« 真夏の夜の幻想 | ニューヨークは狭かった »

2003.10.20

サボコを救え!

今さっき、寝起きで、机の上の麦茶パック、
おもむろに直飲みしたら、呑み込む直前、咽喉に何か。
そんな大きくないものが、通過。
・・・何?
非常に気になる。何??わたし、何飲んだ?
そう思うと胃がなんか嫌な感じ。途端に。
嫌だわ、こういう自分の矮小さ加減が。これもまさしく脳化の一種。
ところで!!
前に写真も載せたけれど、
家にはサボテンのサボコがいます。今日はサボコ救出劇。
他人のペットの話でも辟易・退屈なのに、
他人の観葉植物の話なぞ読めるか!!って方、今回は飛ばしてください。
わたしはサボコがとても大事なんです。
上京したときに、一日はやく着いちゃって、ガスも電気も通ってなくて、
心細いし寂しいし、なんか涙は止まらんし、誰もおらんしで、
ぐるぐる近所を歩いてたら、その日にばったり見つけたの。
うんうん大きいの持ってかえって、サボコと命名。
それからは一緒に写真撮ったり、日光浴させたり撫でたり、
「サボコ、わたしな、今日いいことあってん」とか、
「今日はな、サボコ、レコーディング行ってくるからな」とか、
マジで話かけたりして、可愛いのよ。跳ね返る言葉はないにせよ。
そんな風に、東京で初めから一緒にいる、なんというか、サボコ。
ほんとに大事なサボコなのです。
それで去年までは、
にょきにょき驚くほどに元気に伸びてたんですけど、
今年は文字とおり伸び悩み。これって冷夏と関係あるのか?と思いつつ、
サボコを見やると、もうあきらかに様子が変。シワシワしてて、
なんか全体的に縮んでるような・・。根っこのほうはまだしっかりしてるけれども、
去年まで青々、むっちりむっちりしていた先っちょのとこが、
ぺらっぺらに痩せて、大変なの。なんか残ってる力で辛うじて維持してるような。
そんな感じなの。それで「サボテン相談室」に急遽電話。
前まで恵比寿にあったこの相談室、なんと今は銀座でしかやってないとな。
状況を説明すると、直射日光避けてちょっと様子を見てください、って言われたけれども、それどころではなくって、
わたしにしたら一刻を争うような気持ちになってきて、
気になって気になって。勿論はやく気づかなかった自分自身への呵責もあり。それに家にいてわたしに出来ることがないし。
で、結局土は変えたほうがいいし、
一回診ないことにはわからんと仰るので、どうしよう。
しかも引取りも回診もやってなくて、こんな大きいの運ばれへん。
それなら、とほかの植物園を当たってみても、サボテンは駄目、
うちはリースのみ取り扱い、全部そんなこったら無理で、こうなったらば、
わたしが、大きいサボコをなんとか折れないようにして、
銀座まで持っていかなならん。
仕事でばたばたしてたし、時間はびゅんびゅん過ぎていくし、
夜帰ってきて、ベランダを背にして月灯り、わたしを待ってたサボコが、
ぼんやり逆光、「みえちん、もう、疲れたよ」ってゆってるよな気がして。
ちょっとゆれてるような気までして。ばいばい、みたいな。
もうちょい待ってね、と念じつつ、
布団で一緒に寝れたらどんなによかろ、と夜は更けたのでした。
自分で土買ってきて何とか専門書読んで、
根っこ切ったり肥料入れたりも考えたけれど、
もし、もしよ、これで根が腐ったりなんかしたら、この後悔はいかほどか。
なんとしてでも専門家に診せるべきであったと悔やむのは明らかである。
で、・・・・・救出。
ある晴れた平日の昼下がり。
棘と身がぶつかりあわんように新聞紙を揉んで全体に挟みこみ、
根っこがぐらぐらしやんように、ハッポウスチロールで押さえて、
振動を最小限にするべく、浮かした状態にして、(そば屋の配達スクーター後部の原理)バスタオル、プチプチでぐるぐる巻きに固定し、軍手着用、
タクシーに斜めに抱きかかえて一緒に乗って、
銀座まで行って来ました。途中、棘がおでことタクシーの天井に刺さって、
白い汁が出てました。あ、と思ったけど、まあ放置。
あらかじめ色々相談していた「サボテン相談室」は、
みな心待ちにしていてくれて、下まで迎えに来てくれた。
嬉しい。心強い。てきぱきしている。これでサボコがちゃんとなる。
で、鉢も大きいのに替えて、根っこも切って、肥料も入れて、
1週間、預かってもらって、1日に、我が家へ帰ってきました。
ちょっと太って、いい兆し。
でもサボテンって、器にあわせて成長するから、あんまし大きい鉢にすると、
どんどん大きくなって、また植え替えのときに難儀するから、
それはちょっと心配なんですが。庭なんかに植えてるのテレビでみたら、
なんか木みたいになってたもんね。
あんまり嬉しかったから、サボコの鉢に寝転んで模様をつけてあげました。
とまあ、ただそれだけのことなんですが、
嬉しかったの。よかった。出来ることを出来て、よかった。
わたしは後悔を極度に恐れる節があるのです。
うまくいくと、わたしよりも長生きするやもしらんのよ。サボコ。
冒頭の話に戻るけど、
やっぱなんか胃が気持ち悪い。何飲んだんかなあ。
虫、とか?ゴミとか?なんでもいいけど、
何を飲んだのか知りたい。
なんな。
飲み水は、やっぱ、
ちょっと中身をチェックしたほうがいいな。
ああ気持ち悪い。

投稿:by 未映子 01:00 AM [ペット] | 固定リンク

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/50003/1265328

この記事へのトラックバック一覧です: サボコを救え!:

 


純粋悲性批判