知って、主人公は遠い昔に交わした約束を思いだす。すっかりちがう人生を生きているはずのふたりはさあどうなるのかしらん、というような小説です。

ぜひお読みくださいませ!

 

 

北陸新幹線開業を記念して、ショートストーリーを書き下ろしました。

朝日新聞×JR東日本×川上未映子大好きな人に、会いにゆく

先日、朝日新聞紙面に掲載されましたが、webには4月7日に公開される予定です。

監督は笠原秀幸さん、出演は、森カンナさん、坂口健太郎さん、音楽は叶恵さん。

あれえ……わたしこんな甘酸っぱくて胸がきゅんきゅん鳴るような素敵な話書いたっけ……とうっかり思ってしまうほど、何というか、遠い昔見た夢というか今もできれば見たい夢というか、今からじゃもう届きようのないきらめきだけでできあがっているようなそんな素敵な映像でございます……でも、こんな現実を生きている人たちもいるのよね。ああ、世界は広いよね! ああ、金沢行って白エビ食べたいよね!

どうぞごらんくださいませ!