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2007.09.07
雑誌『CREA』10月号に≪イン歯ー≫インタビューで登場っす!!
今月はコスメ特集らしく、うしし。夏は肌を痛めすぎたので秋は少々労ってやろうかと思う女子のみなさんも多いと思いますから、是非今月号のこの『CREA』における特集をみなさんにおかれましては熟読することをおすすめし、肌はやっぱ保湿だね。徹底的にね。シンディー・ローパーが「シンディさんの肌がきれい。若さの秘訣はなんですか」ときかれ、「秘訣?ありとあらゆるクリームを塗ることよ」と答えたそうですが、そうですよ、まったくもって御意御意。というわけで、スキンケアについては語る余地はなかったものの、《イン歯ー》についてがっつりインタビューしていただきました!小さいけれども写真つき。お楽しみくださりませー。
ところでこないだはたっぷり対談と撮影だった。そのあとアフリカ料理をいただいた。おなかが減っててがぶがぶとビールを飲んで少し酔い、帰りの電車のなかで今月のこと、最近の身辺のこと、を思うと、何もかもが猛烈にどうでもよくなり、駅をずるずると横切ってると生まれて初めて明確なナンパ、をされ、そのときにそのへらへらした男子に向けて一気に怒り心頭・怒髪天つきつきとなり、歩いてんのがわからんのかうるぁ、と怒鳴って体力を使いきりぞろぞろと階段。しんど。あっというまに家に着いて、なぜわたしは人の過去がこんなにも緻密に気になるのだろうとマジでその根拠がわからなくてびびるが、なんとなくわかってしんどくなる。
とにかくわたしは自分におまえだいぶとおかしいぜと突っ込む。ううむ。これはわたしがトラルファマドール星人的にさ、時間と感情の発生と維持のされかたを、やっぱそういうもんだとこれマジで信じているからなのだろうか。トラルファマードルがぴんとこん人ごめんよわけわかんなくて。なので現在と同じく過去がべらぼうに気になるのだろうか。すべてが現在といっていえないこともないのだ的な発想で?あー。そもそも何処から何処までが過去なのであろうかな。や、そういう問題でもなく、人がその過去を語るときに、なぜかわたしはそこにある種の誠実さの有無と加減を期待してしまうのだという面倒くさい癖があるというだけの話なのだとも思う。ごめんと自分の話して。えー、でも未映子さん、人にはさ、過去のこと言いたいことも言いたくないこともあるじゃん、というレベルの話じゃなくてさ。なんつうの、うまくゆえんがそういうことじゃあないのだな。
そもそも、だいたいにおいて正直に話すことになぜ価値があると思えてしまうのだろうか。だいたいにおいて人が捏造を嫌うわけは?
ううむ。過去にあったあれこれが不毛な問題に発展するのは、そこに嘘がある、という場合にいやな問題になり、嘘じたいがそれを問題にしてしまうそもそもの原因のような気がする。嘘がまじることによって、ある種の隠蔽が混じることによって、それに意味が生じてしまうのやな。嘘があるということが、自動的に、そこに本当がある、と思い込ませてしまうのだからね。本当のことがあると信じれる人というのは、やはり嘘をついたことのある人なのだ。
しかし、嘘はあかんよ、誤魔化しも。というこの人類の持つ理想はいったい実際なんであろうかな。本当のことがある、と思い、なおかつそれを知りたいという衝動、いわゆる真善美的なもろもろへ向かう欲求は、いったいどこからやってくるのか?それを信用していいのだろうか。そしてだいたいにおいてその理想は理想として傍らに置くだけ置いたまま、やっぱり往々にして誤魔化し嘘を吐きながら生きておるというこの基本的な矛盾。結局、どっちがしたいねん。ああこの辺について考えると甘いものを食べたときのように頭ががんがんしてくる。あまー。
投稿:by 未映子 02:27 PM [書籍・雑誌, 未映子情報] | 固定リンク
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