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2006.05.27

一億総記録魔

 携帯電話のアドレスが急に初期化されていて自動的になんか長ったらしいのに変わっていた。暗証番号すら覚えてないから端末での操作ではないみたい。いやん。
 メーカーに電話をして初めの女子の説明のえー、えー、えー、という甲高く綿毛のような発声と応対にうまく中心が掴めずお腹も痛いし時間もないわで別の人に代わってもらう。しっかし結局、解決、はしなくて、なんでやろうねーという世間話で終り。アドレス変わりましたという連絡も手間がかかって疲れた。まあ携帯電話ぐらいどうでもかまへんおす。

 週末は大阪で所用があってMTV観にいけなんだ。ああ。雨が降ったり止んだりしてるなあ。振り向けば書き言葉で社会は溢れていて、世界はいつだって静かなのだった。
 社会では戦う姿勢は美しいのらしい。人は人にようさん云いたいことがあるのだなあ。自分に向かっていいたいことが、自分に向かって言うだけでは物足らなくなるのだろうなあ。
 釣りが出来たら私の人生も大幅に変わるだろうになあ。ぼんぼんぼんとちょろっと京都に寄って自分のみやげに貝合わせを買う。ちゃっちい夕顔の絵。新幹線はいつも混んでいてみんなが絶えず移動しているのです。ここはたくさんの無言。
 日記っていうかこんな具合に。果たして誰が何のために誰に話しかけているのやら。乱射された説教はどんな彼方を連れてくるのだろうか。人生賭してのプライド合戦というのは、優れた記録を残すという一点のみに集約されているのであって、どっちを向いても一億総記録魔。
 そうでもせんことにはこの恣意に始まって恣意に終わっていく人生を生きるしんどさに、なかなか説明がつけられないと、そういうわけで、結局はただではしんどい人生生きてはやらんという損得勘定であろうか。
 や、人は言葉があるので、単に、記録をしたいだけなのであろうな。しやん人もおるけれど。

投稿:by 未映子 11:39 PM [日記・コラム・つぶやき] | 固定リンク

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純粋悲性批判