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2006.01.07

ピクルス漬けたら憂鬱じゃ

年明けそうそうあんまりにも鬱なので、ピクルスを漬けた。
酢に漬けるだけ、というだけではなく、ピクルスたるもの、まずピクルス液というものを作らねばならない。
ピクルス液にはなんか色々がはいってる。そして前日にキュウリをまた別で塩漬けにするのである。私にしてみればリレーの選手に選ばれたような、決して慣れないしんどさ。でも漬けるのであった。んでその塩漬けにして一晩おいたキュウリを熱湯消毒して乾かした密閉瓶に詰め込んで、冷ましたピクルス液を入れて、しかもガーゼ越しに、注入するのである。私はガーゼをも買いに行った。だいたいガーゼがどこで売ってるのかもわからなかったが、薬局で手に入れることが出来た。そして漬けるのである。漬けるのである。ねえ、あんまりにも憂鬱なこの気分はいったい誰が何のために用意するのでしょうね、おばあちゃん。頂いていますメールの返事も書こうとしていてもなかなか書けない。ごめんね。全部ちゃんと読んでいます。ありがとう。ピクルスどうこうやってる間に書けよ。って思うけど、書けない。日記は書いてる。でもこれって日記なのか。これは日記でもなんでもないやろう。これって何か。この目的って何か。アルバム作ったからそれを知ってもらうための?これは日記でもないやろう。眠る前に、や、24時間ぼーと眠ってるような非生産的な私ではあるが、眠る前にカート・ヴォネガットを読むひとときが、私の暖かいうれしい、最近の数少ない空間であります。逃避!であればドラマティックさの少々あるものの、もう逃避でもなんでもない。逃げるものもない。特にない。静かな気持ちで読んでいるのに、でっかい石が胃で転がされているような気持ちになる。そして働きたい。工場で黙って働きたい。工場のあの雰囲気はすごくいい。みんなが黙々と休憩時間を楽しみに、手作業をするのだ。こういう状況で、お金をもらうのは間違っていると考える。私の憂鬱はしょうもない憂鬱や。ここにこうやってつらつらと書き並べるだけのくだらん憂鬱なのであるから、こういうのは砕いてしまわねばならんのや、歯でごりごりと、もしくは腕でめりめりと、砕いて砕いてしまうのじゃ、身体を使って、しょうもないことをぶちぶち考えずに身体をうごかし、心身ともに疲れ果て、おなかいっぱいご飯を食べるのだ。くたくたになって、何を食べたっておいしいやろう。昔のように、汗をかき、動くのや。こうこうと電気をたくさんつけて、ひとりでピクルスなんか漬けんで、よろしい。しょうもない憂鬱になぞならんで、よろしい。たくさん笑って、ああおかしかった、明日も頑張ろうねといって、風呂につかって髪の毛乾かし布団に入ってばたんと寝るのや。ああ、最近は寒いです、こんなに空気が寒いと思ったことはない、人間、時間が余っているとあかんからな、余ってる時間なんてないやろうけど、やらねばならない。美しく明確に、やらねばならない。ピクルスなんか漬けんでいいねん、ピクルスなんか、どうでもよろしい、ああでもどうしよう、あのピクルスがめちゃくちゃおいしかったら。誰かに食べさせたいくらいにおいしく出来てたら、それはそれで私はいったいどうしたらええねん。

投稿:by 未映子 09:30 PM [グルメ・クッキング] | 固定リンク

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純粋悲性批判