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2005.12.14

動きと動きの隙間

暖房が目に、強烈に乾いてしまう。
ああ。12月。みんな、熱心なメールをありがとう。

電化製品を観にいった。いわゆる家電であります。
私はもう初めて家電というものにコミット、コミットしてしまい様々な洗濯機をみた。様々をガンガンに見た。<わたし流>というボタンの意味を知った。それらの導きによって私の欲しいのは25万円もする。それが21万円になるというのですが、なんといってよいのかわからない。その店ではポイントがつかない代わりにチョクで値引きしてるらしい。ポイント。ふうん。次に冷蔵庫を、見た。くまなく見たらば私の欲しいのは22万円。冷蔵庫のいちいちを教えてもらう、ここがすごいんですの、あそこがどうですの、本当にもう、彼らにまつわるいちいちを丁寧に。

目が乾く。足元には温風が出る電気の暖まるやつがあるが、逃げ出したく思う。

求婚メールを頂く。求婚という字ずらはいいな。29歳という年齢を気遣ってくれてはるのか、いただくメールはだいたいがなんとゆーかしっかりした文体で、皆さん文章が本当にうまいなあっと思う、そしてなんてゆーかしっかりしてて、悩み迷い方もしっかりしてて、私が何か励まされているようだ、でもそんな中に「お前のことはもう、わかった。お前は何も迷わず俺んとこ、こい。しあわせにしてやる」みたいなメールもあって、すげえ、思わず行きそうになってしまうことはないが、頂いたメールに基本的に返事は出、冗談だろうと冷やかしだろうと比喩だろうと韜晦だろうと求婚・告白メールに私はなんていってよいのかわからない。単にエポケー、ねえ無視ということではないよってに。

走るロボットをテレビで見た。脚が一瞬でも両方が浮くと、それは走ったことになるんやって。どっちかがついてたらそれは競歩調やねんて。

誰も住んでいない部屋をみるのが好きで、子供の頃は部屋が狭かったので、マンションの広告の間取りに、お姉ちゃんとお母さんと家具を書き込んで、ここが私の部屋、そっちがなになにとか、そういうことをやっておった。今は一人暮らしなのに当時からは考えられん広さの部屋に住んでるけれど、思えば居る場所はすごく一箇所でそれ以上がいらんなやっぱ、部屋なんて私が住んでるというより荷物のための。
引越しのためにたくさんの部屋を見てたら、当然、家具もなんもないがらんとした部屋を見るのだけど、何もなくて、人が住んでなくて、ただがらんとした部屋をみるとなんか涙が出たりする、こういう気持ちは、なんといってよいのかわからない。

投稿:by 未映子 11:17 PM [住まい・インテリア] | 固定リンク

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純粋悲性批判