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2008.01.04

「ダ・ヴィンチ」2008年2月号「この小説の書き方がすごい!」座談会に登場

Davulinnti0802「ダ・ヴィンチ」2008年2月号で、ゼロ年代の今、だからこそすごい古典に学べ!的な座談会に参加いたしました。座談会のメムバーは若手評論家のみなさんで、宇野常寛さん、吉田大助さん、江南亜美子さんです。古典というか、文章についてあれやこれやと4時間ぐらい喋った内容が文字となり、このようにしておよそ5ページに収まるのだからすごいことです。
座談の中で名前のあがった本の詳細も脚注にありますので、楽しんでもらえたら嬉しいです!

今日は年賀状が10枚。今年は全部で25枚。小学生の頃の記録を更新した。
写真について考える。顔がぜんぶ違いますねえ、とよく云われるのですが、自分でみても違うと思う。家に何枚かある鏡でちらっと見ても、そのたびに顔を違うと思う。顔というのは不思議なものだ。鏡がなければ日常の面倒の4分の1は消えると思う。

写真といえば年末に篠山紀信先生宅へお呼ばれして歓談。色々な作品のなか歴代の作家をずらりと撮らはった特太の写真集を拝見して、その中でも宇野千代さんの笑顔がすさまじくチャーミング&おきゃんでわあ!と声が出た。

その日は青い壺に入った水のような日本酒が登場し、水みたいなのだからどんどん飲めてすなわち知らぬ間に酔っており、ふだんビールしか飲めないのに飲めるのだから不思議だなあと思いながら帰った。そして歩きながら不特定多数の異性と性交ができる人と、出来ない人の違いについてかなり真剣に考える。というか、去年はこのことをけっこう長い時間考えてたような気がする。わたしにとってここにある問題はかなり切実な問題なのです。

その帰り道、しかし町は色々とゆるやかで人の動きも吐息もゆっくりな感じがして、あ、とか思ってわたしもちょっとだけ動きをスローにしてみたら後ろの人にふつうに迷惑だったので駆け足に戻す。

あのゆっくりに見えたのはなんだったのであろうか。今日タクシーを待っているときに西の空をみていたら白く、淡く、おおきく生き物のように煙っていて、今は冬だから冬なのだとわかるけれども春にもおなじような空を見たような気がして見入ってしまった。空が色を与えられ浮かんでいて、去年は色々なことが駆け抜け、停滞し、大切な人が死に、生きてる人はそれぞれ笑ったり泣いたり喜んだりをして交差し、ではね、またね、こんにちは、と退場と登場が息継ぎのように繰り返される。繰り返された。

面白いのはじゃあこの舞台、いったい誰がなんのために用意したのだろうか、みなが使ってる言葉はどこから、こんなに厄介で美しくてしんどくて、手が出たり出なかったりのことばかり、って笑ってみても、黙ったりおしゃべりしたり叫んだりしながら、何かが動くうちは言葉でも体でも動かしてみようと覚悟しつつ、こうしてバイク便を待つあいだ日清のカップヌードルを食べようかどうかも同時に迷ったりしている、お正月の日のおしまい。そして今年はヨガの再開。ヨガをやるとやはり調子がいいのです。

投稿:by 未映子 11:43 PM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク

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純粋悲性批判