2009.12.31
大つごもり
そんなわけでみなさん2009年もその前の年からも大変にお世話になった一年で心底ありがとうございました。っていっこ前の日記で書いたのでもうあんま書くことないのだけれども、来年もみなさまにとってよい年でありますように、まあ大事なことって色々あるけどかなりの割合で健康が大事、健康にとっては運動が大事、丈夫な足腰、柔軟な手首を確保して、それからみなさんにとって大事だと思える仕事を一生懸命できればいいね。大事だと思える仕事なんかなくても大切だと思う人といい関係、いいおつきあいがでたらいいね。大切だと思う人なんかなくてもぐっすり眠ることができたらいいね。ぐっすり眠ることのできるベッドがなくてもある程度に身体が疲れたら否応でもぐっすり眠れるはずなので、やっぱり運動は大事だね。
一応区切りなので部屋も掃除したことはしたけれど書斎はけっきょく手つかずで今日あたらしい加湿器が届くので晩ご飯はなにを食べようか、洗濯物が冬の聞き分けのよさそうな光にすかされてじっと見ていれば切れ端のところから、溶けて、なくなるんではなかろうかと思うもそれは誤解だね、安静に安静に、光の推移を見やる午後、午前、空腹、目の前にある甘い緑の瓶の直立不動に降りかかるものの検分をじっと座って2分だけ。
Twitterしないんですか、してよ、じゃなくてしろよ、と言われたりするんですが一応アカウント持ってるんだけれど(友達のつぶやきを読んでたりしてるだけだけ)、だらだら書くのが好きなので140文字だっけ、なサイズはやはり自分には合わないなあと思う今日この頃だしまあこれもつぶやきとゆやつぶやきだけど短くつぶやくってむずかしい、つぶやきとは少し違うけれど突如誰かに電話して話したいと思うことはあるのだけれど、もう誰も電話でなんかしゃべらないようなそんな気もしてくるね。とはいえわたし電話もいまもまだとても好きだなあ。電話で起きることの全部が好きだ。声は聴けるのにしかしたったいま会ってない、会えないという前提された中途半端な欠如が苦しくてとても必死でいいねよかったね、もちろん文字でも同じことが起きるけど、音にしろ文字にしろああなんたる恋の伝統だろう、手紙の国の、音の国の、文字を送り合う国の、あらゆる言葉にあらゆる思いをこめてしまうあらためてわれわれはそれがとてもすきな国の住人であるのだったね。
そんなわけで今日は樋口一葉の「大つごもり」を読んで年越しだ、好きな人と、あるいは家族と、あるいは喧嘩しながらあるいは眠りながらあるいは笑顔であるいは何か書きながら、色々あると思いますが、みなさまよいお年をお迎えくださいましーな。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
投稿:by 未映子 08:05 PM [日記・コラム・つぶやき] | 固定リンク | トラックバック
2009.12.26
年末のご挨拶なぞ-!
このようにしてあっという間に一年が終わるのだけれどしかし生きてる限りは油断はならないものだから、何てことない顔しつつ新たな年は明けるのでいったいなにがどうなるというのだろう、とくに相変わらずの毎日がつづくとそういうわけであるけれど、やあやあ明るい気持ちでがんばろう、わたしもがんばる、あなたもがんばる、なんとかなんとか、とても冬だね、冬だよ。
今年の前半は制作にかかりぱなしで、後半は作品についてあれこれお話をさせていただく機会をたくさんいただきました、本当にみなさんありがとう、「ヘヴン」も本当にたくさんの人に読んでもらえて感無量、「世界クッキー」も無事に出たし、「そらすこん」も初めましての文庫になってうれし、今年みなさんにいただいたエネルギーを引き継ぎあるいは小出しにあるいは思いだして来年もがんばるがんばれそう、感謝しております、深いところで深く深く。
そして今年最後の告知になりますもただ今発売の「IN☆POCKET」に、10月に青山ブックセンターで行われた永井均さんとの対談が収録されています、ヘヴンについてのたっぷりとした語り合いがつまっています、永井均さんとならではの話がたくさんできたと思いますので、ご興味もたれましたらばぜひに、とかいいながら、年内にもう一回くらいは更新しそうではありますが、12月というのはいいね、みなさんお風邪などお召しになりませんように、あたたかいものを飲んで、少しだけでもうれしいことを重ねて、なにとぞ。
投稿:by 未映子 03:07 AM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク | トラックバック
2009.12.08
年始は、何があっても「シベリア少女鉄道」をぜったいに観ようね
このときがやってきたよ…。やっとだよ…。このブログを読んでくれた人は、もうぜったいにシベリア少女鉄道を観にいこう…。「わたし、100回は観に行く」といいたいところだけれど公演は1月6日から1月17日までなので最高で昼夜合わせて20回しか観れないのが今から泣きたくなるほど残念だ。チケットは残り僅からしいので、知ってる諸氏はむろんのこと知らない諸氏もとにかくチケットを購入してそのまま新宿へでかけてほいで思い切り笑ってびびって笑ってなんというすごいものを観たのだ今夜ってひとり夜道でつぶやいてほしい。ああ、シベリア少女鉄道だ。嘘みたい。嘘じゃない。はやく観たい。演劇の舞台の人間の滑稽の英知のシャイネスの、流通できぬすこぶるハイで贅沢で生粋の怒濤のスペクタクルが舞台の後半あなたを全力で抱きしめることをわたしが声高らかに保証しよう。え、どんな舞台かまったく全然わからん?ああでもね、行けばわかるし行かないと何にもわからないのだよ。要約不可&伝聞不可、舞台でしかできないことが舞台で行なわれているこのまっとうの覚悟と才能とこの意味を思えば、なんか演劇のえらいところは主宰の土屋亮一氏にグッゲンハイム?つうぐらいの巻き巻きの専用の劇場を用意するべき、ほんとーーーーーーにこの日を待っていたんだよ。シベ少観れる日のことを思って、真綿で首をしめられるよな(最近、真綿づいてる)年末なんとかがんばってみせるぜ。よしんば前売りがとれなくても当日券というものがあるからみんなぜったいに諦めないでね!ぜったい観てね。だいすきになるから。舞台ってすごいなって思うから。どうやって作ってどうやって練習してんだろって素朴に疑問に思うから。元気になるから。うしし、わたし何回観れるかな。
投稿:by 未映子 01:04 AM [演劇] | 固定リンク | トラックバック
2009.12.02
もはや冬だね、冬が見えます、なのでユリイカに詩「冬の扉」を寄稿しました
私のホーム、マイホーム、愛しの青土社発行の「ユリイカ」特集はタタタタランティーノ。いいね。詩を発表するのはほぼ一年ぶりという事実にちょう驚き(ちょう、というのもどうかと思うが、ま、2009年いっぱいはいいでしょう……)、そんな時間が経っていたなんて、去年から今年にかけて小説を書いていたせいか到底信じられないけれど、たぶん、きっと、経ったのだ。早いとか遅いとかあっという間とかなんだとか、時間そのものがまるで30センチのものさしのごとく時計のような顔した客観事物としてあって、そこに個々の主観が合わせられてさらにそこに生まれる差異をどうのこうのとわたし、ずっと独り言めくめく言ってる感じがするけれど、ほんとに客観時間なんてあるのかねえ。あるってことにしたんだろうけどそのじつ、ほんとはないのかも。どうでしょう。というよなとりとめのない雑感はこのたびの詩とあまり関係ない──、と思ったらそうでもないよな、そうでもあるよな。小説も随筆もいいけど詩もよみたいぜとおっしゃってくれるうれしい読者もいるので、書けてよかった、よかったらぜひに「冬の扉」、お読みくださいませ。
ほいでもって紀伊國屋書店全店員が選ぶ今年いちばん読んでほしい本、紀伊國屋ベスト「キノベス」第1位に「ヘヴン」が選ばれました。9月にもダ・ヴィンチさんでプラチナ本に選ばれたりと、ヘヴンは読んでくださったかたの情熱を受けて大きく育っています。そしてきたる2010年度も、書店で「ヘヴン」を見掛けられましたら「お、読まれてこいよ」と暖かく見守っていただけますよう、なにとぞお願い申し上げます。本当にありがとうございました。キノベスさんのサイトに寄稿しましたので、よかったらお読み下さいませ。
初の文庫化「そらすこん」も最新エッセー「世界クッキー」も、大変に好評いただいてうれしい限りであります。みなさん本当にありがとう。サイン会で直接いただいたお手紙や、版元に届く手紙やメッセージ、大事に読んで大切に保管しています。わあと思うほどの量が届いてるので、せっかくだから時間ができたらその小山を写真にとって届いて&読んでますってとこ、みんなに見てもらいたいなと思っているのだけれども、怒濤の年末進行が真綿のごとく……。
それからたまにはブログに日記を書いてヨ、というご意見をサインのときにちょうだいしたので「ヨリモで書いてるのですよ週に1回」と言うとヨリモの存在を知らない人がけっこういたので焦ったよ。わたしはこの春から現在、ヨリモで「発光地帯」というけっこう静かな日記を週に1回更新しています。こちらで読むには登録が必要で、一度にひとつ、しかもリアルタイム的にしか読めないので何かとご苦労もあると思われますが、もしよかったらばぜひよしなに。お願いします。
それでもって12月5日から毎週土曜日、計4回、朝日新聞Beで「作家の口福」というコーナーに随筆を寄稿します。そしていま発売の「一個人」でインタビューの掲載です。
というわけで12月。2009年という区切りを認めるのならばこの12月にも意味はある。というわけで熱を出したり関節などを痛めたりしないようにがんばろう。
冬をエンジョイ、というと個人的にはもうこたつ以外に道具も情熱も見あたらないけれど、そういや世間的にはクリスマスとかあるらしいじゃん!告白とかがんばろう(告白はバレンタインだったね)。ショッピングとか楽しもう(ラッピングとかしてもらおう)。失敗だってどんどんしよう。冬のみならず、わたしなぞ1日に一度は失敗してるけど失敗が多いと何かひとつでもうまくいったとき、とてもうれしい気持ちになるよ。それではアデュー、よい12月をよい冬の真ん中を!日記はヨリモでやってます!そして携帯電話が破損して、もはやまっ黒、着信のみの道具となれはて、メールも受信できませんし、とにかく画面がまっ黒になっちゃって記憶していない電話番号はすべて失われました。そしてこのことじたいを誰にも連絡できないから、一縷の望みを託してここに書きます。関係者諸氏、ゆるされよ。しばらく応答できないです。 でも電話がないというのもまあこれはこれでいいものですねえ。

















「そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります」
「本棚」
「薔薇は生きてる」山川弥千枝
「道徳は復讐である~ニーチェのルサンチマンの哲学~」永井均
「文藝」 2010年5月号
「ドラえもん 5 (藤子・F・不二雄大全集) 」 藤子・F・不二雄
papyrus (パピルス) 2010年2月号
「クロワッサン」2010年1/10号
ミセス 2009年11月号
BRUTUS (ブルータス) 2009年11/1号
劇的クリエイティブ講座
SWITCH 2009 SPECIAL ISSUE「NEW FRONTIER 開拓者たち」
KISHIN:BIJIN BIJIN of THE YEAR 2009
marie claire (マリ・クレール) 9月号
装苑 8月号
FRaU 8月号
群像8月号
新潮7月号
人間失格ではない太宰治 爆笑問題太田光の11オシ
文学2009
ユリイカ2009年4月号
現代詩手帖 2009年1月号
早稲田文学2号
VOGUE NIPPON(ヴォーグ ニッポン) 2009年01月号
ユリイカ 2008年12月号
モンキー ビジネスvol.3.5 ナイン・ストーリーズ号
潮 2008年12月号
VOGUE NIPPON (ヴォーグ ニッポン) 2008年10月号
ラブコト 2008年 9月号
文藝春秋 2008年 9月号
PLANTED(プランテッド)#8
「広告」9月号 特集 ことばエネルギー2
CREA 2008年 9月号
文学界 2008年8月号
新潮 2008年8月号
Rocks 創刊号
yom yom (ヨムヨム) 2008年7月号
「CREA (クレア)」2008年7月号
「papyrus (パピルス) 」2008年6月号
「日経ビジネス Associe (アソシエ)」5/20号
「BRUTUS (ブルータス)」5/15号
「モンキー ビジネス」2008 Spring vol.1
「早稲田文学」 1
「ダ・ヴィンチ」2008年5月号
「M girl」'08春夏版
「ユリイカ」4月号 特集・詩のことば
「CLASSY. (クラッシィ) 」5月号
「papyrus (パピルス) 」2008年4月号
「週刊文春BUSINESS」4/16号
「小説トリッパー」2008年春季号
5px 10px 0px界」4月号
「日経エンタテインメント」4月号
「ニッポンの笑い VOW!!」
「ダ・ヴィンチ」2008年2月号
「広告批評」2008年1月号
「早稲田文学WB」vol.011
「planted」#6
『ダカーポ』最終号
『文學界』12月号
『セオリー』vol.12
『Hanako West』12月号
『Real Design』12月号
『すばる』11号
『WB』vol.10
『en-taxi』vol.19
『アスペクト』
『CREA』10月号
『音楽の詩2』創英社
新潮 9月号
群像 9月号
S-Fマガジン 2007年9月号
アスペクト
<超短編6>
「ユリイカ」特集・石井桃子一〇〇年のおはなし
アスペクト
<早稲田文学>復刊0号
「早稲田文学」vol.7
「VOW POP Vintage!?街のヘンなもの大カタログ」
<文学2007>
「ユリイカ」特集・理想の教科書
「ダ・ヴィンチ」
「ダ・ヴィンチ」
「ユリイカ」
「クイック・ジャパン」
「ダ・ヴィンチ」
「ユリイカ」

